歯ブラシは、口に入れるものであるだけに、衛生的な環境で保管したいものです。機能と見た目がよい歯ブラシホルダーを選ぶことで、長く大切に使い続けられるでしょう。歯ブラシホルダーの選び方や歯ブラシを清潔に保つポイント、おすすめの商品を紹介します。
目次
歯ブラシホルダーの選択を間違えないために
歯ブラシホルダーは種類が豊富です。自分に合った商品を選ぶためのポイントを解説しますので、参考にしてみましょう。
収納できる「本数」を確認する
歯ブラシホルダーを選ぶとき、必ず確認しなければならないのが収納力です。歯間ブラシや歯磨き粉などをまとめて置く場合には、より収納力の高い商品がおすすめです。
また、家族がいるのであれば、人数分の歯ブラシを収納できるかどうかを確認しましょう。家族がいる場合の歯ブラシホルダーの選び方は、2パターンあります。
まずは、一つの商品で複数本収納できる歯ブラシホルダーを選ぶ方法です。もう一つは、1本用の歯ブラシホルダーを人数分用意する方法です。
洗面所のスペースに合う「サイズ」を選ぶ
歯ブラシホルダーは、設置場所のスペースに合わせてサイズを選びます。
もし、場所が広めだったり、棚があったりする場合には、置き型の歯ブラシホルダーがおすすめです。歯ブラシを出し入れしやすく、安定感があります。
反対に、スペースを取らない収納がよい場合は、壁に設置するタイプを選びます。通気性が高く、カビなどの雑菌が繁殖しにくい点も魅力的です。
吸盤やマグネットなどいくつかの設置方法があるため、自宅の壁との相性がよいものを選びましょう。
また、収納スペースを有効活用する手段として、歯磨き粉やコップなどをまとめるという方法もあります。全てを収納できるオールインワンタイプの商品なら、すっきりまとめられて便利です。
「通気性」「吸水性」が高い商品にする
歯ブラシは基本的にぬれたまま収納するため、通気性・吸水性に優れた歯ブラシホルダーがおすすめです。歯ブラシ・歯ブラシホルダーをより衛生的に使い続けられます。特に、歯ブラシは口に入れるものであるため、清潔に保つことが大切になります。
受け皿に排水穴が付いていたり、溝があったりするものは水切れがよく乾きやすいです。
また、歯ブラシホルダーの受け皿が小さいものは、水が早く蒸発してくれるため、カビなどの雑菌が繁殖しにくくおすすめです。
さらに、フレームタイプなら歯ブラシを覆っている面積が少ないため、通気性に優れています。歯ブラシに残っている水気が乾きやすく安心感があります。
歯磨きが楽しくなる「デザイン性」も大切
デザイン性に優れた商品は、歯磨きの時間をより充実したものにしてくれます。
例えば、ワイヤーでハートなどが形作られている商品や、シンプルでスタイリッシュな商品などがあります。
また、子どもの目を引くようなデザインを選べば、より歯磨きに興味を持ってもらうきっかけにもなるでしょう。
洗面所は生活感の出やすい場所であるため、少しでもおしゃれにすることで雰囲気を変えられるのです。数多くの商品が展開されているため、ぜひ楽しんで選んでいきましょう。
歯ブラシホルダーは材質が重要
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歯ブラシホルダーの材質には大きく分けて三つあります。機能的かつおしゃれな歯ブラシホルダーを選ぶために、材質の違いを確認しましょう。
「ステンレス」はさびやカビの心配が少ない
ステンレスは台所やバスルームなど、水気のある場所によく使われる素材です。耐久性に優れている上にさびにくいため、ぬれた歯ブラシを収納する歯ブラシホルダーにはぴったりの素材です。
また、ステンレスはお手入れがしやすいというメリットもあります。汚れが落ちやすく、水洗いしやすいのです。お手入れの回数が増えるほど、衛生的に使い続けられてより安心です。
「陶器」は腐食しにくく清潔感がある
陶器は水気を吸わないためカビ・サビに強く、腐食しにくいので長く使い続けられる素材です。汚れも付きにくいため、見た目の美しさを保ちやすいというメリットもあります。
