歯の健診などがきっかけで、こまめな歯磨きを決意した人は多いのではないでしょうか?職場・旅行先などに持ち運びに便利な歯ブラシケースは、選び方が重要です。歯ブラシケースの選び方・持ち運ぶ際の注意点と併せて、おすすめ商品を幅広く紹介します。
目次
歯ブラシケースを選ぶポイント
歯ブラシケースといっても、デザイン・使われている素材には様々な種類があります。長く使える歯ブラシケースを見つけるためには、ポイントを押さえた選び方が重要です。
使う場面に合ったデザイン・サイズ
デザインが好みの歯ブラシケースなら、持ち運ぶ際の気分も上がるでしょう。ただし、歯ブラシケースを長く使うためには、持ち運ぶ目的も考慮することが大切です。
やわらかいナイロン素材でつくられたケースは、軽量かつコンパクトなので短期間の旅行や出張などに適しています。一方で、頑丈な素材でつくられた歯ブラシケースは毛先が潰れにくく、会社や学校へ日常的に持ち歩くのにも役立ちます。
子ども用・アウトドア用なら、手をぬらさずに口をゆすげるコップつきがぴったりです。
通気性
メッシュ・タオルといった通気性のよい素材を使った歯ブラシケースは、乾かす時間を短縮できるのがメリットです。とくに職場や学校の洗面所で歯磨きをする場合、混雑を考えて短時間でブラッシングを終える人は少なくありません。
しかし、歯ブラシを十分に乾燥させないまま収納すると、残った水分でケースがぬれてしまう恐れがあります。歯ブラシを収納した状態でも水分を飛ばせる通気性のよさは、重要なチェックポイントです。
防臭・防水などの機能
外出先で歯を磨いた後、毛先をしっかりと乾かすにはある程度の手間がかかります。歯ブラシをぬれたまま放置すると、生乾きのような臭いを発生させるため注意が必要です。
歯ブラシケースに防臭・防水機能があると、愛用のバッグがぬれたり、不快な臭いが染みついたりするリスクを軽減できます。
水分を吸収しやすいタオル地の歯ブラシケースは、湿気が原因で発生する不快な臭いを軽減するのに効果的です。一方で、ナイロン素材は水をはじき、大切な荷物がぬれるのを防ぎます。
ポーチ型の歯ブラシケース
(出典) pexels.com
軽くて持ち運びやすい歯ブラシケースなら、ポーチ型がおすすめです。衛生面にも配慮した、ポーチ型の歯ブラシケースを二つ紹介します。
2nul「Toothbrush Pouch」
ファスナー式の歯ブラシケースは、中身をこぼさずに持ち運びやすいのが特徴です。水をはじくナイロン素材で、背面は穴のあるメッシュになっているため、ファスナー式ながら通気性にも配慮されています。左部分についたループは、バッグから取り出す際に便利です。
中央に歯ブラシと歯磨き粉の刺しゅうが入ったケースは、シンプルながらもおしゃれなデザインです。白・黒・ピンクの3種類があるので、親子や夫婦でおそろいにするのもよいでしょう。
2nul「Toothbrush Pouch」
Ciメディカル「携帯用 メッシュ歯ブラシポーチ ホワイト」
約8.5×21cmの歯ブラシポーチには、通気性のあるメッシュ素材が使われています。ファスナー部分と横にあるループには上品なベージュが使われており、ツートンカラーのデザインがおしゃれです。
コンパクトながらもほどよい収納力があり、替えの歯ブラシや拭き取りに便利なポケットティッシュも入ります。
シンプルなホワイトのほかにピンク・ブルーが展開されており、好みに合わせて選べます。マチがついておらず、バッグの中でかさばりにくいのもポイントです。
Ciメディカル「携帯用 メッシュ歯ブラシポーチ ホワイト」
プラスチック・シリコーン製の歯ブラシケース
(出典) pexels.com
丈夫さを重視する人は、プラスチック・シリコーン製の歯ブラシケースを選んでみてはいかがでしょうか?デザインと機能性に力を入れた歯ブラシケースを、幅広く紹介します。
GreenGee「歯ブラシケース 携帯用 グリーン」
約22×7.2cmの筒型タイプで、旅行や出張はもちろん、職場への持ち運びにも使える歯ブラシケースです。
