運動不足解消やダイエット目的で便利な体重計をお探しの人も多いのではないでしょうか?体重計の選び方や、人気のメーカーなどをお伝えします。また、忙しい日々の中でもデータ管理しやすく、忙しい人も安心して取り入れられる商品を紹介します。
目次
体重計は時代のニーズに合わせて進化
一言で体重計とまとめられているものには、さまざまな種類の商品があります。計測できるデータや付属の機能などによって、価格や使い勝手が異なるのです。ライフスタイルや好みなどに応じて選べるように、まずは体重計について解説します。
体重計と体組成計は何が違う?
体重計は体重を量ることに特化したものです。機能がシンプルであるがゆえに、1000円以下から購入可能です。
昔ながらのアナログ式と、現代で主流になりつつあるコンパクトなデジタル式の2種類があります。
一方、体組成計は電極より微弱な電流を流すことで、脂肪量や筋肉量などのさまざまな数値が計測可能です。
ダイエットやトレーニングに励んでいる場合など、体の状態を詳細に知りたいときに活用されます。機能が豊富な分、体重計よりも価格が高いです。
スマホと連動して便利に使える商品も
体重計とスマホを連動して、計測したデータを管理できるものもあります。健康管理のためのアプリや、メーカー専用のアプリなどに連携できて便利です。
アプリと連動すれば、過去の計測結果をアプリ上でグラフとして可視化できます。変化が分かりやすく、ダイエットなどのモチベーション向上につながりやすいでしょう。
また、Bluetoothで接続するタイプのアプリは、インターネット環境に左右されず使用できます。
商品によってはデータを自動送信してくれるものもあるため、なるべく手間をかけずに管理したい人にはもってこいです。
スマホ連動の体組成計を選ぶときのポイント
(出典) pexels.com
スマホ連動の体組成計なら、より手軽に健康管理ができます。管理のしやすさは健康を維持させるためにも役立つため、特に仕事や家事などで忙しい人は必見です。
通信方式は2種類
体重計の通信方法には『Wi-Fi通信機能』と『Bluetooth』の2種類があります。それぞれ特徴や強みが異なるため、目的や環境に合わせて使いやすい方を選びましょう。
Wi-Fi通信機能が付いている場合は、Wi-Fiがつながる環境で使う必要があります。Wi-Fiがつながっていれば、計測したデータが自動で転送されて便利です。
しかし、よりスムーズかつ広範囲で通信が行えるものの、電池の消耗が激しいというデメリットもあります。
一方、Bluetoothはスマホと連動してアプリを使用するため、Wi-Fi接続ができない環境下でも使用できます。
ただし、通信距離が制限されやすく、体重計とスマホの間に障害物があると、通信がうまくいかないこともあるでしょう。
専用アプリの有無
専用アプリの有無や、使いやすさによって商品を選ぶという方法もあります。
専用アプリがあれば、体重計から自動でデータを送信してくれることもあるので、管理の手間をなるべくかけたくない人におすすめです。
また、既存のアプリでデータ管理ができる商品もあります。
例えば、オムロンヘルスケアの『オムロンコネクト』という商品は、iPhoneに初めから入っている『健康管理アプリ』と連携できます。体組成計で計測できないデータも管理できるため、体のトータルバランスをより管理しやすいでしょう。
使う目的に合わせた商品の選び方は?
