お風呂グッズというと、子どもの遊び道具のイメージが強いですよね。しかし実際は、大人でも楽しめるアイデアグッズがたくさん発売されています。
そこで今回は、大人のリラックスタイムを彩るバスグッズ12選をお届けします。日々の疲れが溜まっている人必見。お風呂にゆっくり浸かりながら身体を温め、仕事や家事の疲れを癒しましょう♪
目次
ストレス解消に効果的!お風呂グッズを取り入れるメリットとは
仕事や家のことが毎日山積みで、スマホやPCに数分ごと通知が届く現代では、頭がつねにフル回転になりがちです。オンの状態が長く続くと、次第に身体がついていけなくなって体調を壊してしまうことも。日常の中でオフモードをどれだけ確保できるかが健康のカギになります。
毎日入るお風呂は、頭のスイッチをオフにして身体をゆっくり休めるのに最適な方法です。そのリラックスタイムをさらに彩るのは、大人向けのお風呂グッズたち。まずはお風呂グッズのメリットをご紹介します。
オンからオフへ!お風呂を快適に過ごすコツは非日常感にアリ
身体を芯からしっかり温めると、副交感神経が優位になって頭も身体もオンからオフになりやすいです。しかし、ただお湯に浸かっているだけだと、仕事のことや日常の悩みについて考えてしまってオフの気分になれないことも。
日々のことを考えないようにするためには、空間を非日常に変えてしまうのが手っ取り早いです。いつも見ているお風呂の景色を、お風呂グッズを使って一変させてみましょう。見た目以外にも、香りを変えてみるのも効果的です。また、読書や音楽など、趣味のものを持ち込んで思う存分楽しむのもおすすめです。
身体を内側から温めることで疲労を回復
温浴は古くから身体を健康に保つ秘訣として親しまれてきました。現代人は長時間デスクに向かって作業をすることも多く、血行が悪くなったり関節や筋肉が硬直して疲れを感じやすい身体になってしまっています。
お湯に浸かると身体全体の血管が開き、血流が良くなります。身体が芯からポカポカと温まって関節や筋肉の凝りも柔らかくなり、疲れが取れやすくなります。
ただ単に身体を温めるだけでなく、水圧による程よい圧迫感が身体に良いとも言われています。身体が包み込まれる感覚はシャワーからは得られません。時間があるときはできるだけお湯に浸かるようにしましょう。
副交感神経が優位になって寝つきが良くなる
末端神経までしっかりと温めると、副交感神経が自然と優位になります。疲れているにも関わらず寝つきが良くない人は、ストレスなどが原因でつねに覚醒状態になっている可能性が高いです。「頑張って寝よう…!」と意識するほど頭が冴えてしまい、たとえ寝付けたとしても眠りが浅くなってしまいます。
眠りの質を上げて翌朝に疲れを残さないためには、就寝前に副交感神経を優位にしておく必要があります。こわばった身体をほぐす、ゆったりと深呼吸をする、好きなことをしてリラックスするなどの方法が代表的です。
お風呂の良いところは、これらの方法を同時に達成できることです。お風呂にゆっくり浸かることは、もっとも効率的に副交感神経を優位にする方法のひとつと言えるでしょう。
新陳代謝を高めて老廃物を排出
お風呂に入って体温が上がると、同時に新陳代謝が高まります。老廃物や疲労の元になる物質が排出されやすくなり、お風呂から出た後はすっきりとした爽快感を感じられるでしょう。血流が良くなれば、酸素や栄養素の循環が活発になって身体が活き活きする効果も期待できます。
入浴と同じようなリフレッシュ効果を得るには、ランニングなど軽い運動をしながら身体を温める方法もあります。しかし、運動強度によっては逆に身体に負担をかけてしまうことも。お湯に浸かることは、身体のコンディションを無理なく整えるすぐれた健康活動です。
