ティッシュボックスは小さいながらも存在感があり、部屋のイメージを左右するアイテムです。上手に選び、インテリアの雰囲気を統一すると、よりおしゃれな部屋にすることができます。選ぶ際のポイントやデザイン、さまざまなニーズに合う商品を紹介します。
目次
ティッシュケース選びのポイント
ティッシュケースを選ぶ際には、デザインや素材の好みで選ぶだけではなく、使いやすさなどの機能性も重視するとよいでしょう。具体的なチェックポイントを紹介します。
デザインや素材
ティッシュケースには『縦置き』と『横置き』があります。縦置きタイプは、隙間に置ける省スペースのものが多く、部屋をすっきりとした印象にまとめられます。
一方横置きタイプはデザインが豊富なため、インテリアの一部として選ぶ楽しさがあるでしょう。
またティッシュケースの素材は、プラスチック・木・布・レザーとさまざまにあります。布は洗濯でき、プラスチックは汚れを拭き取れます。木やレザーは、お洒落なものが多いですが、水まわりに置くのは避けた方がよいでしょう。
好みのデザインや素材のものを、置き場所や用途に合わせて選ぶ楽しみがあります。
使い勝手のよさ
ティッシュが必要なときは、『今すぐ使いたい』という状況のことが多いです。そのため、ティッシュケースがデザイン性に凝りすぎていて取り出しづらいようでは、本末転倒となります。
ティッシュケースは長く使うアイテムであるため、取り出しやすいように工夫が施されているものを選ぶことが大切です。
また補充がすぐにできるかどうか、設置スペースはどうするかなども、ケースを選ぶ際のチェックポイントにしてみましょう。
置く場所に合わせてチョイス
ティッシュケースの形状は、書斎のデスクやダイニングテーブルの上など、置く場所に合わせて考慮するとより便利になります。スペースに悩んでいる場合は以下をヒントに、工夫できるかどうか検討してみましょう。
書斎には小物入れが付いたタイプ
デスクの上は、ティッシュケースを置きたくても、スペースが限られているものです。そのためティッシュだけではなくペンやメモ、電卓などの事務的な小物類をまとめて収納できるケースが便利でしょう。
ペン立てやティッシュケースが分かれていると、掃除をする際にもさまざまな小物を移動しなければなりません。まとめて収納できるタイプであれば、机の上のものがバラバラにならず、ティッシュと一緒に移動できるので一石二鳥です。
お掃除もスムーズで時短となり、仕事や作業の効率も上がるでしょう。
省スペースな壁掛け式
台所やリビングなどの、ちょっとした隙間スペースにティッシュを置きたい場合には、壁掛け式がおすすめです。特に家族でダイニングテーブルを囲む場合、ティッシュケースは意外とテーブルの上でスペースを取ってしまいます。
とはいえ、食事中はちょっと食べ物をこぼしたり口を拭きたくなったりと、ティッシュの出番が増えることも多いので、食卓には欠かせないでしょう。
このような場合は、壁掛け式のティッシュケースを用意しておくと便利です。テーブル付近の壁にフックなどで吊るしておきましょう。
あるいは、テーブルの内側にフック掛けをしておくこともできます。空間を上手に利用できるのが、壁掛け式のメリットです。
手作りもおすすめ
ティッシュケースは手作りすることもできます。縫う手間も省けるクリップを使った方法や、100均アイテムを上手く組み合わせるデコレーションはもちろん、裁縫が趣味の人は布を縫って作るのも楽しいでしょう。
縫わずに作れるティッシュケース
家に余っている大判のハンカチを上手に折りたたんで、ティッシュケースを作ることができます。
まずハンカチの対角線上中央にティッシュの箱を置き、端と端をティッシュに向かって折ります。取り出し口を作るために、折ったハンカチの両端をさらに外側に折り返しましょう。
次に両側をクリップでつまみ、サイドに出ている布を内側に巻き込んでティッシュを包み込むようにします。最後に形を整えたら完成です。
ハンカチなので、汚れたらすぐに洗えるので衛生的な上、おしゃれな柄も多いのではないでしょうか。
布製ティッシュケースを作ろう
裁縫が得意な場合は、お気に入りの布を買ってきてティッシュケースを作るのもおすすめです。
出し入れ口と左右をしっかりと縫い付ければ、簡単に袋状のティッシュケースが完成します。また、壁掛け用にヒモを縫い付けることもできます。
好み柄で作れる上、洗える素材の布を使えば、定期的に洗濯をしながら使えるので清潔です。色違いでいくつか作って、家中に置くとデザインの統一感も出るでしょう。
100均アイテムでデコレーション
100均で売っている無地のプラスチック製のティッシュケースは、自分でデザインして楽しむことができます。マスキングテープや転写シールなどを貼れば、簡単に好みのデザインのティッシュケースを作ることができるでしょう。
