朝ご飯をちょっとリッチな気分にしてくれるふわふわのフレンチトースト。家にある食材で作ることができ、液に浸して焼くだけで誰でも美味しく仕上げられる点が嬉しいですよね。砂糖を振りかける量を変えれば、甘さを自分で調節できるのもポイントです。
しかし、いざ作ろうとすると、材料を混ぜたり、30分ほど液に浸しておく必要があったり…。仕上げにはフライパンを使って焼く必要があり、トースターと比べるとやや手間になってしまうのも実際のところ。「大量に作り置きできたらいいのに…。」と思う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、フレンチトーストを作り置きする方法や、冷凍・解凍するときのコツを紹介します。ポイントをおさえて、忙しい朝にも美味しいフレンチトーストを楽しんでみてくださいね♪
目次
作ったフレンチトーストは冷蔵庫で保存できる?保存可能期間は?
フレンチトーストでは牛乳と卵を混ぜた液を食パンに浸しますが、そのとき食べる分だけでは液が余ってしまうことが多いです。液を使い切るためには食パンの量を増やす必要がありますが、食べきれなかったときのことが心配ですよね。そこでこの章では、フレンチトーストが余ってしまったときの保存法について詳しくご説明します。
食べ切らなくても大丈夫!フレンチトーストは保存が可能
フレンチトーストは、数日の間であれば冷蔵の状態で保存できます。フレンチトーストに使われる牛乳や卵を混ぜた液だけを冷凍することはできませんが、食パンを漬けた状態であれば冷凍保存も可能です。
牛乳と卵を混ぜた液が余ってしまってもったいないときは、液がなくなるまで食パンの枚数を増やして、保存しておくと良いでしょう。今日のおやつや明日の朝食で食べ切るなら冷蔵、すぐに食べる予定がないときは冷凍保存がおすすめです。保管方法によっては、最大2週間ほど日持ちします。
液に浸す食パンが切れてしまった場合は、残った液だけを使ったレシピを試してみましょう。記事の後半で余った液を使ったプリンのレシピをご紹介するので、こちらも参考にしてみてくださいね。
【日持ち2日】食べきれないときは冷蔵保存しておこう
冷蔵保存での日持ちは約2日です。今日中に食べてしまうか、遅くとも次の日の朝ご飯やブランチまでには消費しましょう。
液だけを冷蔵しておくこともできますが、次に作るときの手間を考えて浸し〜焼き上げまでやってしまってから冷蔵するのがおすすめです。その場で食べる分と一緒に最後まで調理しておき、粗熱を取ってから1枚ずつラップに包みます。あとはそのまま冷蔵庫へ。
冷蔵保存なら、ひんやりしたフレンチトーストをそのまま食べるのもアリ。卵と砂糖の風味がしっかり染み込み、焼きたてとはまた違った引き締まった味を楽しむことができます。
温め直して食べたい場合は、包んでいたラップをはがして皿に盛り、上にふわっとラップをかけ直してから20〜30秒ほど温めます。卵は熱が通ると硬くなってしまうので、なるべく手短にささっと温めましょう。
フレンチトーストの焼きたて感をより楽しむなら、温めにはトースターを使ってひと手間かけるのもおすすめです。ラップをはがして、食パンと同じようにトースターに入れて温めます。焦げてしまわないよう、トースターからは目を離さないようにしてくださいね。
【日持ち2週間】冷凍保存なら保存期間がぐんと長くなる
冷蔵保存ではなるべく早めに食べ切ることが前提になりますが、冷凍保存をしておけば約2週間ほど日持ちするようになります。フレンチトースト作りは時間と手間がそれなりにかかるので、忙しい朝には少し不向きです。同じく食パンを使ったトーストと比べると、洗い物も少し多めになるのがネックですよね。そのため、事前に大量に用意しておける冷凍保存との相性が良いです。
「毎日じゃないけど、それなりの頻度でフレンチトーストを食べたい」という人には冷凍保存がおすすめです。意外と日持ちするので、食べ忘れには注意してくださいね。