500mLのペットボトルほどの大きさで、電動歯ブラシや歯磨き粉もすっぽりと入る収納力です。ループ状のストラップがついており、デスクから洗面所までの持ち運びに便利です。
高級感のあるシンプルな歯ブラシケースは、緑・白・青の3種類があります。洗面所に立てて置いておけるうえに、ふた部分は口をゆすぐコップとしても使えます。
GreenGee「歯ブラシケース 携帯用 グリーン」
OUNONA「歯ブラシケース 携帯用 ブルー」
上品な水色の歯ブラシケースは、丸みを帯びた三角型のデザインが特徴です。一般的なメガネケースよりも一回りほど大きいサイズ感で、替えの歯ブラシや歯磨き粉がすっきりと収まります。
コンパクトで場所を取らない商品は、職場への持ち運びから出張や旅行まで、使うシーンを選びません。丈夫なプラスチック素材でつくられており、水洗いが可能です。さらに、ふた部分はコップ替わりになるので、アウトドアの際にも役立ちます。
OUNONA「歯ブラシケース 携帯用 ブルー」
SANPINTECH「歯ブラシ除菌ケース USB充電式」
衛生面を重視している人は、除菌機能つきの歯ブラシケースを選んでみてはいかがでしょうか?1本の歯ブラシがきれいに収まるケースで、充電用のUSBコードが付属しています。カラーは水色・ホワイトの2種類が展開されています。
紫外線・光触媒による除菌機能が搭載されており、洗った歯ブラシを入れてふたを閉めると消毒が始まります。1回充電するだけで約1カ月間使えるので、できるだけ手入れの時間を短縮したい人におすすめです。
SANPINTECH「歯ブラシ除菌ケース USB充電式」
タオル地の歯ブラシケース
(出典) unsplash.com
タオル素材でつくられた歯ブラシケースは吸水性がよく、衛生的に使えるのが特徴です。手入れのしやすさと見た目にこだわったタオル地の歯ブラシケースを、まとめて紹介します。
ハートウエル「今治ドライ 歯ブラシケース カーキ」
コットンにポリエステルを加えたタオル地でつくられており、吸水性と速乾性を兼ね備えています。歯ブラシはもちろん、歯磨き粉やマウスウォッシュといった小物類も入るポケットが特徴です。
カーキのほかにピンク・マスタード・ブルー・グレーがあり、好みのものを選べます。広げた状態でも小さなハンカチほどのサイズ感で、カバンの中でそれほどスペースを取りません。
中身を入れてひもで結ぶだけと、使いやすい点も魅力の一つです。汚れや臭いが気になったときは丸洗いでき、衛生的に使えます。
ハートウエル「今治ドライ 歯ブラシケース カーキ」
レオレオニ「歯 ブラシポーチ フレデリック 総柄(サックス)」
かわいらしいイラストが特徴的な歯ブラシケースです。エメラルドグリーンのようなサックスとシンプルなネイビーの2種類があり、表面に描かれたねずみの総柄がポイントです。
約22×33cmとA4ほどの大きさで、ポケット部分には歯ブラシや歯磨き粉などを収納できます。内側のタオル地が歯ブラシに残った水分を吸い取ってくれるため、乾燥させる手間がかかりません。
中身を入れてひもで巻くだけの歯ブラシケースは、職場・学校への持ち運びにぴったりです。かさばりにくく、荷物を減らしたい旅行やアウトドアシーンでも活躍するでしょう。
レオレオニ「歯 ブラシポーチ フレデリック 総柄(サックス)」
家族用におすすめな複数セットの歯ブラシケース
(出典) pexels.com
2個以上のセット商品を購入し、家族でおそろいにする方法もあります。色違いがセットになった歯ブラシケースは、まとめ買いにも便利です。
アストロ「携帯用 ポータブルケース パステルカラー 2個セット」
使い勝手のよいポータブルケースも、歯ブラシ入れに向いています。約19×6cmとコンパクトなうえに、丸みのあるフォルムで手に馴染みやすいのもポイントです。
ピンク・水色のセットはパステルカラーのやさしい色合いなので、カップルや夫婦で使うのに向いています。シンプルな色が好みな人には、グレー・ホワイトのセットもおすすめです。
自立式のケースなので洗面所に置いて利用できるほか、ふた部分はコップ替わりにもなります。歯ブラシと歯磨き粉がきれいに収まるケースは、マイボトルのようにバッグに入れて持ち歩けます。