色を塗るなどひと手間かけてアレンジしたり、絵を描くのが好きな人はケースに好きな絵を描いたりしてみるのもおすすめです。
例えばシックなトーンの色をペイントし、アンティークゴールドのオーナメントをボンドなどで貼ると、簡単にアンティーク調のケースが完成します。
洗えて衛生的な布製ティッシュケース
自宅での洗濯が簡単で、衛生的に使える布製ティッシュケースを3点紹介します。いずれも使い勝手がよく個性的なので、好みに合わせて検討してみましょう。
クォーターリポート ティッシュケース
北欧風のデザインと色使いがおしゃれな、インテリアとしても映えるティッシュケースです。製造工程が全て日本国内で行われているため、丈夫で安心です。内側はビニールコーティング、表面はサテン生地と素材にもこだわっています。
また側面に吊り下げ用のループが付いてるので壁掛けとしても使え、省スペースで便利です。
さらにティッシュボックスの出入口はホック留めになっているので、出し入れがスムーズです。ストレスフリーにティッシュボックスの入れ替えができるでしょう。
クォーターリポート ティッシュケース
スピーア tente ティッシュケース
存在感のあるプリント柄が特徴のスピーアの生地が使われたティッシュケースです。『テント』という意味を持つtenteというブランドは、ティッシュボックスを『テントのように包み込む』ことをコンセプトにしています。
カラフルで色鮮やかなプリント柄なので、インテリアのワンポイントアイテムにもなるでしょう。
またティッシュボックスの出し入れ口はマジックテープなので、入れ替えが簡単なのも嬉しいポイントです。壁掛けもOKとなっています。
スピーア tente ティッシュケース
おしゃれなティッシュケース
プラスチックや木、その他こだわりの素材で作られた、おしゃれなティッシュケースを紹介します。素材だけではなく機能性にもそれぞれ工夫があるので、お気に入りのケースを探してみましょう。
八幡化成 テュネル
ティッシュボックスから中身を全て取り出し、ケースに入れ替えて使うタイプのティッシュケースです。
厚み8cm程度のスリムタイプなので小回りがきき、縦に置いても横に置いても省スペースに収まります。無造作に置きがちな車の中でも、収納場所に困らないでしょう。
また水に濡れても大丈夫な素材のため、水回りに置いても安心です。柔らかく軽い素材を使用しているのにも関わらず、ティッシュを取り出す際に滑らず安定感があるのも特徴です。
グリーンやライトピンクなど、ポップでカラフルなカラー展開があるので、好みや部屋のイメージに合わせて選べます。
八幡化成 テュネル
+d フォリオ ティッシュケース
フォリオとは『二つ折り』という意味で、その名の通り、90度に折れ曲がった形状のティッシュケースです。コンパクトでスタイリッシュなデザインなので、省スペースのみならず、部屋の雰囲気もモダンでおしゃれになります。
また置き方を選ばない形状なので、スペースがあまりない仕事用のデスク上にもぴったりでしょう。さらにプラスチック製なので、洗面台近くなどの水まわりにもおすすめです。
ティッシュボックスから中身を取り出し、詰め替えて使うタイプのティシュボックスです。
アッシュコンセプト +d フォリオ ティッシュケース
コンクリートクラフト BENT ティッシュボックス
古紙やパルプなどを使用した『パスコ』という硬い繊維ボードで作られているティッシュボックスです。靴の中底などにも使われてきた素材なので、とても頑丈です。
一枚のボードを折り曲げて四隅を金具で固定しており、シンプルでスタイリッシュな印象を与えます。裏はゴムが2本張られており、市販のティッシュボックスに被せるだけで固定できる仕様のため、出し入れがとてもスムーズです。
コンクリートクラフト BENT ティッシュボックス
ブナコ スウィング ティッシュボックス
洞爺湖サミットで各国首脳へのお土産にも選ばれたことのあるブランド『ブナコ』の商品です。青森県のブナの木を有効利用するために開発され、職人の手作りで仕上げられています。
1mmの薄さにスライスされたブナの木が使われており、手触りも柔らかく、曲線と木目の美しさが魅力的なティッシュケースです。楕円形で、そよ風にゆらゆらと揺れる姿に、ブナの木がそよぐ様子を想像できるでしょう。
市販のティッシュボックスを箱ごと入れられるので、出し入れもとても便利です。インテリアの一部になるような、おしゃれなボックスを探している人にぴったりでしょう。
ブナコ スウィング ティッシュボックス
狭いスペースに便利な壁掛けタイプ
