４つのキッチンのショールームを一度に見ることができるHDC大阪は、キッチン選びに迷っている人、必見の施設です。
今回は、４メーカーの最新キッチンをHDCジャーナル編集部がレポートします！
目次
HDC大阪は梅田の玄関口、グランフロント大阪 北館５階
JR大阪駅、各線梅田駅すぐのグランフロント大阪 北館5階にあるのが、キッチン、インテリアなど住まいに関するショップ・ショールームが9つ集まるハウジング・デザイン・センター大阪（HDC大阪）。
さっそく［タカラスタンダード］［トクラス］［ウッドワン］［サンワカンパニー］の４つのショールームの最新キッチンを見ていきましょう。
ホーローなのにマットな質感
［タカスタンダード］ レミュー
１つめは［タカラスタンダード］ショールーム。［タカラスタンダード］は、ホーロー製のキッチンで知られていますよね。
こちらは、ホーローシステムキッチン レミューです。
え？ これ、ホーロー？ と驚いた人もいるのでは。
ホーローなのにマットな質感。微妙な色のグラデーションは、まるで陶器のようですね。
これが、［タカラスタンダード］の高い技術が生み出した、ホーローの新たな表情なのです。
今までにないラグジュアリーで格調高いデザインが、キッチンを特別な空間に。
このカラーは青磁をイメージしたもの。リアルに青磁の色、質感が再現されています。
レミューには、青磁、白磁の他、大理石、錆、木目、コンクリート、パールの全23色のバリエーションが揃っています。どれも、リアルな素材感があり、うっとりする美しさです。
［タカラスタンダード］の技術を結集したシステムキッチン レミューは、美しさだけではなく、機能性にもこだわっています。
たっぷりの収納、
だけではありません。
シンクの前面には手前に開くフロントポケットが！
ここに、シンク周りで使いたいピーラーやキッチンばさみなどを入れておくと、さっと取り出せてとっても便利。
すべての収納が、調理、片付け、掃除などキッチンでの作業が効率よく行えるよう動線を考えて設計してあります。
つまり、家事がラクになるキッチンなのです。
また、［タカラスタンダード］のキッチンキャビネットはホーロー製なので、
外側はもちろん、
引き出しの中も、水拭きするだけで油汚れやこぼした調味料がスルっと取れます。
お掃除が本当にラクです。
ホーローのキッチンは、マグネットが使えるのも魅力の一つ。
レミューの美しいキッチンパネルにはスタイリッシュなマグネット収納がぴったりですね。
［タカラスタンダード］レミュー の魅力
①長年、ホーロー素材に向き合ってきたタカラスタンダードが、技術を極め生み出した工芸品のようなホーローパネルの美しさ。
②ホーローだから衝撃や熱に強く、汚れてもお手入れが簡単。美しさと使い良さがずっと続く“一生モノのキッチン”。
③家事動線、効率を考えた設計でたっぷりの収納も実現。キッチンでの作業を楽しくラクにするアイデア満載。
タカラ大阪 HDCショールーム
営業時間：10:00〜18:00（水曜定休）※17:00～18:00は御予約のお客様限定となります。
TEL：06-6359-1172
新質感の人造大理石カウンター
［トクラス］ ベリー
次は［トクラス］ショールームへ。
日本で初めて人造大理石カウンターのキッチンを発売した［トクラス］は、人造大理石に関する高い技術をもっています。
［トクラス］のキッチンのシンクやカウンターには人造大理石が使われています。
こちらは、［トクラス］のキッチン、ベリーです。
シックな色使いが素敵ですね。
注目はカウンタートップ！！人造大理石に塗装を施して独特の質感に仕上げています。
拡大したのがこちら。
ツルツルした印象の人造大理石とは全く違って見えますね。深い黒は、鋳物の鉄肌感を表現したもの。エンボス仕上げのテクスチャーで重厚感のある趣になっています。
新感覚人造大理石「テノール」カウンターは、塗装にも高い技術を誇る［トクラス］が開発。ざらつきのある独特な感触、味わい深い色彩、光や角度により変化する表情が魅力です。また、衝撃にも熱にも強く、キズや汚れがつきにくいなど、機能面でも優れています。
こちらは、ベリーの壁付タイプ。シンクとカウンタートップは人造大理石です。
カウンタートップは、ハイグラーナブラック。御影石のような色調で上質感があります。
写真のシンクはグレーですが、人造大理石はシンクのカラーバリエーションが豊富。カウンターとのカラーコーディネートが楽しめます。
双方向から使えるファミリーシンク。色はおしゃれなシックベージュです。
［トクラス］の人造大理石シンクは、熱や衝撃に強い厚みと高い性能を誇ります。汚れが浸み込みにくく、汚れてもスポンジなどでこすれば簡単にキレイになります。繊細に見えて、実はとても丈夫で使いやすい素材なのです。
そして見てほしいのは、シンクのふちのココ！
触ってみると、、、継ぎ目がありません！
