あると便利なタオル掛けにはさまざまな種類のタイプがあります。スタイリッシュなデザインのものも多く、空間に合わせて素材を選べば、よりおしゃれな雰囲気にすることも可能です。この記事では、タオル掛けの種類や選び方、おすすめの商品をご紹介します。
目次
タオル掛けにはいろいろな種類がある
タオル掛けには、マグネット式・吸盤式・フック式などいろいろな種類があります。どれも取り付けや取り外しが簡単で、さらに取り付け場所を傷つける心配もありません。設置したい場所や利便性に応じて選ぶとよいでしょう。
マグネット式のタオル掛け
マグネット式のタオル掛けは、取り付けや取り外しが簡単で、設置場所を変えたくなったときにも楽に移動させることができます。洗濯機や冷蔵庫などの家電にも取り付けられるので、うまくスペースを活用したいときに便利です。
ただし、電化製品の中にはマグネットの磁気による影響を受けやすく、使用を控えた方がよいものもあります。事前に取扱説明書をよく確認してから、取り付けるようにしましょう。
吸盤式のタオル掛け
平らな壁であればどこでも手軽に付けられるのが吸盤式タイプです。壁を傷つけることなく、取り外しができるのも便利なポイントです。
ただし、吸盤式のタオル掛けを選ぶ際は、吸着力をよくチェックしましょう。吸着力が弱いと、重いタオルを掛けると落ちてしまったり、設置場所によっては、取り付けてもすぐに落ちてしまったりすることもあります。
また長い期間使用しているうちに、吸盤が劣化し、吸着力も落ちてしまうので、一定期間使用したら交換するようにするのがおすすめです。
フック式のタオル掛け
フック式は引き出しや扉に引っ掛けるだけで、取り付けられるタイプのタオル掛けです。設置場所は限定されてしまうものの、取り付け箇所に傷をつけることなく、取り付けや取り外しができます。本体が壊れない限り、落下する心配もありません。
フック式を選ぶ際の注意点としては、取り付ける引き出しの厚みや上部の隙間と、本体のサイズが合うかどうかを確認してから購入することです。
サイズが合わないと、開け閉めの際にガタついたり、フックが引っかかってスムーズに閉められなかったりすることがあります。
タオル掛けを選ぶときのポイント
タオル掛けを選ぶときは、まず掛けたいタオルの横幅と合うサイズかどうかを確認しましょう。しっかり固定したい場合には、ねじ式かテープ式のものを、またバスタオルを掛けたい場合は、スタンド式のものを選ぶと便利です。
タオルのサイズで選ぶ
タオル掛け選びで失敗しないためには、掛けたいタオルの横幅のサイズを確認し、数cm程度余裕のある幅のあるものを選ぶことが大切です。
タオルの横幅は、フェイスタオルなら34cm前後、バスタオルなら50~75cm程度、大判バスタオルなら75~100cmほどあります。
商品説明にどのタイプ向きのサイズか記載があるものも多くありますが、念のためタオルの横幅と照らし合わせてから選ぶと安心でしょう。
ネジ式かテープ式かで選ぶ
タオル掛けの場所を固定してしまいたい場合は、ねじやテープで取り付けるタイプがおすすめです。ねじやテープによってしっかり固定できるので、落ちる心配もなく、快適に使えます。
ねじ式は、壁に穴を開けなければいけませんが、1度取り付ければ安定感は抜群です。またテープ式も強力な粘着剤が使用されているため、取り外しの際に跡が残ったり、壁が剥がれてしまったりする可能性もありますが、その分しっかり固定できます。
スタンド式かリング式かで選ぶ
タオル掛けには、マグネット式や吸盤式に多いリング式のほかに、スタンド式のタイプもあります。スタンド式は、壁に取り付けるのではなく、床に置いて使うタイプで、バスタオルを掛けておくのに便利です。
水を含んで重量が増したバスタオルをかけても、安定感があり安心です。洗濯物を干すのに使っても便利でしょう。スペースは必要になりますが、折り畳み式のものも多いので、便利に収納できます。
タオル掛けに使われている主な材質
タオル掛けに使われる主な材質としては、ステンレス・プラスチック・アイアンが挙げられます。それぞれ演出できる雰囲気が異なりますので、設置場所のテイストに合わせて選ぶとよいでしょう。
スタイリッシュなステンレス
ステンレスは、タオル掛けによく採用されている材質です。さびにくいので、キッチンや洗面所など水気の多いところで使用しても問題ありません。
またプラスチックなどと比べると、丈夫で耐久性にも優れます。機能的でスタイリッシュなデザインのものが多く、生活感を抑えることができるので、洗面所やキッチンをおしゃれな空間にしたい人におすすめです。
軽くて耐水性のあるプラスチック
