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羽毛布団のカバーの選び方。必要性や素材の特徴、おすすめの商品も

羽毛布団は非常にデリケートな商品なので、カバーを付けて使いましょう。羽毛布団にカバーを付けるメリットが分かると、必要性も理解することできるはずです。また、羽毛布団のカバーの素材ごとの特徴や選び方、おすすめの商品も紹介します。

羽毛布団にカバーは必要?

羽毛布団にカバーを付けずに使用している人は、多いのではないでしょうか?羽毛布団のカバーには、主に二つのメリットがあるので、具体的に解説します。

清潔さを保てる

人は眠っている間にも汗をかいており、その汗にはさまざまな老廃物が混ざっています。羽毛布団に少しずつ汚れとして蓄積されていってしまうと、ダニ・カビの温床となったり、異臭を放つようになったりしてしまうでしょう。

羽毛布団にカバーを付けることで、お手入れが簡単になり、清潔を保ちやすくなります。また、「カバーを付けなくても、汚れたらクリーニングに出せばよい」と考える人もいるかもしれません。

しかし、羽毛布団のクリーニング代は決して安いものではなく、運搬するにもそれなりの労力が必要となります。加えて、クリーニング店に持っていく時間を確保する必要も発生します。

羽毛布団にカバーを付けると清潔を保てるだけでなく、お金・労力・時間の節約にもつながるといえるでしょう。

ダメージから保護できる

眠っている間は汗をかくだけでなく、寝相や寝返りなどで無意識のうちに動き回っているものです。羽毛布団にカバーを付けることで、眠っている間に発生する摩擦のダメージから守ることができます

羽毛布団に直接ダメージが蓄積されていくと、いつしか破けてしまうでしょう。カバーは破けたら買い替えればよいですが、羽毛布団は高価なため気軽に買い替えできるものではありません。

羽毛布団を長く愛用するためにも、カバーは付けるのがおすすめです。

羽毛布団のカバーの素材の特徴は?

(出典) photo-ac.com

羽毛布団のカバーには、『化学繊維』と『天然繊維』の2種類のものがあります。それぞれの特徴を理解しておけば、カバー選びもスムーズに行えるでしょう。

化学繊維の特徴

化学繊維とは、石油由来の素材で作られる人工繊維のことです。代表的なものとしては、以下のものが挙げられます。

  • ポリエステル
  • ナイロン
  • ポリウレタン
  • レーヨン
  • アクリル

化学繊維でできた羽毛布団のカバーのメリットは、水洗い可能なものが多いことや、比較的安価で手に入ることなどです。

一方、デメリットは、放熱性に欠けるため蓄熱しやすいことでしょう。汗をたくさんかく夏場の使用には、向かないことがほとんどです。

また、静電気が発生しやすい点にも注意が必要です。静電気が発生することで、ハウスダストや花粉が付きやすくなるほか、パチパチとした刺激が起こりやすくなります。

天然繊維の特徴

天然繊維には、『植物由来』と『動物由来』の2種類があります。代表的なものとしては、以下のものが挙げられます。

<植物由来>

  • リネン(麻)
  • コットン
  • ガーゼ

<動物由来>

  • 毛皮
  • シルク

羽毛布団のカバーは肌に触れる機会が多いものであるため、アレルギー反応が心配な人は、天然繊維のものを使用すると安心でしょう。

また、天然繊維のものは保温性・保湿性・吸水性に優れた性質を持ち合わせており、寝心地のよさを重視したい人にぴったりです。

しかし、植物から作るという特性上量産しにくく、化学繊維のものに比べて価格が高くなる傾向にある点は留意しておきましょう。

羽毛布団のカバーを選ぶときのポイント

(出典) photo-ac.com

羽毛布団のカバーを選ぶときには、素材や価格以外にも意識するべきポイントが存在します。羽毛布団のカバーを選ぶ際に押さえておきたいポイントを、四つ紹介します。

着脱のしやすさで選ぶ

羽毛布団のカバーは、洗濯時に必ず着脱するものです。着脱に手間と時間がかかってしまうと洗濯が面倒になり、汚れを放置しがちになってしまうでしょう。

汚れをそのままにしておくのは、羽毛布団本体に汚れが付着する原因になるほか、ダニ・カビの繁殖によって、肌荒れやぜんそくなどのアレルギー反応を引き起こしてしまう可能性もあります。

