飲み物を冷やしたり、BBQで食材の鮮度を保ったりするため、保冷剤を使用する人も多いでしょう。しかし、保冷剤によって用途や使用時間は異なり、どれを選ぶか迷ってしまいますよね。そんな方のために、保冷剤の選び方やおすすめの保冷剤をご紹介します。
保冷剤の選び方
暑い季節にかけて、飲み物を冷やしたり食べ物の鮮度を保つために『冷やす』機会は多くなります。氷と違って何度も使えて、しかも対象を濡らさない保冷剤は便利なアイテムです。
そんな保冷剤ですが色々なタイプのものが出回っていて、「どれを選べばいいかわからない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
そんな方のためにまず、保冷剤を選ぶ上でのポイントについて紹介します。保冷剤を選ぶ際の参考にしてみてください。
遠出をするなら長持ちする保冷剤
車や電車で遠出をする場合に保冷剤を選ぶときは、長持ちする保冷剤を選びましょう。最近では、24時間保冷効果が持続できる保冷剤も販売されています。
保冷時間の目安は『移動時間+現地に滞在する時間』です。持続時間の記載もある保冷剤も多いので、特に半日以上かけて遠出する場合、保冷剤の時間は外出時間に合ったものを選ぶようにしてみましょう。
素材と大きさで選ぶ
保冷剤には『ソフト』と『ハード』の2種類の素材があります。ソフトはコンパクトなタイプが多く、お弁当や飲み物などの食材を持ち歩きたいときによく使われます。再凍結時間が短いのが特徴です。
一方、ハードは板状で大きめのものが多いです。法令効果が高く長持ちするのが特徴で、大量の食材の持ち運びやクーラーボックスに入れて利用されます。
大きさについても、100g程度のコンパクトなものから1kgを超える重さのものまでさまざまです。持ち運びのしやすさや用途で、素材と大きさを選ぶようにしましょう。
飲み物以外にも冷やすなら氷点下タイプを
保冷剤には0°タイプのものと、0°以下にまで冷やす氷点下タイプのものがあります。
氷点下タイプの保冷剤なら、クーラーボックスの中も0°以下に保つことが可能です。アイスクリームや傷みやすい食材なども持ち運べるでしょう。
一方で氷点下タイプでない場合、比較的効果が長続きしいやすいことがメリットに挙げられます。また0°以下にならないので、ジュースやお弁当など凍らせたくないものを冷やすのに便利です。
遠出も安心。保冷時間の長い保冷剤4選
(出典) pexels.com
ピクニックやキャンプなど外出時間が長い場合は、保冷時間が長い保冷剤がおすすめです。遠出でも安心して保冷できる、保冷時間の長い保冷剤を四つご紹介します。
LOGOS 保冷剤 倍速凍結・氷点下パックM
自宅から車で数時間かかるような場所へ遊びに行くなら、『LOGOS 保冷剤 倍速凍結・氷点下パックM』がおすすめです。
LOGOSのロングセラー商品であり、約16時間保冷力を保てます。遠出をしても、飲み物を保冷できます。
原材料は植物性高分子を採用しているため、万が一子どもが口にしても問題ないように設計されています。
LOGOS 保冷剤 倍速凍結・氷点下パックM
ネオアイスPro ハード 550ml
表面温度は-16°となり、それを16時間ほどキープできます。かなり強力なため、冷却する際にも冷蔵庫の空きスペースを作っておくなど注意が必要ですが、それだけに効果は強力です。
キャンプなどあらかじめ日程が分かっているイベントであれば、準備して使うことができるでしょう。環境にも優しい成分でできていて、安心して使うことが可能です。
ネオアイスPro ハード 550ml
ネオアイス フロスト ハード 550ml
-5℃(室温20℃の場合)を24時間保つことができます。使っていない間は常温で保管できるので、保管スペースに困らないのも魅力です。温度も-5°とそこまで低くはないので、凍らせたくない食材の保存や飲料の温度キープなど、マルチに活躍できます。
8リットルのクーラーボックスに1アイテムでの使用が目安となっており、コスパの良さも魅力の商品です。
ネオアイス フロスト ハード 550ml
アイスバッテリー クールバッグ用保冷剤
アイスバッテリー技術は血液・ワクチン、細胞等の陸海空輸送に使われている技術です。IceBatteryが設定温度の差異に反応、冷却効果と湿った冷気を循環させることにより、保冷剤を入れた容器内の温度と湿度を一定に保つことができます。
気温が35度の環境下で屋内・屋外に関わらず、専用のバックと一緒に使用することで、5~10度を長時間保つことが可能です。特に湿度を保てるという点が魅力で、野菜のシャキシャキさをキープすることもできます。
お弁当や飲みものを冷やすなど身近にも使えるアイテムです。幅広い用途で使いたい人におすすめできます。
アイスバッテリー クールバッグ用保冷剤
女性や子どもも持ち運べる保冷剤4選
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保冷剤には大きいものだけではなく、小さいものもあります。可愛らしいデザインや環境に配慮した天然素材は、女性や子どもも扱いやすいです。女性や子どもが扱いやすい保冷剤を三つ説明します。
LOGOS 氷点下パックGT-16℃ ソフト550g
重量は550gと軽いソフトタイプの保冷剤です。クーラーボックスの中に入れてもかさばりにくく、運びやすいでしょう。
一般的な保冷剤と比べて、保冷力が高く、表面温度は約-16度です。
飲み物や食べ物などの凍結が気になるなら、新聞紙に包むことで凍結を防ぐことができます。
LOGOS 氷点下パックGT-16℃ ソフト550g
紀陽除虫菊 保冷剤 クールチャージ ミニ
クマ・アザラシ・ペンギンの三種類のイラストが付いており、見た目がかわいらしいアイテムで、子供にもおすすめです。サイズが小さいため、飲み物だけでなく弁当を保冷する際にも有効です。
