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一手間かければこぼれない!吹きこぼれやポタポタを防ぐ小ワザを紹介

鍋や炭酸飲料の吹きこぼれ、カレーのポタポタ…一工夫すればこぼれない!

鍋や炭酸飲料の吹きこぼれ、カレーをお玉からすくったときのポタポタ。「この忙しい時に!」とついイライラしてしまいますよね。

そんな「こぼれる」トラブルを一掃するライフハックを集めました。ほんの一工夫でこぼれなくなるので、ぜひ試してみてください。

鍋の吹きこぼれを防ぐ

パスタやそうめんをゆでるとき、ちょっと目を離すと起きてしまうのが吹きこぼれです。後片付けも面倒ですし、火が消えてしまう…なんてトラブルも起きかねません。

そんなときは、鍋の中心に耐熱性のスプーンを置いてみてください。これはスプーンに限らず、フォークや小皿など、ある程度の大きさがあって耐熱性があるものならなんでも構いません。

鍋が吹きこぼれる原因は、コンロの熱がお鍋のお湯に伝わって起こる「対流」にあります。鍋を加熱すると、火に近い鍋底中央部分のお湯がまず熱くなります。熱くなった水は水面近くまで上昇し、鍋の縁に向かって放射状に広がります。温度が高くなり、対流が激しくなると、鍋の縁からお湯があふれる「吹きこぼれ」につながります。

さらに、パスタなどをゆでている場合は、パスタの表面からでんぷんが流れ出します。このでんぷんが沸騰の際に出る泡を壊れにくくするため、さらに吹きこぼれが起きやすくなります。

この「対流」を邪魔するのが、このライフハックです。スプーンを入れることで、対流が邪魔されて動きが不規則になり、吹きこぼれにくくなるというわけです。

炭酸飲料の吹きこぼれを防ぐ

氷を入れたグラスに炭酸飲料をそそぐと、高確率で吹きこぼれてしまいます。

そんなときは氷に一工夫してみてください。

炭酸飲料を入れる直前に、氷をさっと水洗いして表面の霜を落としてみましょう。

同じように入れても、炭酸飲料が吹きこぼれなくなります!

炭酸飲料は、少しの刺激で気化するように作られています。氷の表面に細かい霜があると、霜が溶けるのが刺激になって一気に気化し、吹きこぼれてしまいます。

氷を洗って霜を取り、表面を滑らかにしておくと、吹きこぼれにくくなります。氷自体も溶けにくくなり、水っぽさがなくなって美味しくなるので、ぜひ試してみてください。

缶やペットボトルの吹きこぼれは、こう防ぐ!

缶やペットボトルに入った炭酸飲料をうっかり落下させてしまったとき、心配なのが吹きこぼれです。

そんな時は、まず缶やペットボトルを冷蔵庫に入れ、しばらく冷やして放置してみてください。二酸化炭素は高温になるほど気化しやすくなるため、冷たくしてしばらく静置することで吹きこぼれにくくなります。

すぐに飲みたい時は、缶やペットボトルを口を上にして立て、何度か「デコピン」をしてみてください。気化しかかっている炭酸に刺激を与えて、缶やペットボトルの上部に集めておくことで、吹きこぼれにくくなります。開ける時は二酸化炭素をゆっくり逃すつもりで、蓋にじわじわと力を加えるようにしましょう。

カレーがお玉から垂れるのを防ぐ

カレーをお皿に盛り付けようとすると、毎回お玉の底からポタポタ…。これもひと工夫で防ぐことができます。

カレーをお玉ですくったら、お玉の底を水面にちょんと1〜2回くっつけてみてください。表面張力がはたらき、垂れなくなります。

ほんの一手間でこの違い。特にキャンプなどで大量のカレーを盛り付ける際などに、「Aさんが入れたらなんで垂れないの?!」と驚かれてしまうかも。

カレーだけでなく、ティーバッグにも応用できるワザです。

科学の力で吹きこぼれやポタポタを防ごう

お湯の吹きこぼれは対流、炭酸飲料の吹きこぼれは二酸化炭素の性質、お玉からカレーが垂れるのは表面張力を利用することで、こぼれるのを防ぐことができます。自由研究にも使えるかも?!

難しいことを抜きにしても、覚えておくと便利なテクニックばかりです。ちょっとした工夫でトラブルを防ぐことができるので、ぜひ試してみてください。

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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