キッチン・台所のリフォーム費用や見積を徹底解説!予算別の事例や工事の期間も! – Onnela[オンネラ]|おうちのなかを、もっとしあわせに。  

キッチン・台所のリフォーム費用や見積を徹底解説!予算別の事例や工事の期間も!

この人に聞きました夏目あや子

一級建築士

おうちを楽しく育てる暮らし「おうち育」を提案しています。 収納・100均リメイク・DIYなどおうちに関する楽しいアイディアをSNSで発信中していますのでぜひご覧ください!著書「なつめさんちの新しいのになつかしいアンティークな部屋つくり」や 雑誌掲載・TV出演・コラム執筆・空間プロデュースなど幅広く活躍中です。

住宅において、築年数が上がるにつれて設備の古さは気になってくるものです。 20年を超えてくると、老朽化がすすみ不便になったり、水もれなどの不具合が出てくることも多くあります。システムキッチンの進化は目覚ましく、20年も経つと大きく変化しているでしょう。

ただキッチンをリフォームしたい、と思った時に「まず何をやるべきか」「費用はどのくらいかかるのか」などの疑問が浮かんでくるのではないでしょうか。この記事では、キッチンのリフォームにかかる費用や相場、見積に書いてある内容など誰もが気になるであろう基本情報を解説します。

キッチンのリフォーム費用・相場

キッチンのリフォーム費用の相場

キッチンのリフォーム費用の中で一番多いのは、100万円~150万円程度の価格帯です。この金額の中には、キッチン本体以外に、工事費などが含まれます。

システムキッチンのタイプや形状で費用に差が出る

一般住宅では、システムキッチンと呼ばれる各メーカーの工場で作られたキッチンを使うことがほとんどです。このシステムキッチンは、タイプやグレード、形状によってかなり大きな差が出る設備です。

必要最低限のシンプルな設備のものだと50万円くらいから用意できることもあります。しかし反対に、設備やオプション、扉の素材などにこだわるハイグレードのものだと300万円を超える場合もあります。これだけの費用の差がある設備ですから、自分にとって何が必要か、優先すべき内容はなにか、選び方をきちんと考える必要があります。

キッチンの形状タイプ

キッチンの形状は大きく分けて4つあります。

  • I型キッチン

シンク・作業台・コンロが一直線に並ぶ一般的な形状のキッチンです。一番種類が多く、いろいろな選択肢があります。作業台を確保することがポイントで、ある程度幅が必要になります。そのため住宅で一番選ばれているのは幅2400mm程度のものです。

よく聞くアイランド型は、この形状のキッチンが壁から独立して配置されているものを指します。

  • L型キッチン

シンク・作業台・コンロがL型に配置されたキッチンで、I型キッチンよりも広めの面積であることが多いです。I型からの変更の場合、面積を広げる必要がほとんどなので、コストアップの可能性が大きくなります。

 

  • Uの字型キッチン

Uの字にコンロとシンクが向かい合わせもしくは対角に配置されているキッチンです。L型キッチンよりさらに面積が必要ですが、多人数で料理する場合には便利と言えます。

  • Ⅱ型(セパレート型)キッチン

シンクとコンロが向かい合わせで別々に配置されているキッチンです。幅がそれほど必要ないので間口の狭いマンションなどで採用されています。

キッチンのグレード

システムキッチンは、大きく分けてハイグレード・スタンダード・シンプルと3つのグレードが用意されていることがほとんどです。メーカーによってはハイグレード・スタンダードの2つに分類されることもあります。

スタンダードを基本として、より高品質な素材のオプションやスペックのアイテムが用意されているのがハイグレード、機能を必要最低限に絞り、価格を抑えたものがシンプルと呼ばれます。しかしながら同じグレードであっても、扉の素材や設備機器によってもかなり金額に差が出ます。

キッチンの選び方や目安

せっかくリフォームをするなら、自分に合ったものを選びたいですね。先述した通り、キッチンはオプションの選び方などで100万単位の差が出る設備です。

設置できるサイズのキッチンから、おしゃれさにこだわるなら扉の素材やレンジフードの色や素材にお金をかけるのも良いでしょう。機能重視なら、よごれにくいシンクや天板を選ぶ代わりに扉の素材はスタンダードにするなど、予算内で取捨選択をする必要があります。おすすめされたから、と言って決めるのではなく、予算内で必要なものを選択するにはショールームなどに足を運んでよく商品を見てみることも大切です。

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キッチンリフォームの見積の見方とは?

