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サイフォンのおすすめ14選!抽出の原理と選び方のポイントを解説

喫茶店で見かけるサイフォンには、どのような魅力があるのでしょうか?自分好みのサイフォンを選ぶポイントから、おすすめのアイテムまで解説します。使いやすいサイフォンや、クラシカルなサイフォンをチェックし、自宅で淹れるコーヒーを格上げしましょう。

サイフォンでコーヒーを淹れる原理とは?

コーヒーの抽出に使われるサイフォンですが、どういった原理でコーヒーができているのかよく知らない人も多いのではないでしょうか?まずは、サイフォンでコーヒーを淹れる原理について解説していきます。

気圧の変化を利用した抽出方法

コーヒーの抽出は、サイフォン内の気圧の変化を利用しています。サイフォンは上下にガラス製のボールがついているため、下記のように水と挽いたコーヒー豆をセットして準備しましょう。

  • 上のボール:コーヒー豆
  • 下のボール:水

下のボールを加熱し沸騰が始まると、水は水蒸気となり、ボール内の気圧を徐々に高めます。下のボール内の気圧が高まることで、お湯が上のボールまで押し上げられ、コーヒー豆と混ざり合ってコーヒーが抽出されるのです。

その後、火を弱くすと下のボール内の気圧が下がるため、コーヒーが降りてくるのを待ちます。下のボールにコーヒーが溜まったら完成です。

高温でコーヒーを抽出することにより、香り高く、濃いコーヒーに仕上がります。気圧の変化を利用する単純な仕組みですが、サイフォンの抽出を初めて見た人は驚くのではないでしょうか。

コーヒーの抽出を目で見て楽しめるのが魅力

サイフォンの魅力は、コーヒーの味だけでなく、その演出効果です。ガラスボールの中をコーヒーが上下する光景は、ずっと見ていたくなるような感覚を覚えるでしょう。コーヒーを作る過程まで楽しめるのも、サイフォンならではの魅力です。

また、サイフォンは使う手順さえ覚えてしまえば、初心者でも味のブレないコーヒーを淹れられるため、失敗するリスクは低いといえます。手際よくサイフォンコーヒーを淹れられるようになれば、友人を招いたホームパーティーや、パートナーと過ごすおうち時間で注目を集められることは間違いありません。

サイフォンを選ぶ際のポイント

(出典) unsplash.com

自分にとって使いやすいサイフォンを選ぶためには、チェックするべきポイントをしっかり知っておくことが大切です。次は、サイフォンを選ぶ際に役立つポイントを四つ紹介します。

扱いやすい熱源で選ぶ

サイフォンと加熱に使う熱源は、アルコールランプ・ガストーチ・ハロゲンランプ・電気の4種類があります。

一般的な熱源として挙げられるのが、アルコールランプ式です。商品の選択肢が多いため自分好みのサイフォンを見つけやすく、初めてサイフォンを購入する人に向いています。ただし、燃料用アルコールや替え芯などは消耗品なので、別途購入する手間がかかります。

アルコールランプよりも高火力で抽出できるのが、ガストーチ式です。ダイヤルを回すだけで火力を調整できるため、アルコールランプよりも使いやすいといえます。使い勝手を重視するなら、ガスコンロに置いて使用するタイプもチェックしてみましょう。

ハロゲンランプ式のサイフォンは、別名『光サイフォン』とも呼ばれています。ランプが発する熱によって加熱する方法で、保温も可能です。光を使うため、インテリアの一部としての演出効果も楽しめるでしょう。ただし、ランプが切れたら交換する必要があるため、こちらも別途購入する手間がかかります。

手軽にサイフォンを楽しみたいのであれば、電気式が向いています。電気の力で加熱するので、消耗品がないのがメリットです。保温もできる製品が多く、コーヒーメーカーのように気軽に楽しめるでしょう。

