おもちゃの量が増えてくると、収納に工夫が必要になります。子どもが片付けやすい工夫や、おもちゃの収納に役立つ便利グッズをピックアップしました。既製品もとても便利ですし、手軽にDIYをする方法もあります。コストをかけずに上手に収納しましょう。
目次
きれいなおもちゃ収納のコツ
おもちゃをきれいに片付けるコツを3点紹介します。量や場所、ラベリングなどの工夫をして、子どもが片付けやすくなるような環境を整えましょう。
子どもが自分で片付けたくなったり、片付けやすくなったりするような方向に誘導するのが重要です。
おもちゃの量を見直す
おもちゃの量をまずは見直してみましょう。量が多いというだけでも、片付けるのがめんどくさくなり、子どもが自分で片付ける意欲を失くしやすくなります。
最初から『これは捨てる』と決めるのは、子ども自身も抵抗があるでしょうから、まずは使用頻度でおもちゃを分類するのがおすすめです。
使用頻度が高いものに自然と手が伸びるようになるので、1度に散らかるおもちゃの量を減らすことができるでしょう。
リビングにおもちゃコーナーを作る
リビングの一角におもちゃ専用コーナーを作り、飾るように片付ける方法を提案してみましょう。インテリアのようにディスプレイを楽しめる工夫をすると、片付けそのものを楽しんでもらえるケースもあります。
どうしてもおもちゃが散らかりやすくなる場合には、カラーボックスのようなものを用意し、その中に片付けるようにルール作りをしましょう。突っ張り棒などで目隠しカーテンを付けておくと、インテリアにもなじみやすくなるのでおすすめです。
ラベリングで分かりやすくする
おもちゃをしまう箱にラベリングをすることで、しまう場所を都度考えなくてよくなるので、片付けをしやすくすることができます。ラベリングをするときには、子どもが自分で文字を読めるように、ひらがなやカタカナなどで大きく書きましょう。
まだ字を読めない場合には、イラストなどで示しておくと分かりやすくなります。ラベルを貼るのであれば、もちろん色や柄が別々の箱を用意してもよいですが、収納ボックスのトーンをそろえても大丈夫でしょう。
トーンをそろえると、見た目もすっきりとした印象にまとめられるので、インテリアの観点からもおすすめです。
おしゃれなおもちゃ収納術『ニトリ編』
ニトリでそろえられる、おしゃれで使い勝手のよいおもちゃ収納グッズを紹介します。カラーボックスにインボックスとして組み合わせて使える、プラスチックやカゴも一緒にチェックしてみましょう。
カラーボックスで場所分け収納
ニトリのカラーボックスは、色展開も豊富なのでインテリアにもぴったりと合うものを探しやすいです。
また段の高さ設定を自由にできるので、おもちゃのサイズ感に合わせてセット可能ですし、また子どもが小さいうちは、身長に合わせて棚の位置を全体的に低めにすることも可能です。
側面に穴が空いているので、同じ商品であれば、複数のボックスを並べて連結させて使うこともでき、部屋全体に統一感を出せます。
ニトリ『カラーボックスカラボ 3段 8841202』
インボックスとの組み合わせがおすすめ
カラーボックスに、ニトリのインボックスを組み合わせると、すっきりと片付けることができます。シンプルでサイズ展開も豊富なので、ニーズに合うものを探すことができるのもおすすめのポイントです。
またシンプルなデザインなので、比較的どのようなインテリアともなじみやすいでしょう。軽くて丈夫なプラスチック製なので、子どもにも扱いやすい素材でもあります。
さらに別売りのフタと組み合わせて、中身が見えないようにして使うこともできます。ラベリングしやすい素材なのもうれしいところです。
ニトリ『収納ケース Nインボックス 8422231』
ナチュラル派ならバスケット
ラタン製のバスケットを使えば、ナチュラルな雰囲気に部屋をまとめることができます。カラーボックスに入れて使えるサイズ設計になっており、見せる収納として活用できるアイテムです。
