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深型フライパンはあると便利!おすすめ商品を素材別に紹介

深型フライパンが気になるけれど、具体的にどう良いのか分からず購入を迷っているという人もいるでしょう。深型フライパンが一つあれば、焼く・炒めるといったことはもちろん揚げる・煮るなどもできて大変便利です。魅力を知ってお気に入りを探しましょう。

なぜ深型フライパンがいいの?

深型フライパンは一つあれば非常に便利な調理道具です。焼き物や炒め物はもちろん、揚げ物や煮物まで作ることができます。火力を使った料理のほとんどを調理できるといえるでしょう。

また、深さがある分、炒め物をしてもコンロ回りを汚しにくい点もメリットといえます。

炒め物や揚げ物、煮物までさまざまに使える

普通タイプのフライパンなら焼く・炒めるくらいしかできませんが、深さがしっかりある深型フライパンなら、焼く・炒めるはもちろん、揚げることや煮ることもできます

揚げ物に使うなら深さの大きいものを選んでおくと良いでしょう。一度にたくさん揚げられるので、利便性は天ぷら鍋に劣りません。また、揚げ焼きにすれば使用する油の量が少なくて済むのもうれしいポイントです。

さらに、深型フライパンを使って煮ることもできるので、煮物のためにわざわざ鍋を用意する必要もありません。深型フライパンが一つあれば、火力を使った料理のほとんどが作れてしまうのです。

コンロ周りを汚しにくい

深さが十分にないフライパンで炒め物をすると、どうしても具材や油が飛び散りやすいものです。食材を無駄にしてしまったり、コンロ回りを汚してしまったりして炒めにくいと感じている人も少なくないでしょう。

しかし、深型フライパンなら深さがある分、中身が飛び出しにくくなります。大量の具材を炒めても、外にこぼれにくいので快適に調理できるはずです。油跳ねも少なくて済むので、コンロ周りの掃除も楽になるでしょう。

深型フライパンのデメリットもチェック

(出典) pexels.com

深型フライパンにはもちろんデメリットもあります。一般的なフライパンよりも深さがある分本体が重いことや、収納に場所を取ることが挙げられるでしょう。商品選びで失敗しないためにもデメリットもよく理解した上で検討しましょう。

深さがある分重く、収納場所も必要

深型フライパンは深さがある分、一般的なフライパンと比べてどうしても重量が大きくなります。腕の力が弱かったり、手首を痛めやすかったりする人には扱いづらく感じるかもしれません。

そのような場合は、できるだけ軽い商品を選んだり、深型フライパンの使用を煮物や揚げ物などコンロの上に置いたまま調理する場合に限ったりするなど工夫する必要があります。

また、深型フライパンは深さがある分、一般的なフライパンよりも収納スペースが必要です。収納場所に限りがある場合は、取っ手が外れるタイプを選ぶことをおすすめします。取っ手が取れる分コンパクトになり、収納しやすいはずです。

深型フライパンを選ぶポイントは?

(出典) photo-ac.com

大いに活躍してくれる深型フライパンを手に入れるには、深さやサイズをしっかりチェックした上で選ぶことが大切です。どのような用途で使うのか、どれくらいの分量を作るのかなどを具体的に考えて選びましょう。

また、自宅のコンロに対応しているかどうかも要チェックです。

使いやすい深さを選ぶ

深型フライパンを使ってどんな料理を作りたいかによって、使いやすい深さは違います

チャーハンや野菜炒めなど炒め物をこぼさずに作りたい場合は、深さ6~7cm程度のものがおすすめです。浅めに作られている分、比較的軽量なものも多く、振ったり煽ったりしやすいでしょう。

一方、揚げ物や煮物をしたいと考えている場合は、深さが8cm以上あるものを選ぶのがおすすめです。

特に深さが9cm以上ある深めタイプは、フライパンというより片手鍋に近い見た目をしています。たっぷりの煮汁で作る煮物や油をたくさん使う揚げ物も不便なく作れるでしょう。