また、重量があるため、複数の歯ブラシを入れても倒れにくいです。
ほかにも、陶器はデザイン性に優れているという魅力もあります。陶器ならではの味わい深さや、上質な雰囲気を楽しめるでしょう。
しかし、陶器は安定感がある一方で、衝撃によって割れやすい点は要注意です。そのため、小さな子どものいる家庭では避けた方が安全です。
「珪藻土」は水分をすぐ吸収できる
珪藻土は、水分をスピーディーに吸収し、空気中に放出する特性を持っています。乾くのが早いため傷みにくく、歯ブラシホルダーに適した素材です。歯ブラシホルダーのほか、コースターやバスマットなどにもよく使われています。
基本的にはぬれても自然と乾きますが、長く使い続けるためには時々天日干しをする必要があります。常にぬれている状態が続くとカビが生えてくる可能性があるため、注意しましょう。
天然素材でナチュラルな見た目をしていることから、自然派の人やシンプルなデザインが好きな人などにおすすめの素材です。
歯ブラシを清潔に保つポイントは
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歯ブラシを清潔に保つためのポイントを紹介します。保管の仕方や使い方などに左右されるため、知識を身に付けてぜひ日常生活に取り入れていきましょう。
ぬれたままで放置しない
歯ブラシをよく乾燥させることで、清潔な状態を保ちやすくなります。もし、ぬれたまま放置した場合、湿気が好きなカビなどの雑菌が繁殖しやすくなってしまうでしょう。
歯ブラシを乾燥させるためには、間隔を開けて保管したり、ドライヤーなどで乾かしてから収納したりといった方法があります。ドライヤーを使うときは、高温だと傷んでしまうため、冷風もしくは送風がおすすめです。
また、乾きやすい場所で保管することも大切です。お風呂場やユニットバスの洗面台、収納棚の中など、風通しが悪く湿気がこもりやすい場所への置きっぱなしは避けます。
もし、1日3回全て同じ歯ブラシを使っている場合は、もう1本用意し、2本を使い分けるのもよいでしょう。1本だけを使い続けると常にぬれたままになってしまうため、衛生面で不安が残ります。
毎回水で丁寧に洗い流す
歯ブラシを使い終えるごとに、水でしっかり洗い流します。歯に付いていた汚れはもちろん、歯磨き粉も雑菌の餌になるため丁寧に落とすことが大切です。
歯ブラシの洗い方は、次の通りです。
- 水道から強めに水を出して、ブラシ全体をよく洗う
- ブラシの根本の汚れを確認し、指でもみ洗いする
コップへ水を注いでかき回して洗う場合は、必ず最後に清潔な流水で数十秒注ぎましょう。もし、汚れが落ちにくい場合には、歯間ブラシを使うのもおすすめです。
1カ月に1回のサイクルで交換する
同じ歯ブラシを1日3回使用している場合、歯ブラシの寿命は1カ月程度といわれています。
しっかり洗浄したりお手入れしたりしても、使うごとに劣化して雑菌が繁殖する上、ブラシの形状が変形して歯の汚れを落としづらくなるものです。
また、歯ブラシの交換時期は見た目からも判断できます。歯ブラシを後ろから見たときに、ヘッドから毛先がはみ出していたら交換が必要です。
清潔な歯や歯茎を保つためにも、歯ブラシは適切なタイミングで交換しましょう。
ステンレス製のおすすめ歯ブラシホルダー
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ステンレス性の歯ブラシホルダーは、水に強いと定評があります。また、見た目がスタイリッシュであるため飽きにくく、長く使いたい人におすすめです。
ダルトン 4ホールトゥースブラシホルダー CH03-H92MF
シンプルで使いやすさに優れた、ステンレス製の歯ブラシホルダーです。歯ブラシなどを4本収納できるため、家族で使うのにおすすめです。
歯ブラシの外側に囲いがないため、歯ブラシを乾燥させやすく衛生状態を保ちやすいでしょう。
