かき氷機はバラエティに富んでいるため、自分に合う商品探しで悩む人も多いでしょう。今回の記事では、かき氷機の種類や選び方を紹介します。また、おすすめ商品を8点取り上げているので、最適な相棒を見つけてかき氷ライフを楽しみましょう。
かき氷機にはどんな種類がある?
一言でかき氷機といっても、実にさまざまな種類があります。分かりやすく三つの種類に分けて、それぞれの特徴を紹介します。
使う頻度やシチュエーションにより、発揮できる強みが異なるので、しっかりと確認しましょう。
子どもと楽しむなら手動タイプ
手動タイプには、かき氷を作る過程を楽しめるという魅力があります。
自分の手で氷を削る感覚を堪能でき、ガリガリとした感触が病みつきになるでしょう。比較的安価で購入できるのもうれしいポイントです。
また、手動タイプなら、場所を選ばず使えるというメリットもあります。軽量で持ち運びに便利なため、キャンプなどのアウトドアでかき氷を作るときにも活躍します。
手動式のかき氷機は、安定感を確認することが重要です。持ち手が付いていたり、フレームが金属製であったりする商品は、安定感が高くより安全に使用できます。
もし、一つのかき氷機を使ってさまざまな食感のかき氷を堪能したい場合には、氷の粗さや刃の角度を調整できる商品を選ぶとよいでしょう。
ささっと手軽に使いたいなら電動タイプ
電動タイプのかき氷機なら、時間も手間も掛からず、おいしいかき氷を作れます。
一度にたくさんの量を作ったり、利用頻度が高かったりする人にぴったりです。氷の削り方のバリエーションにも富んでいます。
また、年齢を問わず使えるというメリットもあります。自動で氷を削ってくれるため、力の弱い小さな子どもや女性なども使いやすいでしょう。
ただし、電力を必要とするため、アウトドアなどの屋外での使用は難しいです。
ハンディタイプは収納もしやすい
コードレスのハンディタイプのかき氷機は、かさばりにくいため収納しやすく、キッチン台などに置いても場所を占領しづらい点がメリットです。モダンなデザインのものも豊富にあり、インテリアとしてもおしゃれでしょう。
また、ハンディタイプならお手入れも簡単にできます。より清潔を保ちやすいため、翌年以降も使用したい人や使用頻度の多い人も扱いやすいです。
さらに、アウトドアなど場所を問わず使えるという魅力もあります。ただし、連続稼働時間が1分程度であることが多いため、念のため充電場所を確保しておくとよいでしょう。
かき氷機を選ぶポイント
(出典) photo-ac.com
かき氷機を選ぶためのポイントを三つ紹介します。自分のライフスタイルや好みに合う商品と出会えれば、より心地よく末長く使い続けられるでしょう。
どんな氷が使えるかチェック
かき氷機によって削れる氷の種類が異なります。氷は大きく分けて、自宅にある冷蔵庫でも作れる『バラ氷』と、専用の製氷カップで作る『ブロック氷』の2種類があります。
バラ氷は、常備している家庭が多いという点が特徴です。バラ氷で作ったかき氷は、シャリシャリとした食感になり、また溶けにくいというメリットもあります。
一方でブロック氷は、氷を均一に薄く削れるため、ふわふわの食感が楽しめます。ただし、氷を作る手間が掛かる点はデメリットです。
両方に対応しているものであれば、好きなタイミングで作ることもできて便利でしょう。
作る量によってサイズを選択
1回でどのくらいの量のかき氷を作れるのかを、確認しましょう。1人や家族数人分だけでよいのか、もしくは大人数向けにたくさん作りたいのかにより、選ぶ商品が異なってきます。
かき氷機は、短時間で複数回稼働させると、本体温度が高まりやすいです。本体温度が高まり過ぎると、機械が作動しなくなることもあります。そのため、少ない回数で必要な人数分のかき氷を作れる商品を選びましょう。