フレンチトーストの冷凍保存は、「焼く前」「焼いた後」それぞれのタイミングで冷凍する方法があります。それぞれの特徴や保存の仕方については次の章で詳しく解説します。
絶対美味しい♪基本的なフレンチトーストの作り方
出典:DAIGOも台所
フレンチトーストの基本的なレシピです。「もうこれ以上吸えません!」というくらい、食パンを液にしっかりと浸すのがポイント。
砂糖の量はお好みで調節して構いませんが、水分量を左右する牛乳と卵の割合はレシピ通りに作りましょう。トッピングとして、アイスクリームやメープルシロップを添えてみました。お子さんのおやつとしても喜ばれること間違いなしの1品です。
あなたはどっち?2つのフレンチトースト冷凍法
フレンチトーストの冷凍保存には、「焼く前」に冷凍する方法と「焼いた後」に冷凍する方法があります。「焼く前」冷凍では、冷凍せずに作ったときのようなふわとろ感を再現することができます。「焼いた後」冷凍では、フライパンで焼き上げる工程をスキップできるので、調理時間をより短縮できます。
どちらが良いかは、フレンチトーストを食べるシチュエーションによって変わってきます。平日の忙しい朝には「焼いた後」のものを使ってとにかく時短!休日のブランチには「焼く前」のものをじっくり焼き上げてリッチに♪など、食べるときのことを想像して仕込んでおきましょう。
ふわとろ食感を楽しむ!焼く前に冷凍(下味冷凍)する方法
焼く前に冷凍する方法のメリットは、出来立ての食感をダイレクトに味わえる点です。フレンチトーストといえば、食パンに絡まるふわとろ卵の食感が何よりの特徴ですよね。冷凍しない場合と同じようなリッチな食感を楽しむのであれば、焼く前冷凍がおすすめです。
焼く前冷凍(下味冷凍)の方法
- 基本のレシピ通りに、ボウルで牛乳、卵、砂糖を混ぜ合わせる。
- 食品保存袋に食パンを1枚だけ入れ、混ぜ合わせた液を袋に注ぐ。
- 保存袋の空気をよく抜いてからチャックを閉める。
- バットなどのトレーに乗せて、冷蔵庫で一晩寝かせる。
食パンに液をたっぷり染み込ませるために、袋の空気をしっかり抜いておくのがポイントです。トレーに乗せる工程は必須ではありませんが、万が一液漏れしたときの被害を抑えるために何か敷いておくと良いでしょう。
解凍した後の解凍方法やその後の調理方法については、次の章で解説します。
食べるときの調理が簡単!焼いた後に冷凍する方法
焼いた後に冷凍する方法のメリットは、解凍と調理が電子レンジやトースターなどでの温めのみになる点です。調理時間の短縮はもちろんのこと、火を使わないのでフライパンなどの調理器具が不要になります。焼く前冷凍した場合に比べると風味は落ちますが、温めるだけですぐに食べられる点は大きな魅力です。
焼いた後冷凍の方法
- 基本のレシピ通りに、フレンチトーストを作る。トッピングなどはしない。
- 粗熱が取れたら、ひと口サイズに切り分けて1つずつラップで包む。
- 1食分を保存袋に重ならないようにまとめて、冷凍庫で保存する。
1枚まるまるではなく、1口サイズに切り分けておくのがポイントです。ポーションを小さくすることで、冷凍時間と解凍時間をより短縮することができます。トッピング部分を一緒に冷凍することはできないので、トッピングがほしいときは解凍後にアレンジしましょう。焼く前冷凍と同様、解凍方法については次の章で解説します。
解凍後は再冷凍NG!冷凍するときは小分けにしておこう
一度解凍したものを再度冷凍することは、衛生上避けてください。解凍したものは必ず食べ切るようにしましょう。食べ切れる分だけを解凍できるよう、1つずつの保存単位はなるべく小分けにしておくことをおすすめします。小さい子どものご飯やおやつにする場合、食パン1枚でも量が多すぎるかもしれません。解凍後に食べ切れるか怪しいときは、食パンを2つや4つにカットしてそれぞれ別の保存袋で液につけるようにしましょう。
美味しさそのまま!フレンチトーストの解凍方法
