新聞紙で「紙コップ」を作ろう。災害時に役立つテクニック

災害への備えを見直そう

災害の備えは半年に一度を目安に見直すのが良いとされています。東日本大震災が起きた3月11日と関東大震災が起きた9月1日を目安に、非常持ち出し袋やローリングストック、自宅の耐震設備などを点検しておきましょう。

非常持ち出し袋に入れておくと便利といわれる物のひとつが、新聞紙です。敷いたり羽織ったりして防寒具のかわりにする、焚きつけにして火を起こす、濡れた靴の中に入れて早く乾かすなど、物資の限られる避難生活でマルチに活躍します。

今回は食器が割れて使えなくなった時などに使える「新聞紙のコップ」を作ってみたいと思います。

新聞紙でコップを作る

4つ折りにした新聞紙を用意します。

長方形の端を折り、正方形にします。

三角に折ります。

端を折ります。

反対側も折ります。

上にできた三角形の部分を下に折ります。

中に入れ込んで固定します。

裏返し、三角形の部分を下に折ったら完成です。

口を開き、自立するよう形を整えてください。

ビニール袋をかぶせれば、簡易紙コップとして使えます。

新聞紙を何部かストックしておこう

コップがない場合は、他にも「ペットボトルの下半分をカッターやはさみで切り落としたもの」でも代用できます。可能であれば切り口を火で軽くあぶると、切り口が溶けて丸まり、使いやすくなります。

ぜひ災害が起きる前に、平和な時に練習してみてください。

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※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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