ビーズの種類が増えてくると、使いたい色や種類をすぐに取り出せなくなってくるものです。色や種類ごとに小分けにして、使い勝手よく収納するなど、収納にもひと工夫が必要になります。収納方法やおすすめの収納ケースをチェックしていきましょう。
ビーズの収納ケースの選び方
ビーズの収納ケースの選び方を解説します。ポイントはなんと言っても『蓋が透明』であることです。中身がきちんと見えないと、あとで使おうと思った時に目当てのビーズをすぐに探すことができません。100円ショップでも良い商品が手に入ります。
透明ケースが鉄則
ビーズケースは、透明のものを選ぶのが鉄則です。半透明も避けた方がよいでしょう。ビーズを探す際には、細かい色のニュアンスがケースを見るだけではっきりわかることが重要になります。
ケースの形や種類はさまざまですが、円柱型などで積み重ねられるタイプものを選んでおくと、すっきりと場所を取らずに収納できます。
またビーズは1度こぼれたら拾うのが大変ですし、足で踏んでしまっても痛いです。床に散らばってしまうことがないように、ふたがしっかりと閉まるケースを選んでおきましょう。
100均でもケースの購入は可能
100円ショップで購入できるアイテムの中では、ふた付きタイプの製氷皿がおすすめです。製氷皿は、小さいスペースがたくさん分かれているので、色・形など種類別に小分けにして収納することができます。
またビーズ収納ケースも販売されています。その他にも、仕切り付きのボックスや、アクリルの収納ケースなど、豊富なラインナップが用意されているのでとても便利です。
ケース以外のビーズの収納アイデア
専用の収納ケースがなくても、身近にあるアイテムですっきり片付けることができます。いずれも、比較的低コストで収納アイテムを準備できるためおすすめです。
小さめのジッパー付き袋
ジッパー付きの小さな透明袋を用意して、ビーズを小分けにするのもおすすめです。付箋やシールなどで袋にラベルを貼っておくと、どの種類なのかがパッと探せるので便利でしょう。
この収納方式を採用する場合には、ラベルを上向きにしておくことが重要になります。ジッパーの閉じ具合が甘くならないように、しっかりと管理しましょう。袋の口が緩んでいると、ビーズがこぼれてしまい大変なことになります。
蓋付きの調味料カップを活用
ケチャップやドレッシングなどを入れるための『蓋付きの調味料カップ』を使っても、便利に収納可能です。ちょうどいい大きさなので、小分けにしてたくさんの種類を管理できます。
またトレーやクリアケースなどを用意しておくと、上にずらりと並べて収納することができます。注意点としては、ふたを忘れずにしっかりと閉めることです。ひっくり返さないように注意しましょう。
ケースに入れたビーズの収納スタイル
ケースや名刺リフィルなどが、ビーズ収納に大活躍します。具体的な使い方を解説していますので、気になる人はすぐに試してみましょう。
アクリルケースやボックスで保存
透明のアクリルメガネケースに、小分けにしてまとめて収納するのもよいでしょう。小分けにしてケースにいれる場合には、それぞれの小さな箱や袋に必ずラベルを貼っておくことが、上手に収納するポイントです。
アクリルメガネケースを使用すれば、ビーズだけではなく、作業するときに使う道具一式もまとめて片付けやすくなります。ビーズ専用の収納コーナーを作ってみましょう。
小袋収納は名刺用リフィルが便利
名刺をファイリングするためのリフィルページも、ビーズ収納で大活躍してくれます。ジッパー付きの小袋に小分けしたビーズを、名刺を入れるポケットに順番に入れていきましょう。
ファイリングの感覚で使用でき、とても探しやすいうえに、管理もしやすくなります。なお名刺のリフィルページは、縦用タイプがおすすめです。落下しづらくさっと取り出しやすいためです。
ビーズ収納におすすめの仕分けケース
ビーズをしまうときにおすすめの仕分けケースを紹介します。ビーズ専用のボックスもあるので、ぜひチェックしてみましょう。ビーズ細工に使う小物類も一緒に収納できるのも便利です。
TOHO「ビーズキャビネット 6-31-11」
ビーズを保管するために作られた専用ボックスです。小さいサイズが24、中ぐらいのサイズのケースが12個付属しており、すっきりと収納することができる仕様になっています。
バリエーション豊富なビーズを収納することができるので、とても便利で使い勝手がよいでしょう。ふたがクリアなので、中身の色や大きさ、形などをすぐに確認することができます。
TOHO 『ビーズキャビネット 6-31-11』
Gospire「ジュエリーボックス HB023」
ジュエリーボックスとして設計されていますが、もちろんビーズを収納することも可能です。中は格子状に36分割されているので、比較的たくさんの量を1度に片付けることができます。