また、コンパクトで省スペースになるため、かさばらずに収納できる点も魅力的です。お手入れもしやすく、かわいらしいお花型のフォルムは、飽きずに長く使い続けられそうです。
Opret ピルケース
レック ステンレス 歯ブラシスタンド BB-083
収納力に優れた、ステンレス製の歯ブラシホルダーです。歯ブラシや歯間ブラシなどを入れる個別スペースは六つあるため、家族の人数が多めでも使いやすいでしょう。
歯ブラシホルダーの中央には広めのスペースがあり、歯磨き粉などを数種類ストックできます。気分や体調によって歯磨き粉を使い分けている人、子どもと大人で歯磨き粉を分けている人なども安心です。
また、歯ブラシホルダーのサイドには、コップを引っ掛けられます。コップは逆さまにして収納できるので、水分をしっかり切れて衛生面においても優れています。
レック ステンレス 歯ブラシスタンド BB-083
アスベル 歯ブラシスタンド ラックス 7066
『アスベル』の歯ブラシスタンドは横長の形状をしています。狭いスペースにも収納しやすいため、コンパクトな歯ブラシホルダーをお探しの人にもってこいです。
歯ブラシなどを6本まで入れられるため、収納力にも優れています。
また、歯ブラシホルダーの底には受け皿がないため、水滴がそのまま下に落ちます。歯ブラシホルダー自体が通気性に優れているため、雑菌の繁殖が抑えられ清潔に保ちやすいでしょう。
コップは逆さまにして引っ掛けられるため、底に水分がたまらず安心です。
アスベル 歯ブラシスタンド ラックス 7066
陶器製のおすすめ歯ブラシホルダー
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おしゃれな陶器製の歯ブラシホルダーの商品を、三つ紹介します。いずれも安定感があり、複数の歯ブラシや歯間ブラシなどを保管するのにぴったりです。
無印良品 白磁 歯ブラシスタンド D2S2001
無印良品の歯ブラシスタンドは、歯ブラシを1本ずつ立てて収納できるタイプです。
1人暮らしの人はもちろん、家族で住んでいる人は人数分だけそろえれば、見た目にもかわいらしく収納できます。良心的な価格なので、複数個購入しやすいでしょう。
デザインは、シンプルさの中にもモダンな雰囲気が感じられます。無印良品ユーザーにはもちろん、さまざまな人の部屋にもなじみやすく、おしゃれな雰囲気を楽しめるでしょう。
また、シンプルであるが故にお手入れしやすく、きれいに使い続けられる点も魅力的です。
無印良品 白磁 歯ブラシスタンド D2S2001
山崎実業 トゥースブラシスタンド プレーン スクエア 2612
歯ブラシを最大4本収納できる『山崎実業』の歯ブラシスタンドです。カラーはホワイト・ブルー・ピンクの3色展開です。ツヤがかった優しいパステルカラーで、さまざまなお部屋の雰囲気になじみやすいでしょう。
陶器製であるため安定感があり、歯ブラシ以外にも歯間ブラシやひげそりなど、さまざまな小物を収納しやすい作りになっています。
また、水に強いため、水道水などでも手軽に洗うことができ、きれいな状態を保てます。
山崎実業 トゥースブラシスタンド プレーン スクエア 2612
センコー ホワイトキューブ 歯ブラシスタンド 54301
キューブ型で、真っ白でつるんとした質感がかわいらしい歯ブラシホルダーです。
ベーシックなデザインで、室内のインテリアなどとも合わせやすいでしょう。専用のトレーを用意し、ソープボトルやタンブラーなどと色・デザインを合わせると、より統一感のある空間に仕上がります。
歯ブラシなどを4本まで収納でき、1人暮らしから家族暮らしの人まで使いやすいです。ふたは取り外しできるので、歯ブラシスタンドの中まで水洗いできます。
陶器製なので破損には注意が必要ですが、安定感があり歯ブラシなどの出し入れもしやすい商品です。
センコー ホワイトキューブ 歯ブラシスタンド 54301
珪藻土のおすすめ歯ブラシホルダー
(出典) pexels.com
