人気のパスタレシピ7選!アレンジ方法やパスタの基礎知識も紹介

保存も調理も簡単なパスタは、ランチやディナーのメインにぴったりです。トマト・クリーム・和風など、さまざまな味を楽しめます。旬の食材でソースを手作りしてもよいでしょう。人気のパスタレシピ7選や、生パスタと乾燥パスタの違いについて紹介します。

人気のパスタレシピ7選を紹介

メイン料理としてすぐに食べられるパスタは、調理の手軽さソースによってさまざまな味を楽しめるのが魅力です。

とはいえ、市販のソースが続くと味に飽きてしまうことがあります。気分を変えたいときは、旬の食材を使ってソースを手作りしてみましょう。自宅で簡単にできる、人気のパスタレシピ7選を紹介します。

​​大葉のペペロンチーノ

2022/8/12のテレビ朝日系【DAIGOも台所~きょうの献立何にする?~】で放送された、『大葉のペペロンチーノ』について紹介します。

シンプルな材料ながら、食材の風味をしっかりと感じられる一品です。

材料(1人分)

  • 大葉のペペロンチーノ用
  • 大葉(青じそ) 10枚
  • スパゲッティ(7分ゆで) 100g
  • おろしにんにく 小さじ1/4(チューブの場合2cm)
  • 赤唐辛子(輪切り) 適量
  • 水 250mL
  • オリーブ油 小さじ3

キャベツと大豆のチーズスープ(2人分)用

  • キャベツ 1枚
  • ベーコン 1/2枚(9g)
  • 大豆の水煮 50g
  • 水 400mL
  • ピザ用チーズ 20g

調味料(1人分)

大葉のペペロンチーノ用

  • 顆粒コンソメスープの素 小さじ1
  • 塩 少量
  • しょうゆ 小さじ1/2
  • 黒こしょう(粗びき) 適量

キャベツと大豆のチーズスープ(2人分)用

  • 白だし 大さじ2 1/2
  • 塩 適量

<作り方>

(1)大葉のペペロンチーノのスパゲッティを半分に折って耐熱容器に入れ、コンソメスープの素・塩・おろしにんにく・赤唐辛子の輪切り・水・オリーブ油小さじ2を入れ、ラップをせずに600Wの電子レンジで袋の表示+3分加熱する

(2)青じそはせん切りにする

(3)キャベツと大豆のチーズスープを作る。小さめの鍋にキャベツとベーコンを1cm幅に切って入れ、大豆の水煮・水・白だしを加え、蓋をして中火で5分煮る

(4)3の火を止めてチーズを加えて蓋をし、塩で味を調え、器に盛る

(5)1に残りのオリーブ油・しょうゆ・青じそを加えて和え、器に盛って黒こしょうをふる

【ポイント!】

少ない食材で仕上げる『ペペロンチーノ』は、シンプルながら奥が深い料理です。塩味が強すぎたり、水っぽくなってしまったりと、失敗しやすいメニューでもあります。失敗を防ぐには、手順1・5でパスタと具材をよく絡めておくことです。

なお、今回のレシピは、電子レンジでパスタを加熱しながら味付けします。ゆでたパスタを絡めるよりも味がつきやすいので、料理初心者におすすめの方法です。

できあがりはこちら!

にんにくと赤唐辛子をきかせた、シンプルな味付けを楽しむ一皿です。大葉とにんにくの香りが食欲を刺激し、疲れたときや夏バテをしたときでもぱくぱくと食べられます。

付け合わせのチーズスープは、あっさり仕上げたペペロンチーノと相性抜群です。食べ盛りの子どもでも満足できるよう、食べごたえのある『大豆の水煮』を加えています。

白菜とえびのスパゲッティ

2022/12/12のテレビ朝日系【DAIGOも台所~きょうの献立何にする?~】で放送された、『白菜とえびのスパゲッティ』について紹介します。

えびから出た『うまみたっぷりのエキス』がたまらない、寒い日に食べたくなる一品です。

材料(2人分)

  • 白菜 150g
  • 有頭えび 4尾(100g)
  • スパゲッティ 160g
  • にんにく(みじん切り) 小さじ1/2
  • バター 10g
  • パルメザンチーズ(粉) 大さじ1
  • バージンオリーブ油 適量

調味料(2人分)