冬の寒さや夏のエアコンによる冷え性を改善する効果も
冬の寒さや夏のエアコンによる冷え性に悩まされている人は多いことでしょう。特に女性の場合は、内臓に血液が集まりやすく手足などの末端は冷えやすくなる傾向です。
冷え性の改善には、身体全体が温まる入浴が最適です。より効果を得たいときは、39〜40度のぬるま湯に、20分程度ゆっくり浸かりましょう。お風呂に入る時間がないときは、バケツにお湯を張って足湯をするのもおすすめ。在宅勤務が多い人は、仕事をしながら足を温めてみても良いかもしれません。足先だけでなく手先にも十分な血液がめぐり、手がかじかむことなく作業に集中できますよ。
まずはお試しに!お風呂を快適するお風呂グッズ3選
ここからは、バスタイムにおすすめのお風呂グッズを紹介していきます。まずは、バスグッズを使ったことがまったくない人向けの入門グッズを3選お届けします。気になるものがあればどんどん試してみてくださいね。
バスキャンドル
お風呂の中を非日常空間に変化させるアロマキャンドルです。ゆらゆらとしたやさしい炎が、バスルームの中を幻想的に彩ります。
入浴剤も使いやすいお風呂グッズのひとつですが、掃除が大変になってしまったり、洗濯に残り湯を使えなくなってしまったりするデメリットがあります。バスキャンドルは、「もっと手軽にお風呂でリラックスしたい!」というときにうってつけです。
キャンドルは「アンバー」「ブルーグレー」「オリーブ」の3種類。それぞれ香りと色が違うので、気分に合わせて使い分けるのもおすすめです。
お風呂でぷかぷか、アロマ香る 「バスキャンドル」
【ギークルジャパン】お風呂 de サウナ傘
上から被せるだけでお風呂がサウナに早変わりするアイデアグッズです。お風呂にゆっくり入りたいものの、なかなか時間が取れない人におすすめ。5〜10分程度で身体をしっかり温めることができます。
最近流行りのサ活(サウナ施設を楽しむ趣味)ですが、サウナと浴場は別料金になっていることが多く、毎日通いにくいことが難点です。サウナ傘があれば自宅でもサウナ気分を味わえるので、手間が少なくコスパも良いですよ。
湯船につけられない顔や頭といった部位を温めることができるのも強みです。毛穴や頭皮の汚れが落ちやすくなり、肌や髪のツヤがバツグンに良くなります。疲れをとりつつ美容にも気を遣ってくれる、一石二鳥のバスグッズです。
【ギークルジャパン】お風呂 de サウナ傘
お風呂汚れ吸着ボール
お風呂に浸かっている最中に、身体から剥がれた皮脂汚れが気になることがあります。家族が多い場合、他の家族の汚れを見つけて入る前からげんなりしてしまうことも。
お風呂汚れ吸着ボールは、湯船に浮かべておくだけで皮脂をはじめとした細かな汚れを捕まえてくれる便利グッズです。入浴後の浴槽掃除もぐっと楽になります。ボールは洋服などと一緒に洗濯をすることで何度も繰り返し利用できます。
見た目がかわいらしいのも癒しポイントです。ぷかぷか浮かぶ働きものの姿を眺めながら、清潔な湯船にゆっくり浸かりましょう。
皮脂を吸い取り、お湯をキレイに保つ「お風呂汚れ吸着ボール」
男性へのプレゼントにもおすすめ!至福の癒しお風呂アイテム3選
お風呂に浸かることは、性別に関係なく万人に同じ効果が見込めます。ここからは、男性でも抵抗なく使えるシックで便利なお風呂グッズを3選お届けします。
彼が疲れていそうなときは、のんびり湯船に浸かることを勧める意味でも、使いやすいバスグッズを贈ってみましょう。家族や恋人からプレゼントをもらうことで、お風呂に入るきっかけ作りになりますよ。
【インセントアロマテラピー】吉野ひのき エッセンシャルオイル
