空気が乾燥する冬場には、加湿器があると快適に過ごせて便利なものです。加湿と同時によい香りを漂わせることのできるアロマ加湿器なら、リラックス効果も得られるでしょう。アロマ加湿器の選び方や使い方のポイント、さらにはおすすめ商品を紹介します。
目次
アロマ加湿器とは
アロマ加湿器とは、アロマ機能が付いた『加湿器』です。アロマの香りを広げるアロマディフューザーとは異なり、使い方も違いますので注意しましょう。
誤った使い方をしてしまうと、故障や不調の原因となったり、空間に雑菌などを広げて健康を害したりする可能性もあります。使用方法をよく確認の上、使うことが大切です。
アロマ加湿器の特徴
アロマ加湿器とは、加湿器に付加機能としてアロマ機能が付いたものです。加湿器によって、アロマ機能の使い方はそれぞれ異なります。
トレーの中にセットされたスポンジにアロマオイルを垂らして使うタイプや、水溶性のアロマオイルをタンク内の水に入れるタイプがあります。部屋の湿度を調整しながら、ついでにアロマの香りもほんのり漂わせたいという場合におすすめです。
ただし、あくまで加湿がメインの機能であるため、アロマディフューザーほどしっかりアロマの香りが広がるわけではない点は、押さえておきましょう。
アロマディフューザーとの違い
アロマディフューザーは、アロマオイルの香りを拡散させるためのアイテムです。そのため、たとえミスト式であっても、加湿器と比べると噴射するミストの量が少なく、空間の湿度を上げる目的には不向きです。
香りをメインに設置したいならアロマディフューザー、加湿をメインにしながら少しだけ香りも楽しみたいならアロマ加湿器、と捉えておくとよいでしょう。
アロマ非対応の加湿器でアロマの使用はNG
加湿器でアロマを使いたい場合は、必ずアロマ対応のものを使いましょう。アロマに対応していない加湿器のタンクに、アロマオイルを垂らして使用すると、オイルがファンやフィルターに付着し、故障や不調の原因になりかねません。
また、たとえアロマ対応の加湿器でも、使い方を誤ると、加湿器内で繁殖した雑菌・カビを部屋中にまき散らしてしまうこともあります。アロマオイルを使う場合は、必ず取扱説明書を確認の上、正しい方法で使用するようにしましょう。
アロマ加湿器のタイプ
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アロマ加湿器には、超音波式・気化式・スチーム式・ハイブリッド式の4種類のタイプがあります。それぞれ特徴があり、メリット・デメリットが異なるので、自分にとって使いやすいものを選ぶとよいでしょう。
超音波式
超音波式は加熱せず、タンク内の水に振動を与えることで、発生させたミストを噴霧するタイプの加湿器です。
アロマ機能が付いたものも多く、おしゃれなデザインの商品も豊富にそろうので、インテリア性も重視して選びたい人にぴったりでしょう。熱を使わないので、やけどをする心配もありません。さらに、静音性に優れている点も魅力です。
しかし、加熱による殺菌効果が得られないため、タンク内に雑菌・カビが発生しやすい点には注意が必要です。不潔な水から発生したミストを、部屋中に充満させてしまう可能性もあるため、タンクのお手入れは小まめに行う必要があります。
超音波式の加湿器を選ぶ際は、お手入れのしやすさや、除菌機能の有無にも着目して選ぶとよいでしょう。
気化式
気化式は、水分を含ませたフィルターにファンで風を送り、気化した水分を利用して部屋の湿度を上げるタイプです。加熱しないため安全で、使用する電力も少なくて済みます。電気代を抑えたい人におすすめのタイプといえるでしょう。
一方、部屋の湿度を上げるのに時間を要することと、メンテナンスに手間がかかることがデメリットといえます。
加熱による殺菌効果が得られないため、水を入れるタンクやトレーは常に清潔にする必要があり、フィルターのお手入れや交換も定期的に必要です。
手間をかけたくないなら、お手入れが簡単なタイプやフィルターの耐用年数が長いものを選び、負担を少しでも減らすとよいでしょう。
スチーム式
水を加熱してミストを発生させ、拡散させることで部屋の湿度を上げるのがスチーム式です。
比較的短時間で部屋の湿度を上げられ、温かいミストによって加湿するので、室温も少々上がります。乾燥しやすく、気温の低い冬場には頼もしいタイプといえるでしょう。
また、加熱による殺菌効果も期待でき、ほかのタイプと比べてお手入れが簡単なこともメリットです。しかし、加熱するため電気代はかかりやすく、ミストの吹き出し口はやけどの危険性もあることがデメリットといえます。
