エアベッドは急な来客の際でも簡単に用意でき、また使わないときは収納しやすい便利なアイテムです。近年ではアウトドア用や来客用に購入する人も増えています。この記事では、エアベッドの選び方やおすすめの商品をシーン別に紹介します。
目次
エアベッドとはどんなもの?
エアベッドとは空気を入れて使うベッドです。空気の量で硬さを調整し、好みの寝心地にできます。また空気を抜けば、小さく折り畳めて持ち運び可能なので、さまざまなシーンで活躍します。
空気を入れて使うベッド
エアベッドは空気を入れて使うため、入れる空気の量によって硬さを調節できます。そのため、自分にとって心地よい硬さにして使うことが可能です。
また空気を抜けば小さく折り畳めるので、アウトドアのようなシーンでも便利に持ち運びができます。
さらに急な来客時にもすぐに用意でき、使わないときはコンパクトに収納できるのも魅力でしょう。値段も数千〜数万円とリーズナブルなものが多いです。
使い方はいろいろ
エアベッドはさまざまなシーンで使うことができます。最もメジャーな使い方の一つが、キャンプや車中泊です。『持ち運びのしやすさ』と『寝心地のよさ』から、頻繁にアウトドアレジャーに出かける人から人気を集めています。
また、普段は小さく折り畳んでしまっておけるため、災害時に避難所で使えるようにと準備しておく人もいるようです。場所を選ばず使用できるため、スペースに限りがある1人世帯の人にもぴったりでしょう。
エアベッドのサイズにはシングル・セミダブル・ダブルと数種類あり、さらにメーカーによって寸法が違います。テントや車の中など限られたスペースで使いたい場合は、あらかじめサイズを測ってから購入しましょう。
選び方のポイントは?
エアベッドを選ぶ際にチェックすべきポイントは大きく三つあります。一つ目はエアベッドのサイズ、二つ目は空気の入れ方、そして三つ目は収納方法です。
用途に応じたサイズを選ぼう
エアベッドを購入する際は、まずサイズ選びが肝心です。
エアベッドの販売ページでは、シングルやダブルといった大まかなサイズだけでなく、具体的な縦と横の実寸表記があります。自分が使いたい場所に置ける大きさかどうか、自分の体がはみ出ないかどうかをしっかり確認しましょう。
エアベッドのサイズ展開には、シングル・セミダブル・ダブル・クイーンとまれにキングサイズがあります。
なおシングルサイズだと、通常のベッドよりも少々狭く感じることがあります。そのため、実寸を参考に幅を確認してみることが大切です。心配な場合はセミダブルを買う方が失敗は少ないでしょう。
空気の入れ方は2種類
エアベッドを使う際の空気の入れ方には、『手動式』と『電動式』の2種類があります。
エアベッドはかなりの量の空気を入れなければなりません。そのため、空気を入れる手軽さから選ぶなら電動式がおすすめです。もちろん手動式よりは値段が張ったり、別売りのポンプが必要であったりすることもあります。しかし、数分待つだけで手間なく空気が入るのは便利でしょう。
一方アウトドアなど、電源のないところでの使用をメインに考えている場合は、手動式のものを選ぶ方が無難です。使用するシーンを具体的にイメージしながら決めると安心でしょう。
収納方法も確認
エアベッドを選ぶ際には、収納方法や収納のしやすさも必ず確認しておきましょう。どんな用途で購入するにしても、普段は畳んでしまっておくことが多いはずです。そのため、畳んだときのサイズがどれくらいかを確認しておくことが大切です。
収納ケースが付いているタイプなら、収納しやすく、持ち運びもしやすいのでおすすめです。エアベッドを選ぶ際は、折り畳んだときのサイズ感だけでなく、収納袋の有無もチェックするようにしましょう。
普段使いにおすすめのエアベッド
エアベッドは、アウトドアや来客時だけでなく普段使いもできます。ここでは、特に寝心地にこだわった、普段使いにおすすめのエアベッドをご紹介します。
IINTEX『エアーベッド 64901 PremAire』
世界シェア・品質共に定評があり、欧米を中心に人気のINTEX社製エアベッドです。
ベッド内部には米国特許取得『ファイバーテックテクノロジー構造』を採用し、横になったときの動きに合わせて反応してくれます。それにより、体への負担が軽減されるのです。
また内蔵された電動ポンプにより、2~3分ほどで空気を入れることが可能です。使わないときは専用のキャリーバックに入れて収納すれば、持ち運びもしやすく、スペースも取りません。
INTEX エアーベッド プレムエアーワン シングル 64901 PremAire 1
FIELDOOR『AIR BED』
スイッチを回すと2~3分でベッドが完成する、電動ポンプ式のエアーベッドです。空気を抜くのもスイッチを回せばよいだけなので、簡単に扱えます。