女性はさまざまな香りの化粧品や香水を使い分ける人が多いですが、男性の使うグッズは無香料や爽やかな香りのものが人気です。入浴剤やバスソルトはリラックスに効果的なグッズですが、香りが苦手な男性も少なくありません。
吉野ひのきのエッセンシャルオイルは、味わい深くもすっきりした香りが特徴のアイテムです。湯船に混ぜれば、ヒノキのやわらかい香りが浴槽にフワっと広がります。まるで森林浴をしているような心地で、自然とリラックスできる香りですよ。
オイルを数滴垂らすだけなので、肌触りがベタつかないのもおすすめポイントです。抵抗感が少なく、万人受けしやすいグッズと言えるでしょう。
【インセントアロマテラピー】吉野ひのき エッセンシャルオイル
【AKAISHI】ツボスパピロー
お風呂にゆっくり浸かるとき、意外と困るのは首の位置。深めに寝転がったときに首の置き場が定まらず、かといって体育座りのような姿勢になってしまうとリラックス気分が半減してしまうでしょう。
ツボスパピローを浴槽のヘリに取り付ければ、寝転がったときのちょうど良い枕になります。表面に波紋状の突起がついているので、首のツボ押しにも最適です。貼り付ける位置を変えれば、背中や腰のマッサージにも。
男性は女性に比べて筋肉量が多く骨格がしっかりとしている反面、身体が凝りやすく固まりやすい傾向があります。ツボスパピローを上手く活用して、全身のコリをほぐしてもらいましょう。
【AKAISHI】ツボスパピロー
【CLEAR】スカルプコンディショナー
抜け毛などの髪のトラブルに悩む男性におすすめの、髪を整えるヘアコンディショナーです。女性はシャンプーとコンディショナーを併用している人が多いですが、男性はシャンプーだけ派も多いです。しかし、髪をしっかりと保護していきたいなら毎回コンディショナーも使ったほうが吉。
まずは湯船にゆっくり使って身体を温め、頭皮の毛穴を広げて汚れが落ちやすい状態にしましょう。その後、シャンプーで汚れをよく落とし、コンディショナーで髪を保護します。この一連の動作を日常に取り入れることで、頭皮や髪のコンディションが改善していきます。
心地よいグリーンフローラルの香りで、気分もリフレッシュ&リラックス。お風呂上がりに育毛トニックを使用すればさらに健康でしっかりとした髪質に。シャンプーしか使ったことのない人は、ぜひ一度コンディショナーやトニックを試してみることをおすすめします。
【CLEAR】スカルプコンディショナー
お風呂が楽しくなる!動画鑑賞など趣味を楽しむ機器3選
お風呂のリラックス効果を高める便利グッズを3選お届けします。お風呂に浸かっているときに退屈さを感じてしまう人は、ぜひ取り入れてみましょう。
【山崎実業】伸縮バスタブトレー
自分の好きなものをお風呂に持ち込むためのバストレーです。浴槽の幅に合わせて長さを調整してブリッジさせるだけ。飲み物を置いて入浴を楽しむのもよし、タブレットやスマホを置いて動画鑑賞にふけるもよし。自分好みにバスタイムをアレンジできます。
バストイレが一緒になっているユニットバス物件にもおすすめ。シャンプーやソープを直置きする必要がなく、入浴するときはトレーごと脇に避けておけば湯船が汚れません。掃除するときも邪魔にならない場所に動かしておけます。
【山崎実業】伸縮バスタブトレー
【Amazon】Kindle Paperwhite
本好きの人必見!防水仕様のkindleリーダーです。kindleの特徴は調光機能にすぐれている点です。画面ではなく本の表面を見つめているようなやさしい読み心地に。
お風呂の中でタブレットやスマホを触ると、長くゆっくりと入浴できる反面、ブルーライトの影響で脳や身体がじっくり休まらないというデメリットがあります。液晶付きの電子機器を使う場合は、画面の光が抑えられた状態に調光するのがポイントになります。