人数に合った容量をチョイス

サイフォンを使用する人数に合った容量を選択しましょう。サイフォンのサイズは幅広く、1杯分から5杯以上淹れられるものまで販売されています。

1杯用のサイフォンは、自分好みの1杯をじっくり楽しみたい人におすすめです。その分サイズが小さく、洗いにくいのが難点です。

2~3杯用のサイフォンは最も一般的で、多くの商品が販売されています。各メーカーから交換用パーツが豊富に売られており、初心者でも始めやすいでしょう。

一度に多くのコーヒーを抽出したいのであれば、5杯以上を淹れられるサイフォンが向いています。ただし、容量が多い分、抽出に時間がかかって味が濃くなるのが難点です。粗挽き豆を使い、過度に抽出されるのを防ぎましょう。

付属品の購入しやすさをチェック

サイフォンは、上下のボール・ロート・フィルター・ろ過器具・熱源などで構成されています。それらのパーツが壊れたときに、交換用のパーツをすぐに購入できるかも確認しておきましょう。

マイナーなメーカーや海外メーカーのサイフォンの場合、交換用パーツが手に入りにくいことがあるので、購入の際は注意が必要です。

また、公式メーカーの付属品は値段が高い傾向があるため、コストを抑えたい人は他社の付属品との互換性があるか見ておくと安心です。サイフォンを長く楽しめるよう、購入後のことも想定して選ぶようにしましょう。

使用後のお手入れ方法も確認する

コーヒーの抽出時には、コーヒーオイルと呼ばれる油分が出ます。油分は水洗いだけでは落としにくく、お湯や洗剤を使ってしっかり洗う必要があります。サイフォンは基本的にガラス製なので、手で持ちやすい形状や、手が奥まで入って洗いやすい形状のものを選ぶと安心です。

種類は少なめですが、食洗機で洗えるサイフォンも販売されています。手洗いでサイフォンを割ってしまうのが心配な人は、食洗機に対応しているかチェックしてみましょう。

アルコールランプ・ガストーチ式のサイフォン5選

(出典) unsplash.com

火で加熱するタイプのサイフォンを購入したいなら、アルコールランプ式かガストーチ式がおすすめです。おすすめのサイフォンを五つ紹介します。

HARIO「テクニカ」

日本の耐熱ガラスメーカーであるHARIOから販売されているサイフォンです。国内メーカーなので交換用パーツが手に入りやすく、扱いに慣れていない初心者でもチャレンジしやすいでしょう。

2杯分のコーヒーを抽出できるため、大切な人とのコーヒータイムをゆっくり味わいたい人に向いています。業務用のガスバーナーとアルコールランプの両方が使えるので、自分好みの火力で抽出できるのも魅力です。

HARIO「テクニカ」

税込7200円

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JMAIXH「家庭用沸騰式DIYサイフォンコーヒー」

3杯分のコーヒーを抽出できるサイフォンです。サイドの取っ手は滑りにくい火傷防止素材でできているため、こぼしたり熱くなったガラスに触れたりする心配がありません。

サイフォンの足元はステンレス鋼でできており、安定性があります。アルコールランプ・ガストーチ以外に、サイズが合えばハロゲンランプも使用できるので、好みの熱源を使用できるのもメリットです。

JMAIXH「家庭用沸騰式DIYサイフォンコーヒー」

税込6899円

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Diguo「サイフォン コーヒーメーカー」

メカニックな見た目で、思わず眺めていたくなるデザインのサイフォンです。容量は500mLで、エスプレッソカップ3~5杯分のコーヒーを抽出できます。

サイフォンの中ではやや高めの値段ですが、おしゃれなインテリアの一部として活躍するアイテムです。デザインにこだわりたい人や、クラシカルなデザインが好みの人はチェックしてみましょう。

Diguo「サイフォン コーヒーメーカー」

税込35537円

※2023年01月28日時点

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Yama Glass「5 Cup Tabletop Siphon」

職人の手吹きによって、丹精を込めて作られたサイフォンです。ホウケイ酸ガラスを使用しているため、臭いや化学物質がつきにくく、コーヒー本来の味をしっかりと味わえます。シンプルな見た目ですが、どこかクラシカルで上品な印象を与えるのも魅力の一つです。