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体重計・体組成計は、使用用途に合わせて、機能を使い分けることが大切です。それぞれの目的に応じた、おすすめの機能を詳しく紹介します。
ダイエットの支援ツールとして
ダイエット中なら、骨格筋やミネラル量が計測できる体重計・体組成計がおすすめです。
骨格筋を増やすことで基礎代謝が上がり、痩せやすい体に近づきます。ダイエットのしすぎでミネラル量が減ると、骨が弱くなることがあるため管理が大切です。
また、お腹周り・足・腕などの部位ごとに、体脂肪率を計測できる機能が付いている商品もよいです。アプローチすべき部位が明らかになるため、ダイエットメニューを考えやすくなります。
さらに、減量目標が設定できる体組成計も、ダイエットには最適です。モチベーション維持に役立つでしょう。
筋肉量や体脂肪率などを、同世代の平均値と比較できる機能があると、目標設定の参考にできて便利です。
日々の健康管理に
『より健康に生活するための数値』を管理できると、日々の健康管理に役立ちます。
例えば、体型を左右する皮下脂肪率、もしくは生活習慣病の予防と関係する内臓脂肪率を確認することで、健康状態が詳細に確認できます。
また、肥満度を表すBMIや、生命維持に必要なエネルギー量である基礎代謝などが把握できる商品も便利です。
数値として可視化することで、食べ過ぎや運動不足などの、生活習慣の見直しにつながります。
トレーニングのパートナーとして
筋トレをしている人は、部位ごとの体脂肪質や筋肉量の計測ができるものがおすすめです。中には、20項目を超える高性能な商品もあります。
『体の部位ごとの骨格筋の付き方』を把握した上でトレーニングに励むと、より理想の体へ近づきやすくなるでしょう。
また、筋質点数が計測できる体組成計もあります。トレーニング効果を数値として可視化でき、日々のモチベーションアップに役立てることができるのです。
もし、トレーニングが日常化している場合は、アスリートモードが搭載された商品が適しています。
すでにある程度鍛えている場合、一般人とは筋肉内の水分量が異なるため、より正確な筋肉量や骨量などを知るのに効果的です。
スマホ連動の体組成計はどんなメーカーがある?
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スマホ連動の体組成計を販売しているメーカーを、四つ紹介します。
それぞれ、品質の高い体組成計を開発してきた歴史があるのです。スマホと連動させることでより管理しやすく、日常生活にも取り入れやすい商品を展開しています。
タニタ
タニタ食堂で有名なメーカーで、世界で初めて体組成計を開発しています。
タニタの商品は、スマホアプリ『ヘルスプラネット』を使用すれば、タニタ製の血圧計や睡眠計と連動して便利にデータ管理ができるのです。
『イートスマート』や『Welby』などの、日本製の健康管理アプリとも連携を進めており、対応アプリは4種類にのぼります。
アニメキャラが登場するものや、女性向けに特化したものなどがあり、楽しく健康管理できるでしょう。
また、補償期間が1〜3年と、長期間安心して使える点も魅力です。
オムロン
専用アプリの使い心地のよさを追求しているメーカーです。体組成計製造の歴史が長く、専用のスマートフォン用のアプリを開発しています。
また、Appleヘルスケアと連動させてデータ送信ができるため、AppleWatchでも管理できます。体重・体脂肪率・内臓脂肪・骨格筋率などの7種類の計測項目の記録が可能です。
週や月での平均値を割り出せるため、変化の仕方を可視化でき、健康管理への意欲を保ち続けるのを手助けしてくれます。
エレコム
コンピューター周辺機器を手がけるメーカーです。低価格商品を中心に展開しており、手軽に購入できる商品が多くなっています。
まずは、最小限の機能が備わった商品を使いたい人や、習慣づくりをはじめたい人におすすめです。
また、Wi-Fi通信機能の付いた体組成計『ECLEAR APP』をはじめとした、性能にこだわった商品も多く展開しています。
筑波大学との産学連携で開発した『エクリア HCS-FS01XBU』は、正確な内臓脂肪レベルが測定できる優れものです。
エレコム株式会社 | ELECOM CO.,LTD. – パソコン・スマートフォン・タブレット・デジタル周辺機器メーカー
InBody
体成分分析装置InBodyを中心に、世界中の人々の健康づくりをサポートしているメーカーです。
日本の医療機器認証に取り組みながらも、アメリカFDAやヨーロッパCEなどを数得しており、グローバルに活躍しています。
InBodyは、業務用の体組成計にも定評があります。両手両足はもちろん、唯一、心臓などの動く臓器を含む胴体部分の数値も測定できるのです。
新しい技術の研究・開発に余念がなく、世界をリードしているメーカーです。
健康管理やダイエット向きの体重・体組成計
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健康管理やダイエットに最適な商品を、三つ紹介します。それぞれ、理想の体を手に入れるための魅力的な機能が付いていますので、詳しく解説します。
