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パンツのドローコードの結び方を紹介。かんたんロープワークを暮らしに取り入れよう

服の紐、ほどきたい時にほどけない

パンツのドローコードやコートのウエストベルト、パーカーなど、紐がついた服は多いもの。ウエストを締めたり、強風でもフードが外れないよう固定したりと便利な紐ですが、「ほどきたい時に上手くほどけない」「ほどけてほしくない時に、勝手にほどけてしまう」というトラブルがつきものです。

そんな時はロープワークを使ってみましょう。簡単ですぐできる結び方を紹介します。

ウエストのドローコードを簡単に緩められる結び方

ラフなスウェットやスポーツ用のパンツに多い、ドローコード。ウエストのちょうどいい位置で、窮屈にならず紐をしばれて便利です。ただ、寒くて手がかじかんでいたり、指を怪我していたりすると、紐を結ぶ・ほどく作業に手間取ることも。

そんな時に使えるロープワーク「フィッシャーマンズノット」を紹介します。釣り人がテグスのような滑りやすい紐を結ぶのに使う方法ですが、結び目の位置を簡単に動かせるという特徴もあるため、マクラメ編みでは「とめ結び」の名前でブレスレットの端の処理に使われたりもします。

フィッシャーマンズノットを使えば、結び目を1回1回ほどかなくても、ドローコードをゆるめられるようになります。

まずは左右のドローコードの根元に輪を作ります。

左(青)の紐の端を、右(黄色)の輪に通します。

右(黄色)の紐の端を、左(青)の輪に通します。

左右の紐の端を引っ張ると、結び目がしっかり留まります。

結び目をゆるめたい時は、左右の結び目を両手で持って間を広げるだけです。

裾のドローコードの結び方は?

マウンテンパーカーの裾や、カーゴパンツの裾についているドローコード。服の中に虫や砂が侵入するのを防ぐ目的でつけられているコードです。

「長くて邪魔!」という場合は、片方ずつ引き解け結びをして調節するといいでしょう。

1.コードをひねって輪を作ります。

2.短い方の端を折り曲げて輪を作り、1で作った輪に通します。

3.結び目を引き締めて完成です。

トレンチコートのベルトの落ちない結び方

フォーマルにもカジュアルにも着こなせて、秋冬のおしゃれに欠かせないトレンチコート。ただ「ベルトの結び方がいまいちわからない」という方も多いのでは。

ズルズル引きずる心配のない、かっこいい結び方を紹介します。

今回は前・サイドで結ぶ方法を紹介します。

お腹の前で結ぶ

リボン結びにしていると、すぐほどけてしまうトレンチコートのベルト。端に重いバックルがついているせいで、結び目がゆるみやすく、すぐほどけてしまいます。そんなときにほどけない結び方をご紹介。

バックルがついている方を短めに、反対の端を長めにして持ちます。

バックルがついていない方の端をひと結びします。

結んだ輪にバックルがついている方を通します。

結び目を引き締めれば完成です。これでもう結び目がゆるんできません。

体の左右で固定する

トレンチコートのベルトが、いつの間にか床をズルズル…。紐を結び忘れたり、結び目がほどけていると、よく起こってしまいます。

そんな時は、ベルトループにベルトを通した後、もう一度背中側からベルトループに通しておきましょう。

ベルトループにベルトが固定されるので、落ちてこなくなります。

すぐほどける、ひきずらない

ほどきたい時にほどけない、ほどけてほしくない時にほどけてしまう服の紐。上手な結び方を覚えておけば、困らなくなります。

ロープワークは最初に覚える時は難しく感じるものの、慣れてしまえば簡単にささっと結べるようになっているものが多いです。フィッシャーマンズノットや引き解け結びも、覚えてしまえば一瞬で結べるようになります。

服の紐の簡単ロープワーク、ぜひ実践してみてください。

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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