想定する用途に合わせて、自分にとって使いやすい深さのものを選ぶことが大切です。

家族の人数でサイズを選ぶ

深型フライパンのサイズは何人家族かに応じて選びましょう。

1人暮らしや2人家族なら20~24cm、3~4人家族なら26~28cmが目安です。食べ盛りの子どもがいたり、大人数で食事をしたりしてたくさん作ることが多いなら30cm以上のものが使いやすいでしょう。

ただしサイズが大きくなるほど重量も大きくなります。力に自信がない場合は素材をよくチェックし、できるだけ軽量な商品を選ぶようにしましょう。

IH対応かガス火のみか

フライパンは火力を使用しながら使うものですから、自宅のコンロに対応した商品であるかどうかは非常に重要なポイントです。IH対応なのかガス火専用なのか、または両方に対応したものなのかをよく確認して選びましょう。

特に転勤などで頻繁に引っ越しをする可能性のある人は、IH対応を選んでおくと安心です。IH対応のフライパンなら、基本的にIHでもガス火でも使えます。

また、オーブンやハロゲンヒーターなどほかの熱源に幅広く対応できる商品もあります。さまざまなシーンでの使用を考えている場合は、そのような商品を探してみると良いでしょう。

自分好みの使い方ができる素材を選ぼう

(出典) photo-ac.com

深型フライパンに使われている素材には種類があります。アルミニウム・鉄・ステンレスが主ですが、それぞれメリットやデメリットが異なります。素材ごとの特徴を知り、自分好みのものを選びましょう。

軽くて使いやすいアルミニウム製

深型フライパンで炒め物をたくさん作りたいと思っていたり、手の力や手首の耐性に自信がなかったりするなら、アルミニウム製のものがおすすめです。

26cmくらいまでのサイズなら、重量が1kgに満たない商品も多く、フライパンを振るなどの大きな動きもしやすいでしょう。

また、アルミニウム製の深型フライパンには、油を引かずに食材を調理できるノンスティック加工のものが多いのも魅力です。熱伝導率にも優れるので、手早く料理を作れて使いやすいでしょう。

短時間で熱伝導率の高い鉄製

素早くおいしい料理を作りたいなら、鉄製のものを選ぶと良いでしょう。鉄は熱伝導率が高いので、フライパンをあっという間に温めることができる上、食材にも一気に火を通せるので旨味を逃がさず調理できます。

さらに鉄分が補給できるのもうれしいポイントです。また、耐久性にも優れるので、たわし等でゴシゴシ洗ってもキズが付きにくく、長くきれいに使えるでしょう。

ただし、サビやすいためきちんとお手入れをする必要があります。中にはお手入れしやすいよう、表面に特殊処理加工が施されたものもあるので、十分なお手入れをする自信がない人は探してみると良いでしょう。

耐久性がありサビに強いステンレス製

サビにくく、丈夫で長く使えるのがステンレス製の深型フライパンです。キズが付きにくいので、コゲが付いてもたわし等を使って洗い落とせます。

一度温まると冷めにくく保温性に優れるのも特徴で、フタを使えば煮込み料理や余熱調理も上手くできるでしょう。

一方、熱伝導率が低いことは欠点といえますが、多層構造の商品を選べば気にならないはずです。アルミを挟み込んだりすることで熱伝導率が高く加工されているため、焼きムラができたり焦げたりすることなく調理できるでしょう。

より使いやすいものを選ぶには

(出典) photo-ac.com

より活躍する深型フライパンを見つけるには、ほかにもチェックしておくと良いポイントがあります。フタが付いているか、取っ手が外れるなど収納性に優れるか、お手入れしやすいコーティングが施されているかなども併せてチェックして選びましょう。

フタ付きは便利

深型フライパンの中にはフタが付属している商品もあります。フタがあれば旨味を含んだ蒸気を逃がすことなく煮込み料理を作れますし、蒸し料理にも対応できて便利です。

後から別売りのものを購入しても良いかもしれませんが、付属品のフタの方がフライパンにジャストフィットするよう設計されているため熱効率が良く、使いやすいでしょう。

効率良く熱することができるので時短調理が可能な上、ガス代や電気代の節約にもつながります。

収納のしやすさも大切

深さがある分収納スペースが必要な深型フライパンは、収納のしやすさも選ぶ際の大切なポイントです。

取っ手が取れるタイプの商品なら、ほかの鍋と重ねてしまえたり、取っ手の幅がない分せまいスペースにも収まりやすくなったりして便利でしょう。

また、ほかの鍋やフライパンに取っ手を付け替えられるものなら、さらに省スペースでの収納が可能になります。取っ手を外した状態で食卓に並べることもできるので、洗い物を減らせる点も魅力といえるでしょう。

