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時間が経つと美味しくない…
一晩寝かせることで味が良くなる煮物などの料理もありますが、ほとんどの料理は完成した瞬間から味がどんどん落ちていきます。
特に麺類は、麺同士がくっついて固まってしまったり、水分を失ってボソボソとした食感になってしまったりしがち。サラダもしばらく置いておくと、シナシナになってしまいます。
作ってから時間が経ってしまった料理の「ガッカリ」をリカバリーしたり、「ガッカリ」な状態を回避できるライフハックを紹介します。
焼きそばが固まってる!

作り過ぎてしまった焼きそば。翌日食べようとしたら、麺が固まってほぐれない!
このままレンジで温めても、ほぐれない上に麺自体も水分を失って固くなっており、あまり美味しくない状態です。

そんな時は大さじ1程度の調理酒を全体に回しかけ、ほぐしてから、レンジでいつも通りに温めてみてください。

全体がほぐれ、麺もモチモチに戻りました!
くっつきにくい焼きそばを作るには?

もし冷めたものを温め直す前提で焼きそばを作るなら、麺を炒める前にひと工夫。炒める前の麺にお湯をかけ、ほぐしてみてください。
麺の表面にある余分なデンプンが流れるため、くっつきにくくなります。
サラダから水分がでてベチャベチャに…

食べ残したサラダから水気がしみ出して、ベチャベチャに!
水分の多い生野菜。ドレッシングなどをかけてしばらく置いておくと、浸透圧で野菜から水分が抜けてしまいます。

そんな時は、野菜にオリーブオイルをかけて表面をコーティングしておきましょう。サラダの種類によっては、ごま油など他のオイルを使ってもいいでしょう。
野菜にオイルをかけ、なじませてからお好みのドレッシングをかけます。オイルが野菜から水分が抜けるのを防いでくれるので、美味しさ長持ち!

左が何もしていないもの、右がオリーブオイルでコーティングしてからドレッシングをかけたものです。
左の写真では水分が抜け、野菜もシナシナになっていますが、右の写真では野菜がシャキッとしています。
角煮の油がギトギトに!

時間が経ったほうが味がなじんで美味しい角煮。一晩置いて、白く固まった油をきれいに取り除くと、余分な油っぽさが落ちてより美味しくなります。
ただこの脂、お玉で少しずつすくって取るのはなかなか大変。そんなときの裏技をご紹介します。

角煮の表面にラップを乗せ、軽く脂に押し付けてください。ラップが油を吸着してくれます。

そっとラップを剥がすだけで、この通り!きれいに脂が取れました。
時間が経った揚げ物を美味しく温め直すテク
時間が経つと美味しくなくなる食べ物の代表格、揚げ物。電子レンジで温めると、湯気でふにゃふにゃになってしまいます。そんな時に使える温め方をご紹介します。
トースター
一度丸めてくしゃくしゃにしたアルミホイルをトースターに敷き、その上に揚げ物を乗せて温め直します。アルミホイルの凹凸の間に油が落ちるので、油戻りを防ぎ、カラッと仕上がります。
大きめの唐揚げなど、中まで温まりにくいものは電子レンジの併用がおすすめ。電子レンジで30秒程度温めてからトースターで温めると、美味しく温め直せます。
フライパン
唐揚げやコロッケなどの揚げ物は、油を敷かずにフライパンに並べ、弱火で加熱します。火を強くすると、中まで温まる前に焦げてしまうのでご注意を。ベチャッとしていた衣もカリカリに戻ります。
フライドポテトは、多めの有塩バターと一緒に炒めるのがおすすめ。温まるだけでなく、バターの風味で味を格上げできます。
時間が経っても美味しく食べたい
まとめて数食分作ったり、帰宅が遅くなる家族に夕飯の取り置きをしたりと、時間が経ってから料理を食べる機会は多いものです。そんな時はぜひ、このライフハックを使ってみてください。

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