生活スタイルが変化している中、こたつにローソファーを組み合わせて使う人も増えています。「ぜひ我が家も…」と考える人のため、ローソファーを選ぶポイントをまとめました。人気の高いおすすめのローソファーと合わせてチェックしてみましょう。
目次
こたつにローソファーを合わせるメリット
近年雑誌や店頭展示などでよく見られるのが、ローソファーとこたつのセットです。こたつとローソファーはアンマッチにも見えますが、組み合わせるメリットはあるのでしょうか?
こたつ+ローソファーで得られるメリットを紹介します。
一緒に使えばより快適に
こたつに入るときは床に直接腰を下ろすため、足がだるくなったり腰が痛くなったりすることがあります。ただ座っているのに耐えきれず、すぐに寝転んでしまう人もいるのではないでしょうか。
こたつとローソファーを組み合わせれば、体をソファーに預けられます。こたつで尺の長いドラマや映画を見るときも、体の疲れを感じにくくなるでしょう。
またローソファーはさまざまな種類・サイズがあり、違和感なく我が家のこたつにマッチするデザインが見つかります。
「こたつは生活感が出過ぎて使いにくい…」と感じている人も、ローソファー+こたつならおしゃれにこたつ周辺を整えられるでしょう。
こたつに合うローソファーの選び方
(出典) unsplash.com
こたつとローソファーで快適性を高めるなら、ローソファーの形状や高さは非常に重要です。
こたつにマッチするローソファーを探すとき、チェックしたいポイントを紹介します。
形は部屋の広さや使用人数に合わせる
ローソファーを設置するときは「どこに置くか」「何人で使うか」をしっかりと考えておきましょう。
ローソファーには、主に以下の形状があります。
- I型
- L字型
- コの字型
1~3人程度の使用を想定しているなら、1列に並んで座るI字型がおすすめです。種類が多いので選びやすく、お気に入りを見つけやすいメリットがあります。
L字型は、こたつの辺に合わせて縦・横に設置するタイプです。着座できるスペースが多いのが魅力で、3~4人が一度に座れます。
より多くの人数でこたつを囲むなら、コの字型がよいでしょう。こたつの3辺をローソファーで囲むため、どこに座っても快適です。
ただし大人数で座れるローソファーほど、広い設置スペースが必要です。部屋が窮屈にならないよう、ローソファーは部屋の広さに合うものを選びましょう。
座面の高さをチェック
ローソファーの座面の高さは、着席時や寝転んだときの快適性に影響します。どのようなスタイルでこたつを使うか、イメージしてみるのがおすすめです。
ローソファーで寝転ぶことが多いのであれば、座面と床面の差が少ないタイプの方が快適に使えます。座面高10cm程度で探してみましょう。
一方座り心地を重視するのであれば、座面が高いローソファーが必要です。座面高20cm程度で、使いやすいタイプを選びましょう。
ただし座面が低すぎると、座ったときに底付感が出やすくなります。反対に高すぎると、足がこたつの天面に当たってしまうかもしれません。
高い座面・低い座面のメリット・デメリットを理解した上で、納得できる高さを選びましょう。
こたつに合う1~2人掛けのローソファー
(出典) unsplash.com
「なるべくコンパクトに置きたい」「自分だけで使う」などの場合は、省スペースで置けるローソファーがおすすめです。
こたつと合わせても違和感のない、おすすめのローソファーを紹介します。
SIEVE「フォーム ローソファ」
座椅子のようにゆったりと座れるローソファーです。
座面高21cmと高めのため、底付き感がありません。頭まで支えるハイバックタイプで、長時間心地よく座れます。クッション材には高品質なウレタン素材が使われており、適度な弾力・反発力を楽しめるでしょう。
ローソファーのサイズは幅80×奥行86×高さ68cmで、1人でゆったりと座れます。無垢のビーチ材を使った脚がアクセントになっており、デザイン性が高いのも魅力です。
ベーシックなカラーがそろっているので、こたつとぴったりマッチするものを選びやすいでしょう。
SIEVEフォーム ローソファ
ロウヤ「1人掛けソファ」
1人で気楽に座れる、北欧生まれのおしゃれなローソファーです。
浅く座れば背リラックスした寝姿勢を、深く座れば安定感の高い座姿勢を実現できます。トップ部分のマジックテープを外すとフラットな半円形になり、半月型のマットレスとして使用することも可能です。
ローソファーの表地には、肌ざわりのよいコットンやポリエステルが使われています。中材にはウレタンフォームが入っており、座る人の体形に合わせてフォームが変化する仕様です。
幅82×奥行70×高さ60cmとコンパクトなサイズ感で、省スペースで設置できます。
座面の高さは10cmと低めで、フラットに使いやすいサイズ感です。
ロウヤ 1人掛けソファ
ドリス「ローソファ」
座面130cmで、2人でもゆったりと座れるローソファーです。寝転がりたいときは座面を倒せば、マットレスとしても使えます。