マグネットや粘着テープ、箱そのものを引っ掛けられるタイプなど狭いスペースを有効活用できるティッシュケースを紹介します。キッチンペーパーを入れられるものもあるので、台所でも大活躍するでしょう。
山崎実業 マグネットティッシュケース タワー
マグネットで貼り付けられる、便利な壁掛けタイプのティッシュケースです。冷蔵庫に貼り付けることもできますし、もちろんそのまま置くだけでも使えます。
また、キッチンペーパー収納にも対応できるため、キッチンで大活躍してくれるでしょう。プラスチック製なので水に濡れても平気なのも、使い勝手がよいポイントです。
シンプルなデザインで、どんな部屋にもなじむでしょう。
山崎実業 マグネットティッシュケース タワー
ルボナリエ ペーパータオルホルダー 壁掛け
ものづくりの街といわれる、東京都大田区の職人さんの手による商品です。吊り戸棚に挟むだけで使えるので、省スペースで使用できます。
ティッシュペーパーはもちろん、キッチンペーパーやペーパータオルも収納可能です。他にもビニール袋やマスクを収納するなど、工夫次第でどのようにも使えます。
またスチール製なので、マグネットを使ってメモなどを止めておくこともでき便利です。フック式のマグネットで輪ゴムなどをかけるなど、さまざまに応用できます。
ルボナリエ ペーパータオルホルダー 壁掛け
イデアコ ティッシュケース WALL
壁に貼って使えるティッシュケースです。別売のマグネットを購入すれば、冷蔵庫などに貼り付けても使えるなど、設置場所を選びません。
容量は薄型のティッシュ1箱分がちょうど収まるサイズでコンパクトです。交換の際にも、蓋を開けるだけで簡単に入れ替えることができるので便利でしょう。
カラーはブラックやホワイト、ライトブルーなどをはじめとした12色展開なので、部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。
イデアコ ティッシュケース WALL
便利な小物入れ付きティッシュケース
便利な小物ケースが付いているティッシュケースを3点紹介します。トレーが付いていたり、二段重ねになっていたりと、こだわりポイントはさまざまです。自分のライフスタイルに合わせて選んでみましょう。
山崎実業 リモコン&ティッシュケーススタンド スマート
ティッシュケースとリモコンラックが一体化しているタイプの商品です。リモコンだけでなく、小物を入れられるスペースやトレーも付いているので、メガネやアクセサリーを置くこともできます。
また薄型タイプのティッシュボックスに対応しており、箱ごとセット可能なので出し入れがとても便利です。一気に小物類をまとめられるので、細かいものでデスク上が散らかりがちな人にもおすすめです。
山崎実業 リモコン&ティッシュケーススタンド スマート
ヤマト工芸 小物入れ付きティッシュケース
上下2段になっているティッシュケースです。上段にティッシュを入れ、下段にはマスク、目薬などの小物を入れることができます。
左右どちらからでも引き出せるので使い勝手もとてもよいです。木目調なのでナチュラルな風味が優しく、インテリアの邪魔をしません。
ティッシュは市販のものをそのまま入れられますが、薄型サイズにのみ対応しているので注意しましょう。
ヤマト工芸 小物入れ付きティッシュケース
ニトリ ティッシュ・リモコンケース ブレッタ
コンパクトな見た目とは裏腹に、たっぷりと収納できる人気のティッシュケースです。小物入れにはメガネ・スマートフォン・リモコン・ペン・アクセサリーなどを入れることができます。
また小物入れには高さ調節のパーツが付属されているため、底が深すぎてスマートフォンが全部隠れてしまうというようなこともありません。
さらにリモコンのチャンネルボタン部分を出した状態で収納できるので、小物入れに入れたまま操作が可能です。
ニトリ ティッシュ・リモコンケース ブレッタ
ティッシュケースでインテリアにこだわりを
ティッシュケースにこだわることで、部屋の雰囲気がよりおしゃれになります。インテリアのワンポイントとして使ったり、なじむものを選んだりと、好みに合わせて選ぶのも楽しいでしょう。
またティッシュケースの中には、引き出しや小物収納スペースが付いているなど、機能性を重視した商品もあります。おしゃれなだけではなく、デスクの上を片付けたいという観点で探してみるのもよいでしょう。
布やプラスチックだけではなく、こだわりの木材で作られた商品など、素材の風合いもさまざまです。もしもお気に入りが市販の商品の中で見つけられない場合は、手作りすることもできます。
自分の好みにぴったりのティッシュケースを探して、部屋をより快適でおしゃれな空間にしてみましょう。