ハイブリッド式
ハイブリッド式とは、異なるタイプの要素を併せ持ったタイプの加湿器です。例えば、『超音波式に加熱機能を加えたタイプ』『気化式に加熱機能を加えたタイプ』などがあります。
どちらも、加熱しながらミスト発生を行い、効率よくミストを行き渡らせることができるので、より短時間で部屋の湿度を上げられます。
性能がよい分、値段は高い傾向にありますが、加湿以外の機能を備えた多機能なものも多く、便利に使えるでしょう。
アロマ加湿器の機能
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アロマ加湿器には、加湿以外にもさまざまな付加機能を備えたものがあります。LEDライト付きのものであれば、視覚からも癒やし効果が得られて、よりリラックスできます。
また、安全面が気になる人は、タイマーや空だき防止機能付きのものだと安心です。小さな子どもがいるなら、チャイルドロック付きのものがよいでしょう。
「LEDライト付き」でリラックスムードに
リラックス効果を求めるなら、アロマ機能のほかにLEDライトが付いたものがおすすめです。さまざまな色味のライトがあるので、自分の好みに合わせて選べます。
淡く優しい色合いのものを選べば、香りだけでなく、視覚からも癒やし効果を得られるでしょう。仕事・家事・育児など、しっかり頑張った1日のリラックスタイムが、よりくつろげる時間になるはずです。
「タイマー」「空だき防止」機能もチェック
特に加熱タイプの加湿器を使うときに気になるのが、消し忘れや空だきです。「うっかりして火事を起こしては大変」と不安に思う人もいるでしょう。
加湿器の切り忘れ防止には、タイマー機能付きのものがおすすめです。事前に設定しておけば、電源を切らずにそのまま出掛けてしまっても安心でしょう。
また、タンクが空になると自動で電源がオフになる、空だき防止機能も便利です。加熱し過ぎによる火事の心配もないので、たとえ電源を切り忘れて外出したとしても心配せずに済むでしょう。
「チャイルドロック機能」付きだと安心
小さな子どもがいる場合は、チャイルドロック機能付きのものを選んでおくのがよいでしょう。特に、スチーム式のように加熱する加湿器の場合、電源を切っていても、子どもが知らない間に電源を入れてやけどをしてしまうかもしれません。
また、少し目を離した隙に、設定を変更されてしまうこともあるでしょう。子どもの事故やいたずら防止のためにも、チャイルドロック機能付きのものが安心です。
アロマ加湿器の選び方
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アロマ加湿器を選ぶ前に、まずは設置場所を決めておきましょう。設置場所に合わせてタイプを選び、適用畳数をチェックします。さらに、お手入れ方法もよく確認の上、できるだけ手間をかけずに清潔を保てるものを選ぶのがおすすめです。
設置場所によるタイプは2種類
アロマ加湿器は、主に『据え置き型』と『卓上型』の2種類に分けられます。設置したい場所に合わせて、適したタイプを選ぶとよいでしょう。
リビングや寝室など、部屋全体の湿度を上げたい場合には、タンク容量が大きく長時間使用可能な据え置き型がおすすめです。卓上型よりは値段の張るものが多いですが、加湿能力が高く、広い空間の湿度調整に適します。
また、オフィスなどでデスクに置いて使いたいなら、卓上型が便利です。おしゃれなデザインのものも多く、インテリアとしても楽しめるでしょう。
適用畳数が部屋に合っているか
アロマ加湿器を選ぶ際には、設置したい部屋を決めて、部屋の広さに見合った商品を選ぶことも大切です。
加湿可能な部屋の広さは、『適用畳数』として商品スペックに記載があります。適用畳数が、実際に加湿器を設置する部屋よりも小さいと、湿度がしっかり上がらず加湿効果も十分に得られません。
適用畳数は、建物が木造かコンクリート造かによっても変わってくるので、商品スペックをよく確認して選びましょう。
また、『加湿能力』を参照しても、部屋の広さに適しているかどうか判断できます。一般的に、洋室8畳程度の広さの場合は、300ml/h前後の加湿能力があれば問題ありません。
デスクに設置して使う場合など、限られた範囲のみ加湿できればよいなら、100ml/h程度のものでも問題ないでしょう。
お手入れが簡単か
アロマ加湿器は、部屋の空気を清潔に保つためにも、タンクやフィルターを定期的にお手入れする必要があります。できるだけ手間をかけずに済ませるためにも、お手入れのしやすさをよくチェックして選んだ方がよいでしょう。