コーティングがあればお手入れが楽

長くきれいに深型フライパンを使うには、お手入れのしやすさも重要です。コーティングされた商品なら焦げ付きにくく加工されているので、手間なくきれいに保てます。

最もポピュラーなのがテフロン加工に代表されるフッ素樹脂加工です。表面の滑りが良いため焦げ付きにくく、汚れが付いても落としやすいので便利でしょう。リーズナブルな価格の商品も多く手に入れやすい一方、耐久性には劣ります。

お手入れのしやすさと同時に耐久性も求めるならダイヤモンドコート加工やマーブルコート加工されたものがおすすめです。

アルミニウム製の深型フライパン3選

(C) Shutterstock.com

アルミニウム素材の深型フライパンは、軽くて扱いやすいことが特徴です。耐久性にも優れたものなら長く活躍させられ、重宝するでしょう。

北陸アルミニウム 深型フライパン

鋳物発祥の地である富山県高岡市で製造された人気のガス火専用深型フライパンです。商品寸法は26.9×47.2×8.1cmで、しっかりとしたサイズ・深さながら、重量は約630gと軽く扱いやすいでしょう。

テフロンブランドの最高峰であるケマーズ社のテフロンプラチナプラスという加工を採用しており、キズに強く耐久性にも優れるので長く使えます。

さらにフライパンの底にはリップルウェーブ加工が施されており、素早く熱が伝わる上、熱ムラがなく均一に加熱できます。

北陸アルミニウム 深型フライパン

税込3215円

※2022年02月25日時点

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ティファール ディープパン グランブルー・プレミア D55183

フライパンの表面に付いたお知らせマークによって、ちょうど良い余熱温度になったかどうかが分かります。ベストなタイミングで食材を投入できるので、きれいな焼き色の付いたおいしい料理ができるでしょう。

チタン・インテンスコーティングが施され、新品のこびり付きにくさが長持ちします。また外面にはエナメル(ほうろう)加工がされており、キズや汚れが付きにくく、簡単なお手入れでもきれいな状態が続くでしょう。

ガス火のほか、セラミックヒーター・ハロゲンヒーター・電気プレートコイルには対応していますが、IHには対応していません。

ティファール ディープパン グランブルー・プレミア D55183

税込4500円

※2022年02月25日時点

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ツヴィリング マデュラプラス フライパン 深型 28cm 66290-286-0

ドイツに本社を置く刃物や食器、台所用品を扱うメーカー、ツヴィリングの深型フライパンです。サイズは29.3×49.6×10.1cmで、深さは7cmあります。ガスにもIHにも対応している上、食器洗い乾燥機も使用可能なので使いやすいでしょう。

軽さと優れた熱伝導率というアルミニウムの特性を持ちながら、チタンプラズマコーティングと3層フッ素コーティングによって、従来のフッ素コーティングの約2倍の耐久性・耐摩耗性も発揮します。長く活躍させられること間違いなしの商品です。

ツヴィリング マデュラプラス フライパン 深型 28cm

税込6734円

※2022年02月25日時点

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鉄製の深型フライパン3選

(C) Shutterstock.com

熱伝導率の高い鉄製の深型フライパンなら、食材に素早く火を通すことができ、よりおいしく調理することができます。耐久性にも優れるので、お手入れのしやすいものを選んでおけば、いつまでも長くきれいに使えるでしょう。

フライングソーサー 鋳物フライパン 26cm

商品寸法は26.8×39.6×9.7cm、本体の高さは5.9cmの深型フライパンです。鉄製の鋳物であるにもかかわらず、重さは約1.3kgと扱いやすいでしょう。

スリムな形状も特徴で、底以外の厚みはわずか1.5mmと非常に薄く作られています。底も薄く2mmほどの厚みなので熱が全体に伝わりやすく、中の食材に素早く均等に熱を加えられます。

