トイレの床をクッションフロアにすると失敗?後悔しないためにデメリットを把握しよう

この人に聞きました菊地重信

一級建築士、一級建築施工管理技士他様々な建築系資格を取得。ゼネコンで様々な業務を経験しながら一級建築士試験で苦労した経験を活かし、一級建築士試験を攻略するブログを運営。建設を学ぶ専門サイトの立ち上げ経験もあり。サッカーとお笑いが好き。フットサルとギターを嗜む。著書「学び直しの一級建築士」

トイレは、清潔さや使いやすさが特に求められる場所です。そのため、リフォームする際には、便器の交換や壁紙、床の張替えなど、各部分でどのような工夫が必要か、しっかりとした理解が大切になります。

トイレの床によく使われるクッションフロアは、耐水性やお掃除のしやすさ、さらには豊富なデザインといった魅力があり、多くの家庭で人気の素材です。しかし、明るい色だと汚れが目立ちやすかったり、細かい溝に汚れがたまったり、劣化しやすいといったデメリットも存在します。

この記事では、クッションフロアのメリットとデメリットを詳しく紹介し、失敗しないための選び方や注意点についても触れています。リフォームを検討している方が、自分のトイレに最適な選択をできるよう、具体的な情報やポイントを分かりやすくまとめました。

これからリフォームを進めるにあたり、デザインだけでなく実際の使い勝手や耐久性も考慮して、後悔のない選択をするための参考にしていただければと思います。

トイレのリフォームの種類

トイレのリフォームは、毎日使う大切な空間をより快適にするための基本工事です。便器、壁、床など各部分の状態を見直すと、使い勝手や清潔感が大きく向上し、家全体の印象も変わります。

それぞれの工程で注意すべき点や工夫があり、トータルでの仕上がりに影響を与えるため、計画的に進めることが重要です。

以下では、便器の交換、壁紙の張替え、床の張替えについて詳しく解説します。

便器の交換

便器の交換は、トイレの機能性や安全性、さらには全体のデザインに直接影響を与える重要なリフォームです。

古い便器は長期間使用するうちに水漏れや詰まり、ひび割れといった劣化が進み、日常の利用に支障をきたす場合が多く、衛生面でも問題が生じやすくなります。旧式の便器は節水性能が低かったり、抗菌加工が施されていなかったりするため、使うたびに無駄な水を使ってしまうことや、雑菌の繁殖リスクが高くなる可能性があります。

そのため、最新の技術を取り入れた新しい便器に交換すると、節水機能や抗菌処理が向上し、使いやすさと清潔さの両面から大きなメリットを享受できます。

壁紙の張替え

壁紙の張替えは、トイレの空間全体の印象を大きく変え、明るく清潔な雰囲気を取り戻すためのリフォームです。

長年使用していると、壁紙は日光や湿気の影響で色あせや汚れ、さらには部分的なはがれが生じ、部屋全体が古びた印象になりがちです。新しい壁紙に張り替えると、鮮やかな色彩や新しいデザインが加わり、空間に活気と清潔感が戻るだけでなく、気分も明るくなります。

便器の交換や壁紙の張替えと同等以上に重要なのが床の張替えです。

床の張替え

床の張替えは、トイレの使い心地や安全性、さらにはデザイン面に直接影響を及ぼす非常に重要なリフォーム作業です。

長期間使っていると、床材は水分や汚れ、経年劣化によって滑りやすくなったり、ひび割れや変色が進行してしまい、歩行時の不安感や衛生面での問題が生じる場合があります。

新しい床材を選ぶ際には、耐水性や耐摩耗性、さらには清掃のしやすさといった機能面をしっかりと考慮し、日々の使用に耐える素材を選定することが大切です。

施工前には、床下の状態や既存の隙間、凹凸などを入念にチェックし、適切な下地処理を行った上で、新しい床材の均一な設置が求められます。床の色やデザインはトイレ全体の雰囲気を決定づける重要な要素であり、他の設備との調和を図るために、慎重に検討する必要があります。

自分で張替え作業に挑戦する場合は、正しい施工手順と必要な工具、接着剤や防水処理の方法を十分に理解しておくことが不可欠です。

専門のリフォーム業者に依頼する場合は、経験豊富な技術者が丁寧に作業を行い、細かなトラブルを未然に防ぐため、完成後の満足度が格段に向上します。

JR神戸駅前のHDC神戸にはトイレのリフォームをしたい場合に相談できるリフォーム会社の窓口が複数あり、一度に様々な会社に相談ができて便利です。トイレの床を張り替えたいとお考えの方は、施工事例などの話を聞くと完成後が想像できるのでおすすめです。

