?

靴用防水スプレーおすすめ12選!選び方や効果的な使い方も

仕事用の靴を履いているときに、急な雨に降られて靴の中までぬれてしまった経験はありませんか?革靴やスニーカーにも水や汚れをはじく効果を与えてくれる、防水スプレーの選び方や使い方、おすすめ商品を紹介します。

防水スプレーの効果

「防水スプレーはどれくらい役に立つの?」「防水と、はっ水ってどう違うの?」と疑問に思う人も多いでしょう。よく目にする防水とはっ水の違いも含めて、防水スプレーの効果や使うときの注意点を説明していきます。

防水スプレーの効果とは?防水とはっ水の違い

防水スプレーの効果は、正確にいうと「はっ水」です。はっ水は、水を遮り通さない防水と違い、水をはじいて靴の中に染み込むのを防ぎます。多くの場合、泥などの汚れもはじく性質があるので、たとえ汚れが靴に付いても染み込むのを防いでくれます。

防水スプレー剤は靴の表面に吹き付けられているだけなので、摩擦や時間の経過によって効果が薄れるのも特徴です。そのため防水効果を保つには、定期的にスプレーし直す必要があります。

防水スプレーの選び方

(出典) photo-ac.com

同じ防水スプレーでも、大きく分けてフッ素系とシリコン系の2種類があります。靴の素材ごとに合うタイプはどちらか、それぞれのメリット・デメリットは何か、スプレーが乾燥する速度や効果時間といったスプレーの選び方をお伝えします。

布靴や革靴に使うならフッ素系

フッ素系の防水スプレーは、通気性を保ちながら水をはじくのが特徴です。はっ水成分が靴の繊維を包むように付着し、繊維の隙間を完全にはふさがないからです。

油をはじく性質もあるので、食べ物や飲み物を靴にこぼしても染みになるのを防いでくれます。通気性を保ち靴の素材を変化させにくいので、スニーカーやツヤのあるタイプの革靴、スエードなど幅広い素材に使えます。

短所は、はっ水力が薄れやすくこまめなスプレーが必要なところです。

長靴などレインウェアにはシリコン系

一般にシリコン系防水スプレーは、フッ素系に比べてはっ水力が高く効果も長持ちするので、防水性を重視するレインウェアに向いています。

シリコン系のはっ水効果が高いのは、成分が靴の生地を面で覆うようにしっかりコーティングするからです。その代わり通気性が悪く生地を固くしてしまうので、使える素材が限られます。

ただ最近新しく開発されたシリコン系や、フッ素成分を混ぜたハイブリッド商品には、通気性を保って革や布に使えるスプレーもあるのでチェックしてみましょう。

スプレーの乾く速度と効果時間も確認

防水スプレーを選ぶときは、スプレーの乾く速度と効果時間も確認したいポイントです。防水スプレーは完全に乾かないと、はっ水効果が出ません。また基本的に摩擦に弱いので、雨の日に履いた靴にはスプレーし直さないと効果が薄れてしまいます。

靴を使う前の日にスプレーしたり、しょっちゅうスプレーを掛け直したりするのは面倒だと思うかもしれません。靴の防水ケアに手間を掛けたくない人は、速乾性が高く効果時間の長いスプレーを選びましょう。

オールマイティに使えて蒸れにくいフッ素系

(C) Shutterstock.com

フッ素系防水スプレーのメリットは、通気性を保ちつつ水や汚れをはじき、靴の素材をほとんど変化させない点です。使いやすいフッ素系の中でも技術にこだわり、はっ水効果が高いと人気の防水スプレーを見ていきましょう。

columbus(コロンブス) アメダス 防水スプレー

フッ素系は乾燥に24時間かかるのが普通ですが、アメダスは約15分という速乾性が魅力です。靴用品メーカーの老舗columbusの技術で作られた、靴の通気性や柔軟性を保ちながら、雨や油汚れをはじいて防ぐスプレーです。

対応素材も幅広く、ツヤ革・スエード・ヌバックなどの天然皮革・人工皮革・布・ナイロンやビジネスシューズ、運動靴にも使えます。靴だけでなくバッグや傘、衣服にも使えるので、大容量の420mlバージョンを買って、さまざまな小物に活用するのもおすすめです。

columbus(コロンブス) アメダス 防水スプレー

税込1899円

※2022年04月24日時点

Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見る

 

M.MOWBRAY(エム モゥブレィ) プロテクターアルファ

雨や雪、ほこりや油汚れから靴をガードしてくれる、フッ素系防水スプレーです。M.MOWBRAYはイタリアの有名なシューケアブランドで、職人によるハンドメイド製法にこだわった品質の高さが売りです。

対応素材は一般的な革靴のほか、型押し革・メッシュ革・オーストリッチ・ペッカリーと、特殊な革靴にも使えます。布もキャンバス・デニム・麻・ハイテク防水テックス素材に対応可能です。家に1本あれば、さまざまな靴にも使えて便利でしょう。