羽毛布団のカバーには、カバーの中で布団がずれないよう留め具が備わっていることが多く、『留め具の付けやすさ』『外しやすさ』が着脱のしやすさに直結しているといえます。

そのため、留め具の数やタイプを確認しながら羽毛布団のカバーを選ぶのがおすすめです。

適度な重さのものを選ぶ

羽毛布団がいくら軽くて快適だったとしても、重いカバーを選んでしまっては意味がありません。カバーを付けたときに羽毛布団が重くなると、その分寝心地も大きく変わってしまい、結局カバーを外して使用することにもつながってしまうでしょう。

また、重さにより羽毛が膨らみきらず、性能を十分に発揮できないこともあります。そのため、カバーを選ぶ際は、重さもしっかり確認することが大切です。

おすすめなのは、羽毛布団にカバーを付けたときの重量を5kg以下にすることです。羽毛布団の重さを把握した上で、カバーの重量も確認して選ぶことで、失敗が少なくなるでしょう。

通気性のよさで選ぶ

羽毛布団のカバーの通気性が悪いと、羽毛布団に湿気がたまってダニ・カビの温床となります。また、熱がこもってしまい、睡眠の質を下げることにもなりかねません。そのため、通気性のよさは重要な選定基準です。

羽毛布団のカバーの素材の中で、通気性に優れている素材は、リネン・ガーゼ・シルクなどです。通気性の高さを基準とし、あとは肌触りや保温性など好みの性質を備えた素材のものを選ぶとよいでしょう。

季節に合わせたものを選ぶ

羽毛布団のカバーを選ぶときは、使用する季節を考えることも大切です。例えば、気温が下がる冬場には、保温性の高いカバーを使用することで快適に眠ることができるでしょう。

一方、気温が高く汗をかきやすくなる夏場は、吸水性・抗菌性などに優れたカバーを選ぶのがおすすめです。

季節によって『快適な寝心地』の基準は大きく変わるため、オールシーズンで同じカバーを使うのではなく、季節ごとの特徴に合わせたカバーを選ぶとよいでしょう。

羽毛布団のカバーのお手入れの仕方

(出典) photo-ac.com

羽毛布団のカバーのお手入れ方法を知っておけば、清潔な状態を維持できてカバーも長持ちさせられます。洗濯頻度や洗濯する方法を見ていきましょう。

羽毛布団のカバーは週1回は洗濯しよう

羽毛布団のカバーは、長時間肌に触れるものなので、どうしても汗や皮脂などで汚れてしまいます。お手入れを怠ってダニ・カビが繁殖してしまうと、不潔なだけでなく、アレルギー反応を起こしてしまう可能性もあります。

そのため、カバーは週1回は洗濯をするようにしましょう。夏場・冬場問わず、人は眠っている間に汗をかくものです。季節に関係なく、小まめに洗濯することが大切です。

また、近年では抗菌性を備えたカバーもありますが、洗濯の頻度が低いと効果が下がってしまうため注意しましょう。

羽毛布団のカバーを洗濯する方法

羽毛布団のカバーを洗濯するときは、まずは洗濯表示を確認することが重要です。水洗いができることを確認したら、以下の手順で洗濯しましょう。

  1. カバーに付いているほこりや小さなゴミを、コロコロなどで取る
  2. 洗濯ネットに入れる
  3. 素材に合わせた洗濯コースを指定して洗濯する
  4. 2本の物干し竿を使い、『M字』を作るようにして干す

乾かすときは、紫外線によって生地が劣化しないよう、風通しのよい場所で陰干しをしましょう。

おすすめのシンプルな羽毛布団のカバー

(出典) photo-ac.com

シンプルな羽毛布団のカバーは、価格がリーズナブルで定期的に買い替えたい人にぴったりです。コットン・ガーゼ100%の、シンプルなカバーのおすすめ商品を三つ紹介します。

Bedsure 掛け布団カバー

Bedsureの『掛け布団カバー』は、オールシーズン使用できる羽毛布団のカバーです。高級コットンのみを使用しているので肌に優しく、保温性・吸湿性に優れていることが特徴です。

また、通気性に優れているので、眠っている間に熱がこもって寝苦しくなることもありません。洗濯機で丸洗いが可能で、天日干しすればふっくらとした感触がよみがえるでしょう。