アストロ「携帯用 ポータブルケース パステルカラー 2個セット」
バイロン「3個 歯ブラシ ケース」
高さ約19cmの歯ブラシケースが3個セットになった商品です。白・ネイビー・ピンクとカラーが違うため、家族でおそろいにするとよいでしょう。
カップには仕切りがあり、歯ブラシや歯磨き粉をぴったり収められます。自立式で洗面所などにも安定させられ、三つのパーツに分解して洗えるのも特徴です。ふた部分はコップとしても使用でき、快適な歯磨きタイムをサポートします。
バイロン「3個 歯ブラシ ケース」
ALLMIRA「歯ブラシケース 2個セット」
1本の歯ブラシがぴったりと入れられるケースには、ふた部分にループ状の持ち手がついています。密閉性のあるデザインで、持ち手をつまんでも落下しにくのもポイントです。
横幅が約2cmとスリムで、なめらかな手触りの素材でつくられています。もちろん水にも強く、汚れても丸洗いできるので衛生的に使うことが可能です。そのままバッグに入れて持ち運ぶほか、化粧ポーチに入れるのもよいでしょう。
ALLMIRA「歯ブラシケース 2個セット」
歯ブラシ・歯磨き粉つきのケース
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長期間の旅行・出張に持ち運ぶなら、歯ブラシと歯磨き粉がついたセットタイプがおすすめです。デザインと使いやすさを兼ね備えたセットタイプの歯ブラシケースを、二つ紹介します。
クリニカ アドバンテージ「MIGACOT ハミガキ・ハブラシセット」
働く人の声から生まれた便利な機能が備わっている、オフィス用の歯ブラシセットです。歯ブラシが1本と、30gの小さな歯磨き粉がセットになっています。おむすび型のキャップは、口をゆすぐためのコップとしても使用可能です。
ケースが自立するスマートな歯磨きケースは、限られた洗面スペースでもそれほど場所を取りません。グリーン・ピンク・ブラックの3種類があり、いずれもキャップ部分には汚れを目立たせないダークカラーが使われています。
キャップには、乾燥に役立つ通気穴が設けられているのもポイントです。シンプルながらおしゃれなデザインなので、デスクの上に置いても生活感が出ないでしょう。
クリニカ アドバンテージ「MIGACOT ハミガキ・ハブラシセット」
貝印「携帯用コップ付き ハブラシセット」
ピンクの歯ブラシと携帯用の歯磨き粉に、シリコン製のコップがついたセットです。折りたたみ式のコップは場所を取らないので、旅行・出張はもちろん職場での歯磨きにも使えます。
洗面スペースに安定して置けるため、歯ブラシを乾燥させる際にも役立ちます。歯ブラシにキャップがついており、衛生的に持ち運べるのもうれしいポイントです。歯ブラシ・歯磨き粉・コップをコンパクトに携帯したい人に適しています。
貝印「携帯用コップ付き ハブラシセット」
子ども用の歯ブラシケースもチェック
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子どもが使う歯ブラシケースには、コップつきで乾かしやすい商品がおすすめです。キャラクターや電車など、子どもが好む柄の歯ブラシケースを選ぶ方法もあります。
スケーター「デンタルケース付 すみっコぐらし」
透明感のあるピンク色のケースには、持ち運びに便利なふたがついています。子どもの手に馴染む持ち手もついており、コップとして使うときに持ちやすいポイントです。
ケースと同じく『すみっコぐらし』のイラストが描かれた歯ブラシは、コンパクトに収納できるジョイント式です。
歯ブラシの底面が大きめにつくられているため、立てた状態で乾かせます。ケースの高さが約11cmの歯ブラシセットは、子どもの学校や旅行先へ持ち運ぶのに便利です。
スケーター「デンタルケース付 すみっコぐらし」
Ciメディカル「はらぺこあおむし 歯みがきトラベルセット」