特に清潔にしておく必要のあるタンクは、丸洗いできるものがおすすめです。フィルターなど、ほかのパーツも簡単に取り外せると洗いやすく、お手入れもしやすいでしょう。
アロマ加湿器の使い方のポイント
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アロマ加湿器でアロマの香りを楽しみながら加湿する際には、注意するべきこともあります。本体の故障を避けるためにも、また空間を清潔に加湿するためにも、ポイントを守って使いましょう。
加湿器対応のアロマを選ぶ
アロマ加湿器に使用するアロマは、必ず加湿器対応のものを選ぶ必要があります。特に、タンク内の水にアロマオイルを垂らして香らせるタイプの加湿器なら、『水溶性のアロマオイル』を使わなくてはいけません。
それ以外のアロマオイルを使用してしまうと、加湿器内のパーツにオイルが付着して、故障や不調の原因となることがあります。
また、中には『アロマウォーター』にのみ対応していて、アロマオイルは使用不可の加湿器もあるので、アロマを選ぶ際は取扱説明書に記載の内容に従って選びましょう。
アロマの入れ方は2パターン
アロマ加湿器には、タンク内に水溶性のアロマオイル・アロマウォーターを入れて使うタイプと、精油ポケットやアロマトレーといったトレー内に、アロマオイルを垂らして使うタイプがあります。
後者の場合は精油を使えるため、よりアロマ本来の香りを楽しめます。また、アロマオイルが加湿器内に入ることがないので、タンクにアロマを入れて使うタイプと比べて、お手入れが楽でしょう。
小まめに水を交換する
加湿器の水は入れっぱなしにせず、小まめに交換することも大切です。特に非加熱タイプの超音波式や気化式は、加熱による殺菌効果が期待できないため、雑菌・カビが発生しやすくなります。
加湿器内の水に雑菌が混じっていると、ミストと一緒に雑菌も部屋中にまき散らすことになるため、不衛生です。
雑菌の中には、たくさん吸い込むと健康被害をもたらすものもあります。そのため、加湿器内の水を不潔な状態で放っておくことは、危険とさえいえることもあるでしょう。
特に据え置き型の加湿器の場合、タンク容量が大きく、水の交換が大変なものもあるかもしれません。負担なく水を交換できるものを選んでおくことも、大切なポイントです。
本体やパーツのお手入れも重要
加湿器は、タンク部分だけではなく、フィルター部分などほかのパーツも汚れます。特にフィルターに水あかがこびり付いてしまうと、加湿能力が衰えたり、嫌な臭いがしたりすることもあるでしょう。
そのため、タンク以外の部分も定期的にお手入れすることが大切です。お手入れをサボってしまい、水あかが簡単に取れない場合は、クエン酸を使ってお手入れするとよいでしょう。
ただし、超音波式やハイブリッド式の場合は、クエン酸を使うと超音波を出す部分が劣化してしまうことがあります。加湿器のお手入れは、取扱説明書を確認し、その内容に従って行いましょう。
シンプルデザインのアロマ加湿器
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デザインのシンプルな加湿器なら、どんな部屋に設置しても調和します。シンプルながらも、機能性にも優れたものを集めました。
イモタニ アロマ加湿器 リフレア RZ-2504
本体サイズが直径110×高さ216mmと、コンパクトで持ち運びしやすいアロマ加湿器です。アロマオイルをトレーに入ったスポンジに垂らせば、香りを楽しめます。
気化式なので、ミストが勢いよく出ることもなく、周囲をぬらす心配もありません。また、単2乾電池2本で給電するコードレスタイプなので、デスクの上に置いても邪魔になりにくいでしょう。
シンプルなデザインかつ静音設計なので、職場で使うのにも適します。
イモタニ アロマ加湿器 リフレア RZ-2504
cado STEM630i
加湿能力は最大600ml/h、適用畳数は最大17畳と広い空間に適した、パワフルな据え置き型の加湿器です。加湿能力は高いものの、加湿器から噴霧されるミストは非常に細かいので、床や壁をぬらす心配はありません。
内部に搭載された特殊抗菌プレートが、タンク内の雑菌・カビを除菌する上、空間も同時に除菌するので、部屋の空気を清潔に保てます。
また、自動運転モードに設定すれば、自動で部屋の湿度を最適にコントロールしてくれます。さらに、タイマー機能により指定した時間が経過すれば、自動で電源がオフになるなど、機能性にも優れた加湿器です。
オリジナルの『フォレストウォーター』をタンク内に加えれば、アロマの香りも楽しめます。
