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服を全部ハンガーがけにしたい!でもずり落ちたり、跡がついたり…
近年「持たない暮らし」がブームになり、「服を減らして全部ハンガーがけにする」収納方法が注目を浴びています。洗濯した服をハンガーにかけて干し、乾いたらそのままクローゼットへ。服を畳まなくていいのはかなり楽!
なのですが、ハンガー収納にもデメリットがあります。ずり落ちたり、ニットなどデリケートな素材はハンガーがけにできなかったり、ワンピースなど丈の長い服が床についてしまったり…。
そんなトラブルを解決する「服のかけ方」を紹介します。
パンツを普通のハンガーにかける
明日着る服をハンガーがけにしておきたいけど、ズボンハンガーを持っていない!普段使っているズボンハンガーが壊れてしまった!
そんな時に使える、トップス用のハンガーでパンツを吊るすテクニックを紹介します。
パンツを二つ折りにして床に置きます。
上になっている方の裾を折り、邪魔にならない位置にどけておきます。
下になっている方の裾をハンガーにかけます。
上になっている方の裾を戻します。
上になっている裾をハンガーにひっかけます。
パンツをハンガーにひっかけることができました。
今にも落ちてきそうに見えますが、大丈夫。裾と裾の間に摩擦がはたらいて、少々振ったくらいでは落ちてきません。
パンツ・スラックス用ハンガー
MAWA ドイツのすべらないマワハンガー シングルパンツ・スラックスハンガー KH35/U 10本組 シルバー
パンツを普段からハンガーがけにするなら、シングルパンツ・スラックスハンガーがおすすめ。ひっかける部分には滑り止めがついており、さらさらした素材のスラックスをかけても落ちてきません。
ニットをハンガーがけにする
ニットはとてもデリケート。普通の服と同じようにハンガーがけにしてしまうと、ハンガーの跡が肩に残ったり、襟ぐりが伸びたり、服自体の重さで縦に伸びてしまったり…。
「畳んで収納」が基本のニットですが、工夫すれば生地を痛めずにハンガーがけにできます。
まずはニットを二つ折りにし、ハンガーを写真の位置に置きましょう。
ハンガーの肩の部分に両方の袖を通します。
反対側の肩の部分に裾を通します。
ニットをハンガーにかけられました。この方法なら生地に負担をかけずハンガーがけにできます。
「ニットは畳む派」にはこれ
東和産業 吊り下げ 衣類ラック クローゼット 奥行38cm 取り付け簡単 HOME CODE
基本的に「ハンガー収納」を採用していても、ニットは畳む派という方も多いはず。吊り下げ衣装ラックがあると便利です。
ワンピースを床につかないようにする
ワンピースをハンガーにかけると、丈が長すぎて床についてしまう…。「着た時に裾がほこりまみれ」は避けたいものです。
そんなときは目玉クリップをハンガーにつけ、クリップの穴にもう1本ハンガーをつけてみましょう。
ハンガーに裾をひっかければ、床につかなくなります。
もし首が詰まっているタイプのワンピースで、クリップをつけられない場合は、2本目のハンガーを普通にハンガーポールにひっかけてもOKです。
スカートのシワが気になる場合は、幅広のバスタオル用ハンガーを使うとシワにならず保管できますよ。
バスタオルハンガーならこれ
パール金属 洗濯 物干し ハンガー バスタオル ステンレス製 メタリア HB-6239
バスタオルハンガーとしては珍しい総ステンレス製。プラスチック製にありがちなチープ感がなく、インテリアになじみます。クリップがついているので、生地が滑り落ちる心配なし。
かけ方を工夫して、いろんな服をハンガーがけに
トップス用のハンガーにパンツをきれいにかけたり、ニットを痛めずハンガーがけにしたり、ロングワンピースの裾が床につかないようにしたり。かけ方を工夫すれば、今まで難しかった服もハンガーがけにできます。
慣れれば数秒でできる方法ばかり。ぜひ試してみてくださいね。