『はらぺこあおむし』のイラストが描かれたトラベルセットは、中身を確認しやすい透明のふたが特徴です。歯ブラシと歯みがき粉がセットになっているため、新しく買い揃える必要はありません。ふた部分には握りやすい持ち手があり、逆さまにするとコップとして使えます。
歯ブラシは組み立て式で、使わないときはコンパクトに収納できるのもポイントです。マスカット風味の歯磨き粉は、歯磨きが苦手な子どもでも使いやすいでしょう。
Ciメディカル「はらぺこあおむし 歯みがきトラベルセット」
スケーター「歯ブラシケース プラレール」
歯ブラシ1本と約17gの歯みがき粉を入れられる商品は、箸ケースのようなスライド式です。プラスチック製でつくられており、汚れたら丸ごと水洗いできます。
収納したときに歯ブラシのヘッドが当たる部分には、水切り用の穴があいています。歯ブラシを入れて振るだけで水を切れるので、小さな子どもでも使いやすいのが特徴です。
ドクターイエロー・こまち・はやぶさが描かれたケースは、電車好きな子どもの歯磨きタイムを盛り上げます。歯ブラシと歯磨き粉はついていないため、別途購入するようにしましょう。
スケーター「歯ブラシケース プラレール」
歯ブラシを持ち歩く際の注意点
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歯ブラシを持ち歩く際には、衛生面への配慮が大切です。歯ブラシ・ケースを衛生的に持ち歩くための注意点を、三つに分けて解説します。
歯ブラシの水気を十分に拭き取る
水分を含んだ歯ブラシを収納すると、ケースのなかにカビが発生する恐れがあります。歯ブラシの清潔さを保つためには、使った後の十分な洗浄・乾燥が欠かせません。以下のような洗浄から乾燥までの流れを知っておくと、外出先での歯磨きに役立ちます。
- 流水で汚れをしっかりと落とす
- 歯ブラシの水気を十分に切る
- 通気性のよい場所で乾燥させる
歯ブラシの水気を拭き取る際には、使い捨てできるティッシュやペーパータオルを使いましょう。歯ブラシを乾燥させる時間がない場合は、ケースに空気を通す穴が空いている商品を選ぶのがおすすめです。
また、自宅用・持ち歩き用で歯ブラシを使い分け、片方を使っている間に乾燥させる方法もあります。
定期的に歯ブラシを交換する
日常的に使う歯ブラシは消耗品なので、使用する回数とともに劣化していきます。朝・昼・夜の3回歯を磨いている場合、交換する時期の目安は1カ月ほどです。
しかし、歯の汚れを掻き出すようにブラッシングすると、毛先が外に広がりやすいのも事実です。歯ブラシを後ろから見たときに、ヘッドから毛先がはみ出しているなら交換するタイミングといえます。
ブラッシングの効果が薄れる可能性もあるため、使用期間・回数に関係なく、定期的に新しい歯ブラシに交換しましょう。
歯ブラシ・ケースの手入れも大切
歯ブラシを衛生的に持ち歩くうえで、ケースの手入れは欠かせません。たとえ通気性のよいケースを購入したとしても、バッグに入れたままにしておくのは禁物です。ケースについた水分・汚れから細菌が発生し、歯ブラシの清潔感を損なう恐れがあります。
プラスチック製の歯ブラシケースは頑丈で水に強いため、食器用の中性洗剤が便利です。
布製の場合は商品についている表示を確認し、洗濯機が使えるかをチェックしましょう。やわらかいナイロン製の歯ブラシケースなら、アルコールを含んだシートで拭き取る方法もあります。
お気に入りの歯ブラシケースを見つけよう
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歯ブラシを衛生的に持ち歩くために心がけたいポイントは、十分な乾燥です。歯ブラシケースを選ぶときには、デザインや目的と併せて乾燥に役立つ通気性の有無をチェックすることが大切です。さらに、防臭・防水機能があると、荷物のぬれと不快な臭いを軽減できます。
清潔さを保ちながら歯ブラシを持ち歩くには、定期的な交換と手入れが欠かせません。1日3回の使用なら、1カ月に1回ほどのペースで新しい歯ブラシに交換するのがおすすめです。
洗浄・乾燥の流れや、ケースの手入れ方法を踏まえて、長く愛用できる歯ブラシケースを見つけましょう。