  • ブイヨン 100mL
  • 塩 適量
  • こしょう 適量

<作り方>

(1)白菜は葉と軸に分け、軸は繊維に逆らって1cm幅に切り、葉は半分に切って2cm幅に切る

(2)有頭えびの頭を取って殻をむき、背わたを取り、身と頭は厚みを半分に切る

(3)熱湯に約1%の塩を入れ、スパゲッティをゆでる

(4)フライパンにバージンオリーブ油大さじ1・にんにくのみじん切り・えびの頭を入れて中火で炒める。香りが出たら白菜・塩小さじ1/3・こしょうを加えて炒め、ブイヨンを加えて煮立て、蓋をして4分火を通す

(5)4からえびの頭を取り除き、バター・えびの身を加えて火を通し、スパゲッティを加えて和え、火を止めてバージンオリーブ油・パルメザンチーズを加えて絡め、器に盛る

【ポイント!】

えびのうまみを最大限に活かすため、だしをとれる有頭えびを使用しています。シーフードミックスだけで作ったときとは一味違う、濃厚なうまみが特徴です。

有頭えびは、背わたが付いた状態で売られていることが多い食材です。魚介特有の臭みが出ないよう、調理前には必ず以下のような手順で下処理を行います。

まず、頭が付いた状態のえびを持ち、背中が丸まるように曲げておきます。つぎに、頭の付け根から親指1本分ほどの間隔をあけた場所に、横からつまようじを差し込みましょう。

つまようじを上に引き上げると背わたが出てきます。さいごに、つまようじの先端と親指で、背わたを押さえながら引き抜けば成功です。殻はえびの腹と身の隙間に指を入れ、頭から尾に向かってむけば簡単に外れます。

できあがりはこちら!

えびのうまみがギュッと詰まった、えび尽くしの一皿です。まるでレストランで出てくるパスタような、ぜいたくな味わいを楽しめます。

海の幸のクリームパスタ

2022/10/4のテレビ朝日系【DAIGOも台所~きょうの献立何にする?~】で放送された、『海の幸のクリームパスタ』について紹介します。

シーフードミックスをたっぷり使った、ボリューム満点の一品です。

材料(2人分)

  • スパゲッティ 160g
  • シーフードミックス(冷凍) 100g
  • ほうれん草 80g
  • 玉ねぎ(薄切り) 40g
  • バージンオリーブ油 大さじ1
  • 白ワイン 40mL
  • 生クリーム 100mL
  • パルメザンチーズ(粉) 大さじ2
  • バター 10g

調味料(2人分)

  • カレー粉 小さじ1/4
  • ブイヨン 50mL
  • 塩 適量
  • こしょう 適量

塩水用

  • 水 200mL
  • 塩 小さじ1

<作り方>

(1)シーフードミックスは塩水の水に塩を溶かしたところに入れ、30分おいて解凍し、水気をきって、余分な水分を拭きとる

(2)ほうれん草は根を切って、しっかり洗い、茎は5cm長さに切り、葉は2cm幅に切る

(3)熱湯に約1%の塩を加え、スパゲッティをゆでる

(4)フライパンにバージンオリーブ油大さじ1を強火で熱し、シーフードミックスを入れ、こしょうをしてサッと炒め、玉ねぎの薄切りを加えて中火でしんなりするまで炒める

(5)ほうれん草の茎・カレー粉を入れて中火でサッと炒め、香りが出たら白ワインを加えてアルコール分をとばし、ブイヨンを入れて煮立て、生クリーム・塩小さじ1/3を加え、ひと煮立ちさせる

(6)5にバター・ほうれん草の葉・スパゲッティを加えて和え、パルメザンチーズを少量残して加え、器に盛って残りのパルメザンチーズをふる

【ポイント!】

冷凍のシーフードミックスは便利な反面、加熱すると縮んだり、臭みが出たりすることがあります。おいしく食べるには、手順1の『塩水』を使った解凍方法がおすすめです。

食べたときに臭みを感じるのは、シーフードミックスから出た水分が原因です。塩水につけると水分の流出を防げるため、臭みを抑えられます。

水分量を保つことで縮みにくくなり、ぷりぷりとした食感も楽しめます。解凍の目安は『指でつまんだときに中心部分が固くない状態』です。

夏場であれば常温で30分、冬場は1時間ほどで解凍できます。解凍後に残った水分も臭みの原因になるので、しっかり拭きとってから調理しましょう。

できあがりはこちら!

