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オレガノの使い方は?注意点や料理以外の活用方法もチェック

オレガノといえばスパイスのイメージが強いハーブですが、料理以外にもさまざまな使い方ができます。育てやすい植物でもあるので、栽培に挑戦するのもおすすめです。この記事では、オレガノの使い方や注意点、料理以外の活用方法についても解説します。

オレガノとはどんなハーブ?

オレガノは、ヨーロッパの地中海地域原産のハーブです。ヨーロッパやエジプトでは、古くからその薬効は知られており、人々に親しまれてきました。また小まめに世話をする必要がなく、園芸初心者でも育てやすいのも特徴です。

オレガノの特徴と効能

オレガノは、シソ科に分類されるハーブで、ヨーロッパの地中海地域が原産地です。

オレガノの中でもオリガヌム系・マヨラナ系・アマラクス系の3種類に分類され、一般的にオレガノと呼ばれるものは、オリガヌム系のワイルドマジョラムと呼ばれる品種です。

またオレガノの効能には、消化器系の不調を和らげたり、抗菌・殺菌作用があったりします。水やお茶にオレガノオイルを混ぜたり、ハーブティーとして摂取したりすることで、その効果を期待できるでしょう。

初心者でも育てやすいハーブ

オレガノは、園芸初心者でも育てやすいハーブです。湿度が高い環境を苦手とするので、乾燥気味にして育てることが、上手に栽培するためのポイントです。

また水やりは、土が乾いてきたのを確認してから行います。特に梅雨の時期など、長雨が続くときは、軒下や室内に移動させましょう。

さらに、肥料もあまり与える必要はありません。肥料過多になると、せっかくの香りが薄れてしまうこともありますので、肥料を与えるのは植え付け時だけで十分です。

オレガノは料理やお茶におすすめ

オレガノは、料理のスパイスとして活躍したり、ハーブティーとして楽しんだりすることができます。手軽に楽しめる一方で、特に妊娠中の摂取には、副作用の危険もあり、注意が必要です。

料理のスパイスとして大活躍

オレガノは香辛料として、さまざまな料理に活用できます。その強い香りによって、肉や魚の臭み消しとして使われることも多いでしょう。

また元々地中海地域原産のオレガノは、地中海料理ともよく合います。特にトマトとチーズとの相性は抜群で、本格的なパスタやピザのトマトソースには不可欠ともいえるスパイスです。

ただしクセが強く感じられる場合もあるので、単品で使うよりは、他のシソ科のハーブとブレンドしながら使う方が、料理の失敗は少ないでしょう。

ハーブティーでも楽しめる

オレガノはハーブティーにして楽しむこともできます。乾燥させたドライタイプでも、生のままのフレッシュタイプでもお茶にすることができるので、自宅でオレガノを栽培しているなら、フレッシュタイプで味わってみるのがおすすめです。

しかしスパイシーな風味と、独特の苦みが特徴のオレガノで作ったお茶は、クセが強く、飲みにくいと感じる人もいるかもしれません。その場合は、他のハーブとブレンドすれば、クセが和らぎ飲みやすくなるでしょう。

妊娠中や副作用には注意しよう

体によい効能がたくさんあるオレガノですが、妊娠中の摂取には注意が必要です。オレガノは刺激が強いため、特に妊娠初期の場合には、少量であっても摂取を控えるべきでしょう。子宮への影響もあるといわれるハーブですので、特に注意が必要です。

またオレガノに限らず、ハーブの中には妊娠中には控えるべきものもいくつかあります。妊娠中にハーブを摂取したい場合は、かかりつけ医に相談してからにすると安心でしょう。

オレガノの料理以外の用途もチェック

オレガノは、料理以外にもさまざまな用途があります。ポプリやスワッグにして楽しむのもよいでしょうし、オレガノオイルとして摂取するのもおすすめです。入浴剤代わりにお風呂に入れても、香りでリラックスできてよいでしょう。

ポプリやリースとしても利用可能

オレガノを使ってポプリやリースなどを作っても楽しめます。ポプリにして枕に入れれば、安眠効果も期待できますし、リースやスワッグにすれば観賞用インテリアとして、おしゃれに飾ることもできるでしょう。

虫よけ効果も高いので、ユーカリ・ローズマリー・ミントといった、同じく防虫効果のあるハーブと併せてリースを作れば、見た目にもかわいい自然の虫よけグッズができます。

オレガノオイルもおすすめ

オレガノオイルとは、オレガノの成分を抽出したオイルのことです。

欧米ではサプリメントとして販売されることが多く、風邪予防や疲労回復のためによく摂取されています。オイルとしても販売されていますが、取り入れやすいのはサプリメントによる摂取でしょう。

オイルで使用する場合は、水やお茶に数滴垂らして摂取したり、うがい薬として使用したりするのがおすすめです。

お風呂に入れて入浴剤に

入浴剤代わりにお風呂に入れて使うこともできます。

生のものをそのままお風呂に浮かべても構いませんし、コットン製の布袋にオレガノを入れ、口をひもで縛ってティーバッグのようにして入れてもよいでしょう。

また、料理用の乾燥させたオレガノも使えます。料理用に置いてあるものの、なかなか使いきれずに困っている場合などは、消費に貢献できるのでおすすめです。

料理や暮らしの中にオレガノを活用しよう

地中海地方原産のオレガノは、ピザやパスタといった料理によく合うハーブです。またオレガノには、さまざまな効能があり、料理のほかにも色々な使い方ができます。

さらに、育てやすく園芸初心者向きの植物でもあるので、自分で育てたオレガノを使ってさまざまな用途に活用してみるのもおすすめです。ぜひ料理だけでなく、さまざまな使い方をして気軽に楽しんでみましょう。

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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