ローソファーは総ウレタン仕様で、体圧分散効果に優れるのが特徴です。固すぎず・柔らかすぎずで座り心地もよく、こたつでの時間をより一層快適なものにしてくれます。表地のメッシュ生地はサラサラしており、肌ざわりがよいのも魅力です。
ローソファーのサイズは、幅170×奥行68~88×高さ20~40cmです。重量は約8kgと軽量なため、1人でも移動させやすいでしょう。
ドリス ローソファ
家族で使える大きいサイズのローソファー
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家族みんなでこたつを囲むなら、大きめサイズのローソファーが必要です。こたつと合わせやすく使いやすい、おすすめのローソファーを紹介します。
GOKUMIN「プレミアムソファレス」
マットレスを積み重ねてソファーにしたり、フルフラットでマットレスにしたりと4Wayで使えるローソファーです。本体8カ所にマジックテープが付属しており、どのスタイルも安定して使えます。
ローソファーの中材として使われているのは、固さの異なる2種類のウレタンフォームです。どちらを上にするかで座り心地・寝心地が異なるため、そのときの気分で使い分けてもよいでしょう。
中材に消臭・調湿・抗菌効果のある竹炭が配合されていたり、カバーを洗濯機で丸洗いできたりと、衛生的に使いやすいのもうれしいポイントです。
ローソファーとして使用した場合のサイズは幅140×奥行72×高さ32cmで、座面の高さは16cmとなります。
GOKUMIN プレミアムソファレス
モダンデコ「幅183cm 3WAYフロアソファ」
座面は中央で分離でき、設置の自由度が高いローソファーです。『横並び』『対面』『コーナースタイル』とさまざま置き方で楽しめるため、スペースが限られる場所でもバランスよく設置しやすいでしょう。
二つ並べたときのサイズは幅183×奥行78×高さ45cmで、座面の広さは約146cmです。大人3人でもゆったりと座れる上、必要があればソファーベッドとしても使えます。
また座面高は18cmで、足を伸ばしてくつろぎやすい高さです。中材のウレタン素材は適度な固さがあり、座り疲れの心配がありません。木製フレームやシックなカラーで、インテリアとケンカしにくいのもうれしいポイントです。
モダンデコ 幅183cm 3WAYフロアソファ
セルタン「ローソファ ジュイール」
座面をたためばローソファーに、広げればフロアマットになるデザインです。マットの厚さは約3cmと薄く、こたつの敷きマットとしても使えます。こたつと合わせれば統一感が出て、スタイリッシュなこたつスペースが実現するでしょう。
ローソファーは背もたれ・マットレス部分まで全てウレタンフォームです。座ると適度な弾力があり、床面の固さを和らげてくれます。背もたれは背後からの冷気を防ぐ効果もあり、こたつの周辺はいつも暖かです。
ローファーとして使った場合のサイズは、幅250×奥行76×高さ34.5cm・座面の高さは、9cmです。
汚れが気になるときは、カバーのみ洗濯できます。
セルタン ローソファ ジュイール
こたつに合うL字型のローソファー
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こたつを使う人数が多い場合は、L字型のローソファーが重宝するでしょう。こたつ周辺をスタイリッシュに演出できる、おすすめのL字型ローソファーを紹介します。
タンスのゲン「3人掛け 幅500cm ローソファー3点セット」
『コーナーパーツ』『1Pパーツ』『2Pパーツ』がセットになったローソファーです。それぞれのパーツは組み換えが自在で、左右どちら向きでも設置できます。
また背もたれは、後ろに倒してフラットに使える仕様です。リクライニング機能も付いていて、座りやすい体勢に調節するのも難しくありません。座面高75cmでこたつの高さにフィットしやすく、こたつで過ごす時間がより快適になるでしょう。
ローソファーのサイズは、1Pパーツが幅49×奥行74×高さ33cm・2Pパーツが幅98×奥行74×高さ33cm・コーナーパーツが幅49×奥行74×高さ33cmです。
カラー・生地のバリエーションが多いため、こたつや部屋のインテリアと相性のよいものを選べます。
タンスのゲン 3人掛け 幅500cm ローソファー3点セット
ホームテイスト「ローコーナーソファ ラパゲリア」
レザー調の張り生地で、高級感のあるローソファーです。それぞれのパーツは三つに分かれており、自由なスタイルで設置できます。こたつを使わないときも自由にレイアウトを変えやすく、1年通して便利に使えます。
1Pパーツ・2Pパーツ・コーナーパーツの幅は、それぞれ49・79・75cmです。奥行・高さは全て同じで、奥行74×高さ33cmとなっています。また座面高は7.5cmと高すぎず・低すぎずで、一般的なこたつに合わせやすい高さです。
