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【コルク抜きの代用法】ワインオープナーがなくても大丈夫!家にあるもので簡単に開けられる

ワインを飲もうとした際に「コルク抜きがない」といった経験をしたことはありませんか?手で引き抜こうとしてもビクともせず、開けるのを諦めた人も多いことでしょう。

コルク抜きは家にある身近なもので代用できます。しかし、正しい開け方をしなければかえってコルクがボロボロになったり、どんどん開けづらくなったりします。

そこで今回は、コルク抜きの代わりになるナイフやフォークなどを使った開け方をいくつか紹介します。すぐに試せるものばかりなので「今、ワインを開けられずに困っている」という人もぜひ参考にしてください。

コルクが抜けない!ワインオープナーがない時の対処法

コルク抜きがなくてワインを開けられないとき、家にあるナイフやハサミ、ネジなどがワインオープナーの代わりになります。キャンプ先にコルク抜きを持っていくのを忘れた場合でも、ナイフを持っていれば安心です。

ただ、いきなりワインオープナーの代用としてナイフなどを使用すると、開け方に失敗する可能性があります。コルクを開ける前に、これから紹介する2点のことを確認してください。

  • 家に缶切りがないか探してみよう
  • コルクは押し込むよりも抜こう

順番に紹介します。

家に缶切りがないか探してみよう

缶切りやアーミーナイフ、栓抜きには、ワインを開けるためのスクリューが付いている場合があります。

コルク抜きがないからといってすぐにワインオープナーを買いに行ったり、もしくは開けられないと諦めたりする前に、スクリュー付きの缶切りやアーミーナイフ、栓抜きが家にないか探してみましょう。もしかしたら、引き出しの奥に眠っているかもしれません。

コルクは押し込むよりも抜こう

コルクがボロボロになって引き出せなくなったため、やむを得ずワインの中に落とすこともあるでしょう。

しかし、コルクのカスがワインの中に混ざると飲みにくくなります。安全性に問題はありませんが、どんな道具を使うにしても、なるべくコルクは引き抜きましょう。コルクを落とすのは最終手段です。

コルク抜きの代用7選!簡単に開ける方法とは

コルク抜きは、ナイフやアイスピックといった家にあるさまざまなもので代用できます。

ただ、これらは本来コルク抜きとして活用されているものではありません。使い方を間違えると、怪我をしたりコルクが余計に抜きづらくなったりするでしょう。失敗しないコツを紹介紹介するので、ぜひ参考にしてください。

  • 【ネジ・釘】ドライバーやペンチも活用して抜く方法
  • 【ハサミ・ナイフ】小さめサイズがベスト
  • 【フォーク】固いコルクに適用
  • 【アイスピック】たこ焼きピックでも可能
  • 【靴・スニーカー・タオル】壁に打ち付ける
  • 【ライター】空気圧を利用しよう

家だけでなく、キャンプ中でも活用できる方法もあります。

【ネジ・釘】ドライバーやペンチも活用して抜く方法

比較的失敗せずにコルクを抜くことができるのが、ネジや釘を使った方法です。細すぎない、長さは約3㎝以上のものが理想です。

まずネジであればドライバー、釘であれば金づちを使ってコルクの中心に差し込みます。奥まで差し込み終わったら、ぐらついていないか確認しましょう。

後は、ペンチを使って引っ張り上げます。ひねりながら抜こうとすると、ネジや釘だけ抜けてしまう可能性があるので、力任せにせずまっすぐ上に引き抜くことがポイントです。ペンチがない場合は、フォークで代用できますよ。

ネジは引っかかり部分があるので、釘よりも使いやすいでしょう。ネジと釘どちらも家にある場合は、ネジを使うことをおすすめします。ネジ山とネジ山の間が広い形状のほうが、コルク抜きに適しています。

【ハサミ・ナイフ】小さめサイズがベスト

大きめサイズのハサミやナイフだと、コルクの奥まで刺さらなかったり、コルクが欠けたりするかもしれません。なるべく小さいサイズのハサミやナイフを用意してください。ハサミの場合は、片刃だけを使います。