シーフードがごろごろ入った、見た目も豪華な一皿です。白ワイン・カレー粉・ブイヨン・パルメザンチーズなど、スーパーで買える食材を加えるだけで本格的なパスタを楽しめます。

ナポリタン

2022/7/20のテレビ朝日系【DAIGOも台所~きょうの献立何にする?~】で放送された、『ナポリタン』について紹介します。

ケチャップのきいた甘辛いソースがたまらない、子どもから大人まで大喜びの一品です。

材料(2人分)

  • スパゲッティ 160g
  • ソーセージ 3本
  • ピーマン 2個
  • 玉ねぎ 60g
  • バター 20g
  • パルメザンチーズ(粉) 適量

ソース用

  • 牛乳 大さじ1

調味料(2人分)

  • 塩 適量
  • こしょう 適量

ソース用

  • トマトケチャップ 100g
  • ウスターソース 小さじ1/2
  • タバスコ 適量

<作り方>

(1)ソーセージは斜め3mm幅に切り、ピーマンは横に5mm幅に切り、玉ねぎは縦に薄切りにする

(2)熱湯に約1%の塩を加えてスパゲッティをゆでる

(3)ソースのトマトケチャップ・牛乳・ウスターソース・タバスコを混ぜ合わせる

(4)フライパンにバターを熱し、玉ねぎを中火で透明感が出るまで炒め、ソーセージとピーマンを加えて炒め、塩・こしょうをし、3を加えてひと煮立ちさせる

(5)スパゲッティを加えて和え、塩・こしょうで味を調え、器に盛り、パルメザンチーズを添える

【ポイント!】

ソースとパスタが絡むように、手順5では手早くなじませます。ケチャップの風味が広がるよう、フライパンの上でしばらく炒めてから盛り付けましょう。

パルメザンチーズは別添えにしているため、食べながら味の変化を楽しめます。

できあがりはこちら!

タバスコでほんのり辛味を足した、子どもウケ抜群の一皿です。

ナポリタンは、生のトマトが高級品として扱われていた時代に誕生しました。庶民向けの味付けとして生のトマトの代わりに選ばれたのが、ケチャップです。日本発祥のナポリタンは、本格イタリアンが普及した今でも人気があります。

難しいソース作りが必要ないので、練習すれば子どもでも調理できます。休日や長期休みのランチにぴったりのレシピです。

ナスといわしのパスタ

2022/6/6のテレビ朝日系【DAIGOも台所~きょうの献立何にする?~】で放送された、『ナスといわしのパスタ』について紹介します。

和食で食べる機会の多い『いわし』をパスタでアレンジした、栄養満点の一品です。

材料(2人分)

  • いわし 6尾(120g)
  • ナス1本
  • 赤唐辛子 1本
  • にんにく 1/2片
  • スパゲッティ 160g
  • アンチョビー 1枚
  • イタリアンパセリ(みじん切り) 大さじ1
  • バージンオリーブ油 適量

調味料(2人分)

  • トマトソース 200mL
  • 塩 適量
  • こしょう 適量

<作り方>

(1)いわしはうろこをこそいで、頭と内臓を切って取り、血合いを水で洗い、手開きにして骨を取り除き、尾と背びれを切り取り軽く塩をして5分おく

(2)フライパンにオリーブ油大さじ1を熱し、ナスを1cm幅に切り、中火で焼いて取り出す

(3)赤唐辛子は種を取り除き、にんにくは芽を取ってつぶす

(4)いわしの水分をふき取り、こしょうをし、フライパンにオリーブ油大さじ1を熱して、いわしを皮目から入れ、中火で両面焼いて取り出す

(5)熱湯に約1%の塩を加え、スパゲッティをゆでる

(6)フライパンにオリーブ油大さじ1・にんにく・赤唐辛子を入れて弱火にかけ、色づいてきたらアンチョビーを加えてほぐすように炒め、ナス・トマトソースを加えてひと煮立ちさせ、いわしを加えて、塩で味を調え、イタリアンパセリのみじん切りを少量残し加える

(7)6にスパゲッティを加えて和え、器に盛り、残りのイタリアンパセリとオリーブ油をふる

【ポイント!】

いわしは生臭くなりやすいため、手順1でしっかりと下処理を済ませておきましょう。先にうろこを落とし、食感が悪くなるのを防ぎます。うろこを落とす際は、いわしの身に包丁の刃を当てます。コツは、尻尾から頭に向かって刃を滑らせることです。

つぎに、内臓の処理をします。内臓は、頭の付け根から身の中央まで切り落とすと処理が簡単です。内臓や血合いは臭みの原因になるので、流水でしっかりと流しておきます。

さいごに、いわしの骨と身の部分をはがしていきます。レシピで紹介した『中開き』とは、いわしの身に指を差し込み、中骨に沿って身をはがす方法です。いわしのような、身がやわらかい魚に適しています。

手順6で加えるアンチョビーは、いわしを塩漬けにしたものです。塩気が強いため、入れすぎには注意が必要です。

できあがりはこちら!