珪藻土でおすすめの歯ブラシホルダーを、二つ紹介します。自然素材が使われているため、ナチュラルなものが好きな人におすすめです。また、機能性だけでなくデザイン性にも優れているため、おしゃれ好きな人も必見です。
アンドエヌイー 珪藻土スチール歯ブラシスタンド NNK-063-CHKU
おしゃれなデザインの『アンドエヌイー』の歯ブラシスタンドです。一見、歯ブラシスタンドには見えないデザインで、おしゃれな空間を演出してくれるでしょう。
上から歯ブラシを立てるように収納し、水滴が下に垂れる仕組みになっているので、置いている間に歯ブラシの水気を取り除いてくれます。
また、歯ブラシスタンドに付いた水分は空気中へ放出するため、ある程度水分がたまっても傷みにくいでしょう。
グリーン・グレー・ピンクの3色展開で、いずれも珪藻土のナチュラルな雰囲気が生かされた優しい色合いです。
アンドエヌイー 珪藻土スチール歯ブラシスタンド NNK-063-CHKU
soil 珪藻土 トゥースブラシスタンドミニ B310WH
珪藻土の、味のある風合いが生かされた『soli』の歯ブラシスタンドです。
soliの商品は、秋田県産や石川県産の珪藻土を使用しています。珪藻土の自然な色合いを生かしており、リサイクル性にも優れています。また、人肌にも優しいため、敏感肌の人も安心です。
グリーン・ピンク・ブルー・ホワイトの4色展開なので、家族で使う場合は人によって色を分けたり、収納するものによって色を変えたりなど、さまざまな使い方ができます。
soil 珪藻土 トゥースブラシスタンドミニ B310WH
個性的なデザインの歯ブラシホルダー
(出典) pexels.com
個性的なデザインの歯ブラシホルダーは、インテリアのアクセントになってくれます。また、歯磨きの時間をより楽しいものにしてくれるでしょう。おしゃれかつ機能的な商品を二つ紹介します。
Propaganda 歯ブラシホルダー PRTOA00201
1994年に設立された、タイのデザインブランド『Propaganda』の商品です。
Propagandaのブランド名を世界に広めた商品で、歯の形状をした遊び心の詰まったデザインとなっています。
また、こちらの歯ブラシホルダーは、見た目だけでなく、機能面も優れています。歯ブラシホルダーの底には穴が開いており、歯ブラシなどから滴り落ちた水分を流し出してくれるのです。
セラミック性なので水に強く、汚れが気になる場合は水で洗い流せて、清潔を保てるでしょう。
Propaganda 歯ブラシホルダー PRTOA00201
マーナ 歯ブラシホルダー W614
コロンとした、愛くるしいフォルムの歯ブラシホルダーです。
スタンドとしてはもちろん、壁面に吸着させて使うことも可能です。鏡・タイル・透明ガラス・金属塗装面など、光沢のある平らな面に取り付けられます。
また、コンパクトなサイズ感なので、家族の人数分使用してもスペースを取りません。
シンプルなアイテムなので、部屋や歯ブラシのデザインに左右されず、使いやすいでしょう。歯ブラシも乾かしやすく、衛生面でも優れています。
マーナ 歯ブラシホルダー W614
長く愛せる歯ブラシホルダーを選ぼう
(出典) pexels.com
自分に合った歯ブラシホルダーを選ぶときは、いくつかのポイントを押さえます。
まずは、人数分の歯ブラシ・歯間ブラシなどが収まるように、収納できる『本数』を確認します。
次に、洗面所などに収まる『サイズ感』かも確認し、さらに『通気性』『吸水性』がよいかも重要です。歯ブラシは口に入れるものであるため、衛生的に使い続けられることは大切になります。
また、気に入った『デザイン』であり、歯磨きがより楽しみになるような商品であるとベストでしょう。歯ブラシホルダーとして使われる素材には、ステンレス・陶器・珪藻土があります。
歯ブラシは1カ月に1回は交換し、歯ブラシも歯ブラシホルダーも清潔に保ちましょう。
やみつきやわらか塩だれチキン 
絶品チャプチェ 
レンジ＆トースターでチャーシュー 