また、表面の鋳物独特のわずかな凹凸によって、余分な油や水分が吸収され、料理がよりおいしく仕上がるでしょう。ガス火・IHのほか、全ての熱源に対応している上、オーブンでも使用可能で便利です。

フライングソーサー 鋳物フライパン 26cm

税込11000円

※2022年02月25日時点

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リバーライト 極 JAPAN 炒め鍋

取っ手部分にロゴが入ったおしゃれな見た目の深型フライパンです。表面に特殊な熱処理を施すことで、サビやキズが付きにくい加工がされているので劣化しにくく長く使えます。

強度を増した鉄を素材にしているのでお手入れもしやすく、焦がしてしまった場合でもたわしでゴシゴシこすっても大丈夫です。

鉄製なので、油なじみがよく使い込むほどこびり付きにくくなるでしょう。ハンドル部分は付け替え可能なので、より長く使えるはずです。

リバーライト 極 JAPAN 炒め鍋

税込6640円

※2022年02月25日時点

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ケユカ Runo フライパン 26cm

サビ・キズに強い深型フライパンです。コーティングではなく、表面層を硬化することでサビが付かないようにしているので、防サビ効果が長期間期待できます。金属製のお玉なども問題なく使用できるでしょう。

お手入れもしやすく、焦げ付いてしまってもナイロンたわしと洗剤でゴシゴシこすって落とせます。鉄製なので蓄熱性が高く、食材に素早く火を通せておいしく仕上がる上、鉄分補給が可能なのもうれしいポイントです。

200VのIHクッキングヒーターに対応しています。

ケユカ Runo フライパン 26cm

税込4510円

※2022年02月25日時点

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ステンレス製の深型フライパン3選

(C) Shutterstock.com

ステンレスは丈夫で耐久性に優れた素材ですが、熱伝導率が劣る点はデメリットといえます。しかし多層構造になったフライパンなら蓄熱性が高いため、食材に火を通しやすくステンレスのデメリットも補えるでしょう。

ここでは多層構造を採用することで熱伝導率を高めた、おすすめのステンレス製の深型フライパンを紹介します。

マイヤー ステンレススチール シェフズパン 24cm

すっきりと洗練されたデザインの深型フライパンです。素材には、変形しにくく美しい日本製ステンレスを採用しています。底面は三層設計されており、蓄熱性に優れるので熱ムラが起こりにくくなっています。

IHを含む全ての熱源に対応しているので使いやすいでしょう。さらに内面にはふっ素樹脂加工が施されており、食材がこびり付きにくい上、キズにも強いので簡単にお手入れできます。サイズは全長45.0×奥行25.0×高さ13.5cmで、深さは 9.5cmです。

マイヤー ステンレススチール シェフズパン 24cm

税込3762円

※2022年02月25日時点

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ビタクラフト ソフィアll ウォックパン 24cm

アメリカのステンレス調理器具メーカー、ビタクラフトの深型フライパンです。商品寸法は43.7×26×16.2cm、深さは7.5cmと煮物や揚げ物もしやすいサイズでしょう。

ガスでもIHでも使えるほか、ハロゲンヒーター・ラジエントヒーター・シーズヒーターでも使えます。本体は2層構造になっており、熱伝導率に優れるため食材に素早く火を通せます。

また、表面には3層フッ素コーティングが施されており、焦げ付きにくくなっているのできれいな状態を保ちやすいでしょう。

ビタクラフト ソフィアll ウォックパン 24cm

税込2709円

※2022年02月25日時点

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深型フライパンで料理の幅が広がる

(出典) photo-ac.com

深型フライパンは一つあると非常に重宝する調理器具です。焼く・炒めるといった一般的なフライパンでできることはもちろん、煮る・揚げるといった鍋を使わなければできないことにも対応でき、調理の幅が広がります。

深さがある分、中の具材や油が飛び散りにくくコンロ周りを汚しにくいというメリットもあり、大変便利です。用途に合わせてサイズや深さを選び、重視することに合わせた素材の深型フライパンを選ぶことができれば、長く活躍させられるでしょう。

お気に入りの商品を見つけ、ぜひ日々の料理に活用してみましょう。

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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