コスメのアップサイクルを楽しみながら、自分本来の色を取り戻す。『COLOR Again』プロジェクトとは?

提供:株式会社モーンガータ

コスメのアップサイクルに取り組んでいる、株式会社モーンガータ。使わなくなったコスメを絵の具に変えて、絵画や雑貨創作といったアートを楽しめるプロダクト「SminkArt」を製造、販売している企業です。

今回は、そんなモーンガータが株式会社FICCとともに取り組んでいる「COLOR Again」プロジェクトをご紹介します。コスメのアップサイクルによって“色を取り戻す”だけでなく、自分自身が本来持っている色を取り戻す「COLOR Again」に込められた想いとは?

前提にあるのは、「楽しみ」と「品質の良いプロダクト」への想い

コスメを絵の具に変えてアートを楽しめることで人気の「SminkArt」を生み出したモーンガータ。

「SminkArt」の開発背景には、使いきれずに廃棄されたり、眠ったままになったりしているコスメを新たな付加価値で生まれ変わらせたいという、アップサイクルへの想いがありました。

モーンガータがコスメのアップサイクルを進めていくうえで大事にしているのが、まずはお客さまと自分たちが「楽しむ」ということ。SDGsの達成や、社会貢献活動においても、持続していくためにはこの「楽しみ」が必要なのではと考えています。

また、捨てられてしまうコスメを有効活用し、新たな楽しみへと結びつけることのできるプロダクトを提供するだけでなく、「プロダクトを通したコト(体験)」を提供することにも強い想いがあります。

もちろん、消費者の課題感に真摯に向き合って生まれたプロダクトやサービスを提供するモノづくりの視点は欠かせません。そのうえで、困っていることを解決し、さらに使う方が楽しめるプロダクトであることを大事に事業に取り組んでいます。

FICCと立ち上げた『COLOR Again』プロジェクト

「楽しみ」を体験し、それを自然と続けることが、社会貢献の実現に繋がっていってほしい。そんなモーンガータの想いに共感した株式会社FICCからの声がけがあったことが、「COLOR Again」を立ち上げるきっかけになりました。

『COLOR Again』プロジェクトは、元々捨てられてしまうコスメのアップサイクルによって「楽しみ」の体験を共有するだけにとどまりません。 今まで何気なく持ち合わせてきた固定観念や同調圧力に対して今一度問いかけて脱却し、一人一人が持つ個性や自由な自己表現への気づきをもたらすこと、そしてモノや人の可能性や多様性を尊重し合える世界を実現することを目指しています。

過去には、ミレニアル世代向けコミュニティブランドを運営するSHE株式会社とコラボし「自分を愛せる時間を作ろう!サウンドバス&コスメアート体験」というイベントを実施。

両社に共通した想いと互いの資源を持ち寄って掛け合わせることで、新しい社会価値を創造する挑戦を続けています。

『COLOR Again』に込められた想い

画一性の中では、色は生まれません。1つに納まろうとしては比較できるものがなく、色の概念そのものがないからです。

COLORには1つの指定色がないように、一人ひとりの個性にも無限の色があります。はっきりとした色を持つ人もいれば、薄い色を持つ人もいます。色は押しつけられて持つものではなく、その人が自由気ままに身に着けているもの。だからこそ、画一性の無色の世界に押しつぶされることなく、自身の気持ちや考えと折り合いをつけていきながら、自由な意志(意思)で選択していく素晴らしさを感じてほしいのです。

この「COLOR Again」プロジェクトでは、そうやって自分の色を持つきっかけを作っていきたいと考えています。

FICCからのコメント

モーンガータとの共創においては単なるコスメのアップサイクルではなく、人が共有し合える「楽しみ」を体験として提供し体験を通じて社会貢献を実現する、という同社のビジョンに強く共感しました。

「『COLOR Again』〜塗り替えよう。わたしも世界も美しく。〜」というプロジェクト名には、この事業が外面的な装いだけでなく、内面的な彩りをもたらし一人ひとりがすでに持っている可能性を取り戻そうという想いが込められています。

「コスメを色材に変える」というイノベーティブな技術を通じて、社会価値と経済価値の両立ができれば、世の中から信じられ共感されるビジョンになるでしょう。FICCとモーンガータとの共創によってその構想を描き・実現することで、より良い社会・未来へと導くパートナーになれると確信し共創プロジェクトへと発展しました。