側面には開けやすいファスナーが備わっており、羽毛布団を着脱しやすいことも大きな魅力です。

Bedsure 掛け布団カバー

税込1984円

※2021年10月29日時点

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おめざめばざーる 和晒・エコテックス羽毛ふとん用カバー

『和晒・エコテックス羽毛ふとん用カバー』は、羽毛布団の魅力を最大限に生かすように設計された、ガーゼ100%の羽毛布団のカバーです。

日本古来の仕上げ製法『和晒製法』を採用し、4日間かけて丁寧に不純物を除去しています。国際規格である『エコテックス規格100』を取得しており、赤ちゃんが口に含んでも問題ないほどの安全性が保証されている点が魅力です。

また、留め具はボタン式で、着脱が非常に簡単なのもうれしいポイントでしょう。

おめざめばざーる 和晒・エコテックス羽毛ふとん用カバー

税込3300円

※2021年10月29日時点

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アロール21 掛け布団カバー

アロール21の『掛け布団カバー』は、ガーゼ100%の羽毛布団のカバーです。安全性に優れた『和晒製法』で作られており、肌が敏感な人や赤ちゃんでも問題なく使えます。通気性・吸水性に優れており、オールシーズン使用できるでしょう。

また、ひも式の留め具が8カ所に付いており、大きく開くファスナーも備わっています。そのため、着脱にかかる手間が少なく、羽毛布団もしっかりと固定できるでしょう。

アロール21 掛け布団カバー

税込3180円

※2021年10月29日時点

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おすすめの高機能な羽毛布団のカバー

(出典) photo-ac.com

機能性に優れた羽毛布団のカバーであれば、寝心地がさらに快適になったり、日々のお手入れも楽になったりするでしょう。高機能なカバーの中でも、特におすすめの商品を三つ紹介します。

ナイスデイ 掛けふとんカバー

ナイスデイの『掛けふとんカバー』は、化粧パフのような気持ちよい肌触りが特徴の羽毛布団のカバーです。高密度の『極細マイクロファイバー』に、ローズヒップオイルを配合することで、しっとりと心地よい肌触りを実現しています。

また、リバーシブル仕様になっており、季節ごとに肌触りを切り替えることができるほか、カバー単体で毛布として使うことも可能です。

さらに、静電気防止加工が施されているため、パチパチとした刺激が起こりにくく、ほこりや髪の毛が付きにくいことも魅力でしょう。

ナイスデイ 掛けふとんカバー

税込4990円

※2021年10月29日時点

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西川 SEVENDAYS 掛け布団カバー

『SEVENDAYS掛け布団カバー』は、おしゃれな北欧調の柄を取り入れている羽毛布団のカバーです。洗濯してもすぐに使用できる速乾性を実現し、定期的にお手入れをしやすいでしょう。

また、非常に薄手で軽いので、中の羽毛布団がしっかりと膨らみ、性能を十分に発揮してくれます。シワになりにくく、洗濯後でも見た目がきれいでしょう。

側面のファスナーから羽毛布団の出し入れができ、ひも式の留め具も付いているので、ずれやすい羽毛布団でもしっかり固定できます。

西川 SEVENDAYS 掛け布団カバー

税込1814円

※2021年10月29日時点

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無印良品 天然由来の接触冷感リヨセル麻掛ふとんカバー

『天然由来の接触冷感リヨセル麻掛ふとんカバー』は、夏場の利用を想定して設計された羽毛布団のカバーです。ユーカリの木から作られる植物由来の素材『リヨセル』と、リネンを組み合わせて編まれています。

リヨセル・リネンともに、吸湿性・放湿性に加えて接触冷感性も高い素材なので、ひんやりとした肌触りで寝心地も快適でしょう。また、洗濯後も乾くのが早く、シワになりづらいことも特徴です。

夏の寝苦しさを解消したい人は、候補に入れておきたい商品の一つでしょう。

無印良品 天然由来の接触冷感リヨセル麻掛ふとんカバー

税込4413円

※2021年10月29日時点

Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見る

カバーで羽毛布団を長持ちさせよう

(出典) photo-ac.com

羽毛布団にカバーを付けることのメリットは、清潔を保てたり、ダメージから保護したりできることです。また、羽毛布団のカバーには、シンプルなものから機能性を備えたものまで、非常に幅広い種類の商品があります。

どれを購入するか迷っている人は、素材の特徴や選び方をしっかり確認するのがおすすめです。最適な羽毛布団のカバーを選び、羽毛布団を長持ちさせましょう。



※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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