バスローブおすすめ11選！着るメリットや育児中ママに最適な商品も

近年は、浴衣の代わりにバスローブを置くホテルも増えています。バスローブの注目度はじわじわと高まっていますが、どのような点が「良い」「おすすめ」と言われるのでしょうか？着用のメリットや選び方、さらにはおすすめのバスローブを紹介します。

バスローブのメリット

湯上がりにバスローブを羽織るのは欧米の習慣で、日本人にはなじみがないと感じるかもしれません。湯上がり後バスローブを羽織ることには、どのようなメリットがあるのでしょうか？

バスローブならではといえるメリットを紹介します。

湯冷めしにくい

パジャマの前にバスローブを挟めば、湯冷めをせずに床に就きやすくなるメリットがあります。

入浴すると、人間の体温は上昇します。入浴後に汗をかきやすいのは、上がり過ぎた体温を下げようと体温調節機能が働くためです。

この状態ですぐにパジャマを身に着けると、パジャマが汗を吸収してしまいます。汗で湿ったパジャマでは時間がたつと体が冷え、これが湯冷めにつながるのです。

パジャマの前にバスローブを着用すれば、バスローブが汗を吸い取ってくれます。汗が落ち着いてからパジャマに着替えられるため、体が冷え過ぎる心配がありません。

肌を保湿してくれる

バスローブは、入浴後の素肌から水分が蒸発していくのを抑える役割も期待できます。

お風呂で熱いお湯に浸かったり体を洗ったりすると、肌にある皮脂まで落としてしまいます。一見不要とも思われる皮脂は、実は肌から水分の蒸発を防いでくれる保護バリアです。皮脂が失われると肌の水分が逃げ、乾燥しやすくなってしまいます。

このようなときはバスローブを羽織れば、肌の水分が逃げにくくなります。浴室から出て保湿を焦る必要がなく、肌が落ち着いてからゆっくりスキンケアに取り掛かれるのです。

育児中のお風呂でも活躍

小さな子どもとお風呂に入ると、ママは子どもの体を拭いたり保湿したり着替えさせたりと、上がってからの世話が必要です。元気の良い子なら脱走してしまうこともあり、子どもから手も目も離せません。

子どもにパジャマを着せ終わるまで自分は裸のまま、というママも多いかもしれませんが、バスローブを身に着ければ、ママの身支度は一瞬で完了します。気持ちにも余裕が出て、子どもの世話に集中しやすくなるでしょう。

バスローブの選び方

(出典) photo-ac.com

一口にバスローブといっても、種類はさまざまあります。どのようなバスローブが良いかイメージして、理想のバスローブを見つけましょう。

バスローブを選ぶときに、チェックしたいポイントを紹介します。

「生地」によって着心地が変わる

バスローブに使われるのは、主に以下のような生地です。

• パイル地
• ガーゼ
• ワッフル
• マイクロファイバー

パイル地やガーゼは、バスタオルをそのまま羽織る感覚で着られます。綿素材で着心地がよく、肌触りも優しいのが魅力です。ガーゼはサラッとして薄手なものが多いため、どちらかというと春・夏向きでしょう。

ワッフルは表面に凹凸がある素材です。伸縮性にも優れていて、体を動かしやすいメリットがあります。

マイクロファイバーは、ポリエステルやナイロンで作られた合成繊維です。繊維が細いため風合いが柔らかく、軽さも備えています。薄手なものが多いため、暑い季節のお風呂上がりにおすすめです。

この他、温かみのあるフリース、高級感のあるシルク素材のバスローブなどもあります。

自分に合った「サイズ」を選ぶ

バスローブは、身幅が大き過ぎず小さ過ぎないものが理想です。大き過ぎると胸元が開きやすく、安心して着られません。一方小さ過ぎると窮屈でリラックスできないでしょう。

また、丈感も重視したいポイントです。バスローブは、膝下くらいの丈が最も使いやすいといわれます。

湯冷めしにくいものが欲しい場合は、かかとまであるロング丈を選んでも問題ありません。ただし動きにくくなる点には注意が必要です。

さらに、袖の長さのチェックも忘れてはいけません。長過ぎると、子どもの世話やスキンケアがしにくくなります。

バスローブは肩が落ちているタイプが多いため、サイズを見るときは裄丈のチェックも忘れないようにしましょう。

目的に合わせて「タイプ」を選ぶ

バスローブの種類は、主に三つあります。

• ガウン
• ポンチョ
• ワンピース

ガウンタイプは、ごく一般的なバスローブの形状です。前閉じ型で高級感があって、丈・サイズ感の調整も容易です。

ポンチョタイプは、頭からかぶって着用するバスローブです。前が開いていないため、はだける心配がなく、忙しく動かなければならないママに適しています。身幅に余裕があるものが多いため、体型を問わないのも魅力です。