また厚さ45cmと一般的なベッドと比べても厚く、寝心地も快適でしょう。表面はベロア調になっているので、肌触りも心地よい製品です。さらにベッド内部の21本のコイルで空気の偏りを防ぎ、体をバランスよく支えてくれます。
ベージュブラウンの落ち着いた色味は、どんなお部屋にもなじみやすいでしょう。
FIELDOOR AIR BED 電動ポンプ内蔵 エアーベッド
Zenph『エアーベッド』
Zenphのエアーベッドは特別な内部構造により、抜群の安定性を実現しているのが特徴です。通常のベッドのように荷重がかかったところが大きく沈みこむようなことがありません。
アップグレード設計によってしっかり体を支えてくれるため、体への負担が少なく、快適に眠ることができます。
また電動ポンプ式を採用しており、回転ノブを回せば3~5分で素早くベッドが完成します。キャリーバッグが付属しているので、収納や持ち運びにも便利です。
また、ベッド表面には肌に優しい高品質PVC素材を採用し、柔らかい触れ心地が快適です。サイズは203×152×46cmで、ゆったりした寝心地を楽しむことができるでしょう。
Zenph エアーベッド
ゆったり大き目のエアベッド
ダブルサイズやクイーンサイズのエアベッドなら、ゆったり広々とした寝心地を堪能できます。もちろんコンパクトに収納できてスペースを取りません。ゆったり大きめのベッドを紹介します。
Cumbor『エアーベッド』
203×152×46cmのクイーンサイズのエアベッドで、大人が2人で使用してもゆったり眠ることができるでしょう。空気を抜くと33×19×39cmとコンパクトになります。収納袋も付いているので、大きいながらも収納や持ち運びに便利です。
また内蔵の電動ポンプで、3~5分程度で空気を入れることができるため、あっという間にベッドが完成します。本体にケーブル収納ボックスも付いているので、電源コードが邪魔になることもありません。
さらにベッド内部の構造には、最新のエアーコイル技術が採用されており、体圧が分散するように設計されています。
ベッド表面の素材は従来のエアベッドに比べ、弾力性・耐久性・安定性に優れた極厚の素材を使用しているのも特徴です。肌触りもよく、快適な寝心地を楽しむことができるでしょう。
Cumbor エアーベッド
AYCLIF『エアーベッド ダブル サイズ』
188×137×38cmのダブルサイズのエアベッドです。電源ポンプを内蔵し、操作ダイヤルを回せば、2~3分でベッドが完成します。操作ダイヤルで空気の量も調整できるので、好みの硬さにするのも簡単です。
エアベッド内部の高品質PVC素材の相乗効果により、耐荷重が最大300kgと非常に丈夫な作りになっています。
また独自設計のベッド構造により、体をしっかり支えてくれるので、心地よく眠ることができるでしょう。収納バッグ付きなので、収納や持ち運びにも便利です。
AYCLIF エアーベッド ダブルサイズ
来客用にぴったりのエアベッド
スイッチ一つで簡単に準備ができて収納も簡単なエアベッドは、来客用にシングルサイズのものを一つ用意しておくと安心です。来客用にぴったりのエアベッドを紹介します。
マリン商事『エアーベッド(シングル)』
191×99×46cmのシングルタイプのエアベッドです。電動ポンプを内蔵しており、スイッチ一つで簡単に空気の出し入れができるので、どこでも簡単に使うことができます。
床から46cmの厚さは安定感があり、楽に起き上がることができるでしょう。空気を抜いて畳めばコンパクトになりますし、付属の収納袋に入れれば楽に収納できます。
ベージュのカラーはどんなインテリアにも馴染み、ベロア調に仕上がった表面はさらさらとした肌触りで寝心地がよいでしょう。
マリン商事 エアーベッド(シングル)
ファミリー・ライフ『電動エアーベッド シングル』
スイッチを入れれば自動で膨らむ、電動ポンプ内蔵式のエアベッドです。空気を抜く際もスイッチ一つでしぼむので、片付けも簡単にできます。3分でベッドが完成するため、急な来客があったときでもスムーズに対応できるでしょう。
また付属の収納袋に入れてコンパクトに収納できるので、敷布団を準備するより場所を取りません。ベロア調仕上げで肌触りもよく、気持ちよく眠りにつけるでしょう。
サイズは191×99×46cmのシングルサイズなので、1人暮らしの部屋にもぴったりのエアベッドです。
ファミリー・ライフ 電動エアーベッド シングル
サンルック『電動エアーベッド シングルサイズ』
電動ポンプ内蔵で、スイッチを入れれば約3分でベッドの準備ができます。簡単、スピーディーにベッドが完成するので、突然のお泊り客があっても安心です。
またシングルサイズでも186×130×42cmと大きめなので、十分にくつろげるサイズ感のベッドです。
さらに表面はさらさらのベロア調で肌触りも快適な上、カラーもグレーとブラックでおしゃれです。便利な収納袋付きで来客用やアウトドアはもちろん、防災目的で備えておくのにもおすすめです。