また、子どもが熱中症にならないように首元に当てたり、マスクを冷やしてあげたりとさまざまな場面で活躍することでしょう。内容物は植物性天然素材のため、取り扱いも安全です。子供の遠足やピクニックにもおすすめのアイテムです。
紀陽除虫菊 保冷剤 クールチャージ ミニ
保冷剤 COOL
220gとコンパクトなサイズで、小さな飲み物を冷やすなど日常生活でコンパクトに使えます。10個セットのまとめ買いができ、1個あたり53円とお得に購入できます。
タオルでくるんで首に巻いたり、氷枕に使ったりしている人もいるようです。まとめ買いをしておけば、一つが溶けたとしてもすぐに交換できるので、循環して使えます。
保冷剤 COOL
WORLD-BIO 保冷剤
サイズは7cm×8cm×1cmと小さいです。そのため、扱いやすく持ち運びに便利です。小さな収納スペースにも入れておけますし、クーラーボックスなどのデッドスペースに入れておくこともできます。
赤・青・緑・紫の色鮮やかな保冷剤で、家族で出かけたり友人と旅行に行ったりしたときにも楽しい気分にさせてくれるアイテムです。
「WORLD-BIO 保冷剤」を購入して、最適な状態で飲み物を保管しておきましょう。
WORLD-BIO 保冷剤
0度以下で保冷できるおすすめ保冷剤3選
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野菜や肉の鮮度を保ったり、アイスクリームを保存しておくときは、0°以下の保冷剤がおすすめです。ここでは0°以下で保冷できる保冷剤を三つご紹介します。
LOGOS 倍速凍結・氷点下パックL
この商品はクーラーボックスに入れておくことで、-16°という強力な保冷力で冷却することが可能です。従来の氷点下パック-16℃の約半分の時間で凍結できるのも魅力です。
保冷は16時間持続し、冷却速度も高いので花見などクーラーボックスの開封が多い用途でも使えます。
原材料は植物性高分子でできており、小さなお子さんでも安心・安全に取り扱うことができます。
LOGOS 倍速凍結・氷点下パックL
Astage ガツンとこおるくん
「Astage ガツンとこおるくん」は急冷タイプの保冷剤です。表面温度が-15度に達します。
角がないデザインで、万が一落としても割れにくいのがポイントです。そのため万が一破損してもケガがしにくく、小さなお子さんでも安全に使えます。
上部には、ハンドルが付いていることもポイントの一つです。保冷剤を使う側のことを考えて作られています。
Astage ガツンとこおるくん
山善 キャンパーズコレクション パワークール-16
保冷剤の表面温度が-16度まで達し、強力に保冷することが可能です。
クーラーボックス内に配置しやすいデザインになっているため、バーベキューや魚釣りなど、クーラーボックスが必要なイベントで利用できます。
ハードタイプで動きにくいので、容器の底などに詰めての利用がおすすめです。
山善 キャンパーズコレクション パワークール-16
コスパに優れたおすすめ保冷剤3選
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安い値段でたくさんの保冷剤を購入したいと考える人もいるでしょう。コスパのよい保冷剤を解説します。
アイスジャパンフリーザーアイスハード 300
この商品は200円以下の低価格で1個単位から購入でき、350gと小さめで水筒やお弁当に利用できます。保冷時間も高めなので、ちょっとしたお出かけや職場でも使いやすいアイテムです。
保冷にスペースもとらないので、日常の色々なシーンで使いたい人におすすめです。
アイスジャパンフリーザーアイスハード 300
アイリスオヤマ 保冷剤 ハード CKB-500
老舗ブランドであるアイリスオーヤマが販売しているアイテムです。凍結時間は約10時間で、ハードタイプの500gと要領はありますが、値段は200円以下とお得に購入できます。
同じタイプで他にもノーマルタイプの素材のものと、大きさも350gと800gのものがあるので、用途に合わせて選ぶと良いでしょう。いずれも数百円の低価格で販売されているので、保冷剤を気軽に購入したい人におすすめです。
アイリスオーヤマ 保冷剤 ハード CKB-500
クーラーショック 保冷剤
「クーラーショック 保冷剤」は血液輸送のために開発された技術を用いて、製造された保冷剤になります。-7.8度を長時間維持することが可能です。
パッケージは熱伝導率に優れたアルミニウム、剛性に優れたポリエチレン、そしてナイロンの3層で構成され、厚みは0.2mmしかありません。この構造によって、効率的に冷やすことができます。
高度な技術が使われているにもかかわらず、価格は1400円(2022年5月時点)とかなり安めです。氷と比較してもスペースを取らないので、クーラーボックスなどで保冷剤の要領をとりたくない人におすすめです。
クーラーショック 保冷剤
家族みんなで快適な時間を過ごそう
(出典) pexels.com
今回は保冷剤の選び方から、その選び方を元にした保冷剤について説明しました。
保冷剤を選ぶ際には、保冷剤の素材や大きさ、保冷時間や温度に着目して選ぶことが大切です。また、小さなお子さんが使う場合は、素材や低温火傷の危険性などに注目するのも良いでしょう。
これらのポイントを選ぶときに、用途を想定してみましょう。飲み物だけではなくバーベキュー用の食材、アイスクリームなどを保冷した状態で運ぶ場合は、氷点下タイプの保冷剤を選びます。日帰りなのか宿泊なのか、職場やスポーツジムなど場所によっても、保冷剤を選ぶポイントは変わってきます。
それぞれの状況に合った保冷剤を選び、家族全員で快適な時間を過ごせるでしょう。