また36の仕切りをあえて全部使わず、ビーズ細工用の道具なども一緒に収納するといった使い方も可能です。
ポータブルなうえに、ふたも透明感があるので、実際の使い心地もバッチリでしょう。
Gospire『ジュエリーボックス HB023』
Beadthoven「プラスチックビーズ収納ケース X-C004Y-JP」
円柱状のふた付き容器が30個付いているので、便利に小分け収納できる大容量のビーズケースです。小箱のふたは密閉性に優れているので、床にこぼしてしまう心配も軽減できるでしょう。
また大きな収納ボックスには、30個のふた付き容器がすっきりと入るようになっています。
もしビーズを使っての手芸を始めたばかりで、まだビーズがそれほど手元にないという場合には、空いたスペースはビーズ細工に使う道具を一式入れておくのもおすすめです。
Beadthoven『プラスチックビーズ収納ケース X-C004Y-JP
DUOFIRE「アクセサリー収納 小物収納ケース DF-34grid-1pc-white」
34の小スペースに分かれていますが、仕切りを外してお好みのレイアウトにして使うことができます。自分が使いやすいようにカスタマイズしながら使える収納ケースです。
ふたがしっかりと付いているうえ、透明なので中身がすぐに確認でき、ビーズ収納にぴったりです。カラフルなビーズをたくさん入れ、『見せる収納』として楽しむのもよいでしょう。
またこの製品の作りはしっかりとしているため、ふたがずれるといった心配もありません。
DUOFIRE『アクセサリー収納 小物収納ケース DF-34grid-1pc-white』
分類したビーズを入れるボックス
ビーズを直接入れるのではなく、小分けにしたビーズをまとめて収納する際に、便利なボックスや引き出しケースを紹介します。いずれも透明なので、外から何段目にどの種類や道具が入っているかを、一目で確認できて便利です。
無印良品「重なるアクリルケース・横型3段 E14A450」
横に広い引き出し3段の透明アクリルケースです。引き出しが浅めなので、小分けにしたビーズをディスプレイしながらまとめてしまっておくのに適しているでしょう。
外からもクリアに見えるので探しやすく、段ごとに種類を分けてしまっておくと取り出しやすくて作業もスムーズです。ビーズ細工などで一緒に使う小道具などを、段を変えてまとめて収納することもできます。
無印良品『重なるアクリルケース・横型3段 E14A450』
HB LIFE「化粧品収納ボックス」
メイクやジュエリーを収納しておくためのボックスとして作られている商品ですが、浅めの引き出しや、小分けスペースが付いていたりと、ビーズを収納するのにもぴったりです。
また透明のアクリル製なので、外から中身を確認できます。ビーズで作ったアクセサリーを一緒に収納することも可能でしょう。ビーズ細工に使う小道具もまとめられます。
HB LIFE『化粧品収納ボックス』
uyoyous「超大容量 化粧品収納ボックス 6971552298365」
高さ40cmの超大容量な化粧品収納ボックスです。5mm幅と集めなアクリルで作られており、とても丈夫で長く使うことができます。コーナーは丸みを帯びているため、手を傷つけたりする心配もなく、安心でしょう。
引き出し部分に加え、上に細かく整理できるスペースも付いているので、ビーズだけでなく、一緒に使う道具もスペースを分けて収納可能です。
また大量に収納できるので、手持ちのビーズの種類が多めでも、十分にまとめて収納できるでしょう。やや深めの引き出しもあるので、小分けにしたビーズケースに高さがある場合でも問題ないでしょう。
uyoyous『超大容量 化粧品収納ボックス 6971552298365』
PLATA「引出し式アクセサリーケース アクリル4段・ワイド ywx232」
4段重ねの引き出し式になっているアクセサリーケースです。透明なので外から中がすっきり見えますし、横幅が広めなので、一つの段にたくさんのビーズをしまうことができます。
またのりやピンセットなど、やや長さがあるものも一緒にしまっておくことができるでしょう。アクリル製なので、プラスチックよりも透明度が高く、ガラスよりも軽いので壊すリスクも低く、安全に使い続けられるのも魅力です。
PLATA 『引出し式アクセサリーケース アクリル4段・ワイド ywx232』
ビーズの収納は使いやすさが肝心
ビーズの収納ポイントは、いざビーズを使って作業をするときに、スムーズに使える環境を整えることです。使い勝手をよくするためには、小分けにする際にも、まとめて収納する際にも『透明』のケースを選びましょう。
ビーズ専用に作られた収納グッズもありますが、メイク用品や食品の収納用に作られている製品が実は大活躍します。目当てのビーズをスムーズに取り出せないストレスを解消し、ビーズ細工を楽しみましょう。