キッチンリフォーム費用は、見積書を見てみると内容が把握できます。キッチン本体以外にどのような工事が必要なのでしょうか。見積書に書いてある内容のポイントを絞ってご説明します。

材料費

システムキッチン本体のことです。見積書には、キッチンのメーカーや名前が書かれています。金額の中には、住宅設備機器(コンロなど)の金額も入っています。

キッチンの詳細についてはメーカーがつくったシステムキッチンの仕様書があるのが普通です。そこに今回の金額に含まれる内容がすべて書かれているので、よくチェックしましょう。

養生費・搬入運搬費

キッチンを運ぶためのルートにシートを敷いたり傷つけないようにクッションをまいたりする「養生」や配送費、クリーニング費などが入ります。リフォーム工事をするには必要な作業です。

解体工事費

解体撤去費と記載があることもあります。現在使っているキッチンを解体する工事にかかる費用です。

廃棄物処理費 

処分費、廃材処分費、撤去費、などと書かれていることもあります。解体したキッチンを処分するために必要な費用です。

取付工事費

組立て工事、などと書かれていることもあります。システムキッチンを組み立てて設置する工事です。メーカーの専門の方が行う場合と、大工さんなど職人さんが行う場合があります。

キッチンパネル取り付け費

コンロの全面や側面に油汚れなどを防止するたに取り付けるパネルのことで、リフォーム工事ではシステムキッチン設置と一緒に行うことが多くなっています。

給排水工事

システムキッチン取り付けに伴う、給水・排水など水道工事の費用です。キッチンの位置などを変えたり、元の配管が古い、シンクの位置などが違うなど配管の延長や取り換えが必要な場合は、同じ場所に設置するより高額になります。

電気工事

IHクッキングヒーター、食器洗浄機やレンジフードなど、キッチンで使う電気工事の費用です。

ガス工事

ガスコンロなど、キッチン周りでつかうガスの配管や移設工事の費用です。

内装工事

キッチン交換に伴い、床や壁も張り替える場合の費用です。クッションフロア張替え、壁・天井ビニールクロス張替え、など表記されていることが多くあります。

サイズが同じくらいのキッチンであれば補修で済む場合もあります。張替えの場合、キッチン全面のリフォームなのか、一部なのか、面積の数字はおかしくないか、チェックしましょう。

諸経費

諸経費とは、主に管理費のこと。現場管理費や一般管理費とも言い、経費の一部です。工事費に対して一定の割合にしているところが多いため確認をしましょう。

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キッチンリフォームの見積書の注意点

ただ見積の数字を見ただけではわからない内容もたくさんありますよね。ここでは見積書を見る上でで、注意したいポイントを何点かに分けて解説します。

日付やリフォーム業者の押印がきちんと入っているか

何度か見積をやり直したりする場合、どの見積が最終なのかきちんとわかるように日付はチェックしましょう。またリフォーム業者の押印は正式な書類には必要なものです。

後々見積内容や金額の相違でのトラブルに困らないようにきちんとチェックしましょう。

諸経費の割合

諸経費の割合は概ね10~15%程度となっています。

割合が大きすぎる場合は理由を聞いてみましょう。

有効期限

ほとんどの見積には有効期限があります。過ぎてしまうと、同じ金額で施工できなくなってしまう可能性があります。

ただし、あまりに短い有効期限の場合にはいざ発注しようとしたら同じ金額で発注できなかった、短い有効期限で焦らそうとしているなどのトラブルも予想されますので注意が必要です。

キッチンのリフォーム事例

50万円まででできるリフォーム工事

50万円程度だと、キッチン全体を交換するのは難しく(アパートなどのコンパクトキッチンであれば可能な場合も)部分的な交換工事が主になります。

・レンジフードの交換 8万円程度~

レンジフードはグレードによって10万円ほど差があります。今はレンジフード内の掃除を10年しなくてよいという商品もあるので、是非様々な種類を見てみましょう。

・コンロの交換 8万円程度~

ガスコンロを新しくする、IHクッキングヒーターを新しくする、等では電気やガスの工事はほとんどかかりません。かかる費用は大抵、設置費・処分費などです。ただ、ガスコンロからIHクッキングヒーターへの交換や100Vから200Vへの変更などの工事が必要な場合は電気工事が発生します。