cado STEM630i
±0 スチーム式加湿器 XQK-Z210
柔らかい曲線が特徴的で、水がめのような見た目をしたスチーム式加湿器です。ミストの吹き出し口に、付属のアロマポットを取り付ければアロマの香りを楽しめます。
タンクの容量は約2lと大容量ですが、凹みがあって手を掛けられるようになっているので、楽に持ち運べるでしょう。適用畳数は10畳と、広い空間に対応します。ボタン一つで標準モード・長時間モード・切に切り替え可能と、操作も簡単です。
±0 スチーム式加湿器 XQK-Z210
ナチュラルな部屋に合うアロマ加湿器
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家電である加湿器は、どうしても人工的な見た目のものが多いものです。木目調のデザインがアクセントとして使用されていると、ナチュラル要素が加わり、自然な雰囲気が魅力の部屋ともよく調和するでしょう。
エレス L’s Humidifier プラス ハイブリッド加湿器
木目調のカバーが優しい印象を与える、据え置き型の加湿器です。水を加熱しながら、超音波によってミストを作り出すハイブリッド式で、素早く部屋の湿度を上げてくれます。
タンク容量は4lと大きく、強モードで運転しても11時間連続運転が可能です。タンクにはハンドルが付いているので、水を交換する際の持ち運びも楽にできるでしょう。トレーにアロマオイルを垂らせば、ミストと一緒に香りも部屋中を満たします。
エレス L’s Humidifier プラス ハイブリッド加湿器
スリーアップ ハイブリッド加湿器 フォグミスト HB-T2153
ウッド調のバイカラーデザインと、ころんとしたフォルムがかわいい加湿器です。超音波機能と加熱機能を搭載したハイブリッド式で、最大加湿能力は350ml/hとパワフルに加湿してくれます。適用畳数は10畳と、広い空間の加湿にぴったりでしょう。
また、自動運転モードを搭載しており、部屋の湿度に応じて加湿量を自動で調整してくれます。アロマ対応で、『アロマパッド』にオイルを垂らして運転すれば香りも楽しめます。
スリーアップ ハイブリッド加湿器 フォグミスト HB-T2153
アイリスオーヤマ ハイブリッド式 加湿器 PH-UH35-ML
水を加熱しながら、超音波で発生させたミストを噴霧するタイプのハイブリッド式加湿器です。放出される微粒子ミストがやわらかい蒸気を噴出します。蒸気は熱くないのでやけどの心配もありません。小さなお子さんやペットのいる家庭でも安心して使うことができるでしょう。
1日8時間起動しても電気代が約8.8円(1日当たりの目安)という省エネ機能も嬉しいポイントです。洋室は10畳、木造和室は6畳までの広さに対応可能です。リビングや寝室にもなじみやすいデザインで、置き場所にも困りません。
アイリスオーヤマ ハイブリッド式 加湿器 PH-UH35-ML
かわいいフォルムのアロマ加湿器
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かわいいフォルムの加湿器なら、インテリアのアクセントとしても活躍するでしょう。主張の強すぎないデザインのものを選べば、どんな部屋とも調和します。
BRUNO ウッドアロマミスト ナチュラルウッド
本体サイズが幅9×高さ14×奥行9cmと、手のひらサイズの超音波式のアロマ加湿器です。リアルウッドの質感と、操作パネル部分にワンポイントでデザインされたロゴもおしゃれでしょう。
タッチセンサー式で、操作も簡単に行えます。また、下部にはLEDライトが付いており、インテリアランプとしても使えます。加湿しながら、光と香りで癒やしの時間を楽しめるでしょう。
BRUNO ウッドアロマミスト ナチュラルウッド
モダンデコ AND・DECO ハイブリッド加湿器 htjs-004
超音波式に加熱機能を付けた、ハイブリッド式の加湿器です。最大加湿能力は300ml/h、適用畳数は最大約8畳とハイパワー性能を備えます。
トップカバーが2種類付いており、加湿したい範囲によって使い分けられるのも便利です。広い部屋に使いたいなら、高い位置からミストを放出するハイタイプを、狭い範囲で十分ならコンパクトに使えるロータイプを使用するとよいでしょう。
また、タッチセンサー式なので、指で触れるだけで簡単に操作できます。アロマを垂らすトレー付きで、香りも楽しめます。
モダンデコ AND・DECO ハイブリッド加湿器 htjs-004
ライト機能付きのアロマ加湿器
