インテリアコーディネーター
インテリアコーディネーター歴8年です。家づくりに携わる中で学んだポイントやコツを、分かりやすく紹介していきます。
寝室は1日の始まりと終わりを迎える特別な部屋です。そんな寝室の部屋全体をおしゃれにすることで1日の終わりと始まりを良い気持ちで迎えられたら素敵ですよね。今回は寝室全体を統一感のある素敵な部屋にするためのコーデの実例とポイントをご紹介します。気に入ったものがあればぜひ挑戦してみてください。
目次
寝室のインテリアコーデ実例【かっこいい&スタイリッシュ】
カラーアクセントウォールがかっこいいコーデ
投稿者:amiagram
部屋の壁面の一部にアクセントウォールを取り入れると、スタイリッシュで雰囲気のある寝室インテリアに仕上がります。寝室の場合は、グレーや黒などトーンを押さえたシンプルで暗めのカラーをレイアウトすると、落ち着いた雰囲気になっておすすめです。
暗めのカラーは照明の反射率が下がって部屋が暗くなりがちですが、リラックスした時間を過ごす寝室であればさほど問題ではありません。逆にまぶしさを抑えられてゆったりと過ごせるため、大人におすすめしたいコツです。壁紙は100均などでも購入できるので、プチプラでいつもと違ったスタイルを試してみるのも面白い選び方でしょう。
寝室のインテリアコーデ実例【大人可愛い】
アンティーク調の大人可愛いコーデ
投稿者:chie_iga
ヨーロッパのホテルのような大人アンティーク調コーデです。照明にシャンデリアをセレクトすることで、上品で素敵な雰囲気の寝室インテリアとなっています。実例に挙げた写真のように、インテリアとしてお気に入りの絵画を飾ってもおしゃれでしょう。
アンティーク調のナチュラルシンプルなコーデは、家具選びが重要なコツです。
簡単な選び方のコツは、色味を揃えてまとまりを出すことです。実例では天井の梁に使われている木材とチェスト家具の素材の色味を揃えてレイアウトしているのが分かります。
木を生かした上級者ナチュラル大人コーデ
こちらの寝室インテリア実例では、寝室の部屋全体に使っている木材の色味を揃えることでまとまり感を演出しています。あえて塗装なしの木材を使うことで、無骨で大人な雰囲気が出ているのがコツです。
既製品では同じような素材感の家具を揃えるのが難しければ、棚などをDIYするのもおすすめです。ホームセンターで好きな木材を購入して手作りすれば、さらに愛着がわく寝室インテリアが完成します。スタイリッシュというよりは、暖かみのあるナチュラルな寝室インテリアが好みという方におすすめのコーデです。
寝室のインテリアコーデ実例【ナチュラル】
観葉植物を多用したナチュラルコーデ
投稿者:asasa0509
寝室インテリアに観葉植物を配置すると、癒しやリラックス効果が高まっておすすめです。こちらの寝室レイアウト実例では、鉢植えとハンギンググリーンが使われています。とくに窓際のハンギンググリーンは、窓の外の風景と一体となって奥行きのある風景を演出するアイテムです。シンプルながらもナチュラルで上品に仕上がるので、初心者にもおすすめできるテクニックのひとつです。
あまり植物の世話をする時間がないという方は、手間のかからないサボテンなどの多肉植物を選ぶのがコツです。雑貨店ではシンプルナチュラルなフェイクグリーンも販売されているので、インテリアとして飾ってみたいという方にもおすすめです。
柄物クッションで表情を付けた寝室コーデ
投稿者:mimimie46
寝室のインテリア家具は高額なことが多く、なかなか買い替えるのが難しいですが、クッションなどのファブリックであれば比較的手軽に取り入れられるでしょう。こちらの寝室コーデ実例では、シンプルなインテリアの中でクッションがアクセントとなっています。クッションがあることによりインテリアに表情が生まれ、お洒落な雰囲気が感じられます。
クッションは可愛い柄からスタイリッシュなものまで幅広いデザインが選べるので、どんなインテリアでも応用できるレイアウトのコーデ手法です。
ナチュラルな雰囲気で無造作に置くだけでもおしゃれにレイアウトでき、初心者にも簡単に取り入れられます。
寝室のインテリアコーデ実例【シンプル】
投稿者:emiyuto
ナチュラルシンプルな寝室コーデは、性別や年齢を問わず人気です。こちらの実例では白を基調としており、ナチュラルで素敵な雰囲気となっています。ベッドヘッド側に長方形の窓があることで、朝日が差し込むレイアウトです。またスタンドライトを設置しているので、全体照明を消して手元だけで灯が取れるようになっています。極力装飾を抑えているので、家具全体のスタイルを合わせられたおしゃれな寝室コーデの選び方と言えます。