軽い上に、耐水性にも優れているのがプラスチックです。ネジやテープで固定するタイプのものから、マグネットや吸盤で取り付けるタイプまで、幅広い種類があります。比較的リーズナブルなものも多く、色や形の選択肢の幅も広いでしょう。
耐水性に優れる一方で、他の材質と比べると劣化しやすいことがデメリットといえます。定期的に新しいものに取り換える必要があるでしょう。
おしゃれな空間を演出するアイアン
西洋風のおしゃれな空間を演出したいならアイアン製のものがおすすめです。アンティーク調から、オリエンタルな雰囲気のものまでさまざまなデザインがあり、取り付けるスペースの雰囲気に合わせて選べます。
しかし重さがあるので、落としてしまうと怪我をする可能性があります。特に取り付け、取り外し時には十分注意して作業しましょう。
また、塗装によってアイアン風に見せているものもありますので、アイアン製のものを使いたいが、重いのは避けたいという人は、そういったものを探してみるのもよいかもしれません。
おしゃれでおすすめなタオル掛け
タオル掛けはおしゃれなものを選べば、インテリアとしても活躍します。室内の雰囲気に合ったものを選び、空間作りをより楽しみましょう。
ブルックリン「フッキングタオルホルダー INT-01」
タオルを渦になった部分に差し込むだけで掛けられる、吸盤タイプのタオルホルダーです。冷蔵庫や洗濯機はもちろん、タイルや陶器にも設置できます。コンパクトで幅を取らず、狭いスペースに取り付けても邪魔になりません。
カラーは、インテリアや内装に合わせて選べるメタリック・ウッド・アイボリーホワイト・マッドブラック・オリーブグリーンの5色展開です。家族で色分けして使うのもよいでしょう。
商品名:ブルックリン『フッキングタオルホルダー INT-01』
不二工芸社「Olds タオルハンガー W400 ith-15002WH」
アンティーク風に仕上げられた見た目が特徴のアイアンタオルハンガーです。接続部の溶接には真ちゅうが使用され、さびにくいように加工されています。
直径13mm、幅400mmと小ぶりではあるものの、中は空洞ではないので重量感はしっかりあります。カラーはブラックとホワイトの2色が用意されており、北欧テイストのインテリアや室内によく合うでしょう。
不二工芸社『Olds タオルハンガー W400 ith-15002WH』
マグネット式でおすすめのタオル掛け
マグネット式は、壁面を傷つけることなく取り付けられる上、強力な磁力によってずり落ちにくく、使いやすいものが多いでしょう。ここではインテリアにもなじみやすい、シンプルでスタイリッシュなものを集めました。
レック「ミニタオル掛けウルトラマグネット K-811」
磁力が強力なネオジム磁石が使用されている上、取付部が左右に動くので、曲面にも取り付けることができます。アーム部分はステンレス製でさびる心配もありません。
干し幅は19cmとコンパクトですが、耐荷重は1kgあり、少々のことでは落ちない設計になっています。
シンプルながらスタイリッシュな見た目なので、どんなインテリアや空間にもなじむでしょう。
レック『ミニタオル掛けウルトラマグネット K-811』
山崎実業「マグネット バスルームタオルハンガーワイド 4597」
マグネットで取り付けられる浴室壁面用のタオル掛けです。マグネットはラバータイプが採用されており、浴室の壁面を傷つけにくく、貼り付け位置の調整も簡単にできます。
掛け幅は約40cmあり、ボディタオル2枚がかけられるほどの十分な長さです。さらに、専用のフックを付ければ、バスグッズやスプレーボトルを掛けて収納することもできます。
カラーはホワイトとブラックの2色があり、浴室の雰囲気に合わせて選べます。
山崎実業『マグネット バスルームタオルハンガーワイド 4597』
ライクイット「マグネット エキスパンドハンガー 8073」
幅220~370mmまで伸縮自在なタオル掛けです。ハンドタオルから大きめのタオルまで、掛けるものの大きさに合わせて自在に長さを調整できます。
耐荷重は約800gで、マグネットの強力な磁力と吸盤のW効果によって、ずり落ちにくい設計になっています。
付属の補助版を取り付ければ、マグネットが機能しない場所にも設置可能で便利です。
ライクイット『マグネット エキスパンドハンガー 8073』
吸盤式でおすすめのタオル掛け
吸盤式も壁面を傷つけることなく、簡単に設置できるタイプです。吸盤の吸着力が弱いと、ずり落ちてしまうこともあるので、吸着力が強くしっかり吸い付いてくれるものを選ぶようにしましょう。
レック「ふきん掛け レバー式吸盤 K-803」