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ライト機能付きのものなら、視覚的にも癒やされます。アロマの香りとともに、潤いの満ちた空間でリラックスタイムを過ごしましょう。
アイリスオーヤマ 超音波加湿器 2.8l PH-U28
スイッチを押すとLEDライトが点灯する、超音波式加湿器です。スイッチを押すたびにライトの色が変わり、全部で7色の灯りを楽しめます。
最大加湿能力は280ml/hですが、ダイヤルを回せば無段階で加湿量を調整できます。自分にとって快適な環境にできて便利です。
また、ミストの吹き出し口は360°向きを変えられるので、集中的に加湿したい方向に向けて使うとよいでしょう。付属のパッドにアロマオイルを2〜3滴垂らして運転させれば、ミストと一緒に香りも広がります。
カラーは、ダークブラウン・ナチュラル・ピンク・ホワイトの4色です。
アイリスオーヤマ 超音波加湿器 2.8l PH-U28
モダンデコ AND・DECO 超音波加湿器 htjs-002
空間を加湿するだけでなく、アロマによる香りと美しい色のライトによって、嗅覚と視覚から癒やしを与えてくれる加湿器です。超音波式で、最大加湿能力は220ml/hと部屋の隅々までしっかり潤いを届けてくれます。
加湿量は弱・中・強の3段階に切り替えられ、部屋の湿度や好みに合わせて調整可能です。省エネ性能付きで消費電力はわずか12.5Wと少なく、電気代も抑えられます。カラーは、無地・ウッドを合わせると全部で7色あります。
モダンデコ AND・DECO 超音波加湿器 htjs-002
Joyhouse 卓上加湿器 H20
サイズが高さ18.5×直径7.5cmと、コンパクトサイズの卓上型の超音波加湿器です。バッテリー内蔵型の充電式なので、ケーブルがなくても使え、デスクに置いても邪魔になりません。ダブル吹き出し口を採用し、一つは顔の乾燥ケア用に設計されています。
また、下部が優しい電球色のライトになっており、就寝時にはベッドサイドライトとしてもよいでしょう。アロマは、水溶性のものを直接タンクに入れて使います。空だき防止機能付きなので、外出時の消し忘れや給水を忘れたときなども安心です。
Joyhouse 卓上加湿器 H20
大容量のアロマ加湿器
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タンクの容量が大きい加湿器なら、1日のうちに何度も給水する必要がないので便利です。タンクは特に清潔を保つべきところですので、併せてお手入れのしやすさもチェックしながら選ぶとよいでしょう。
TOPPIN COMFY AIR 2.8l 上部給水式超音波加湿器
本体サイズ高さ24×直径19.5cmと卓上に置けるサイズながら、タンクの容量は2.8lと大容量なので、1日のうちに何度も給水する必要がありません。高ミストレベルでも最大で12時間連続で使用できます。
水の補充はフタを開ければ上からできるので、こぼさず簡単に注水できるでしょう。タンクの口が広いのでお手入れがしやすく、ほかの部品も全て取り外して洗えるので、清潔を保ちやすくなっています。
アロマは、エッセンシャルオイルを数滴タンクに垂らして使うタイプです。
TOPPIN COMFY AIR 2.8l 上部給水式超音波加湿器
PRISMATE アロマ超音波式加湿器 Sablier PR-HF003
タンクの容量は2.5lと大容量で、加湿能力は約350ml/hと十分にある上、タワー型で高い位置からミストを噴霧するので、広い空間もしっかり加湿できます。直径はわずか17cmとスリムなので、場所を選ばず置けるでしょう。
タンク内には抗菌機能のあるカートリッジが付いているので、いつでも水をきれいに保てます。アロマ用のトレーも付いており、清潔なミストで空間を潤しながら、香りも楽しめるでしょう。
PRISMATE アロマ超音波式加湿器 Sablier PR-HF003
アロマ加湿器で癒やしのひとときを過ごそう
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乾燥しがちな季節には、健康や美容のためにも加湿器が活躍します。同じ加湿器でもアロマ機能付きのものを選べば、アロマのよい香りで癒やし効果も得られて一石二鳥といえるでしょう。
アロマ加湿器を選ぶ際にはデザインだけでなく、機能や使い方、タイプなどをチェックした上で、自分にとって使いやすいものを選ぶことが大切です。お気に入りのアロマ加湿器を見つけて、おうちで癒やしの時間を過ごしましょう。