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使う前に!家で羽毛布団を洗ってしまおう
とにかく暑い夏の時期。この暑さ、どうにか有効活用したいですよね。
そんなときは「冬物の羽毛布団を洗ってしまう」のがおすすめです。丸洗い×夏場の高温の合わせ技で、布団の汚れやダニを一掃してしまいましょう!
羽毛布団は乾くまで時間がかかります。よく晴れた日が3日以上続く日を狙ってチャレンジしてみてください。
羽毛布団を洗う前のチェックポイント
羽毛布団を洗う前に、まずは洗濯表示をチェックしましょう。
写真に写っているニトリの羽毛布団は、「洗濯OK」「水温30℃以下」「中性洗剤使用」「洗濯ネット使用」「弱く絞る」の表記になっています。
羽毛布団を洗う前に、必ず「洗濯機OK」か「手洗いOK」のマークがついているのを確認してください。羽毛布団はデリケートな素材なので、「家庭での洗濯不可」のマークがついていることもあります。洗濯不可の場合はクリーニング店に持ち込みましょう。
羽毛布団の洗い方(洗濯機を使う場合)
「洗濯機使用OK」のマークがついている場合は、洗濯機でじゃぶじゃぶ洗ってしまいましょう。
まずは天気予報をチェックして、晴天が3日以上続く日を選びましょう。羽毛布団はしっかり乾くまで時間がかかります。
洗濯機の容量も要チェック。水を吸った布団はかなり重くなるため、容量オーバーだと途中で洗濯が止まってしまうことがあります。心配な場合は、布団用の大型洗濯機があるコインランドリーに持ち込むと安心です。
自宅で問題なく洗えそうなら、布団を三つ折りにし、空気を抜くようにくるくる丸めて洗濯ネットに入れましょう。
おしゃれ着用などの中性洗濯洗剤を入れ、洗濯機を回します。洗濯機に「大物コース」などがあれば、それを使うといいでしょう。
このとき、柔軟剤は使用NG!羽毛がぺったんこになってしまいます。洗剤のみで洗濯してください。
脱水が終わったら、風通しの良い日陰で干しましょう。
羽毛布団の洗い方(手洗いする場合)
手洗いする場合は、浴槽に10〜15cm程度の水またはぬるま湯をため、おしゃれ着用などの中性洗濯洗剤をキャップ1杯程度入れます。
空気を抜いて畳んだ羽毛布団を浴槽に沈め、しっかり水を吸わせます。
ある程度水を吸ったら浴槽内で布団を広げ、手で優しく押し洗いしましょう。
よく洗ったら水を抜き、きれいな水ですすぎます。
脱水だけ洗濯機にお任せすると、干す時間を短くできます。できる範囲で水を切ったら、洗濯ネットに入れ、弱めに脱水します。
もし洗濯機での脱水が難しそうなら、お風呂場に30分程度吊るし、布団の重みで脱水しましょう。
もしお風呂に洗濯物をかけられるバーがあれば、そこに吊るしてください。難しい場合は、畳んだ布団を浴槽のへりにひっかけ、高低差を作りましょう。
ポタポタ垂れてこない程度に水が切れたら、風通しのいい日陰に吊るし、干してください。
羽毛布団は完全に乾くまで、よく晴れていても3日程度かかります。夜間は屋内に取り込み、翌朝また干すのを繰り返してください。布団の内部に水気が残っていると、悪臭やカビの原因になります。完全に乾くまでしっかり干しましょう。
羽毛布団を乾燥機に入れるとき
まずは羽毛布団の洗濯前に、「タンブラー乾燥OK」のマークがあるか確認してください。「タンブラー乾燥NG」の場合は乾燥機が使えないため、天日干ししてください。
羽毛布団を乾燥機で乾かす時は、コインランドリーなどにある大型乾燥機を利用するのがおすすめ。家庭用の洗濯機で大きな羽毛布団を乾かそうとすると、どうしても乾燥ムラになり、羽毛もふんわりしません。できるだけ大きい乾燥機を使いましょう。
乾燥機に入れる時は、テニスボールを2〜3個入れると中の乾燥機内部で跳ね返り、布団がふんわり仕上がります。
羽毛布団をセルフで洗って、さっぱりしよう
使い続けると、どうしてもにおいやへたりが気になってしまう羽毛布団。1〜2年に1回程度の頻度で洗うと良いといわれています。
きれいに洗った羽毛布団は、ボリュームが復活してふわふわに!とても気持ちいいので、ぜひ挑戦してみてください。