ワンピースタイプは、キャミソールやチューブドレスのような形状です。肩から腕がむき出しになるため、袖のわずらわしさが少なく、気温の高い季節に特に重宝するでしょう。

「速乾性」や「吸水性」も重要

速乾性の高いバスローブは肌の水分を吸収してもすぐ乾くため、サラッとした着心地です。洗濯をしても乾きやすいため、毎日洗濯して使う場合に重宝するでしょう。

一方、吸水性が高いバスローブは、入浴後の汗や水分をしっかりと吸い取ってくれます。肌当たりも心地よく、リラックスして過ごせます。

バスローブにはどちらも必要ですが、吸水性と速乾性は両立が難しい性質です。着用する季節や好みを考慮して、どちらに比重を置くべきか考えましょう。

バスローブを使うときの注意点

(出典) photo-ac.com

バスローブは日本人にはなじみが薄いためか、他の羽織り物と同様の使い方をしている人も散見されます。

ポイントは、バスローブはバスタオルと同じと理解することです。バスローブを使うときに気を付けたい注意点を紹介します。

バスローブのまま寝ない

バスローブの使用は、パジャマに着替えることが前提です。バスローブのままで床に就くのは、好ましくありません。

バスローブには、入浴後の水分や汗が染みこんでいます。そのままベッドに入れば、寝具一式を濡らしてしまうことになるでしょう。また、染みこんだ水分や汗で体が冷えて、風邪をひいてしまう恐れもあります。

バスローブを着用するのは、入浴後の汗が落ち着くまでの10分程度です。バスローブを着用している間にヘアケア・スキンケアを済ませ、快適な状態になったらパジャマに着替えましょう。

洗濯は毎日が理想

バスローブはタオルと同様に、使用ごとに洗うのが理想です。

湿気を含んだ状態でバスローブを放置すると、雑菌が繁殖しやすくなります。生乾き臭が出たりカビが生えたりする恐れがあり、衛生的に使えません。毎日の洗濯が難しければ洗い替えを用意して、都度清潔なバスローブを身に着けましょう。

しかし、「たった10分しか着ないのにもったいない」「お風呂上がりだから、体も汚れていない」と感じる人もいるかもしれません。

毎回洗濯をしない場合は、バスローブを風通しの良いところに吊し、数回使ってから洗いましょう。ハンガーループがあるものなら、そのまま掛けられて便利です。

ガウンタイプのおすすめ3選

(出典) photo-ac.com

バスローブの定番といえるのがガウンタイプです。生地やサイズ感をチェックして、好みに合うものを見つけましょう。

おすすめのガウンタイプのバスローブを紹介します。

 

ORIGINLIFE バスローブ

マイクロファイバー素材の、男女兼用タイプのバスローブです。肌当たりが柔らかく、ふわふわした着心地を楽しめます。

マイクロファイバー素材の特性から、吸水性・速乾性が高いのが魅力です。多様なカラーバリエーションがありユニセックスなので、パートナーとペアで使っても良いでしょう。

ベルトループやハンガーループ・大きめのポケットなども付いており、使い勝手にも配慮されています。

サイズは身幅68～71×着丈110～112×肩幅52～54cmの『サイズ1』と、身幅57～59×着丈118～120×肩幅45～47cmの『サイズ2』の2パターンです。ただしサイズ1・2によって選べるカラーが異なります。

 

タオルショップブルーム バスローブ 今治 ホテルタイプ scene

日本有数のタオルの名産地・今治の名を冠するバスローブです。男女兼用タイプで、5種類のカラーバリエーションがあります。ベルトループ・ハンガーループ・ポケットも付いており、使いやすいデザインです。

生地は綿100%で肌触りが良く、しっかりとした厚みあります。糸には柔らかくコシのある『エンゼル糸』が使われてり、上品なツヤがあります。高級ホテルのバスローブにも似た重厚感があり、贈り物としても喜ばれそうです。

サイズはS・M・L・2Lサイズの4種類になります。このうちMサイズは、身幅約65×着丈約115×裄丈約76cmです。

 

ポンチョタイプのおすすめ3選

(出典) photo-ac.com

かぶるだけでOKなポンチョタイプは、簡単に着用できて動きやすいのが魅力です。海や川などアウトドアに適したものもあるので、用途に合わせて選びましょう。

ブルーミングフローラ スフレfineタオル バスポンチョ

細番手の綿糸を使用した、優しい肌触りのバスポンチョです。綿100%・薄手の生地なので、吸水性だけではなく速乾性もあります。タオル地にありがちな毛羽落ちを低減した仕様で、洗濯時の糸抜けも気になりません。

また、ウエスト部分のシャーリングでシルエットを変えられる他、小物を入れられるポケットも付いています。着たときのシルエットや使い勝手は良好で、入浴後はもちろんジムや海水浴でも活躍しそうです。

本体サイズは着丈約97×身幅約60cmで、カラーバリエーションは6種類あります。

 

ZesMark サーフポンチョ

海、プール、サウナ、お風呂上がりにも使える、オーバーサイズポンチョです。着るときは頭からかぶるだけで良く、タオルで拭くより手間が掛かりません。

生地にはサンゴフリース素材が使われており、優しい肌触りです。高い吸水性があり、湯上がり後の水分をしっかりと吸収してくれます。前面には大きなポケット付きで、スマホなどちょっとした小物を入れられて便利です。