冷凍したフレンチトーストをなるべく美味しく楽しむための、解凍方法のコツをご紹介します。特に、風味や食感を楽しむ焼く前冷凍では、解凍の仕方がフレンチトーストの味を左右します。冷凍方法だけでなく、解凍方法のポイントもしっかり押さえておきましょう。
焼く前冷凍は、凍ったままフライパンで蒸し焼きにする
焼く前冷凍では、電子レンジなどで解凍はせずに凍ったまま調理するのがおすすめです。解凍時に熱を通してしまうと、焼き上げる前に卵が硬くなってしまい、フレンチトーストのフワッとした食感が損なわれてしまいます。冷凍状態のまま熱したフライパンに乗せて、蒸し焼きにしましょう。
焼く前冷凍の焼き上げ方
- フライパンにサラダ油を適量ひき、よく温める。
- フライパン全体が温まったら凍ったままのフレンチトースト(1枚分)を入れる。
- フライパンにフタをして、約10〜15分弱火でじっくり蒸し焼きにする。
- トーストに焼き色が付いたら裏返し、バターを1片入れる。
- 再度フタをして、約10〜15分弱火で焼き上げる。
- トーストの中心に竹串を刺して、液がつかなくなれば完成。
卵が含まれる液はフライパンにくっつきやすいので、焼き上げるときにはサラダ油やバターをフライパンにひく必要があります。バターを使うと風味が良くなりますが、焦げやすい点には要注意。初めに焼くときは焦げにくいサラダ油を使い、裏面を焼き上げるときにバターを投入するのがおすすめです。
トーストが焦げないよう、弱火でじっくり焼くのがポイント。パンの厚みによって調理時間が変わるので、焼き色加減はマメにチェックするようにしましょう。
焼いた後冷凍は、電子レンジで解凍してからオーブンで温める
焼いた後冷凍では、電子レンジで5分ほど温めれば完成です。ひと手間かけて焼きたて感を楽しみたいときは、以下のレシピを参考にしてみてください。
焼いた後冷凍の温め方
- フレンチトーストのラップを外して皿に盛り(1口サイズ4〜6枚ほど)、上からラップをふんわりかけ直す。
- 500Wのレンジで3〜4分温める。
- ラップを取って皿から取り出し、オーブンに移す。
- オーブンで1〜2分ほど、表面に焼き色がつくまで温める。
すでに火は通っているので、お好みの温度に合わせてレンジで温めます。仕上げにオーブンで焼き色をつけると、焼きたてのカリッとした食感を再現することができます。時間に余裕のあるときはぜひ試してみてください。
前日から自然解凍することでさらに美味しく
焼く前冷凍のように、食感や風味にこだわりたいときには、前日から自然解凍しておくのもおすすめです。冷凍庫からフレンチトーストを取り出して、保存袋に入れたまま冷蔵庫に移動しておきましょう。
冷凍保存のデメリットは、冷凍することではなく、解凍のときに熱を通さなければならない点にあります。生卵は加熱によって固まっていく性質があるためです。生卵と牛乳を使った液を冷凍したフレンチトーストでは、熱が加わり始めた瞬間から卵のふわふわ感は失われていきます。
ふわとろフレンチトーストを楽しむには、熱を極力加えずに調理することがポイントです。前日から自然解凍をすると、卵に不要な熱を与えずにすみます。「明日は絶対にフレンチトースト!」と心に決めているときは、前日から解凍しておくと良いでしょう。
冷凍したフレンチトーストのアレンジレシピ
シンプルな味付けが素朴で美味しいフレンチトーストですが、冷凍で大量に作っておくならアレンジレシピを忍ばせておくのもおすすめです。ここからは、ちょっとしたひと手間でできる、フレンチトーストのアレンジレシピをお届けします。
番外編として、どうしても使いきれなかった卵液をプリンに活用するレシピもご紹介します。フレンチトーストの材料を余すことなく最後まで楽しんでみてくださいね。
紅茶香るフレンチトースト
牛乳と卵のイメージが強いフレンチトーストですが、牛乳の代わりに水分を含むものを使うと、さまざまなアレンジを楽しむことができます。今回はその中でも、紅茶アレンジのフレンチトーストレシピをご紹介します。