コロナ禍でなかなかイベント等の開催が難しい中、少しずつですが昨年より活動を開始し、イベントも行っております。この活動が世に知れ渡るころ、あらゆるモノや人の可能性・多様性を尊重し合える世界に少しでも近づけるように、私たちの挑戦は続きます。ぜひ、活動に興味ある方は活動にご参加ください。

COLORAgainプロジェクト

学習ラウンジTUMUGUとCOLOR Againの共創企画「ジブンゴトSDGs」

『COLOR Again』が目指している世界を実現するためには、一人ひとりが自身で問い、考え、与えられた答えではない自分自身の解答を見いだしていくことがとても大切です。

これまで学んできたことに対して「なぜ」という疑問を持ち、思考し、答えを見つけ出すこと。そして、その過程で得られた気づきや体験を楽しみながら、新しい価値観を育んでいくことが重要であるという考えは、まさに学習ラウンジTUMUGUと共通した理念でした。

プロジェクトに共感したTUMUGUとの協業により、今年からは『COLOR Again』のプロジェクト内で「ジブンゴトSDGs」という講座をスタート。

自分自身の色を大切すると同時に、他者の色も大切にできるような人に育っていってもらいたい。そんな想いで、子どもたちに学びを届けています。

「ジブンゴトSDGs」では、SDGsの17ある目標に関して、特に子どもたちに知ってほしい・考えてほしいものをピックアップ。オンラインによる対話型の授業を通して、各テーマに関する基礎知識を学んでもらうと同時に、なぜ学ぶ必要があるのか、学んでどうするのか、さらに、考えたことを伝える大切さと難しさについても学んでもらう内容となっています。

具体的には、企業や各団体から9名の講師を迎え、子どもたちにSDGsについて伝える授業を実施。食糧問題や、森、水、エネルギー問題について、ジェンダー、つくる責任つかう責任など世界で起きている様々な問題を知り、課題を解決するために今の社会や企業が取り組んでいることを伝えています。

子ども達には、ただ知識を得るのではなく、自分が当事者であるという意識(=ジブンゴト)を持って、自分が心から解決したいと思える社会課題への気づきと、解決するためのアイデアの創出、そして社会への発信ができるようになってもらえたらと考えています。

TUMUGUのコメント

今回の共同プロジェクトである『ジブンゴトSDGs講座』を企画するにあたって、TUMUGUは「子ども達自身の未来にとって、本当に必要なことは何か」を、改めて自らに問い直しました。

その答え一つが「ジブンゴト」です。ジブンゴトとして学び、自分の未来について真剣に考えれば、今ある正解や常識の外に、様々な選択肢や可能性があることに改めて気づきます。そして、それに気づくと、新しい価値を生み出すことができ、常識をアップデートすることができます。

こうした新しい価値を生み出し、常識をアップデートできる力は、元来、子ども達に備わっている力ですので、私達大人のすべきことは、この力を常識の枠で抑えることなく伸ばしてあげるということになるでしょう。

本講座は、まだ第一期の半ばですが、既に子ども達の自由闊達な発言や議論が生まれており、子ども達の力強さと可能性の大きさを実感することができています。

また、同時にCOLOR Againプロジェクトの理念が、TUMUGU理念と共振するかのように響き合い、その響きが次世代の子どもたちにまで伝わっているのを感じます。子ども達が、自分達の色とりどりな未来を思い描きながら、楽しんで学んでいけるよう、TUMUGUは、COLOR Againのメンバーと共に努めていく所存ですので、どうぞよろしくお願いいたします。

TUMUGU×COLORAgain共創企画ジブンゴトSDGs

自分自身の色を取り戻し、あらゆるモノや人の可能性や多様性を尊重し合える世界を目指して

「社会の既成概念や自信の固定観念から脱却して、自分自身の色を取り戻し、あらゆるモノや人の可能性や多様性を尊重し合える世界」を目指す『COLOR Again』。

モーンガータでは、現在もこの想いに共感した様々な企業、団体とともに、生活者の皆様に参加いただけるようなイベントの模索、そして課題解決の糸口となる商品開発を進めています。

今後の『COLOR Again』にも注目のうえ、興味のある方は、ぜひプロジェクトに参加してみてください!

モーンガータホームページ

SminkArtECサイト

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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