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文房具を上手に使う裏技を紹介
湿布が切れない。ペンがかすれる。ペンで書いた文字がにじんでしまう。
「正攻法」がちゃんとあると分かってはいるけれど、専用品を買うのは面倒だし、そう何度も使うものではないし、面倒くさい。そんなときに役立つのが「裏技」です。
今日から使えるハサミとペンの裏技を3つ紹介します。
湿布ってどう切る?ハサミの裏技
大きい湿布を2つに切るとき、普通に真ん中にハサミを入れて切りますよね。でもそれだと、湿布がぐにゃぐにゃとして切りにくいです。そんなときに使える「裏技」をご紹介。
必要なのはハサミと、裏紙などいらない紙1枚です。
紙を2つ折りにし、湿布を間に挟んで切ります。
スパッとまっすぐに切れました!
布や紐など、ぐねぐねして切りにくい他のものにも応用可能。やわらかくて切りにくいガーゼもこの通り。
正攻法ならこれ
[アンファミエ]あっぷるクリップはさみ はさみ ハサミ 救急 医療用 看護師 テーピング ナースグッズ グリーン
看護師さん御用達の医療用ハサミなら、湿布、ガーゼ、包帯、サージカルテープなどもスパッと切れます。救急箱に1本あると便利です。
かすれるペンを復活させる。知っておきたいペンの裏技
インクがなくなり、かすれてしまう油性ペン。諦めて買い換えるのが正攻法ですが、どうにかあと数回書けるようにする「裏技」をご存知ですか?
除光液を油性ペンのフタに入れ、ペンを閉めて10分間放置します。
見事、書けるようになりました!
ペンのフタを開けたまま放置してしまった等、中にインクが残っている場合はこれで書けるようになります。インクがもう残り少ない場合は、一時的に復活してもすぐまた書けなくなってしまうので、早めに買い換えるようにしてくださいね。
水性ペンの場合は、水性ペンのフタにぬるま湯を入れると同様に復活します。
ペンの油性・水性ってどう使い分ける?
ペンには油性と水性がありますが、どう違うのでしょうか?
油性は出なくなったときに「除光液」で復活させましたが、除光液に入っているのと似た「揮発性有機溶剤」で染料や顔料を溶かしています。このため独特のにおいがあり、固着力が強いのが特徴です。メリットは紙や木のみならず金属やプラスチックにも書けること。デメリットは裏移りしやすいことや、一度肌や布につくとなかなか落ちにくいことが挙げられます。用途としてはPOPなどハッキリ目立つ文字を書きたい時や、にじんでは困る封筒の宛名などを書く時、紙以外のものに書きたい時が挙げられます。
水性は水で染料や顔料を溶かしています。メリットは裏移りしにくい、特有のにおいがない、鮮やかな発色のものが多いこと。デメリットは水に濡れるとにじんでしまうことや、色あせしやすいことが挙げられます。用途としては、ノートや手帳など裏移りさせたくない紙に書く時や、イラストなど発色を楽しみたいときに使うといいでしょう。
名前のにじみをピタッと止める。簡単便利なペンの裏技
小さなお子様の服に名前を書きたい。でも名前がにじんでしまって全然読めない!
正攻法は「布用のお名前ペンを買う」ですが、買いに行く暇がない時の「裏技」、ご存知ですか?
名前のタグを霧吹きなどで軽く濡らし、表面の水滴を拭き取ってから書いてみてください。
同じペンでもにじまず名前が書けました!
服のタグは繊維が細かく、水やインクをよく吸います。水分が染み込むときに、インクも一緒に拡散してしまうため、字もにじんでしまいます。
あらかじめタグを少し濡らしておけば、これ以上繊維が水を吸わないため、字もにじまずに済むというわけです。
正攻法ならこれ
サクラクレパス 名前ペン 油性 マイネームツイン 黒 3本 YKT3-P
入園・入学時など、大量の名前書きをする時に霧吹きをかけまくるのは大変!やはり最初からにじまないペンを使うのが一番です。サクラクレパスの名前ペンなら、にじみ知らず。
「裏技」でプチストレスを回避しよう
切れない、書けない、そんなプチストレスを上手く回避できる「裏技」。少しの手間で結果の綺麗さがまるで違うので、ぜひ試してみてください。