・ビルトイン食器洗浄機の設置 20万円程度~

ビルトイン食器洗浄機もグレードによって差が出る商品ですが、商品自体はおおよそ15万円程度が目安です。交換であれば、電気工事や設備工事は少なくて済みますが、新設の場合はコンセントも合わせて新設する必要があるので電気工事や設備工事が発生します。

50万円~150万円でできるリフォーム工事

キッチン全体を交換する場合は、100万円程度が目安になりますが、機能重視のシンプルなキッチンの交換のみといった場合であれば100万円以下でも施工が可能です。予算に合わせてキッチンの選び方を考える必要があります。

【事例1】シンプルタイプのキッチンにリフォーム 80万

  • 老朽化したキッチンをシンプルタイプのキッチンに交換。
  • I型キッチン→I型キッチンへ交換
  • 電気工事・ガス工事・解体処分費込み
  • 壁・床は補修のみ

【事例2】 家族4人の中古マンションリフォーム 130万円

  • 台所が古くて使い勝手が悪いので、改修のご要望
  • L型キッチン→L型キッチン交換で、リビング側は吊り戸棚なし
  • 電気・ガス工事・解体処分費込
  • 壁・床の内装工事込み

【事例3】 築40年の戸建てのキッチンリフォーム 125万

  • 築40年、地震で亀裂の入ってしまった壁とキッチンを一新
  • I型キッチン、全面吊戸棚
  • 電気・ガス工事・解体処分費込
  • 壁(板張り)・床の内装工事込み

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キッチンのリフォームの工事期間はどのくらい?

キッチンのリフォームにかかる工事期間は、2日~2週間程度が目安です。工事内容によって幅があります。

  • キッチンの位置を変えずキッチン交換のみ 2~6日
  • 床や壁の工事も加える 1週間程度~
  • キッチンの位置を変える 2週間程度~

キッチンのリフォームは工事に入ってしまえば1週間程度で終わりますが、工事期間以外に内容を決める打合せ、キッチンを発注してから工事を始めるまで2週間程度と意外に時間がかかります。

施工業者に問い合わせてから完了するまで、1.5~2か月程度を目安と思った方がいいでしょう。

キッチンのリフォームをする際の注意点

キッチンのリフォーム工事を行う上で、いくつか注意点があります。

概算見積で判断してはいけない

リフォーム工事の概算見積、というのは現場を見ないうちに聞き取りだけでつくる見積のこと。リフォーム工事というのは、それぞれの場合で必要になる工事内容がかなり変わってきます。現場を見ないうちの見積は、参考程度だと考えるようにしましょう。

概算見積が安すぎる施工業者は、あとで追加工事が増える場合もあるので、注意が必要です。

リフォーム工事での追加工事の可能性

リフォーム工事というのは、一件一件内容の違う、いわばオーダーメイドの工事です。また、劣化具合もキッチンを外してみないとわからないことも多々です。外してみたら床の劣化が激しく新たな補修が必要になった、等の可能性もあります。

リフォーム業者と施工前にきちんと話し合っておきましょう。

システムキッチンの割引率

システムキッチンは、定価から一定の割合で値引きが行われることがあります。この割合は、リフォーム業者とメーカーのこれまでの取引実績や親密度によって、特定のメーカーなら高い割引率でルートを確保していることも考えられます。

こだわりがなければ、リフォーム業者の提案してくれるメーカーならよりお得にキッチンリフォームができるかもしれません。

キッチンのリフォーム工事を予算内で納得するには

毎日立つキッチンは、使いやすく居心地の良いものでありたいですよね。ただ予算内で納得のいくリフォーム内容にするためには、優先すべき内容はなにか、家族でよく話し合いが大事です。時間に余裕がある場合には、リフォーム業者の予定に合わせて空いている時期に工事をお願いするのも予算を抑える一つの手です。

リフォーム業者によっても考え方は違うので、積極的に提案、見積など意見を出してもらってしっかり信用できる業者を見つけましょう。

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※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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