フードも付いている本体サイズは着丈110cm × 身幅78cmで、カラーバリエーションは5種類あります。

 

Aooka お着替えタオルポンチョ

サイドにスナップボタンが付いた、男女兼用タイプのバスローブです。マイクロファイバー素材が使用されているので、吸水性・速乾性に優れています。

お着替えというネーミングの通り、バスローブをかぶったままスムーズな着替えが可能です。サイズは幅約88×長さ約110cmなので、細身の女性から男性まで窮屈感なく使えます。

重量は500gと軽量で、薄い生地なので畳んで携行しやすいのも魅力です。カラーバリエーションは5種類あるので、好みのカラーを選びましょう。

 

ワンピースタイプのおすすめ3選

(出典) pixabay.com

かわいいバスローブが欲しいという人は、ワンピースタイプがおすすめです。フェミニンなカラー・デザインのものが多く、お気に入りがきっと見つかるでしょう。

SHIROHATO リボンがキュートなワンピースバスラップ

パイル地素材のキャミソール型バスローブです。綿とポリエステルを使った生地なので、吸水性が高い一方で速乾性もあります。部屋干しでも乾きやすく、小まめに洗濯したい人にもおすすめです。

胸元のギャザーやレースの縁取り・プチリボンなど女性らしい雰囲気があって、かわいいバスローブを着たいというニーズに応えてくれます。カラーバリエーションは12種類と豊富なので、好みに合うカラーが見つかるはずです。

サイズは1サイズで、身長154～162cmの人向き、バスト79～87・身丈約97cmになります。

 

idee Zora ラップドレス

タオルの名産地・今治のタオル地を使ったラップタイプのバスローブです。『今治タオル工業組合』が認定した商品の証として、今治ブランドのマークロゴが付いています。

高品質な綿100%素材なので、吸水性は抜群です。肌当たりも柔らかく、快適に着用できます。

着用するときは、体に巻き付けてホックを留めるだけです。背中部分のシャーリングがバスローブをしっかりとホールドしてくれるため、ずり落ちる心配はありません。ホックは三つ付いているので、サイズ調整も簡単です。

カラーは黒・グレーなど落ち着いた色が4色そろっています。サイズは着丈約80・胸囲約65～98cmです。

 

リビングート バスワンピース マイクロドット

マイクロファイバー素材が使われており、柔らかい肌当たりを実感できます。吸水性・速乾性に優れているため、常に快適に使えるでしょう。

着るときはストラップ部分に手を入れて、そのまま体に巻き付けるだけです。両脇のスナップボタンを留めればワンピースになり、背中のシャーリングがほどよく体にフィットするため、ずれ落ちたり前が開いたりする心配はありません。

サイズは横約135×縦約85cm、カラーバリエーションは3種類です。また、UVカット率が99%もあるため、屋外でも使えます。

 

育児中のママにおすすめ2選

(出典) unsplash.com

赤ちゃんや乳幼児がいる家庭は、バスタイムが慌ただしくなりがちです。ママのために作られたバスローブを選び、入浴後の負担を軽減させましょう。

育児中のママにおすすめのバスローブを紹介します。

犬印 バスローブチュニック

マタニティ・子ども用品ブランドとして知られる『犬印』のバスローブです。頭からかぶるだけなので、入浴後の着替えに手間取りません。髪を拭く時間さえ惜しいときも、付属のフードをかぶればOKです。

バスローブの前側はスナップボタン式になっており、大きく開けたり閉めたりできます。バスローブ着用中の授乳も簡単で、赤ちゃんを待たせることがありません。裾部分は長めで、かがんでも肌が見えにくいデザインです。

ナイロン・ポリエステルを使った生地は心地よい肌触りで、速乾性もあります。子どもの肌を傷つける心配がなく、安心して使えるでしょう。

サイズは身丈約86～98×肩幅約45×袖丈約41cmで、カラーバリエーションは8種類あります。

 

秀英産業 バスローブ

サッと羽織ってスナップボタンで留めるバスローブです。ボタンを外せば前が大きく開くため、授乳のときも手間取りません。

吸水性・速乾性の高いナイロン・綿素材で、着用感も快適です。フードが付いているので、濡れた髪のままでも水分を吸収してくれます。

また、生地は風合いが柔らかいだけではなく、洗濯後の縮みや変形が少ないという特徴があります。薄手なのですぐに乾き、お手入れも簡単です。

カラーはピンクとブルーの2色から選べます。

 

バスローブでお風呂上がりを快適に

(出典) photo-ac.com

バスローブは、パジャマを着る前に着用する、バスタオル代わりのアイテムです。濡れた素肌に羽織れば、保湿効果・湯冷め防止効果などを期待できます。

また、乳幼児と一緒に入浴するママにとって、バスローブは着替えの手間・時間を省いてくれるお助けアイテムです。サッと羽織れるバスローブがあれば、子どもの世話に集中しやすくなります。

バスローブは、素材・サイズ・形状ごとに種類が豊富です。価格帯も幅広いので、用途・好みに合うものを探してみましょう。