またバスケット単独でも、上下に重ねて使うこともできます。色展開も、明るめのブラウン・濃いめのブラウンがあるので、部屋の雰囲気や好みに合わせて選ぶのがおすすめです。
おもちゃケースとして使わなくなっても、キッチンやリビングなどの収納グッズとしても活躍させることができます。
ニトリ『積み重ねバスケット ライド2 レギュラー 8421031』
おしゃれなおもちゃ収納術『無印良品編』
無印良品のアイテムの中から、おもちゃ収納にぴったりのケースを紹介します。赤ちゃんや子どもがぶつかっても痛くない、やわらかい素材のものを2点挙げています。安心して使いやすい点がおすすめです。
ポリエチレンケースで安全に収納
やわらかな素材のポリエチレンケースなので、赤ちゃんや子どもがぶつかっても安心です。水洗いもできたり、ホコリが入るのが気になる場合には別売のフタと合わせて使うことができたりと、使い勝手がよい商品です。
またサイズも豊富にあるので、ニーズに合うものを選ぶことができます。シンプルなデザインなので、比較的どのようなインテリアにもマッチするでしょう。ポリエチレン素材なので、ラベルを貼るのも簡単です。
無印良品『やわらかポリエチレンケース・大 38749486』
ソフトボックスで重ね収納
布製のソフトボックスなので、子どもや赤ちゃんにぶつかっても痛くなくおすすめの収納ボックスです。生地の内側はコーティングしてあるので、汚れたときにはさっと拭き取りなども可能です。
布ではありますが、丈夫に作られているのでおもちゃ入れにも大活躍します。サイズ展開が豊富なので、組み合わせ自由に、収納スペースに合わせて選べます。カラーボックスなどに入れても良いですし、床に直置きしても使えます。重ね置きも可能です。
無印良品『ポリエステル綿麻混・ソフトボックス・L 38369714』
デッドスペースにはPP収納ケース
薄型のPPケースなので、棚の脚と床の間の隙間などのデッドスペースを活用しておもちゃを片付けることができます。半透明タイプとホワイトグレータイプがあり、ホワイトグレーを選べば中身を見せずにすっきりと収納可能です。
一方半透明タイプは、中身が外からも見えやすいというメリットがあります。フタが付いてるので下の隙間に収納しても、ホコリやゴミなどが入りづらいのもおすすめのポイントです。
無印良品『ポリプロピレンケース引出式・横ワイド・浅型』
おしゃれなおもちゃ収納術『IKEA編』
IKEAの商品で、おもちゃに使えるアイテムをいくつか紹介します。どれも素材やデザインがIKEAならではのおしゃれな雰囲気で、インテリアに合わせて選んでも楽しいでしょう。おもちゃ収納用の家具も充実しています。
おもちゃ用収納家具が便利
イケアのトロファストは、子ども部屋の収納にぴったりの家具です。おもちゃ用の収納家具として作られているので、使い勝手がよいです。
木製フレームとプラスチックケースがセットになっており、ケースは取り外し可能な仕様になっています。
またケースを取り外したスペースには、絵本などを直接立てかけて本箱として使うこともできるでしょう。木製なので、インテリアとしてもなじみやすくおしゃれな点もうれしいところです。
IKEA『TROFAST トロファスト 292.408.77』
フリサットで飾りながら収納
ドールハウスでありながら、ウォールシェルフでもあるので、おもちゃとして使えつつ、収納アイテムにもなるという優れものです。飾りながら収納することができるので、そのままインテリアグッズにもなるでしょう。
パイン材を使っており、そもそも見た目も可愛いので、そのまま置くだけでも雰囲気が出ます。絵本などを立てかけるのもよいでしょう。
IKEA『FLISAT フリサット ドールハウス/ウォールシェルフ 702.969.65』
好みにカスタマイズできる収納棚も
