家族みんなにわかりやすく文房具・書類を整えよう
使いたい時に限って行方不明になってしまう文房具や書類。見つからないからとペンやハサミを無駄買いしてしまったり、必要なプリントが見つからなくて家中を捜索するハメになったり…。
収納上手さんはどうやって文房具や書類を整理整頓しているのでしょうか?お片付けのプロ・整理収納アドバイザーのhanaさんに伺いました。
整理収納アドバイザーhanaさんのご自宅
2LDKマンションで4人暮らしをしているという整理収納アドバイザーのhanaさん。とてもお子様のいらっしゃる家庭とは思えないほどすっきりしています。
文房具や書類は、カウンターテーブルの下にある引き出しにおさめられています。「家族みんながわかりやすい」収納を心がけておられるのだそう。
書類収納のコツ
下の引き出しを開けると、まるでオフィスのように整然とした書類が登場!どこになんの書類があるか、ひと目でわかるように整理されています。
書類は無印良品の「ファイルボックス」に「発泡ポリプロピレン個別フォルダ」を組み合わせて収納されています。
無印良品 ポリプロピレンファイルボックス・スタンダードタイプ・ワイド・A4用 ホワイトグレー 約幅15×奥行32×高さ24cm 38907602
無印良品 発泡ポリプロピレン個別フォルダ A4用・4枚組・ホワイトグレー 02856434
無印良品の「発泡ポリプロピレン個別フォルダ」には、ラベリング用のタグがつけられるようになっています。
ラベリングをすることで、ひとつひとつ引っ張り出さなくても、どこに何の書類がおさまっているかひと目でわかるようになっています。
無印良品の「ポリプロピレン書類個別フォルダ」は、書類を留める「スチールペーパーホルダー」が別売になっています。ホルダーなしでも使えるのが大きなメリット。
書類を挟むだけでいいので、取り外しがとってもラクなんです。
文具収納のコツ
文房具は上の引き出しに入れられています。同じ規格のボックスを複数使いして整理することで、オフィスのような美しさに。
ボックスにはひとつひとつ入っている物をラベリング。モノの住所が決まることで、元に戻しやすく、散らからない収納にしています。
ラベルをひらがな・カタカナにすることで、子どもでも分かるようにひと工夫。
ボックスを上下に重ねている部分は、「(した)ペン」といった具合で、上段に下段の内容もラベリングすると便利です。物をいちいち動かさなくても、何がどこにあるのかひと目で把握できるようになっています。
お知らせ収納のコツ
子どもがいる家庭だと、学校からの「おしらせ」プリントがたくさん出てくるものです。
hanaさんのお宅ではIKEAの「スヴェンソースメモボード」を使って、マグネットで貼れる「おしらせ」専用コーナーを設置しています。
家族ごとにラベリングしたマグネットクリップに、おしらせプリントを挟んで掲示。これで大切な予定や提出物も期限を忘れず対応できます。
近くにボールペンもあると便利です。
DAISOの「超強力マグネットミニ」を接着剤でペンに貼り付けておくと、特にホルダーのようなものを置かなくても、直接ペンを貼り付けることができます。
これでお知らせや予定が家族全員に分かりやすくなりました。
行方不明になりやすい文房具・書類もこれですっきり!
ついつい無意識に置いてしまって行方不明になってしまったり、お母さんしか所在を知らなかったり…。そんなことになりがちな文房具・書類も、きちんと整理しておけば、家族みんなが使いやすい状態にキープできます。
部屋は散らからず、文房具の無駄買いや家電の保証書が行方不明なんて自体も防ぐことができるから、経済的にも良い効果をもたらしてくれそうです。ぜひ整理収納アドバイザーのワザを暮らしに取り入れて、文房具や書類をスッキリ整理してみてください。