5杯分のコーヒーを抽出できるので、友人とのホームパーティーや特別な日の集まりなどに使用すれば、会話が盛り上がるでしょう。

Yama Glass「5 Cup Tabletop Siphon」

税込15290円

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ncdoi「サイフォン コーヒーメーカー」

アルコールランプ式のサイフォンです。サイフォンとセットで同じデザインのアルコールランプも同封されているため、買い足す手間がかかりません。デザインに統一感が出て、グッとおしゃれな印象になるでしょう。

カラーラインナップはゴールド・ブラック・ローズゴールドの3種類あり、シルバー以外のサイフォンを探している人にもおすすめです。

ncdoi「サイフォン コーヒーメーカー」

税込8865円

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ハロゲンランプ式のサイフォン2選

(出典) unsplash.com

ハロゲンランプ式のサイフォンは、コーヒーを淹れる際にランプが光る演出効果も楽しめるアイテムです。抽出時間をよりおしゃれに楽しみたいという人はチェックしてみましょう。おすすめの商品を二つ紹介します。

JMAIXH「サイフォン コーヒーヒーター」

400Wのハロゲンランプを使用しており、均一の温度で加熱し続けられます。5段階の温度設定ができるほか、指定の温度以上になると自動的に電源が切れるため、加熱しすぎることがありません。温度が設定値以下になると自動的に電源が入り、再び過熱します。

温度設定はコントロールのノブを回すだけなので、直感的に操作しやすく簡単です。レトロなスタンドとランプの光で、部屋の中をおしゃれに演出するのはいかがでしょうか。

JMAIXH「サイフォン コーヒーヒーター」

税込12699円

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HARIO「ビームヒーターセット」BGSN-350 MCA-3

加熱用のビームスター『BGSN-350』と、HARIOのサイフォン『MCA-3』がセットになった商品です。通常、加熱用のビームスターは業務用として販売されていますが、サイフォンと一緒に購入できるのがメリットです。

サイフォンは、HARIOから販売されている3杯用のベーシックタイプです。インテリアになじみやすい、シンプルなサイフォンを探している人はチェックしてみましょう。

HARIO「ビームヒーターセット」BGSN-350 MCA-3

税込45438円

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電気式のサイフォン3選

(出典) unsplash.com

小さな子どもやペットがいて熱が出るものをなるべく置きたくないという人は、電気式のサイフォンがおすすめです。保温機能を搭載した商品も多く、忙しい人も温かいコーヒーを楽しめるでしょう。おすすめの商品を三つ紹介します。

丸隆「ondo サイフォン式 コーヒーメーカー」ON-08

丸隆の電気式サイフォンは、砂時計のようなスタイリッシュなデザインをしています。抽出時間を3段階から選べるうえに、30分の保温機能もついているため、自分好みのコーヒーを温かいまま保つことが可能です。

電気式なのでスイッチを押すだけで加熱でき、火や煙が出ないのがメリットです。サイフォンを使ってみたいけれど、火を使いたくないという人はチェックしてみましょう。

丸隆「ondo サイフォン式 コーヒーメーカー」ON-08

税込6560円

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ツインバード「サイフォン式コーヒーメーカー」CM-D854BR

日本の家電メーカーであるツインバードから販売されている、電気式のサイフォンです。サーバーを本体にセットするだけで自動的にスイッチが入るため、忙しい朝でもサッとおいしいコーヒーを淹れられます。

ヒーター部分はアルコールランプ式のサイフォンのようなにデザインなっており、クラシカルな雰囲気です。マグネットプラグを採用しているため、万が一電源コードを引っ掛けてもサイフォンが倒れにくくなっています。

ツインバード「サイフォン式コーヒーメーカー」CM-D854BR

税込12800円

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PRISMATE「ガラスディッシュケトル 楽しく使えるレシピブック付」PR-SK021

本来はお湯を沸かすケトルタイプの湯沸かし器ですが、サイフォン風コーヒー・チーズフォンデュ・ローストビーフ作りなどマルチに活用できるアイテムです。温度調節機能やタイマーがあらかじめセットされているため、ワンタッチで操作できます。