いわしのうまみがギュッと凝縮された、食べごたえのある一皿です。ソースをたっぷり吸ったナスがたまりません。

丁寧に下処理をすれば、いわしの臭みも気にならず、おいしく食べられます。いわし好きにうってつけのレシピです。

鰆とクレソンのスパゲッティ

2022/11/21のテレビ朝日系【DAIGOも台所~きょうの献立何にする?~】で放送された、『鰆とクレソンのスパゲッティ』について紹介します。

ピリッと辛いクレソンがクセになる、さっぱりとした後味が魅力の一品です。

材料(2人分)

  • クレソン 40g
  • 鰆(さわら) 150g
  • スパゲッティ 160g
  • バージンオリーブ油 大さじ2
  • にんにく(みじん切り) 小さじ1/3
  • パスタのゆで汁 大さじ3

調味料(2人分)

  • 塩 小さじ1/3
  • 柚子こしょう 小さじ1

手順3用

  • 塩 適量

<作り方>

(1)クレソンは4cm長さに切り、鰆は2cm角に切り、塩をふって3~4分おく

(2)フライパンにバージンオリーブ油・にんにくのみじん切りを入れて弱火にかけて香りを移す

(3)熱湯に約1%の塩を入れ、スパゲッティをゆでる

(4)にんにくが薄いきつね色になったら、鰆の水分を取って中火で焼く

(5)柚子こしょうにパスタのゆで汁を加えて混ぜる

(6)鰆の表面が白っぽくなったら5とスパゲッティを加えて絡め、火を止めてクレソンを加えて和え器に盛る

【ポイント!】

鰆はにんにくで風味付けをすると、おいしく仕上がります。手順2でじっくりとにんにくを炒めておき、オリーブ油に香りを移しておきましょう。

手順5で使用する柚子こしょうは少量なので、そのまま加えると味にムラが出てしまいます。加える前にゆで汁で溶かしておけば、風味が全体に広がります。

できあがりはこちら!

旬の鰆がごろごろ入った、食べごたえのある一皿です。クレソンをたっぷり使うことで、さわやかな後味も楽しめます。

『春の訪れを知らせる魚』として親しまれている鰆ですが、場所によっては冬が旬の地域もあります。鰆は、日本各地で捕獲できる回遊魚です。

季節と地域によって捕獲量が異なるため、旬が2回あるのです。なお、関西では春が旬で、関東では冬が旬とされています。

鰆はあっさりとしているので、クレソンとの相性がよい食材です。クレソンはハーブの1種で、別名『オランダミズガラシ』とも呼ばれています。

ステーキをはじめとした肉料理や、魚料理の付け合わせとして出されることがあります。さわやかな香りと、ほどよい辛味が特徴です。

春キャベツのツナパスタ

2022/4/21のテレビ朝日系【DAIGOも台所~きょうの献立何にする?~】で放送された、『春キャベツのツナパスタ』について紹介します。

旬の春キャベツをたっぷり使った、季節の移り変わりを感じられる一品です。

材料(2人分)

  • ツナ缶 60g
  • 春キャベツ 60g
  • スパゲッティ 160g
  • 赤唐辛子 1本
  • にんにく 1/2片
  • バージンオリーブ油 大さじ2
  • 白ワイン 大さじ2
  • トマトの水煮(カットタイプ) 100g
  • パセリ(みじん切り) 小さじ1

調味料(2人分)

  • 塩 適量

<作り方>

(1)ツナ缶は油をきり、キャベツは3cm角に切る。にんにくは芽を取って木べらでつぶし、赤唐辛子は種をとる

(2)熱湯に湯の量の約1%の塩を入れてスパゲッティをゆでる。(今回は3.5Lの湯に35gの塩)

(3)フライパンに赤唐辛子・にんにく・バージンオリーブ油大さじ1を入れて弱火にかけ、泡が出て、にんにくが薄く色づいたら取り出す

(4)ツナを加えて中火で炒め、キャベツと塩ひとつまみを加えてしんなりするまで炒める。白ワインを加えて半量になるまで煮つめ、トマトの水煮を加えて中火で1分煮る

(5)ゆで上がったスパゲッティとパセリのみじん切りを加え、バージンオリーブ油大さじ1・パスタのゆで汁(大さじ2杯くらい)を加えて和える。味をみて塩で調え、器に盛る

【ポイント!】

にんにくは焦げやすいため、焼き色が付いたら早めにフライパンから取り出します。弱火でじっくり炒めると、オリーブ油に香りが移ってソースがおいしくなります。

手順4で白ワインを煮つめるとアルコールがとぶので、子どもが食べても安心です。調理酒よりも香りが芳醇なので、本格的な味わいを楽しめます。

辛いものが苦手な人は、赤唐辛子の代わりに黒こしょうをかけてもよいでしょう。仕上げにかけると、ほどよいスパイシーさで味が引き締まります。

できあがりはこちら!

