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ブロッコリーは冷凍保存がおすすめ!
冷凍食品のコーナーでは当たり前のように目にする冷凍ブロッコリー。メイン料理の付け合わせやサラダに、シチューに、パスタに、お弁当にと、とても便利な商品ですよね。ストックしておけば何かと重宝する冷凍ブロッコリーは、自宅でも簡単に作ることができます。今回は、栄養も味も食感もそのままキープ。上手なブロッコリーの冷凍方法と解凍方法をご紹介しましょう。
ブロッコリーを冷凍保存する方法
1. ブロッコリーを茹でる
ブロッコリーを小房に分け、熱湯で30秒ほど茹でます。
2. 冷まして水気を拭き取る
素早く流水で冷まし、キッチンペーパーなどで1房1房しっかりと水気を拭き取ります。
3. フリーザーバッグに入れて冷凍する
ジッパー付きのフリーザーバッグに1回分ずつ入れ、空気を抜いてジッパーを閉じて冷凍庫へ。
茹でるときのコツと、茹でてから冷凍するメリット
茹でる際は栄養価や食感を落とさないため、30秒以上加熱しないようにしましょう。フリーザーバッグに入れる際はしっかり水切りを。一度茹でているので、すぐに調理できる上、ボロボロと型崩れしにくくなるので料理がきれいに仕上がります。
ブロッコリーは生のままでも冷凍できる
ブロッコリーは茹でて保存したほうが圧倒的に便利ですが、生のまま冷凍する方法もあります。小房に分けたブロッコリーの水気をしっかり切り、フリーザーバッグに入れて冷凍保存します。
生のまま冷凍するメリット
ブロッコリーを生のまま冷凍すると、茹でてから冷凍するよりもさらに栄養価や食感が残ります。そして緑色がとても鮮やかです。
冷凍ブロッコリーの保存期間
ブロッコリーは冷蔵では2日~3日ほどで変色してしまいますが、冷凍保存なら1ヶ月以上日持ちします。一度解凍したブロッコリーを再解凍するのはNGなので、使い切ることができる量に小分けして冷凍しましょう。
冷凍ブロッコリーの解凍方法
自然解凍
茹でてから冷凍したブロッコリーは自然解凍すれば食べられます。凍ったままお弁当箱に入れれば、お昼には食べ頃に。保冷剤の役目も果たすので一石二鳥ですよ。
熱湯で1分
熱湯に凍ったままのブロッコリーを入れ、1分加熱します。これ以上加熱すると水っぽくなってしまうので要注意。
電子レンジで40秒
電子レンジで加熱する場合は、耐熱容器に入れ、フタをして40秒ほど加熱します。レンジで加熱すると水分が飛ぶため、熱湯で解凍するよりも水っぽさがなくなります。
冷凍ブロッコリーを使ったおすすめレシピ5選
ご紹介するレシピは、茹でてから冷凍したブロッコリーを使います。
1. 簡単なのにオシャレ「ブロッコリーとソーセージのチーズ焼き」
ソーセージと凍ったままのブロッコリーを熱湯で1分加熱し、耐熱容器に入れます。塩コショウ、マヨネーズをかけ、チーズをのせたらオーブントースターで焼きましょう。チーズにおいしそうな焦げ目がつけばできあがりです。オーブン対応のおかずカップで作れば、そのままお弁当にも♪
2. ブロッコリーが主役に「ブロッコリーと豚肉の冷しゃぶ風サラダ」
熱湯の中に凍ったままのブロッコリーと、ざく切りにしたキャベツを入れて1分加熱し、皿に取り出します。続いて豚肉を入れ、色が変わったら取り出します。水気を切ったブロッコリー、キャベツ、豚肉を皿に盛り、胡麻ドレッシングをかけて召しあがれ♪ お肉をたっぷりのせれば主菜としても大満足のボリュームですよ。
3. まるでペペロンチーノ「ブロッコリーのにんにく炒め」
フライパンにオリーブオイルを熱し、にんにくと鷹の爪を炒めます。にんにくにこんがり焼き色がついたら解凍したブロッコリーを入れてサッと絡め、塩コショウをふったらできあがり。パスタは入っていませんが、にんにくの風味と鷹の爪の辛味がほどよく効き、まるでペペロンチーノのよう。シンプルなのにインパクト大のひと皿です。
4. ほっこり温まる「ブロッコリーとベーコンのミルクスープ」
鍋にオリーブオイルを熱し、ベーコンを炒めます。そこにコンソメスープ、牛乳、カブを入れて加熱。最後に凍ったままのブロッコリーを入れ、2分ほど加熱したらできあがり。やさしい味わいは朝食にはもちろん、夜食にもぴったりですよ。
5. 美容と健康に「ブロッコリーとバナナのスムージー」
凍ったままのブロッコリー、バナナ、牛乳、レモン汁をミキサーで撹拌したらできあがり。甘めが好きな方は砂糖を小さじ1杯程度加えてください。ビタミンも食物繊維も丸ごと摂れるヘルシードリンクです。
冷凍ブロッコリーを常備しておけばお料理ラクラク!
ブロッコリーはそれだけで「ひと品」になる便利な野菜です。冷凍庫に常備しておけば普段のおかずやお弁当づくりに役立つこと間違いなし。何より自然解凍するだけでおいしく食べられるところが嬉しいポイントですね。炒め物をはじめ、スープやシチュー、グラタンやキッシュの具にもササッと使えるので、冷凍ブロッコリーで毎日のお料理を少しだけラクしてみませんか?