紅茶香るフレンチトーストの作り方
基本的な作り方はプレーンのフレンチトーストとほぼ同じです。参考レシピはこちら。
液に使う牛乳の量を100mlにして、50ml分には市販のアイスティー(無糖)を使います。それ以外の調理法はプレーンの場合と同じです。
アイスティーは、レモンティや他のフレーバーティなどに変更してもOK。使用する銘柄はお好みに合わせて選んでください。牛乳とアイスティーの割合を変えても構いませんが、水分をあまり多くしすぎると食感がベタっとしてしまうので気をつけましょう。
フレンチトースト小豆乗せ
和風な味付けも合うのがフレンチトーストの嬉しいところ。洋風のアレンジに飽きてしまったときに試してみてくださいね。
フレンチトースト小豆乗せの作り方
- 基本のレシピに沿って、フレンチトーストを作って冷凍しておく。
- 冷凍フレンチトーストを焼き上げ、または、温め解凍して皿に盛る。
- 冷凍フレンチトーストを調理している間に、生クリームを泡立てる。
- 生クリームに缶詰の小豆を入れてよく混ぜ合わせる。(あんこを使ってもOK)
- トーストの上に冷えた小豆ホイップを盛り付ける。
トーストとトーストの間にクリームをサンドして、上から追いバターをするとさらにコクのある味わいに。余ったクリームは冷蔵保存が可能ですが、2〜3日以内に使い切るようにしてください。
キャンプで楽しむ簡単フレンチトースト
キャンプでの朝の時間は火おこしも一苦労で、朝ごはんは簡易的になりがち。そんなとき、焼く前冷凍(下味冷凍)のフレンチトーストが大活躍します。
洋風レシピなので、温かいコーヒーや紅茶との相性も抜群。少し肌寒い朝に、あつあつふわふわのフレンチトーストを楽しみましょう。
フレンチトーストキャンプご飯の作り方
- 出かける前に、焼く前冷凍のフレンチトーストを準備しておく。(持ち運びはクーラーボックスで。)
- スキットやココットをよく熱してからバターを入れる。
- 焼く前冷凍のフレンチトーストを焼く。
- 底面を細かくチェックして、焼き色がついたらひっくり返す。
- お好みに合わせて各種トッピングをする。
起こした火の上で直に焼く場合は、炭や灰が舞わないよう、必要に応じて風除けなどを設置することをおすすめします。
冷凍フレンチトーストを離乳食にアレンジ
冷凍のフレンチトーストは、少し手を加えると乳幼児も食べることのできる離乳食として活用することができます。フレンチトーストを食べ始められる時期は、卵黄だけを使った材料なら生後7〜8ヶ月ごろから、卵白の部分も使うなら生後9〜11ヶ月ごろからが目安です。余ってしまった分は赤ちゃんにも手伝ってもらいましょう。
ただし、アレルギー食品の代表格である牛乳と卵を使うので、アレルギーがないことを事前に確認してから食べさせるようにしてください。また、生焼けは乳幼児の体に負担をかけてしまうので、よく火を通すように気を配りましょう。
フレンチトーストを使った離乳食の作り方
作り方は大人用とほとんど同じです。以下のひと手間を加えると、乳幼児が食べやすくなります。
- 手で掴みやすいように、食パンは細長の形に小さくカットする。
- 大人の分を浸した後に、牛乳を少し足して水分量が多い液で作る。
- 完全に火が通るまでしっかり焼く。焼いた後に20秒ほどレンジで温めるとより安全に。
フレンチトーストだけでは栄養にやや偏りがあるので、プレートには果物などを添えてあげると良いでしょう。
<番外編>余った卵液を使った濃厚プリン
「卵液が余ってしまったけど、これ以上フレンチトーストを増やしたくない…。」そんなときに役立つ、余った卵液を使ったプチデザートのレシピをご紹介します。朝食にフレンチトーストを食べた日の、3時のおやつにもぴったりです。
お手軽なのは、電子レンジだけで作る卵液プリン。材料を足す必要がなく、卵液だけで作ることができます。工程は卵液を濾してからレンジでチンするだけ。子どもでも簡単に作れるので、ぜひご家族で試してみてくださいね。
