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キッチンの「あの袋」の使いこなしテク
袋入りの食品を購入したり、袋を使って調理をしたり、袋を使って保存したり…。あらためて見回してみると、キッチンは袋だらけの場所です。必然的に、汁漏れや留め具の紛失など、袋関連のトラブルが多発しがちに…。
「汁漏れしやすい袋を輪ゴムでしっかり留める」「パンの入った袋を留め具なしで閉じる」「大きすぎるジッパーバッグをちょうどいいサイズに小分けする」テクニックを紹介します。
汁漏れしやすい袋をきっちり留めたい
袋入りのお漬物、入れ替えたいけど手ごろな容器がない…。そんなときはこの袋のまま保存してしまいましょう。でも、適当に結んだだけだと汁漏れしてしまい、固結びすると使いたい時にほどけなくなってしまいます。
そんなときは輪ゴムを使って、この方法で口を閉じてみてください。
まずは袋の口を閉じ、ねじります。
輪ゴムを通し、ねじった根元に置きます。
ねじった部分を折り曲げます。
輪ゴムをぐるぐる巻きつけます。
輪ゴムの残りが短くなったら、袋の折り曲げた部分の下を通します。
輪ゴムの輪を袋の折り曲げた部分にひっかけたら、完成です!
逆さにして振っても液漏れしません。これなら冷蔵庫の中で倒れても安心です。
ちなみに外すときは、袋を折り返した先の部分を持ち、引っ張って伸ばしてみてください。輪ゴムが一瞬で外れます。
パンの袋の留め具をなくした!
「食パンの袋を留めるあれ」こと、正式名称「バッグ・クロージャー」。パンの袋を留めるときいつも使っているはずなのに、なぜかしょっちゅう行方不明に…。
バッグ・クロージャーが行方不明になっても大丈夫。パンの袋は道具なしで留められます。
ハサミでパンの袋に縦の切れ込みを入れてください。
切れ込みの左右を2回結ぶだけ。これで空気が入りません。
「食パンの袋を留めるあれ」はタグとして活用しよう
うっかり行方不明にしてしまいがちな「食パンの袋を留めるあれ」ことバッグ・クロージャー。
行方不明にさせずにパンを食べ終えるまで使ったら、「タグ」として再利用してしまいましょう。コンセントのコードや、ワイヤーバスケットにひっかけ、油性ペンで用途を書けば立派なタグになります。
ジッパーバッグが大きすぎる
小さいサイズのジッパーバッグが欲しいのに、手持ちは大きいバッグだけ…。そんなときは大きいサイズのジッパーバッグをカットしてしまいましょう。
まな板の上にアルミホイルを敷き、その上に大きいジッパーバッグを置きます。
着火ライターで包丁の背を30秒程度熱します。
※刃物と火を使用します。ケガとヤケドに十分気をつけてください。
熱した包丁の背で、大きいジッパーバッグを半分に切ります。
切ったところが溶けてくっつき、小袋になります。
小分けできるようになりました!
小分けに便利な道具も紹介
袋を溶かして接着できる「イージーシーラー」という道具も市販されています。
本来の用途としては、ポテトチップスなどの食品が入った袋の口を溶かして密閉できる道具ですが、今回のようなジッパーバッグの小分けにも使うことができます。
イージーシーラーは100円ショップや雑貨店などで購入できます。
キッチンの袋を便利に使おう
普段なかなか意識しませんが、「袋」が大量にあるキッチン。袋の使い方をマスターすれば、家事がもっと楽になるはず。便利を上手に結んだり大きさを調節するテクニック、ぜひ試してみてください。