ボリューム満点なのにあっさりと食べられる、ランチにぴったりの一皿です。主役の春キャベツは、3〜5月頃までが旬の野菜です。

パスタのほか、サラダにも向いています。冬キャベツよりも全体的にみずみずしく、葉のやわらかさが特徴です。

口へ運ぶたびにツナとにんにくの風味が広がります。春キャベツで食べごたえが増すため、食べ盛りの子どもにぴったりです。

パスタのゆで方と保存方法を紹介

(出典) unsplash.com

パスタには『生パスタ』と『乾燥パスタ』の2種類があり、それぞれ正しいゆで方や保存方法があります。

特に生パスタは日持ちが短いので、風味を損なわないうちに早めに食べるようにしましょう。ゆで方や保存方法など、パスタをおいしく食べるための基礎知識について解説します。

生パスタと乾燥パスタのゆで方

パスタは『塩を加えたたっぷりのお湯』でゆでるイメージがありますが、実際にどれくらいの湯量が必要か知っていますか?麺同士が重ならないようにするには、1人前あたり1L以上のお湯が必要です。

特に、もちもちとした食感が特徴の生パスタは、ゆでるとくっつきやすい状態になります。生パスタをまとめてゆでる場合は、多くても一度に2〜3人前の量が限度です。なお、1人前の量は乾燥パスタが80〜100g、生パスタは130〜150g前後が目安です。

麺の太さによってゆで時間が変わるので、パッケージを確認しましょう。塩を加えるとお湯の沸点が上がり、コシのあるもちもちの麺に仕上がります。水1Lあたり5g程度の塩が適量とされています。

生パスタの保存方法

生パスタは日持ちが短く、常温よりも冷蔵か冷凍保存が適しています。

冷蔵で保存する場合は10日前後が目安です。なお、同じ冷蔵庫でも保存場所はチルド室が適しています。一方、冷凍の場合は3カ月程度の保存が可能です。

空気に触れるとパスタの鮮度が落ちてしまうので、ラップや密閉できる容器に入れるのが適しています。また、保存している間にパスタの水分が抜けると、味が劣化してしまいます。冷凍庫で保存する際は、麺が冷気にさらされないように注意しましょう。

乾燥パスタに比べると保存しにくいように思えますが、食べたときのもちもち感は生パスタでしか味わえない食感です。

乾燥パスタの保存方法

乾燥パスタは、生パスタの日持ちしない欠点を解決する食材です。生パスタに比べて日持ちが長く、直射日光を避ければ2~3年程度保存できます。

生パスタに比べると保存しやすいですが、高温多湿に弱いのが特徴です。湿気が多いシンクの下よりも、食器棚の引き出し・戸棚・食品庫などが保存場所に向いています。

食品の匂いや水分が付着する可能性があるので、冷蔵庫・冷凍庫での保存は避けましょう。開封後はジッパーつきのビニール袋や、密閉できる容器に入れて保管する方法がおすすめです。

パスタをまとめ買いするのであれば、乾燥パスタが適しています。

人気のパスタレシピで旬の食材もおいしく

(出典) unsplash.com

パスタは味のバリエーションが豊富で、ゆでた麺とソースがあればいつでも楽しめます。市販のパスタソースに飽きたときは、旬の野菜や魚を使って調理するアレンジレシピがおすすめです。

パスタには乾燥パスタと生パスタの2種類があるので、『日持ちのよさ』か『食感のよさ』で選ぶとよいでしょう。コシのある麺にゆでるには、水1Lあたり5g程度の塩も必要です。塩を加えるとお湯の沸点が高くなり、もちもちした麺になります。

人気のパスタレシピで、旬の食材をおいしく楽しみましょう。

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

Ranking ランキング

Feature特集

暮らしがもっと楽しくなる 間取りづくりのコツ
DAIGOも箸休め
Onnela公式インフルエンサー
あの人が見つけるHDCの愉しみ方
今すぐできる 電気代の節約術
身も心も軽やかに♪ あなたの運動不足を解消します