余った卵液で作る簡単プリンの作り方
- 余った卵液を茶こしなどで濾す。
- 小さめの耐熱容器に濾した卵液を取り分けて、上からラップをふわっとかける。
- 500Wのレンジで1〜2分ほど温める。卵液が膨れてきたらレンジから取り出す。
- 粗熱をとってから冷蔵庫でよく冷やす。
- お好みに合わせて、砂糖、カラメル、生クリームなどをトッピングする。
冷凍食パンを使ってフレンチトーストを作る方法
ここまでは生の食パンを使ったフレンチトーストの冷凍法をご紹介しましたが、すでに冷凍されている食パンをフレンチトーストに使うことはできるのでしょうか?冷凍食パン×フレンチトーストの作り方についても詳しくみていきましょう。
冷凍した食パンは卵液が染み込みやすく、調理が時短になる
意外にも、フレンチトーストに使うパンは、生の食パンよりも冷凍食パンのほうが向いています。フレンチトーストでは、食パンに卵液を染み込ませるために、牛乳を混ぜて使用します。水分を多く含む牛乳のおかげで、卵液を食パンに染み込みやすくしています。
食パンを冷凍すると、食パンに含まれていた水分が失われ、食パンが乾燥した状態になります。食パンをトースターにかけるときは、霧吹きなどで水分を含ませてから焼いたほうが良いと言われるほどです。
冷凍食パンは卵液を染み込ませるにもうってつけで、生の食パンよりフレンチトーストの液をスルッと吸収してくれます。液に漬ける時間を短縮したいときは、生の食パンより冷凍食パンを使ったほうが時短になります。
時間に余裕があれば、冷凍パンを液に一晩漬けつつ解凍しよう
次の日にフレンチトーストを食べることが決まっているのであれば、液に漬ける仕込みは前の日の夜に済ませておきましょう。食パンが凍っていると、焼き上げ時間に解凍時間がプラスされ、食感が落ちてしまいます。フレンチトースト本来の美味しさを楽しみたいときは、冷凍した食パンを液に浸しつつ冷蔵庫に移して自然解凍しておくのがポイントです。
美味しく焼ける調理のコツ
冷凍食パンを使う場合、液に漬ける時間は最短1分から。より美味しくいただくためには、15分ほどが目安とされています。生の食パンでは20〜30分が理想とされているので、それに比べると驚くほど短い時間で液が染み込みます。
冷凍食パンは、液につける前に少しだけ解凍しておくと焼き上げ時間の短縮につながります。500Wのレンジで20〜30秒ほど温めてから漬けと焼きの工程に入りましょう。半解凍されていれば、焼き上げ(蒸し焼き)時間は片面ごと3〜5分でOKです。冷凍フレンチトーストと同じく、焦らず弱火でじわじわ仕上げましょう。
冷凍食パンを使ったフレンチトーストは、牛乳なしでもOK
乾燥した冷凍パンは水分を吸い込みやすいので、パンに液を染み込ませるための媒介として使っていた牛乳は、必ずしも必要ではなくなります。卵液と砂糖を混ぜた液に冷凍食パンをダイレクトに浸しても、十分に染み込ませることができます。
牛乳を使わないフレンチトーストは、普通のフレンチトーストとは一味違った濃厚な味わいを楽しむことができます。普段牛乳を常備していないご家庭にもおすすめです。フレンチトーストのために牛乳を用意したくないときは、冷凍した食パンを使ってみると良いでしょう。
まとめ
今回は、冷凍フレンチトーストの作り方、解凍方法、仕上げ方と、冷凍食パンを使ったフレンチトーストの作り方をご紹介しました。「朝はサッと食べることのできるトーストで!」という方も多いと思いますが、普通のトーストに飽きてしまったときにはちょっぴりリッチなフレンチトーストがおすすめです。
冷蔵で約2日、冷凍なら約2週間ほど日持ちするので、面倒な下処理は時間のあるときに一気に済ませてしまいましょう。食べる日が決まっているなら、前日に自然解凍しておくとまるで焼きたてのようなフレンチトーストを楽しむことができますよ♪
日持ちして、簡単で、美味しいフレンチトーストを、ぜひ食卓のローテに取り入れてみてくださいね。