面倒な設定も必要なく、忙しい朝やサッとコーヒーを飲みたいときでも手軽に楽しめるのがメリットです。コーヒーだけではなく、凝った料理にも挑戦してみたい人に適しています。

PRISMATE「ガラスディッシュケトル 楽しく使えるレシピブック付」PR-SK021

税込13750円

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大容量タイプのサイフォン3選

(出典) unsplash.com

家族でコーヒーを楽しみたい、ホームパーティーで使用したいという人には、大容量タイプのサイフォンが向いています。抽出に時間はかかりますが、慣れれば抽出時間も含めて楽しいひとときとなるでしょう。おすすめの商品を三つ紹介します。

HARIO「コーヒーサイフォン ネクスト」

容量600mL、5杯分のコーヒーを淹れられるサイフォンです。ラバー製で手に握りやすい形状をしたハンドルなので、しっかり握ってコーヒーを注げます。現代的でスタイリッシュな雰囲気が好みの人におすすめのデザインも、魅力の一つです。

また、ガラスのパーツは食洗器で洗えるため、汚れを落とす際の手間がかかりません。なるべくお手入れの負担を軽減したい人はチェックしてみましょう。

HARIO「コーヒーサイフォン ネクスト」

税込6419円

※2023年01月28日時点

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HARIO「コーヒーサイフォン ハリオ ソムリエ」

抽出時に使うフィルターが、2種類セットになっているサイフォンです。ステンレス製のメタルフィルターで淹れればこっくりと深い味わいに、布製のネルフィルターで淹れれば滑らかな舌触りを楽しめます。

サイフォン本体はワインのデキャンタのような形になっており、コーヒーの香りを楽しめるのが特徴です。5杯分のコーヒーを抽出できるため、家族や友人たちとコーヒータイムを楽しんでみてはいかがでしょうか。

HARIO「コーヒーサイフォン ハリオ ソムリエ」

税込12645円

※2023年01月28日時点

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BODUM「PEBO サイフォンコーヒーメーカー」

ガスコンロの火を利用して加熱するタイプのサイフォンです。コンロ以外の場所で加熱したい場合は、別途熱源を購入する必要があるため注意しましょう。4~8杯分のコーヒーを淹れられ、5杯用で物足りなさを感じている人に向いています。

取っ手は手触りの良いソフトラバー製ハンドルを採用しており、握りやすいのが特徴です。ガラス部分は食洗器で洗えるため、こびりついたコーヒーオイルまで手間をかけずに落とせます。

BODUM「PEBO サイフォンコーヒーメーカー」

税込7895円

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コンパクトタイプのサイフォン1選

(出典) unsplash.com

こだわり抜いた1杯を楽しみたい!という人は、1杯用のコンパクトなサイフォンをチェックしてみましょう。種類は少ないですが、お気に入りのアイテムが見つかれば愛着を持って使えるでしょう。

HARIO「ミニフォン」

まるでミニチュアのような見た目の、1杯用のサイフォンです。シルバーとガラスのシンプルなデザインは、おしゃれなインテリアとしても活躍します。

上下のガラスボールは交換用パーツが販売されているので、万が一割れてしまっても安心です。ただし、サイフォン本体に燃料用アルコールは付属されていません。使用前に購入しておくか、コンロを使って直火で使うようにしましょう。

HARIO「ミニフォン」

税込8467円

※2023年01月28日時点

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サイフォンでおいしいコーヒーを味わおう

(出典) unsplash.com

喫茶店で出てくるような本格コーヒーを味わいたいのであれば、サイフォンを取り入れてみてはいかがでしょうか。熱源や容量など、さまざまな種類のサイフォンが販売されています。コーヒーを飲む人数や好みの使い勝手に合ったものを選べば、愛着を持って長く使い続けられるでしょう。

また、交換用パーツを豊富に販売しているメーカーから購入すれば、万が一破損してしまっても安心です。持ち手やボールの形状など、デザインにもこだわって、お気に入りの1台を探してみてはいかがでしょうか。

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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