生活感のない部屋で暮らそう。リビングとキッチンの演出方法

リビングやキッチンは小物が増えやすく、生活感が強くあらわれる空間になりやすいです。すっきりとしたおしゃれな場所に見せるためには、どうすればいいのでしょうか?リビングとキッチンを、生活感のない空間へと演出するコツについて紹介します。

生活感のない部屋の特徴

生活感のない部屋とは、どんな空間のことでしょうか?ここでは生活感のない部屋の特徴について解説していきます。

家具の圧迫感がない

家で快適な生活を送るためには、ソファーやテーブル、いすなどの家具は欠かせません。しかし、部屋の空間に合わせて家具を選ばないと、ごちゃごちゃとした印象になってしまいます。

たとえば狭い空間に高さのある家具を置けば、視界が遮られて圧迫感が出てしまうでしょう。家具のデザインもなるべく個性的なものを避け、シンプルなものを選ぶようにしましょう。

モノトーンが基本

生活感のない部屋をつくるためには、家具やカーテンなどをモノトーン調で統一させることがポイントです。シンプルかつ洗練された空間を演出できます。

落ち着いた印象を与えるモノトーンは、白・黒・グレーの3色が基本です。一般的な家の壁紙にも、モノトーンが広く使われています。

白は清潔感を演出できるだけでなく、圧迫感が出ません。黒はシックな印象とともにインパクトも与えられます。白と黒の特徴をあわせ持ったグレーは、いずれの色とも相性がいいです。

ベースの色をしっかりと決め、モノトーンで全体をまとめるように心がけましょう。

清潔感がある

生活感のない部屋はいずれも、きれいに片付けられていて清潔感があります。床やテーブルの上にものが置いてあると、それだけで生活感が出てしまうので注意しましょう。もちろんホコリや汚れも厳禁です。

日頃からものを出しっぱなしにせず、小まめに掃除をしておけば、清潔感のある空間になります。散らかりやすい子どものおもちゃも、収納場所を決めて毎回片付けるようにしましょう。

演出のポイント リビング編

家で過ごす時間がもっとも長い空間がリビングです。リビングを生活感のない部屋へと演出するポイントを、2点紹介します。

統一感のあるインテリア

リビングにはテレビやエアコンなどの家電製品のほか、ソファーやダイニングテーブルなどを置いている人も多いでしょう。それらの家具に統一感がないと、落ち着かない空間になってしまいます。

家具の素材やカラーをなるべく同じものに揃えて配置すれば、すっきりしたおしゃれな印象を与えます。

また、北欧風・アメリカン・アジアン・レトロ・モダンなど、インテリアのベースとなるテイストを決めておくことも重要です。決めたテイストの雰囲気に合った家具や家電を選べば、初心者でも統一感のあるコーディネートができるでしょう。

隠す収納ですっきりと

リモコンや雑誌、子どものおもちゃなど、リビングはものが散らかりやすい場所です。バスケットや収納棚を上手に活用し、使ったあとは決めた収納位置に戻すように習慣づけましょう。

スマートフォンやタブレット端末などのケーブルも、むき出しでは散らかった印象を与えてしまいます。ケーブル用の収納ボックスなどを使って、隠す収納を意識しましょう。

演出のポイント キッチン編

冷蔵庫や電子レンジなどの家電製品のほかにも、食器や調味料などキッチンにはたくさんのものがあります。どうすれば生活感のない空間になるでしょうか? ここでは、キッチンの演出ポイント3点を紹介します。

置くものの数は最小限に

おしゃれなキッチンの多くは、ワークスペースにものが置いてありません。見える部分に置くものの数は、必要最小限にしましょう。

よく使う調味料やキッチンペーパーなどすぐ手にしたいものは、統一感のある容器やシンプルなデザインのケースに入れ替えれば、出しておいても演出の邪魔になりません。

また、あらかじめものの収納場所を決め、そのスペースに入る分だけを購入するように心がけましょう。

出しっぱなしはNG

洗い終わった食器や、使い終わった調理器具・調味料などを、キッチンに出しっぱなしにするのはNGです。生活感が出るだけでなく、散らかった印象になってしまうので注意しましょう。

使い終わったものはすぐに片づけることが重要です。洗い終わった食器は、そのまま拭いて収納場所に片づけます。調理が終わった後のコンロはきれいに掃除をし、調味料類も収納しておきましょう。

収納上級者の中には、キッチンアイテムをディスプレイのように上手に見せながら、収納している人もいます。しかし、初心者が見せる収納をすると乱雑になりがちです。

まずはものを出しっぱなしにせず、見える部分に置かないようにすることから始めましょう。

収納を意識しておしゃれな部屋に

生活感のない空間にするためには、インテリアのカラーをモノトーンに統一するのが鉄則です。また、ものがあふれていると散らかった印象を与えてしまうため、収納スペースに入りきらないものは購入しないようにしましょう。

収納場所をあらかじめ決めておき、使い終わったら収納場所へすぐ片づけることも大切です。日頃から小まめに掃除と整理整頓を行い、清潔感ある洗練された空間をつくっていきましょう。

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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