M.MOWBRAY(エム モゥブレィ) プロテクターアルファ

税込1100円

※2022年04月24日時点

Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見る

 

Crep Protect(クレッププロテクト) 防水スプレー

イギリスのシューケアブランドCrep Protectのフッ素系スプレーは、通気性を保ったままの高いはっ水効果が、スニーカー愛好者に人気です。効果時間も長く、1回のスプレーで効果が最長4週間続きます。

対応素材とアイテムは、天然皮革・合成皮革・スエード・ヌバック・キャンバス・ナイロンなどの製品です。もしスニーカーを愛用しているなら、水や汚れから靴を守るCrep Protectの防水スプレーを一度試してみてはいかがでしょうか。

Crep Protect(クレッププロテクト) 防水スプレー

税込2200円

※2022年04月24日時点

Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見る

 

大雨に強く乾燥が早いシリコン入り

(C) Shutterstock.com

シリコン系防水スプレーは、一般にフッ素系より水をはじく力が強く、乾燥時間が短いのが強みです。通気性が悪くなるシリコンの性質を克服し、革靴や布靴にも使える新しいタイプや、ハイブリッドタイプのスプレーを紹介します。

RUST-OLEUM(ラスト・オリウム) ネバーウェット ネオ

アメリカのRUST-OLEUMから出ている、強力なはっ水力と通気性を兼ね備えた、新しいタイプのシリコン系スプレーです。持続力が長く、さまざまな素材に使える手軽さも高い人気の理由です。

一般的なシリコン系では染みになる革靴や、起毛皮革であるスエード・ポリエステル・木綿・エステル混紡品・キャンパス布にも使えます。乾くには24時間かかり、使う日の前日からしっかり乾かせば、驚くほどのはっ水効果を実感できるでしょう。

RUST-OLEUM(ラスト・オリウム) ネバーウェット ネオ

税込2410円

※2022年04月24日時点

Amazonで詳細を見る

 

コンヨ SUN UP 強力防水スプレー

SUN UPはシリコンとフッ素のハイブリッドで、10分で乾くシリコンの速乾性と通気性を保ちながら、水をはじくフッ素の特徴の両方を持ち合わせています。

幅広い素材に対応でき、革・スエード・布でできた靴やバッグ・衣類・アウトドア用品に利用できます。特に汗を発散させつつ外からの水をはじく、透湿防水性生地にも使えるのは貴重です。使う日の当日にスプレーしても間に合うので、急な雨にも対応できる便利な1本です。

コンヨ SUN UP 強力防水スプレー

税込445円

※2022年04月24日時点

Amazonで詳細を見る

 

FK(エフ ケイ) 超撥水スプレー

FKの超撥水スプレーは速乾性と持続力の高さが売りです。シリコンが繊維の隙間を埋めるのではなく、靴の繊維を1本ずつ覆うことで、通気性とはっ水性を両立させています。

対応アイテムは、シューズ・バッグ・レインウェア・リュックなどです。湿気を逃がして防水する透湿性生地にも使えます。フッ素とシリコンの良いとこ取りをした、ハイブリッドタイプです。

FK(エフ ケイ) 超撥水スプレー

税込1263円

※2022年04月24日時点

Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見る

 

大切な靴には専用スプレーが安心

(C) Shutterstock.com

基本的に防水スプレーは、素材にスプレーが合うか靴の目立たないところで試し掛けをするものです。それでも大切な靴が変色してしまったり、生地の風合いが損なわれてしまったりしないか心配なら、素材専用スプレーを選ぶと安心です。

Collonil(コロニル) 1909シュプリームプロテクトスプレー

長い歴史を持つドイツのシューケアブランドCollonilによる、皮革製品に特化した防水スプレーです。

高いはっ水効果だけでなく、ブレンドされたシーダーウッドオイルが革に柔軟性を与え、乾燥によるひび割れを防ぎます。フッ素系タイプですが、約10分で乾くのもうれしいポイントです。

いつも履く革靴をはじめ、ツヤのあるスムースレザーやスエードなどの起毛皮革でできた、バッグ・ウェア・財布・ベルトなどの小物を美しくケアしてくれるでしょう。

Collonil(コロニル) 1909シュプリームプロテクトスプレー

税込2200円

※2022年04月24日時点

Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見る

 

3M スコッチガード 防水スプレー スエード靴専用

明るいオレンジ色の缶が目を引く、スコッチガードシリーズのスエード靴専用スプレーです。シリコン系で8時間以上の乾燥が必要なので、使うタイミングを考慮する必要があります。

専用スプレーなのでスエードのなめらかな風合いを保ち、染みのできやすいスエード靴を、雨や汚れから守ってくれる安心感があります。愛用のスエード靴を長くきれいに使いたい人におすすめです。

3M スコッチガード 防水スプレー スエード靴専用

税込900円

※2022年04月24日時点

Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見る

 