SunRuck サンルック SR-JL265N
アウトドア用におすすめのエアベッド
アウトドアレジャーで使うことを目的に設計されたエアベッドなら、手動ポンプでもベッドの準備や片付けを楽にできます。ここでは防水性に優れ、寝心地も快適なアウトドア用におすすめのエアベッドを紹介します。
AUGYMER『エアーベッドクイーンサイズ』
ベッドの裏面は丈夫で防水性に優れたPVC素材なので、テント内で地面の上に置いても水分が浸み込む心配がなく、地面の冷たさも感じません。表面は肌触りのよいベロアコーティングなので、快適な寝心地を味わえます。
またベッドのサイズは205×152×22cmと3人家族や4人家族でも、これ一つで並んで寝られる大きさです。体形や姿勢に合わせてフィットする構造で、睡眠時の体圧を分散してくれます。
手動で空気を入れるタイプですが、エアーポンプが付いているので、別途購入する必要はありません。エアーピローが二つ付属しているのもうれしいポイントです。
AUGYMER エアーベッドクイーンサイズ
山善 『エアマットクイーン AIR-M004』
テントのフロアサイズに合わせた大型タイプで、サイズは255×189×14cmです。縦長になるように置けば大人3人でも並んで横になれますし、横長になるように置けば4人家族で横になることもできます。
また1枚でテントフロアをカバーできるほどの大きさなので、複数枚使用するときよりも準備にも片付けにも手間がかからない点もポイントです。薄型設計により、空気の注入も排出もスムーズにできるでしょう。
内部にはクリアコイルを使っているため寝心地も快適です。さらに通常のエアベッドよりも丈夫な耐久性をも備えています。
山善 エアマットクイーン AIR-M004
Yuubou 『エアーマット』
マットの足元にある充気口にポンプが内蔵されており、ポンプを25〜60秒踏むだけでマットが完全に膨らみます。片づけるときは排気口バルブを開ければ、1秒で空気が抜けるので撤収も簡単です。
また重さ600g、収納時のサイズは24×11cmと一般的なエアマットよりも軽量で持ち運びがしやすいのも魅力の一つといえるでしょう。防水・防雨設計もされているため急な雨にあっても安心です。
革新的な凹凸設計と枕付きで、背中と首の圧力を軽減してくれます。仰向けでも横向きでも、快適な寝心地を味わえるでしょう。
グレー・オレンジ・ブルーと、キャンプで使うのが待ち遠しくなりそうなおしゃれなカラー展開も魅力です。
Yuubou エアーマット
空気入れに便利なおすすめエアポンプ
エアベッドにはエアポンプが付いているものもありますが、別途用意しなければならない場合もあります。またエアポンプを一つ持っていれば、エアベッドに限らずさまざまなアウトドアレジャー用品の空気入れにも使えるので便利でしょう。
NDK(日邦電気)『ELXEED AP6』
アウトドアなどレジャー用に特化した充電式の電動空気ポンプです。
マイクロUSBソケットから充電可能で、フル充電での稼働時間は約10分です。シガーケーブルやオリジナル電源ケーブルを接続すれば、最長30分間の連続使用もできます。
また、大・中・小のアダプタが付属しているので、エアベッドだけでなく、浮き輪やゴムボートなどさまざまなレジャー用品にも使用できます。収納ケース付きで、持ち運びに便利なのもうれしいポイントです。
電動空気入れ ELXEED-AP6
CAPTAIN STAG『電動エアーポンプ<電池式>』
アウトドア用品専門ブランドのCAPTAIN STAGから発売されている電動エアーポンプです。単1形乾電池4本を使用し、簡単に空気の注入ができます。
サイズは11×12×12cm、重さは約310gとコンパクトで軽量なので、持ち運びに便利です。大・中・小3種類の大きさのノズルがついているので、さまざまなレジャー用品に使えるでしょう。
CAPTAIN STAG 電動エアーポンプ<電池式>
コールマン『デュアルアクションクイックポンプ』
キャンプ用品製造・販売業者コールマンから販売されているポンプです。電力を使用せず、完全に手動で空気を注入するタイプで、押しても引いても空気を入れることができます。また『デフレート』にセットすれば、空気の排出も行ってくれる優れものです。
直径が異なるさまざまな形状の5種類の吹き出しノズルが付いているので、他のレジャー用品の空気入れにも使えて便利です。
コールマン デュアルアクションクイックポンプ
普段使いからアウトドアまで使えるエアベッド
使いたいときに簡単に用意でき、使わないときの収納も楽にできるエアベッドは、普段使いからアウトドアまで非常に便利なアイテムです。色々なタイプのものがあり、サイズも豊富なので、自分の用途にあったエアベッドを選んでみましょう。