ただし、一度に作れる量の多さに比例して、かき氷機本体も大きくなります。大きいほど、収納場所を考慮する必要が出てきます。使わない季節にどこに収納しておくのかをイメージしながら、商品を選ぶとよいでしょう。
清潔に保つには洗いやすいものを
かき氷に使う氷をジュースなどで作る場合、お手入れのしやすさに着目することが肝心です。スタンドにベタつきが残ったり、汚れが落ちにくかったりすると、衛生面に不安が残ります。
例えば、手動タイプなら丸洗いできるため、より清潔に保ちやすいです。後片付けが億劫になりにくいため、日常生活に取り入れやすいというメリットもあるでしょう。
一方、電動タイプであれば、パーツの数や組み立ての仕方に着目します。パーツ数が少なく、組み立てが簡単なものであれば、よりお手入れしやすいでしょう。
手動タイプのおすすめかき氷機
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おすすめの手動タイプのかき氷機を三つ取り上げます。自分でかき氷を作っている感覚を堪能できる手動タイプは、過程を楽しみたい人にもってこいです。
デザインの種類も豊富なため、好みの商品を選んでいきましょう。
パール金属 かき氷器 しろくまくん
かわいいしろくまがモチーフの、手動かき氷機です。しろくまの頭頂にあるレバーを回して氷を削ります。
回転ネジ式シャフトにより、氷がラクラク削れます。小さな子どもでもスムーズにハンドルを回せるため、子どものいる家庭にもおすすめの商品です。
また、自宅の冷蔵庫で作ったバラ氷で、簡単においしいかき氷が作れるのも魅力です。さまざまな食感のかき氷を楽しみたい人にぴったりでしょう。
パール金属 かき氷器 しろくまくん
手動ふわ雪 かき氷器 IS-FY-20
爽やかな色味で、暑い季節にもぴったりなかき氷機です。右側のハンドルを回転させて氷を削る仕組みになっています。
刃の高さは、氷の状態に合わせて調節できます。氷の粗さを調節できるため、そのときの気分でさまざまな食感のかき氷が堪能できるでしょう。
また、『おいしい氷の削り方マニュアル』や『アレンジかき氷のレシピブック』が付属されています。かき氷のおいしさにこだわったり、バリエーションを増やしていったりして、充実したかき氷ライフを楽しめるでしょう。
手動ふわ雪 かき氷器 IS-FY-20
ドウシシャ 手動 かき氷器 HAPIKOARI(ハピコオリ)
コンパクトに収納できるかき氷機です。約0.5kgと軽量な上に畳めるため、アウトドアシーンなどで持ち運んで使うのにもってこいです。オフシーズンに収納しておく際にも、場所を取りづらいでしょう。
専用の製氷カップに加え、自宅の冷蔵庫などで作るバラ氷にも対応しています。インナーリングに入れて削るため、バラ氷もひとまとめにして簡単に削れるのです。
子どもでも使いやすいシンプルなデザインになっています。
ドウシシャ 手動 かき氷器 HAPIKOARI(ハピコオリ)
電動タイプのおすすめかき氷機
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電動タイプのかき氷機を三つ紹介します。電動タイプなら作れるかき氷のバリエーションもより増えるため、たくさんの味を楽しみたい人にも最適です。
Toffy 電動ふわふわかき氷器 K-IS13
お店のような、ふわふわの柔らかいかき氷を楽しみたい人にぴったりな、電動タイプのかき氷機です。氷の粗さを無段階で調整でき、氷をセットしてスイッチを押すだけと、子どもでも簡単にかき氷が作れます。
また、水で作った氷だけでなく、ミルク氷やジュース氷、冷凍フルーツも砕けます。マンゴーやパイナップルなどを使えば、南国気分を味わうこともできるでしょう。タピオカやいちご、練乳などを組み合わせれば台湾風にアレンジすることもできます。
Toffy 電動ふわふわかき氷器 K-IS13
山善 電動かき氷機 YSIA-F25