紙の本を持ち込むと水没の恐れもあり、本体がダメになってしまうリスクが高いです。Kindle Paperwhiteは防水仕様のため、万が一水没してもすぐに水から引き上げれば問題ありません。使い勝手の良さといった面からも、お風呂読書はKindleがおすすめです。
【Amazon】Kindle Paperwhite
【EWA】A106 ポータブルスピーカー(Bluetooth対応)
超小型&水を被っても大丈夫なBluetoothスピーカーです。ボタンひとつで駆動し、再生停止やトラック送りは本体のボタンから操作できます。好きな曲を楽しむか、ヒーリング系のBGMを流すかはあなた次第。お風呂用のプレイリストを作っておけば、バスルーム内にスマホを持ち込む必要がありません。
30分の充電で約2時間駆動するので、「今日はお風呂に入ろう!」と思い立ったら湯張と同時に充電を始めればOK。定期的に充電しておけば、「今日はシャワーだけ!」の日にも重宝しますよ。
サイズは手のひらでも余ってしまうほどの超小型。旅行先の宿の部屋や客室露天風呂で雰囲気作りをしたいときにも役立ちます。
【EWA】A106 ポータブルスピーカー(Bluetooth対応)
普段よりロマンチックに!カップルにおすすめのお風呂グッズ3選
最後に、家族や恋人とゆっくりお風呂に浸かってお話しをしたいときに最適な、カップルにおすすめなお風呂グッズを3選お届けします。ロマンティックなムードを演出すれば、忙しくてすれ違いがちだった2人の心の距離も縮まるかも。大切な人と至福のバスタイムを楽しみましょう。
【DAILYLIVE】多機能プラネタリウム
スイッチを入れると空間全体にプラネタリウムのような星空が広がるプロジェクターです。幻想的な雰囲気にうっとり。暗い中で使うので、副交感神経をより優位にできるメリットもあります。
10種類もの光のパターンがあり、好みや気分に応じてモードをチェンジできます。Bluetooth対応で、光に合わせてBGMをかける機能もついています。防水仕様ではないので、なるべく水のかからない場所に置いて使いましょう。
【DAILYLIVE】多機能プラネタリウム
【Elaice】アクアライト
湯船の中に沈めて使うタイプのライトです。ライトの色味はなんと12色。水にゆらゆらと反射するライトのやさしい光が癒しを与えてくれます。
小型なので2人で浴槽に浸かっていても邪魔にならない点もポイント。身体に遮られて光が通りにくくなるときは2〜3個を同時に使うのもアリです。
【Elaice】アクアライト
【ecostore】バブルバス
自宅で簡単に泡風呂を作れる入浴剤です。お湯が少し溜まってきたら適量を入れ、その上からさらにお湯を張っていくだけでフワフワ泡風呂のできあがり。
身体が泡の中にすっぽり隠れるので、相手に裸をまじまじと見られるのはちょっと恥ずかしい人にもおすすめです。肌にやさしく、入るだけですべすべになれるのも嬉しいポイントですね。
【ecostore】バブルバス
まとめ|仕事や家事の疲れをお風呂でゆっくり癒そう
忙しくてお湯にゆっくり浸かる時間がなかなか取れない人も多いはず。しかし、湯船に入ることは身体の血行や凝りをほぐす効果があり、何もせずにぼーっとしているだけで身体の疲れを取ることができます。忙しい人ほど、週に数日は湯船にしっかり浸かる習慣をつけてみましょう。
ただ入浴しているだけではそわそわしてしまう人や、仕事や私生活のことをぐるぐる考えてしまう人は、バスタイムにリラックスグッズを取り入れてみましょう。身体を温めながら時間を忘れて非日常感に没頭できますよ。
バスタイムを充実させて、脳と身体を内側から健康に。日頃の疲れが溜まっている人はぜひ試してみてくださいね。