部屋の壁を防音にするには?騒音の種類もおさらいしておこう – Onnela[オンネラ]|おうちのなかを、もっとしあわせに。  

部屋の壁を防音にするには?騒音の種類もおさらいしておこう

自宅で過ごす機会が増えるなか、子どもにはなるべく自由に過ごさせてあげたいと思っている人も多いでしょう。しかし家を走り回ると、周囲への騒音が心配です。持ち家はもちろん、賃貸でもできる防音対策の方法とともに、騒音の種類について紹介します。

騒音の種類

防音対策をする前に、まず騒音の種類を知っておきましょう。騒音の種類は大きく分けると、生活音・家庭用機器の音・音響機器の音と3タイプあります。ここでは住居内で発生する3タイプそれぞれの音についてわかりやすく解説します。

生活音

生活音とは流水音やドアの開け閉めなど、通常の生活で出る音のことです。一般的に日常生活のスタイルによって、音量が変化する音と考えてよいでしょう。たとえば人の話し声やペットの鳴き声、また子どもの走り回る足音も生活音に含まれます。

音の大きさはdb(デシベル)の数値で表すことができます。多くの人が健全な環境と感じやすい数値は、住居所在地域によって変動があるものの、一般的な目安として昼間は約55db、夜間は約45db以下とされています。

生活音にあてはめると、人の話し声は約50~60dbです。しかし大きな声で話した場合には犬の鳴き声と同じく約90db以上にもなります。子どもが走り回る足音は約50~65dbです。

家庭用機器の音

家庭用機器の音は、冷蔵庫・洗濯機・乾燥機・掃除機などの家電製品の音です。冷蔵庫の運転音は、よほど古い機種でなければ、あまり騒音の原因にはならないでしょう。

一方で騒音となりやすい家庭用機器の音が、洗濯機と掃除機の運転音です。共働きのため夜間に、掃除機や洗濯機を使う家庭も増えています。掃除機、洗濯機ともに音の大きさは約60~80dbです。

夏や冬に運転するエアコンも、室内機は騒音となるほどではありませんが、室外機は人の話し声と同じくらいの約50dbあります。

日中はあまり気にならない音でも、深夜などに使用すれば周囲への騒音となる可能性があるので注意しましょう。

音響機器の音

ピアノやテレビ、オーディオなどの音も騒音になりがちです。通常のテレビ鑑賞の音の大きさは約55~75dbですが、音楽を楽しむオーディオや楽器関連の場合には、約75~90dbにもなります。

音は聞く人によって感じ方が大きく異なります。自分にとっては心地よい音でも、周囲の人は不快と感じているかもしれません。どうしても大音量で楽しみたい人は、イヤホンを利用するなど工夫をしてみましょう。

またピアノを設置する際には、隣家と接する壁際に置くのではなく、自宅の部屋との仕切り壁際に置けば、隣家へ音が伝わりにくくなります。

騒音対策には遮音と吸音がある

住宅の騒音対策には、防音対策が大切です。防音には大きく分けて、「遮音」と「吸音」の2種類あります。ここでは遮音と吸音の特徴と、それぞれの違いについて解説します。

音を遮断する「遮音」

遮音は防音対策の一つです。音は振動によって伝わります。振動を起こす音源から、空気や水、金属などによって振動が伝えられて、音が発生するのです。遮音とは空気中の振動を遮断して、音が外部へ漏れないようにすることです。

たとえば壁に遮音対策をした場合、室内で発生した音は空気中を伝わって壁にぶつかると、遮音効果によって音が跳ね返されるため、日々の暮らしで生じる音が漏れにくくなります。

コンクリートや石膏などは、遮音性を高める材質としてよく使われています。遮音性を高め過ぎると、跳ね返された音が室内に反響して本来の音が楽しめなくなるため、日頃から音響設備をよく使う、音楽を聴く趣味のある人にとってはデメリットになります。

反響を防ぐ「吸音」

吸音は音を吸収する防音対策で、音の反射や住居の外への音漏れを防ぎます。また、反響を抑えることで、防音効果を発揮します。ウレタンやグラスウールなど、小さな穴がたくさん開いた素材を使用すれば、その穴に音を取り込んで拡散させて音を吸収させます。

生活音は抑えつつ、音が反響しないため、音響設備を使う人の場合は室内でもクリアな音が楽しめる点が特徴です。

張るだけの騒音対策

壁を防音壁にするなどのリフォームには、高額な費用がかかってしまいます。もっと手軽に騒音対策をしたい人には、シールやテープを張る方法がおすすめです。

簡単に実践できる「張るだけ」の騒音対策を二つ紹介します。

シールタイプは剥がすのも簡単

シールタイプの防音シートは、壁に張るだけで騒音対策ができるアイテムです。シールが音を吸収して、音漏れを防ぎます。

レンガ調やタイル調、大理石柄などバリエーションが豊富な点も魅力です。壁に好みのタイプを張っていくだけで、騒音対策と部屋の模様替えが同時にできます。

シールタイプは薄いため、防音壁と比較すると性能は劣りますが、手軽に切ったり張ったりできるので便利です。

ただし壁紙によっては、剥がす際に壁紙が破れてしまうこともあります。賃貸の人は作業前に、必ず管理会社に確認を取り、許可を得た上で行いましょう。

窓には遮音テープが便利

遮音テープは、遮音シートを細長くテープ状にしたアイテムです。ドアの隙間から漏れる音を遮断して騒音対策ができるので、マンションなどの集合住宅に向いています。

太さや厚さなど、種類が豊富です。そのため使用する場所に合ったものが見つかるでしょう。上手な選び方のポイントは、多少力を入れてドアが閉まる厚さの商品を選ぶ点です。

自宅のドアや窓など、あらゆる隙間に利用できます。隙間を埋めれば、話し声などの音漏れ防止効果がより高められるでしょう。

防音壁で騒音対策を

騒音には通常の生活で発生する音のほかにも、音響機器や家庭用機器で発生する音もあります。自分でも気づかないうちに、周囲へ騒音を出してしまっているかもしれません。

防音壁にはコンクリートなどでリフォームする以外にも、市販の防音シートや遮音テープを利用しても作れます。子どもや自分が音を気にせずに過ごすためにも、自宅に防音壁を作ってみましょう。

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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