縦置きでも横置きでも自由に組み合わされるシェルフユニットです。色展開も4パターンあるので、インテリアの雰囲気にあったトーンを選ぶことができます。別売の引き出しやボックスなどを組み合わせて使うことも可能です。
またユニットの数は、好みに合わせて選ぶことができます。子どもが小さいうちは横置きにしておくと、手が届きやすく使いやすいでしょう。
IKEA『KALLAX カラックス 703.518.86』
おしゃれなおもちゃ収納術『100均編』
100円ショップで購入できる便利なおもちゃ収納グッズです。フタ付きで便利に収納できる容器や、ディスプレイっぽくおしゃれに収納できるものなど、100円から入手できるものながら多様なラインナップが魅力です。
セリアの仕切り付きケースで小ものを収納
おもちゃの中には、ミニカーやおままごとの道具のようにサイズが小さなものもたくさんあります。小さいものは、セリアで売っているプラスチックのボックスにまとめて片付けるのがおすすめです。
ボックスにはフタも付いているので、紛失するのを防ぐこともできます。仕切りが必要な場合には、自分で仕切りを作るのもよいでしょう。
またディスプレイボックスもセリアで購入できます。ミニカーを並べるとインテリアの一部のようにおしゃれに仕上げられるので、子どもも喜ぶでしょう。
ダイソーのスクエアボックスは蓋付きで便利
スクエアボックスにはフタも付いており、ダイソーの中でもとても人気があるアイテムです。中サイズは、フタと容器それぞれ100円の別売にはなりますが、しっかり収納できて重ねても使えます。
またプラスチック素材なので、ラベルを貼っての管理もとても楽で便利でしょう。フタなしでも、ニトリのカラーボックスなどに入れて使うトレーとして大活躍します。
おしゃれなおもちゃ収納術『DIY編』
DIYと聞くと、自分で材料を切ったりと手間がかかって面倒くさそうですが、手軽に試せる方法を2点紹介します。100円ショップなどにある素材を購入して応用するだけなので、材料費もそれほどかけずに、おしゃれなおもちゃラックを作れます。
すのこで簡単ラック
すのこ2枚とフォトフレームを100円ショップなどで準備すれば、簡単に収納ラックをDIYできます。すのこ2枚は両サイドに使ってラックの壁面として、フォトフレームはボックスなどを置く棚として応用しましょう。
まずすのこの上面を外側にして並べます。内側に向いたすのこの脚の部分に、フォトフレームを横にして置きましょう。フォトフレームが棚の段になります。
すのこの脚部分とフォトフレームは、木工用ボンドなどでしっかりと止めておくと安定します。最後に同じ色で塗れば、見た目もおしゃれな家具に大変身です。
カラーボックスに扉や取手をプラス
ニトリのカラーボックスに扉を付けると、中のものが見えなくなり、おしゃれな雰囲気をプラスすることもできます。
また既に扉付きのカラーボックスなどを使っている場合でも、デザイン性のある金具を取っ手として取り付ければ、おしゃれなアクセントになってくれます。
ちょっとした工夫で、一見無味乾燥だったりチープに見えてしまったりする素材も、すてきなインテリアに大変身です。
おもちゃをおしゃれに収納しよう
子どもがおもちゃを片付けやすい環境をつくり、さらにおしゃれに収納できればベストでしょう。おもちゃは、100円ショップで手に入るアイテムでもすっきりと収納できます。ちょっとしたDIYで、収納ラックを安く手軽に作ることも可能です。
またちょっとこだわりたい場合には、ニトリや無印、IKEAなどでも探してみるのもおすすめです。手頃な値段からちょっとこだわりのアイテムまで、便利なものがたくさんあります。インテリアの雰囲気や好みに合うものを探してみましょう。
子どもが小さい場合には、布やソフトポリウレタンなどのやわらかい素材でできたものを選ぶと安心です。
自分に合ったアイテムを探し、おもちゃを片付ける時間も楽しめる工夫をしてみましょう。