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壊れたドライヤーの捨て方は?ごみ出しとリサイクル回収の違い

ドライヤーは朝のブローや、シャンプー後には欠かせない小型家電です。故障してしまった場合、どうやって処分すればいいのか分からない人も多いのではないでしょうか?ドライヤーの故障サインとともに正しい捨て方について紹介します。

ドライヤーの故障サイン

ドライヤーの寿命は製品によっても異なりますが、モーター部分は約1~4年です。使っていくうちに少しでも異変を感じたら、それは故障のサインかもしれません。そのまま使用していると危険なのでやめましょう。

ここではドライヤーの故障サインを3点紹介します。

温風にならない

ドライヤーは温風の機種によっては冷風機能が搭載されているものもあります。温風のスイッチを入れても、風が温かくない場合には故障の可能性を疑いましょう。

ドライヤーにはヒーターとファンが搭載されています。ヒーターで温められた風がファンによって出てくるため、温風が出ない症状は、内部ヒーターの故障が原因かもしれません。

メーカーの保証期間内であれば、無償で修理してもらえます。しかし保証期間を過ぎている製品については、有料修理となるため、買い替えを検討してみましょう。

風が焦げ臭い

ドライヤー使用中に焦げ臭さを感じたときは、吸い込み口や吹き出し口に溜まってしまった髪の毛やホコリが、ドライヤー内部のヒーターに入り込んで焦げている可能性があります。

ホコリや髪の毛を取り除いてもまだ焦げ臭いようならば、すぐに使用を中止してください。そのまま使い続けると、故障したり発火につながったりする危険性があります。

本体が熱くなる

使用中にドライヤー本体が熱くなったときも、故障のサインかもしれません。ドライヤーは通常、吹き出し口から温風が出るため、吹き出し口のみ熱くなります。

しかし本体が熱くなる症状は、吸い込み口や吹き込み口にホコリが溜まってしまい、熱を放出できなくなっている状態です。そのまま使用していると、取っ手部分も熱くなって、火傷につながる可能性もあります。

万が一子どもが、知らずに使用すると危険です。本体が熱くなるようならば、すぐに使用を中止しましょう。

ドライヤーの捨て方は?

ドライヤーはどのように捨てればよいのでしょうか?ここではドライヤーの捨て方のポイントを2点紹介します。

捨て方は自治体によって異なる

ドライヤーはプラスチックゴミ・金属を使用しており、ゴミの区分については自分が住んでいる自治体によって分かれています。

自己判断で捨てるのではなく、住んでいる地域のルールに合わせて、ゴミの出し方を変えましょう。

リサイクル回収している場合も

ドライヤーはゴミとして処分する方法以外に、リサイクルとして出せる場合があります。公共施設やスーパーに設置された回収ボックスに、資源としてリサイクルされます。ただし小型家電リサイクル法は、任意なので義務ではありません。

ゴミとして処分したい人や、回収ボックスが近くにない人は、自治体で定められた方法で捨てられます。

ドライヤーのゴミ分類例

壊れたドライヤーの捨て方は、自治体ごとに不燃ゴミ・可燃ゴミ・リサイクルボックスの3方法があります。また小型家電でも、大きさによっては粗大ゴミに分類されることもあるので、事前に自治体のホームページでゴミの出し方を確認しておきましょう。

ここではドライヤーのゴミ分類法を、東京都・神奈川県・大阪府の3自治体を例に挙げて紹介します。

東京都世田谷区の場合

東京都世田谷区では、小型家電リサイクルボックスが区役所や支所をはじめとする区内10カ所に設置されています。しかし2021年3月現在、リサイクルボックスでのドライヤーは対象となっていません。

今後ドライヤーがリサイクルボックスの対象となる可能性はありますが、現時点では不燃ゴミとして処分しましょう。ただし最も長い辺が30cm以上ある製品は、粗大ゴミです。

なおドライヤーの電源コードはあらかじめコード切ってから、ほかのものと絡まないように結び、ほかの不燃ゴミとは別の袋に入れて出します。

神奈川県横浜市の場合

神奈川県横浜市の場合、ドライヤーをはじめ、電話機やラジカセなどの小型家電製品は、基本的に可燃ゴミです。ただし最も長い辺が50cm以上の場合には、粗大ゴミ扱いとなるので注意しましょう。

大阪府大阪市の場合

大阪府大阪市では、小型家電回収ボックスを設置しています。ボックスの投入口が15×30cmなので、投入口に入る場合には、ドライヤーはリサイクルボックスで回収可能です。

回収ボックスは区役所・出張所のほか、環境事業センターや大阪府庁に設置されています。自宅近くに回収ボックスがない場合や、持っていけない場合には普通ゴミとして処分可能です。

自治体ごとに定められた捨て方を守ろう

ドライヤーが故障したら、そのまま使わずに新しいものの購入を検討してみましょう。また古いものは、住んでいる地域の自治体のルールに従って、処分しなくてはなりません。

自治体によっては小型家電のリサイクル用に、回収箱を設置しているところもあります。リサイクルに出す場合には、回収ボックスの場所と受付時間を確認しておきましょう。

またゴミとして処分する際には、大きさに注意が必要です。不燃・可燃の種別だけでなく、粗大ゴミに当てはまらないかも確認して正しく処分しましょう。

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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