トイレの床材によく使われる素材

トイレの床材によく使われる素材としてクッションフロア、フロアタイル、タイルがあります。それぞれ特徴をみてみましょう。

クッションフロア

クッションフロアとは、ビニール素材でできたシート状の床材です。名前のとおり、クッションのように少し柔らかくて弾力があるのが特徴です。

裏側にスポンジのような層があるため、歩いたときに足にやさしく踏み心地がふかっとします。表面は水や汚れに強い加工がされているので、トイレや洗面所、キッチンなど水回りに使われる場合が多いです。

柄や色のバリエーションも豊富で、木目調やタイル風など見た目を自由に選べるのも魅力です。しかも、価格が比較的安く、施工も簡単なので、リフォームの素材としてよく使われています

フロアタイル

フロアタイルとは、リアルな木目や石目の見た目を再現した、塩化ビニル製の床材です。「タイル」という名前ですが、素材はプラスチック系(ビニル系)で、1枚ずつ敷き詰めるタイプの床材になります。

見た目は本物のフローリングやタイルのように見えるのに、水に強く、掃除がしやすいのが特徴です。そのため、トイレ、洗面所、キッチンなどの水回りにもよく使われます。クッションフロアよりも見た目が高級感があり、重厚な雰囲気を出せます。

フロアタイルにはクッション性がないので、足あたりはやや硬めです。また、1枚ずつ貼るため、施工に手間がかかるという点もあります。

タイル

トイレの床に使われる「タイル」とは、主にセラミック(陶器)や磁器などの硬くて耐久性のある床材のことを指します。昔から使われている定番の素材で、水まわりにぴったりな特徴を持っています。

タイルは見た目がよくて丈夫、水に強いというメリットがあり、トイレの床材としてとても優れています。ただし、冷たさ・硬さ・目地の掃除のしにくさなどもあるため、使い心地をよく考えて選ぶことが大切です。

「見た目重視で高級感を出したい」「とにかく長持ちさせたい」という人にはおすすめの床材です。

トイレの床をクッションフロアにして後悔しやすいデメリット

クッションフロアは手軽で使いやすい素材として多くの家庭のトイレで採用されていますが、選び方や使い方によっては後悔の原因になる場合もあります。

この章では、クッションフロアを採用した場合に生じやすい具体的なデメリットについて、実例や注意点を踏まえながら詳しく解説していきます。

明るい色だと汚れが目立ちやすい

クッションフロアに白っぽい明るい色を選んだ場合、使用中に付着する汚れやシミが非常に目立ちやすくなるという問題があります。

トイレは手や足が触れた跡がつきやすく、さらには手洗いや使用時の飛沫などによっても汚れやすい環境です。最初はピカピカに見えても、使用を重ねるごとに汚れが蓄積し、壁や床全体の印象が悪くなってしまう事態が懸念されます。

また、明るい色は汚れのコントラストがはっきりするため、定期的なクリーニングが必要不可欠になり、掃除の頻度や手間が増加する可能性があります。

このような理由から、明るい色を採用する際は、あらかじめ汚れが付きにくい特殊な加工がされているか、または日常のメンテナンス方法が十分に確立されているかの確認が必要です。

クッションフロアの色選びにはトイレ内の他の設備との色のバランスも重要で、明るい色が一面に広がると、全体の印象が変わりやすいため、慎重な選定が求められます。

明るい色のクッションフロアを採用する場合は、デザイン性と実用性の両面から十分に検討し、予想される汚れの管理方法をあらかじめ計画しておくことが、後悔を防ぐ上でのポイントです。

溝に汚れがたまる

クッションフロアの表面には、製造工程でできる微細な溝や凹凸が存在する場合があり、そこに埃や水分、石鹸カスなどがたまりやすい特徴があります。

トイレ内では、日常的に水や洗剤が飛び散り、こうした隙間に汚れが定着してしまう場合が多く、普通の掃除だけでは完全に取り除くのが難しいケースが見受けられます。時間が経過すると、これらの汚れが固定され、見た目の美しさが損なわれるだけでなく、衛生面でも問題となるかもしれません。