カラーバリエーションは、ベーシックなホワイト・ブラック・ブラウンのほか、アクセントにぴったりなレッドがあります。
ホームテイスト ローコーナーソファ ラパゲリア
アキレス「日本製 麻風 練り生地 コーナーソファセット」
2Pソファー・コーナーソファー・ラグマットがセットになっています。マットをソファーの下に入れてローソファーとして使ったり、マットを敷き詰めてコーナースペースを作ったりが可能です。
また中材は、アキレス株式会社が自社生産した高密度・高硬度のウレタンフォームです。全ての製造工程は国内工場にて行われており、日本製にこだわりたい人も満足できるでしょう。
ローソファーのサイズは、2Pソファーが幅105×奥行72~95×高さ32~38cm・コーナーソファーが幅72×奥行72×高さ38cm・ラグマットが幅105×奥行105×高さ4cmとなっています。
アキレス 日本製 麻風 練り生地 コーナーソファセット
ゆったり休めるリクライニングのローソファー
(C) Shutterstock.com
心地よいローソファーでも、ずっと同じ体勢で座っていると疲れてしまいます。こたつに座る時間が長いなら、リクライニング機能付きも検討しましょう。
好きな角度に体を倒せる、おすすめのリクライニング機能付きローソファーを紹介します。
ロウヤ「1人掛け リクライニングソファ 42段ギア」
スチールのディテールがおしゃれな、ヴィンテージ風のリクライニングソファーです。『42段階ファインギア』を搭載し、2度刻みで細かく背もたれを倒せます。その時々で最適な角度を選択しやすく、体に負担がかかりにくいのがメリットです。
ソファーのサイズは幅71×奥行85~133×高さ30~76cmで、1人でもゆったりと座れます。ナチュラルなファブリック素材・スタイリッシュなPVC素材があるので、部屋のインテリアや雰囲気に合わせて選びましょう。
ロウヤ 1人掛け リクライニングソファ 42段ギア
ドリス「バーニーズ」
5カ所にリクライニングギアが設置され、それぞれ14段階に角度調節可能です。自分好みの角度に細かくカスタマイズしやすく、快適な座り心地を実現できます。フルフラットにもできるため、こたつで眠くなったときはそのまま寝転がれるのがうれしいポイントです。
また中材としてウレタンフォームがしっかりと詰められており、座面の厚さは20cmあります。底付き感とは無縁のソファーで、包まれるような心地よい座り心地です。
サイズは、幅116~160×奥行75~118×高さ20~60cmで、1~2人で座るのに適しています。13種類と豊富なカラー展開あがあり、こたつやインテリアにマッチするものを選びやすいでしょう。
ドリス バーニーズ
座椅子生活「ブルーム ハイバックリクライニングソファ クレセント」
頭部までしっかりと支えてくれる、ハイバックタイプのリクライニングソファーです。リクライニングギアは背もたれとヘッド部分に搭載されており、背もたれは7段階・ヘッド部分は14段階に角度調節できます。
ソファーは座面奥に向かって傾斜する、リラックス感の高い形状です。三日月型のカーブが体にフィットし、体をしっかりと支えてくれます。
ソファーのサイズは、幅118×高さ84×奥行60cmです。座面高さは28cmと高めのため、背の高いこたつの方が相性はよいでしょう。
座椅子生活 ブルーム ハイバックリクライニングソファ クレセント
アイリスプラザ「リクライニングソファーベッド」
背もたれを3段階に調節できるローソファーです。フルフラットに倒せば、ソファーベッドとしても使えます。座面はWウレタンとSバネの3層構造で、快適な座り心地を実感できるでしょう。
またソファーの背もたれ部分に折りたたみ式のテーブルを格納している点も見逃せません。
こたつを使わない季節には、コンパクトなテーブルが作業場・物置き場となります。座面幅は185cmとたっぷりあるので、テーブルを広げても窮屈感を覚える心配はいりません。
ソファーのサイズは、幅185×高さ59×奥行80cm、座面の高さは20.5cmです。フラットに倒した場合は、奥行が101cmとなります。ネイビー・ブラウン・グレーのカラーバリエーションから、お気に入りの色を選びましょう。
アイリスプラザ リクライニングソファーベッド
こたつとローソファーでリラックス
(C) Shutterstock.com
こたつと合わせるローソファーには、I型やL字型・コの字型などがあります。こたつを使う人数や部屋の広さを考慮して、快適に使えるタイプを選択しましょう。
またローソファーの中には、ベッドとして使えたりリクライニングできたりするものもあります。ローソファーそのものの快適性も重視する場合は、付属する機能についても細かくチェックしておくのがおすすめです。
こたつとローソファーを組み合わせれば、こたつに入ったときのリラックス感がより一層アップします。寒い冬を快適に過ごせるよう、こたつにマッチするローソファーを見つけましょう。