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「持っていない」「出すのが面倒」そんなキッチンアイテムは代用でOK!
さまざまな種類があり、キッチンの収納スペースを圧迫しがちなキッチンアイテム。泡立て器、水切り器、おろし器、巻き簀など、使用頻度が低いアイテムは「持っていない」という方も多いのではないでしょうか。
またお子さんのいるご家庭だと、「上の子がお手伝いしているところを見て、下の子がやりたがる」など、道具が足りなくなるシーンも出てきます。兄弟の人数分キッチン道具を揃えるのは現実的ではありません。
そんなときは「代用品」を使ってみるのはいかがでしょうか。代用品を使った家事テクを紹介します。
泡立て器がないときは?
お菓子作りにメレンゲを作りたい!でも普段あまりお菓子を作らない人だと泡立て器を持っていなかったりします。
そんなときは「ビニール袋を使う」方法が便利です!
まずはビニール袋に卵白と砂糖を入れ、軽く手で揉んで混ぜ合わせます。
空気を入れて袋の口をしっかり結んだら、思いっきりシャッフル!
手首のスナップをきかせ、漏れないように気をつけながら袋を振ります。
卵白がメレンゲになりました!シフォンケーキやメレンゲクッキーに使ってみてください。
生クリームも「ビニール袋で泡立て」できる
動画ではメレンゲを作りましたが、生クリームも同様にビニール袋を使って泡立てることができます。
ただ、生クリームは温めると泡立ちにくくなる性質があります。手の熱が伝わってしまうと、泡立てに時間がかかるため、生クリームをよく冷やして使うようにしてください。
もしお子さんにお手伝いをお願いする場合など、時間がかかりそうな場合は、途中で1度冷やすといいでしょう。
水切り器がないときは?
レタスの水を素早く切れる水切り器(サラダスピナー)。
サラダの質を上げてくれる便利アイテムですが、サラダ以外にはあまり使わなかったり、分解して洗うのが面倒で、持っていない・使っていないという方も多いはず。
ただ、サラダ野菜に水気が残っていると、野菜がぺしゃっとしてしまったり、ドレッシングが薄まってしまったりして、あまり美味しくなくなってしまいます。
そんな時は人気TV番組「沸騰ワード10」で「伝説の家政婦」タサン志麻さんが披露した方法を使ってみてください。使うものはザルとボウルだけ!
ザルにサラダ野菜をあけ、洗います。
洗い終わったらボウルをザルにかぶせます。
あとはボウルとザルがずれないよう気をつけながら、上下に何度か振るだけ!
しっかり水切りできました。
ビニール袋を使う方法も
サラダ野菜の水切りには、上で紹介した方法の他にも、「ビニール袋とキッチンペーパー」を使う方法があります。
ビニール袋にキッチンペーパー2枚を入れ、その間にサラダ野菜を入れます。あとはビニール袋の口を持ってしばらく振れば水切りできます。
おろし器がないときは?
ほんの少しの大根おろしが欲しいだけなのに、おろし器をわざわざ出すのは面倒…。そんなときは表面に凹凸のあるしゃもじで代用できます。
さすがにおろし器に比べると少々使いづらいですが、焼き魚の脇にちょっと添える程度の大根おろしなら十分対応可能。また、ダイコンより果肉がやわらかいニンジンやリンゴなら、凹凸つきしゃもじでしっかりおろせます!離乳食作りにも使えるワザです。
金属製のおろし器に比べ、圧倒的に洗いやすいのもポイントです。
山芋をおろす場合は「ビニール袋と麺棒」で代用
お好み焼きなどに入れたい「山芋おろし」。山芋の場合は「丈夫なビニール袋」と「麺棒」で代用できます。「おろす」のではなく、「叩いて」しまいましょう!
丈夫なビニール袋に皮を剥いた山芋を入れ、ペースト状になるまでひたすら叩いて潰すだけ。わざわざすりおろさなくても、美味しい山芋おろしができます。
巻き簀がないときは?
太巻きを作りたいけれど、巻き簀を持っていない…。節分の時期しか使わないのに、わざわざ買うのはもったいない…。そんな時はクッキングシートを巻き簀代わりにしてみましょう。
クッキングシートの上に海苔、ごはん、お好みの具材を載せたら、くるっと巻くだけ。
きれいな太巻きができました!
キッチングッズは代用OK!
泡立て器はビニール袋で、水切り器はザルとボウルで、おろし器は凹凸のついたしゃもじで、巻き簀はキッチンペーパーで代用できます。
他にも瓶の蓋オープナー、栓抜き、缶切りの代用テクも過去記事で取り上げていますので、ぜひこちらもご覧ください。