大人ナチュラルな雰囲気のインテリアにするには、なるべく家具や雑貨の数を減らすのがレイアウトのポイントです。
寝室のインテリアコーデのレイアウトのコツ
インテリアのカラーを揃える
投稿者:ki_mi.555
寝室をスタイリッシュで洗練された印象にコーディネートするには、家具のカラーを揃えるのが簡単なコツです。シンプルなコーデではとくに、全体のまとまり感がおしゃれを左右します。
ナチュラル系ならベージュやグリーン、大人スタイリッシュならモノトーン、可愛い系であればパステルカラーといったように、寝室のインテリアスタイルに合わせてカラーを選び分けるのがコツとなっています。初心者でも取り入れやすい手法なので、ぜひスタイリッシュな寝室インテリアを試してみてください。
ベッドヘッドから見える明かりに注意する
投稿者:gpgp_ismart
寝室は寝起きする空間なので、明るさに配慮することがインテリア計画のコツとなります。とくに窓がある場合、ベッドヘッドから直接朝日が差し込むのが見えるとまぶしい場合があるため注意が必要です。さわやかに目覚めたい場合には良いのですが、家族で起床時間がバラバラだと睡眠を妨げてしまうかもしれません。
また照明器具に関しても、頭の真上に来る位置に配灯してしまうと眠りの邪魔になってしまうでしょう。寝室ではなるべくスタンドライトやフットライトの優しいスタイルの明かりを併用して、寝る前は強い光を浴びないようにする工夫が必要です。
シンメトリーにレイアウトする
投稿者:m.04210421
寝室の家具をシンメトリーに配置すると、部屋のインテリアに統一感が生まれるでしょう。こちらのインテリア実例では、左右対称に開けられた窓を基準にして家具を配置しています。全体を大人なモノトーンで揃え、ベッドリネンとパネルの柄を合わせてスタイリッシュな雰囲気を演出しているのが特徴です。
もし寝室に窓がない場合は、絵画やパネルなどをシンメトリーに貼る方法でも同じような効果が得られます。初心者の選び方のコツは、なるべくシンプルな柄を選ぶことです。あまりたくさんの模様を取り入れるとまとまり感がなくなってしまうため、色味やパターンを揃えるようにしましょう。
寝室のインテリアコーデする時の家具の選び方
木目の色味を揃える
投稿者:mayukamu18
寝室の家具の選び方は、木目の色味を揃えるとまとまりが生まれておすすめです。ダークなチェリー材やウォールナット材だと落ち着いた大人っぽい雰囲気になり、逆にマホガニー材やチーク材だとカジュアルでシンプルな印象になります。
選ぶ寝室インテリアのスタイルによって最適な木材は変わるため、あらかじめインテリアの方向性を決めておくのがおすすめです。ベッドフレームやチェストといった木製の家具を同じ材質にすると、選び方も楽でしょう。
ファブリックを活用する
投稿者:ki_mi.555
寝室は、ベッドカバーやリネン類などのファブリックが活躍する部屋です。そのため、インテリアの一部としてスタイリッシュで可愛いデザインのものを選ぶと素敵でしょう。
実例に挙げたようなモノトーン柄を選ぶと、スタイリッシュで大人な雰囲気に仕上がります。選び方のコツは、クッションを取り入れるのがポイントです。クッションは数千円前後で購入可能なため取り入れやすく、また季節や気分に合わせて柄を替えるのも簡単です。ナチュラルでシンプルな柄なら初心者にも挑戦しやすいため、インテリアを簡単におしゃれにしたいという方はぜひ挑戦してみてください。
アクセントカラーを取り入れる
ワンランク上の寝室インテリアコーデの選び方は、アクセントカラーを取り入れるのがコツです。こちらの実例では壁紙に鮮やかなブルーを取り入れており、さわやかで大人シンプルな雰囲気を演出しています。
壁紙はペンキで塗ったり貼り替えたりする必要があるため手間が掛かってしまいますが、寝室のベッドカバーやクッションといった小物であれば簡単に替えられておすすめです。
選び方のコツは、ベースで使っている色とは反対のカラーを選び、アクセントをつけることです。暖かみのある木のオレンジ系がベースの場合、反対色の青を選ぶと鮮やかな印象が際立つでしょう。
まとめ
本記事では、寝室インテリアのレイアウトの実例とコツを紹介してきました。
寝室の家具は最初に購入したものを使い続けるケースが多く、なかなか模様替えが後回しになってしまいがちです。
しかし家具のレイアウトやインテリアを少し変えるだけで雰囲気ががらりと変えられ、初心者にこそおすすめしたいインテリアコーデがたくさんあります。
スタイリッシュで大人っぽい雰囲気から、シンプルナチュラルなものまで幅広く紹介しているので、ぜひ選び方のコツを参考に寝室のインテリアコーデに挑戦してみてください。