レバーを上下するだけで簡単に取り外しができる吸盤式タオル掛けです。強力な吸着力のある吸盤が、壁面にしっかり吸いついてずり落ちません。
左右に動くアームはさびにくいステンレス製で、干し幅は約30cmと長いため、大きめのふきんでもしっかり広げて掛けられます。さらに、アームの幅は約1.5cmあり、通気性がよく、乾きやすい設計にもなっています。
レック『ふきん掛け レバー式吸盤 K-803』
MaxHold「タオルリング 吸盤 K-803」
平らな壁面であれば、ガラス・タイル・鏡・塗装壁面・冷蔵庫・洗濯機など幅広い種類の壁面に取り付け可能です。取り付けも簡単で、何度移動させても吸着力は落ちません。
またリング部分の素材はステンレスなので、さびることもなく長く使うことができます。
メッキ仕上げのシルバーカラーでシンプルなデザインのため、どんなインテリアとも調和するでしょう。
MaxHold『タオルリング 吸盤 K-803』
フック式でおすすめのタオル掛け
フック式は、扉さえあれば簡単に取り付けることができるタイプです。よりしっかり固定できるよう工夫されたものもあり、ずり落ちることによるストレスが心配な人には特におすすめです。
InterDesign「タオル掛け Forma 29450」
ドアと天板のすき間が1mm以上あれば使えるフック式のタオル掛けです。穴を開けるなどドアを傷つけることなく、掛けるだけで使えます。フックの裏には滑り止めも付いているのでしっかり固定され、使いやすいでしょう。
またステンレス製なのでさびる心配もありません。艶消しステンレスの色合いがスタイリッシュなデザインで、おしゃれにタオルを掛けられます。
InterDesign『タオル掛け Forma 29450』
山崎実業「キッチンタオルハンガーバー ワイド 2855」
1.4~2.5cmまで伸縮可能なフックを、扉の厚みにぴったりになるように調節の上固定して使います。気になる場合は、さらにネジで固定すれば、ガタつきません。
幅は約33cmと広いサイズで、ワイドタオルも二つ折りにせず、広げて掛けることができます。
シンプルなデザインなのでキッチンはもちろん、洗面所やトイレの扉にも掛けてもよいでしょう。
山崎実業『キッチンタオルハンガーバー ワイド 2855』
アンブラ「SCHNOOK CAB TOWEL BAR 330043-047」
曲線部分が独特で、個性的な見た目が特徴のスチール製のタオル掛けです。タオルを掛ける部分は、ラバーで覆われており、使用後にタオルが滑り落ちたり、妙にずれたりしにくいようになっています。
また扉にかける部分の裏側にもラバーが貼られているので、扉を傷つけることもありません。機能性とデザイン性を両立させたタオル掛けです。扉上部の隙間が約4mm以上あれば使用可能です。
アンブラ『SCHNOOK CAB TOWEL BAR 330043-047』
スタンド式でおすすめのタオル掛け
スタンド式のタオル掛けは、室内干しにも使えて便利です。折り畳めるようになっていて、収納に便利なように設計されたものも多く、使いやすいでしょう。
平安伸銅工業「ステンレスタオルハンガー STH-10」
段差のついたスロープ状になっており、より干しやすい工夫が施されたスタンド式のタオル掛けです。動きがあり、インテリア性の高いデザインになっているのもうれしいポイントといえるでしょう。
ステンレス製なのでさびに強く、耐久性にも優れます。フェイスタオルなら5枚干すことができ、室内干しにも便利です。コンパクトに設計されているので、部屋のスペースも取りません。
平安伸銅工業『ステンレスタオルハンガー STH-10』
アイリスオーヤマ「タオルハンガーL THP-650」
バーの間隔が約10cmと広めに開いているので、風が通りやすく乾きやすい設計になっています。サイドバーがないので、幅の広いタオルでも、しっかり広げて干すことができるのも便利でしょう。
また大きなタオルは、段差を利用して平干しすることもできます。本体の重量は約2.5kgと軽く持ち運びがしやすいので、外に出して天日干しをするのに使ってもよいでしょう。
奥行きは21.5cmなので、使わないときは洗面台や洗濯機横の隙間スペースに、コンパクトに収納可能です。
アイリスオーヤマ『タオルハンガーL THP-650』
自分に合ったタオル掛けを選ぼう
タオル掛けは、取り付け方法によってさまざまなタイプがあり、設置場所のスペースや使い勝手の好みに応じて選ぶことが可能です。
また素材にも種類があり、選ぶ素材で見た目に与える印象も異なります。インテリアや空間の雰囲気に合わせて選ぶことで、よりおしゃれに活用することもできます。
自分にとってベストなタオル掛けを選び、快適でおしゃれな生活を楽しみましょう。