自宅のインテリアにもなじみやすい、シンプルなデザインの電動かき氷機です。上部にある開閉口が広いため、氷をセットしやすい仕様になっています。
本体を分解できるので、お手入れも簡単で清潔な状態を保ちやすいでしょう。
また、商品本体には専用のレシピブックが付いてきます。定番のシンプルなかき氷はもちろん、さまざまなアレンジレシピを楽しめるでしょう。
初心者でも挑戦しやすく、家族はもちろん、友人をおもてなしする際にも活躍します。
山善 電動かき氷機 YSIA-F25
ドウシシャ 電動ふわふわ とろ雪 かき氷器
ふわふわのかき氷を簡単に作れる、ドウシシャの電動かき氷機です。刃の高さをスムーズに調整でき、氷の粗さを変えながら好みの食感に近づけられます。
また、冷凍フルーツも砕けます。フルーツの種類や食感の好みに合わせて刃を調整すれば、より多くのバリエーションを楽しめるでしょう。
専用の製氷カップは2種類の液体が入れられるため、違う味をミックスさせることもできます。
カラーはグリーンとブラックの2色展開です。それぞれ雰囲気が異なるため、好みやインテリアとの相性などに合わせて選びましょう。
ドウシシャ 電動ふわふわ とろ雪 かき氷器
ハンディタイプのおすすめかき氷機
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ハンディタイプのかき氷機は、機能性に加えてデザイン性の高さも魅力です。操作も簡単で子どもから大人まで使いやすく、省スペースで収納できる商品を紹介します。
パール金属 クールリッチ 電動ハンディかき氷器
パール金属のハンディタイプの電動かき氷機です。見た目がおしゃれなので、インテリアの邪魔をしません。
使用するときには、両手で本体を持ちます。利き手で上部を持ち親指でボタンを押しながら、反対側の手で下部を支えて氷を砕いていきます。ボタン一つで作動するため、とても使いやすいでしょう。
また、手で持ちながら操作できるため、お皿はもちろんグラスなどにもピンポイントで盛り付けできます。盛り付けしたときの見た目にこだわりたい人にもぴったりです。
パール金属 クールリッチ 電動ハンディかき氷器
ドウシシャ 大人のふわふわかき氷器
ふわふわのかき氷を簡単に作れる、ドウシシャのハンディタイプのかき氷機です。トレーを含めても約800gという軽さなので、女性でも手軽に扱えます。
ふわふわのかき氷はもちろん、シャリシャリの氷を作ることも可能です。刃の高さを変えられる調節ネジ機能で調節するだけで、氷の粗さを簡単に変えられます。
また、かき氷以外の用途にも使えます。豊富なレシピ集を詰め込んだ『大人の贅沢氷レシピ』が付いてくるため、有効活用してレパートリーを増やしていきましょう。
カラーは、ソーダグリーン・チェリーピンク・プラムレッド・ミントブルーの4色展開です。スタイリッシュな見た目は、インテリアの一部としても一役買ってくれます。
ドウシシャ 大人のふわふわかき氷器
かき氷機は目的に合ったものを選ぼう
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かき氷機は、大きく分けて3種類あります。手動タイプは、場所を選ばずに使いやすく、アウトドアなどの屋外でかき氷を作ることもできます。
電動タイプは、ボタン一つで氷を砕いてくれるため、なるべく手間を掛けたくない人にぴったりです。一度に大量の氷を砕けるため、大人数のかき氷を作りたい場合にも活躍します。
そして、ハンディタイプは、見た目がスタイリッシュなものが多く、小ぶりなので収納場所を確保しやすいです。
また、かき氷機選びのポイントは、バラ氷にも対応しているか、一度に作れる量はどれくらいか、洗いやすいかどうかの三つです。
おすすめのかき氷機を参考にし、ライフスタイルや使いたいシーンに応じて、最適なかき氷機を選んでいきましょう。