KICKS TOKYO ウォーターシールドスプレー

KICKS TOKYOは日本製にこだわったスニーカーのためのブランドです。平均よりフッ素量を増やすことによって、防水・防汚効果を高め、スニーカーの傷や劣化を予防する効果もあります。

天然皮革・合成皮革をはじめ、ヌバック・スエードといった革靴、キャンバス・ナイロン・フリース・フライニット・メッシュ・起毛など、幅広いスニーカー素材に使用可能です。

もちろん靴以外の革・布製アイテムにも使えます。乾燥まで30分、最大4週間効果が持続と、使いやすさに優れた防水スプレーです。

KICKS TOKYO ウォーターシールドスプレー

税込2200円

※2022年04月24日時点

Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見る

 

速乾性や持続力に優れたタイプ

(C) Shutterstock.com

速乾性の高いスプレーは前日から準備しなくても、使いたいときにすぐはっ水効果を得られるのが便利です。持続力に優れたタイプは、雨が降る度に防水スプレーを掛け直す手間を減らせます。簡単に防水ケアをしたい人におすすめです。

セメダイン 防水スプレー多用途+長時間

フッ素のはっ水力と汚れ防止効果が、平均より長時間続く防水スプレーです。セメダイン社の調べでは、従来に比べて最大10倍長く効果が続いた実験結果が出ています。

牛皮・スエード・ヌバックの本革や、レーヨン・ナイロン・ポリエステルなどの化学繊維に対応しています。ほかにも綿・麻・リネン・ウールと、多くの素材に使える汎用性も大きなメリットです。

効果時間が長く乾燥時間も30分なので、防水ケアに手を掛けたくない人には理想的なスプレーです。

セメダイン 防水スプレー多用途+長時間

税込887円

※2022年04月24日時点

Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見る

 

3M スコッチガード 防水スプレー 速効性

一般的な素材なら、1分ではっ水効果が出る速効性が強みの防水スプレーです。通気性を保ちつつ革や布の肌ざわりを損ねない、新しいタイプのシリコン系スプレーです。

一般的な革や布、汗を発散させつつ防水する特殊な透湿性生地に対応しています。靴やズボンの裾、ビジネス鞄に使えて、雨の日の心強い味方になります。突然の雨に降られたり、時間がなかったりするときも、すぐに効果が出る使い勝手のいいスプレーです。

3M スコッチガード 防水スプレー 速効性

税込556円

※2022年04月24日時点

Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見る

 

ALIVE(アライヴ) 持続する撥水コート剤 はじく水

「はじく水」は、数十回洗濯しても約2〜3年間効果が持続するという驚きのシリコン系スプレーです。

対応素材も本革・スエード・布・フリースと幅広く使えて、防水スプレーが使いにくいファー素材にも対応しています。靴はもちろん、ダウンコートやジャケットといった上着類・スーツ、鞄や帽子などの小物に幅広く使えます。

乾燥には48時間かかりますが、こまめな防水ケアをするのが手間な人にはぴったりでしょう。

ALIVE(アライヴ) 持続する撥水コート剤 はじく水

税込10800円

※2022年04月24日時点

楽天で詳細を見る

 

防水スプレーの基本的な使い方

(C) Shutterstock.com

防水スプレーはただ掛ければ良いというわけではなく、使い方にちょっとしたコツがあります。「防水スプレーを吹き付けたはずなのに全然効果が感じられなかった」という失敗を避けるために、正しい扱い方をお伝えします。

きれいな状態の靴全体にムラなく掛ける

防水スプレーの基本的な使い方を紹介します。スプレーの成分には有害なものも含まれるので、風通しの良い屋外でスプレーするよう注意が必要です。

  • 新品の状態、または汚れをよくぬぐった状態の靴を用意する
  • 靴から約30cm離して、つま先からかかとまでスプレーを動かしながら、数秒で一気に掛ける
  • 靴全体がぬれるくらいのスプレーを2回繰り返した後、しっかり乾かす

裏ワザとして、フッ素樹脂系のスプレーはドライヤーで乾かすと、フッ素樹脂の粒子がつながってはっ水力が高まるのでおすすめです。

防水スプレーで靴の雨対策はばっちり

(出典) photo-ac.com

防水スプレーは、普通の靴にも水をはじく効果を持たせ、雨の日に靴の中がびしょぬれになるのを防いでくれる便利なアイテムです。

種類によって使える素材が変わるので、選ぶときには自分の靴が対応しているかチェックが必要です。また乾燥して効果が出るまでの時間や、成分の持続力によっても防水ケアの手間が変わってきます。

気に入った防水スプレーを見つけて防水対策をすれば、長雨の時期も快適に過ごせるでしょう。

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

Ranking ランキング

Feature特集

DAIGOも箸休め
Onnela公式インフルエンサー
あの人が見つけるHDCの愉しみ方
今すぐできる 電気代の節約術
身も心も軽やかに♪ あなたの運動不足を解消します
今年は「ラクしてきれいに」! お手軽 大掃除特集