ハサミやナイフには、ネジ山のような引っかかる部分がありません。そのため、コルクに対して垂直ではなく少し斜めにして奥まで刺し込んでください。外側に力をかけながら回すと少しずつコルクが出てくるので、半分以上出てきたら手で抜きましょう。

作業を始める際は、近くに人がいないことを確認してください。引き抜く力が強いと、持っているハサミやナイフで周りにいる人に怪我をさせてしまうかもしれません。

思わず刃の部分を握ってしまう危険性もあるので、軍手や手袋を着用して怪我のリスクを抑えてくださいね。

【フォーク】固いコルクに適用

フォークを使ってコルクを抜くことができます。しかし、柔らかいコルクだとフォークが安定しなかったり、フォークを何度も刺すことでコルクがボロボロになったりすることがあります。フォークは固めのコルクに対してのみ使用しましょう。

使い方はハサミやナイフと同じです。コルクに対して少し斜めにフォークを奥まで差し込みます。回しながら少しずつ引き上げるのがポイントです。

同じ場所に刺したままコルクを引き抜こうとすると一ヶ所にかかる負荷が大きくなり、コルクが欠けてしまう可能性があります。2〜3回刺す場所を変えながら引き抜いてください。

また、力を入れすぎるとフォークが折れる可能性があります。なるべくずっしりと重く強度のあるフォークを使うのがベストです。お気に入りのものは、折れる可能性を考慮して使わないほうがいいでしょう。

【アイスピック】たこ焼きピックでも可能

ナイフやハサミと同じように、アイスピックを少し傾けてコルクに刺します。もともとネジ山のような引っかかる部分がアイスピックにはありません。アイスピックだけが抜けてしまわないように、できるだけ奥まで差し込んでください。

コルクが少し出てきたら、力を入れやすいように刺す場所を変えましょう。ただ、何度も刺せばコルクの表面に穴がいくつもでき、どこに刺してもアイスピックが安定しなくなります。なるべく刺す回数は最小限に抑えましょう。

たこ焼きピックでも代用できますが、プラスチック素材のものは折れる可能性があります。金属素材のものを使用してくださいね。

【靴・スニーカー・タオル】壁に打ち付ける

ワインを壁や床に軽い力で数回打ち付けると、その衝撃でだんだんコルクが押し出されていきます。ワインの底の角に力が集中すると割れてしまうので、壁や床に対して垂直に打ち付けてください。

コルクがほぼ出てきたタイミングで壁に打ち付けると、衝撃でコルクが抜け、遠くまで飛んでいく場合があります。コルクが半分程度出てきたら、最後は手で引き抜きましょう。

靴を使用する場合は、なるべく底が分厚いスニーカーを用意してください。まず、ワインと靴をそれぞれ手で持ち、靴の中にワインボトルの底が下になるように入れます。その状態をキープしたまま壁や床に打ち付けます。ヒールのあるパンプスやサンダル、ブーツなどはヒール部分が折れたり底が剝げたりするかもしれないので、スニーカーがおすすめです。

タオルの場合は、ワインの底に厚手のタオルを何重にも巻きつけます。床にタオルを置くやり方もありますが、当てる場所がズレると直接床に当たってワインが割れるかもしれません。輪ゴムや髪ゴムを使ってタオルをワインに固定する方法が無難です。

力を入れすぎると壁や床を傷つけるおそれがあるため、賃貸のお家ではあまりおすすめしません。しかし、キャンプのような屋外でコルク抜きを忘れた場合は、すぐに活用できるので便利ですよ。

【ライター】空気圧を利用しよう

コルクの下あたりをライターで温めると、ワインの中の空気が膨張してコルクが少しずつ浮いてきます。コルクが半分以上出てきたらライターの火を止め、コルクを手で引き抜きましょう。

その際、ライターで熱くなった部分を触らないよう注意してください。また、コルクの下に紙素材のラベルが貼られていれば、紙が燃えたり焦げたりします。必ずラベルを剥がしたり、ラベル部分を避けたりしてライターを使用してくださいね。

コルク抜きの代用を使う際の注意点

この章ではコルク抜きの代用品を使用する際の注意点や、コルクを抜く前に確認しておくべきことなどを紹介します。

先ほど紹介したコルクの抜き方のどれかは、あなたが今お持ちのワインに適さない可能性があります。これから紹介する内容を参考にしたうえで、どの代用品を使うか決めてくださいね。