タニタ 体重 体組成計 BC-768
測定結果をiPhoneや、Androidスマートフォンのアプリで管理できる商品です。
計測データはBluetooth通信でアプリへ送信され、グラフ化されます。通勤や休み時間中など、好きな場所や隙間時間で改善策を練ることも可能です。
計測結果の表示部が大きく見やすく表示されるので、急いでいるときにも一目で数値を確認できるでしょう。
また、継続状況に応じて表情が変わる『マイサポ』機能付きで、測定も楽しく継続できます。
タニタ 体重 体組成計 BC-768
エレコム エクリア HCS-WFS01
乗るだけで電源が入り、計測までできる体組成計です。
Wi-Fi通信機能を搭載しており、専用アプリ『ECLEAR APP』にデータを自動送信してくれるため、手軽に管理できます。50g単位で体重測定ができるので、より正確な数値を把握できるでしょう。
筑波大学との産業連携によって開発された商品で、内臓脂肪レベルをより正確に測定し、体脂肪率などの7項目を管理できます。
28cmまで対応しているため、足が大きめの人でも使えて安心です。
エレコム エクリア HCS-WFS01
パナソニック 体重・体組成計 ホワイト EW-FA14
見た目がスタイリッシュでおしゃれな、パナソニックの体重・体組成計です。
縦22×横25cmというコンパクトな作りをしており、あらゆるスペースに設置しやすく、計測する習慣づくりがしやすいです。
また、前回の数値よりも減少していた場合に、液晶画面にキラキラマークが表示される『ごほうびキラキラ』機能で、モチベーションも維持しやすいでしょう。
1カ月の減量目標を設定すると、カウントダウン表示できる機能も付いており、ダイエット・健康管理を楽しんで継続できるための工夫が凝らしてあります。
パナソニック 体重・体組成計 ホワイト EW-FA14
トレーニングに最適な体重・体組成計
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トレーニングを継続するためにぴったりの商品を紹介します。
トレーニング効果を得るには、ある程度の期間継続する必要があります。モチベーションを維持できたり管理しやすかったりする商品により、理想の体型へ近づきやすくなるでしょう。
タニタ インナースキャンデュアル RD-915L
タニタの数値の正確性にこだわった体組成計です。脂肪量や筋肉量といった、体格の個人差による計測値への影響を減らしています。
筋肉の質が計測できる筋質点数により、筋繊維の状態まで分析可能です。筋肉の量に加えて質を測定できるため、より効果的な食事やトレーニング方法を把握するのに役立ちます。
また、トレーニング内容について見直したい人は、『ヘルスプラネット』というアプリを併用しましょう。
平常時の脈拍を測定することで、運動時目標脈拍数を算出してくれるため、心肺能力を参考にトレーニング内容を組むことができるようになります。
タニタ インナースキャンデュアル RD-915L
オムロン 体重体組成計 KRD-703T
オムロンの体重体組成計は、体の状態を部位別に確認できます。
両手と両足で計測できるため、それぞれの皮下脂肪や骨格筋率を把握でき、より細やかに体の管理をしたいときに便利です。
また、さまざまな数値を一元管理できるため、健康バランスを確認しやすい点も魅力です。体重やBMI、体脂肪率など、18歳以上で最大12項目の数値が管理できます。
さらに、専用アプリを併用すれば測定数値がグラフ化される上、ほかの健康アプリへデータを自動転送できる優れものです。
オムロン 体重体組成計 KRD-703T
InBody 体組成計 InBody Dial
10秒で骨格筋量・体脂肪率・内臓脂肪レベルなどの6項目を、正確に測定できる体組成計です。
手軽に測定できるため、急いでいる朝や眠気の強い夜などにも面倒になりにくいです。計測したデータはアプリへ送信され、管理されます。
また、こちらの商品は、年齢・性別をもとにした統計データによる補正がかからないため、日々の変化を正確にモニタリングしやすいでしょう。
わずかな体成分の変化を知るための、治療や研究に必要な技術が盛り込まれています。
InBody 体組成計 InBody Dial
お気に入りの体組成計を見つけよう
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体重計は、体重を計測する機能に特化したものです。一方、体組成計では脂肪量や筋肉量などのさまざまな数値を計測でき、より詳細に体の状態を把握できるでしょう。
計測したデータをスマホで管理できる商品も多く、アプリで日々の変化を確認しやすいものもあります。
また、アプリへの通信方法は2種類です。Wi-Fi通信機能があればWi-Fi環境下でスピーディーに体重管理ができます。一方、Bluetooth接続ができれば、Wi-Fi環境下でなくともスマホと連携できて便利です。
さらに、体組成計にはさまざまな機能があります。ダイエット・健康管理・トレーニングなど、目的に応じて機能を使い分けるのがおすすめです。
数値を可視化することで、必要なトレーニングや食生活を把握しやすい上に、モチベーションの維持にもつながるでしょう。