溝に溜まった汚れはカビや雑菌の繁殖を促し、健康リスクにつながる可能性もあるため、定期的に専門的なクリーニングが必要になる場合があります。

事前に製品の表面加工や防汚性能をしっかりと確認し、実際の使用環境に応じたお手入れ方法の把握が重要です。掃除に適した専用の洗剤や道具を用いると、通常のメンテナンスでもある程度の汚れ対策が可能なため、購入前に製品説明の十分な読み込みをおすすめします。

色のバランスが難しい

クッションフロアは豊富なカラーバリエーションがあるため、選ぶ楽しみがある一方で、トイレ全体の色のバランスをとるのは非常に難しいです。

明るい色、暗い色、さらには柄の有無など、多彩な選択肢が存在するため、壁や便器、照明との相性を考えながら全体の調和を図るのは一筋縄ではいきません。単一の色だけで統一すると無機質になってしまったり、複数の色を組み合わせすぎるとごちゃごちゃした印象になってしまったりと、悩むポイントが多くあります。

そのため、トイレ全体のテーマや雰囲気をあらかじめ明確にし、実物のサンプルを複数取り寄せて実際の照明や空間の状態の中で確認することが非常に有効です。トータルなデザインバランスを意識し、アクセントカラーや中間色をうまく取り入れるなどの工夫を行い、自然な仕上がりに近づける調整も必要です。

安っぽく見えるデザインもある

クッションフロアは手軽にリフォームできる点が大きな魅力ですが、価格を抑えた製品の場合、素材の質感や仕上げが粗く感じられる場合があります。この結果、トイレ全体の雰囲気が軽く見え、安っぽさやチープな印象を与えてしまう可能性が高くなります。

予算を抑えた選択肢は一見魅力的ですが、耐久性やメンテナンスのしやすさ、さらには見た目の質感において妥協が生じるケースがあるため、注意が必要です。

製品選びの際は、カタログやウェブ上の画像だけでなく、実際に現物に触れて質感や厚み、重みを確認することが重要です。複数の製品を比較検討し、デザインだけでなく耐久性や使用感なども考慮に入れて総合的に判断することが、後悔を避けるためのコツとなります。

角がよれやすい

クッションフロアは柔らかく歩き心地が良い反面、特に角部分は他の部分と比べて剥がれやすいという弱点があります。

トイレはスペースが狭く、便器や収納などが近接して設置されるため、角に衝撃が加わりやすく、時間が経つにつれて角の部分が浮いて見える現象が生じる場合があります。角の浮きは、見た目の美しさを損なうだけでなく、掃除のしやすさや安全性にも悪影響を及ぼすかもしれません。

施工時には、角部分の補強や専用の保護材を用いるなど、対策が講じられているかの事前確認が重要です。定期的な点検と必要に応じた補修作業を行うと、角のよれを未然に防ぎ、長期にわたって美しい仕上がりを維持できます。

実際の使用状況や家具の配置、利用頻度などを踏まえて、角部分への負担を減らす工夫も取り入れると、安心して使えるトイレ空間となるでしょう。

劣化しやすい

クッションフロアはその柔軟性と快適さが魅力ですが、特に湿気や水分の多いトイレでは、劣化が早く進むリスクがあります。

長期間使用していると、表面のすり減りや色あせ、さらにはひび割れが目立つようになり、見た目だけでなく清掃のしやすさや衛生面にも悪影響が出る可能性があります。

劣化の進行具合は、使用環境や掃除に使う洗剤、さらには定期メンテナンスの有無によっても大きく異なるため、日常的な製品の状態チェックが大切です。耐久性や防水加工がしっかり施されている製品を選ぶと、劣化を遅らせて長く快適な状態を維持できる可能性が高まります。

使用前にメーカーの保証内容や実際の使用者の口コミなどを参考にし、信頼性の高い製品を選ぶと、後悔のないリフォームにつながります。また、定期的なメンテナンス計画を立て、劣化が見受けられた際には早めに対処すれば、トイレ空間全体の美観と機能性を保ち続けることが可能です。

トイレにクッションフロアを採用するメリット

クッションフロアには、耐水性、掃除のしやすさ、クッション性など、日常生活を快適にするさまざまな魅力があります。

以下では、クッションフロア採用による具体的なメリットについて、詳しく解説します。

耐水性があってお掃除しやすい

クッションフロアはその耐水性の高さから、水回りの環境に非常に適した素材です。水や湿気に強く、汚れや水滴が付いても短時間で簡単に拭き取れるため、日々の清掃が非常に楽になります。

この特性により、カビや雑菌の発生が抑えられ、常に清潔なトイレ環境を維持できる点が大きなメリットです。万が一の水漏れや水はねなど、予期せぬトラブルが起こった場合でも、迅速に対処できるため、修理や交換の手間が大幅に減少します。