シンクとカウンタートップが一体化していて、段差がないのです。見た目に美しく、汚れがたまる溝がないのでシンク周りのお掃除がラクです。
これも［トクラス］の高い技術の一つです。
［トクラス］ベリー の魅力
①美しく、メンテナンスもラクな人造大理石のワークトップとシンク。
②独自の技術で生み出したカウンタートップ「テノール」の美しさ。
③キッチンのタイプ、シンクの色、形状の豊富なバリエーション。
無垢の木のキッチン
［ウッドワン］スイージー
３つめは［ウッドワン］です。
［ウッドワン］はキッチンをはじめ、フローリングや室内ドアなどをトータルで提案する、日本を代表する木質建材メーカーです。
スイージーは、無垢の木のキッチン。
森の循環、森と人との共生に取り組んできた［ウッドワン］が、ニュージーランドの自社森林で苗木から30年かけて育てた木材がニュージーパイン®です。
そのニュージーパイン®を使ったキッチンを見ていきましょう。
扉はスモーキーなオリーブグリーン。木の優しさが感じられるおしゃれなキッチンです。
このコーナーは、フローリング、奥の階段やドア、収納家具など［ウッドワン］による無垢の木の製品でコーディネートされた空間です。［ウッドワン］の提案する「無垢の木のある暮らし」がイメージできますね。
ワークトップは美しいホワイト系の人工大理石です。キッチンがパッと明るくなりますね。
こちらはエレガントな装飾を施したデザイン。外国のキッチンのような雰囲気です。
無垢の木の存在感を生かした仕上げ。木目そのものの表情が美しい、家具のようなキッチンですね。ワークトップとシンクにはシンプルで機能的なステンレスを合わせています。
スイージーは、扉、ワークトップ、シンクの素材をそれぞれ選んで自由に組み合わせることができます。
扉は無垢の木。４つの樹種から選びます。
手前からニュージーパイン®、メープル、オーク、ウォールナットです。それぞれ表情が違っていて味があります。
どの木と暮らすかを考えることから始まるキッチンづくり。なんだかワクワクしませんか？
こちらはオークのカップボードです。
スイージーなら、収納も同じ樹種の無垢の木で揃えられます。LDKをコーディネートできると統一感のある素敵な空間になりそうですね。
スイージーに使われる木には、特殊ウレタン塗装が施されているのでお手入れもラク。
汚れが染み込みにくく、ケチャップなどがついても簡単に落とせ、跡も残りません。
木のキッチンは素敵だけどお手入れが大変そう、という心配はもうありません。木のキッチンは進化しています。
［ウッドワン］スイージー の魅力
①お気に入りの樹種の無垢材を使用した心安らぐキッチン。
②シンクやカウンターの素材、扉のデザイン、レイアウトなどの自由度が高く、思い通りのキッチンが作れる。
③使用する木材は特殊ウレタン塗装済み。汚れにくく、お手入れもラク。
見せる時代の魅せるキッチン
［サンワカンパニー］ ウィッテ
4つめは、こちら。
シンプルでスタイリッシュな住宅設備が揃う［サンワカンパニー］です。
チェックしたのはこのキッチン。
“見せる”時代の“魅せる”キッチン ウィッテです。
展示品の本体カラーはメタルブラック。
全体が浮き上がって見えるフローティングスタイルと、凹凸や線を極力なくしたミニマルデザインに、美意識の高さが表れています。
キッチンが主役になるアイランド型のレイアウトで、まさに人に見せたくなるLDK空間になっていますね。
天板とシンクはステンレス。シンクの形状も直線的なミニマルデザインでおしゃれです。
切断面を斜め45度にカットして突き合せる「留め加工」で美しいエッジを表現しています。
細部にまで高いデザイン性を感じますね。
キャビネットはたっぷりの収納力。細かい仕切りはないので自由にカスタマイズできます。
ダイニング側から使用できる収納スペースも。食器やグラスなどを入れておくと便利ですね。
こちらはウィッテの壁付けタイプです。本体カラーはセメントシルバー。
ウィッテのキャビネットは手を掛けて引き出す設計で、取っ手はありません。壁付けタイプでも生活感が出にくく、スタイリッシュ。
本体カラーは、メタルブラック、セメントシルバーなど全６色から選べます。
［サンワカンパニー］ウィッテ の魅力
①LDKを人に見せたくなる空間にする高いデザイン性。
②ディテールまで美しさにこだわったミニマルデザイン。
③これからのスタンダードを目指したリーズナブルな価格。
HDC大阪で最新キッチンの情報のアップデートを！
いかがでしたか？ ご紹介した４メーカーの最新キッチンに興味をもたれた方は、ぜひグランフロント大阪 北館５階 HDC大阪へ。
ショールームで実際の製品を見て、触れて、最新のキッチンの機能とデザイン性を体感してみてください。
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