  • 強引に抜くとワインの開け方を失敗する可能性あり
  • コルクが落ちたらろ過してから飲もう
  • 古い・若いワインでコルクの抜きやすさが変わる
  • ワインオープナーが折れた時の対処法

1つずつ紹介します。

強引に抜くとワインの開け方を失敗する可能性あり

コルク抜きの代わりになる道具のほとんどが「コルクに何かを刺して取り出す」というやり方です。

コルクは固いので強い力で差し込む必要がありますが、その勢いで強引に抜こうとしてはいけません。今回紹介した代用品のほとんどは引っかかる部分がないので、簡単にコルクから抜けてしまいます。ハサミやナイフ、フォークなどはゆっくり回転させながら抜いてください。

ナイフやハサミが人にあたらないように注意し、周りに人がいないことを確認してから引き抜きましょう。

コルクが落ちたらろ過してから飲もう

どうしてもコルクが抜けない場合は、ワインの中に落とす方法を用いるといいでしょう。ナイフやアイスピックなどの鋭利なものや細長いものではなく、フォークやスプーンなどの手持ち部分を使って押し込みましょう。少し力はいりますが、落とせます。

コルクがボロボロになった場合は、コーヒーフィルターや茶こしを使ってろ過すれば、コルクのカスも取り除けるので問題ありません。1日で飲み切れないのであれば、蓋つきのデキャンタなどの容器に移して保存しましょう。この場合も、ろ過してくださいね。

古い・若いワインでコルクの抜きやすさが変わる

長い間熟成させたワインは、コルクがボロボロになったり欠けていたりすることがあります。コルクの状態をきちんと確認してから開けるようにしましょう。

古いコルクの場合は、先端が細い釘やアイスピックではなく、少し安定感のあるナイフやハサミ、ネジなどがおすすめです。

一方、製造日が浅いワインのコルクは、固いのが特徴です。コルクに水分が浸透すると柔らかくなるので、ワインを横に傾けてみてください。すぐに変化がでるわけではありませんが、コルクが抜けやすくなる可能性があります。

ワインオープナーが折れた時の対処法

何十年も使っているワインオープナーであれば、使っている最中に突然折れる場合があります。

スクリュー部分が少しだけ刺さっている状態なら、まずワインオープナーを抜き、ナイフやハサミなどを使ってコルクを取り出しましょう。ワインオープナーの折れた部分を素手で引き抜くのは危険なので、手袋をつけたりペンチを使ったりして安全面に気をつけてください。

スクリュー部分が半分ほど刺さっているのであれば、ペンチで掴んで引き上げればコルクも一緒に抜けます

折れたワインオープナーは接着剤で元に戻したとしても、固いコルクに刺せばまたすぐに折れるでしょう。折れたワインオープナーは処分して、新しいものを購入してくださいね。

コルクが割れたりボロボロになったりした時のワインの保存方法

ワインを開ける際にコルクが欠けたとしても、全てのコルクを抜き取れたのであれば、そのまま保存して問題ありません。

ワインストッパーを使えば、風味を落とさずに保存できます。下記の商品は、ワインを寝かせても液漏れしません。保存日を記録できるので、いつ開けたのか分からなくなる心配もありません。

コルクがワインの中に入った場合は、そのまま保存せず、ワイン用のデキャンタやガラスの容器に移しましょう。
プラスチック容器は光を遮断できず気密性も劣るためおすすめしません。下記の商品は蓋付きで、一般的なワインと同量の720ml入りますよ。

ガラス瓶 ワインボトル 720ml

もしも家にワインストッパーがなければ、応急処置としてラップをしましょう。とにかく空気に触れさせないことが一番です。

まとめ:コルク抜きの代用は家にあるものを使えば簡単に開けられる

家にある身近なもので代用できるため、コルク抜きが家になくても安心してください。今回紹介したコルク抜きの代わりになるナイフやハサミなどは、先が尖っているので扱い方に注意が必要です。自分の手はもちろんのこと、周りの人の安全性も配慮した上でコルクを開けましょう。

キャンプのようなお出かけをしたときでも活用できるので、もしもに備えて今回紹介した方法をぜひ覚えてください。

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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