耐水性の高さは、家族全員が安心して使えるトイレ環境を作り出し、日常のメンテナンス負担を軽減する効果もあります。

最新のクッションフロアは、特に水回り向けに設計されている製品が多く、耐久性と清掃性の両立が図られている点も、選ぶ際の大きな魅力です。これにより、定期的な掃除やメンテナンスの頻度が低くなるだけでなく、長期的に見てもコストパフォーマンスが非常に優れていると言えるでしょう。

デザインが豊富で好きなデザインを選びやすい

クッションフロアは市場に多彩なカラーバリエーションやパターンが展開されており、自分好みのトイレ空間を実現するためのデザインの幅が広がります。

柄やテクスチャー、光沢感やマットな仕上げなど、細部にこだわった製品が多いため、トイレ内の他の設備や壁紙との調和を取りながら、理想的な空間を作り上げることが可能です。

実際にカタログやサンプルで確認することで、質感や色のニュアンス、さらには実際に設置した際の見た目を具体的にイメージでき、後悔の少ない選択ができる点は大きなメリットです。

豊富なデザインの中から、シンプルで落ち着いたものから個性的なものまで、幅広いニーズに対応した製品が用意されているため、好みやトイレのテーマに合わせた最適な選択が可能となります。

これにより、トイレ全体の印象を格段にアップさせるとともに、毎日使う空間に愛着が湧くデザインを実現できるでしょう。デザインの豊富さは、リフォーム後の満足感を大きく左右するため、実物をしっかり確認しながら選ぶことが成功の鍵となります。

クッション性がある

クッションフロアの最大の特徴は、その柔らかく弾力性のあるクッション性です。歩行時に足元の衝撃をしっかりと吸収してくれるため、使い勝手に直結する重要なポイントとなっています。

このクッション性は、転倒時の衝撃を和らげる効果もあり、特に小さな子どもや高齢者がいる家庭では安全面で大きなメリットとなります。

柔らかい床材は、歩く際の音を吸収して静かな空間を作り出すため、リラックスできる居心地の良いトイレ空間を実現します

このような点から、クッションフロアはデザインだけでなく、実用性と安全性を兼ね備えた理想的な床材として、多くの家庭で支持されています。

費用が抑えられる

クッションフロアは、他の床材に比べて導入コストが低く、全体のリフォーム予算を抑える上で非常に有効な選択肢です。

低価格でありながら、耐久性や掃除のしやすさ、さらにはデザイン性においても一定の品質を保っているため、コストパフォーマンスが非常に高いと評価されます。

施工費用自体も比較的リーズナブルで、専門の業者に依頼した場合でも全体の予算とのバランスを取りやすい点が魅力です。

このように、初期費用を抑えながらも長期的な使用に耐える性能が得られるため、他の部分のリフォームに予算を回す余裕も生まれ、家全体の住み心地をよくすることにつながります。

失敗しないためのクッションフロアの選び方

クッションフロアを選ぶ際には、色や質感、施工方法などいくつかの重要なポイントに注意が必要です。

ここでは、具体的な選定のコツやポイント、さらに実際に製品を選ぶ際の注意点について詳しく解説します。

色の選び方

クッションフロアの色選びは、トイレ全体の雰囲気や印象を大きく左右するため、最も重要なポイントのひとつです。壁や便器、照明との相性を十分に考慮し、全体のバランスがとれる色調の選定が必要です。

明るすぎたり暗すぎたりする色は、空間の印象を偏らせる恐れがあるため、実際にトイレ内の照明条件下での確認が大切です。実物のサンプルを使って、色味や質感、さらには汚れが目立ちにくいかどうかをチェックしながら選定を進めると、後の後悔を防ぐことができます。

トイレのテーマや全体のデザインコンセプトを明確にし、そのイメージに沿った色を選ぶと、統一感のある仕上がりが実現できるでしょう。十分な検討とサンプル確認をしておくと、長期間使っても飽きのこない安心できる色選びが可能となります。

凹凸は避ける

クッションフロアには、製品によっては表面に凹凸が見られるものがあります。こうした凹凸は埃や水分が溜まりやすく、日々の掃除が行き届かなくなるリスクがあるため、できるだけ均一な仕上がりの製品を選ぶことが重要です。

実際に手で触れてみて表面の平滑さや質感を確かめ、凹凸が気にならないかどうかを確認することが失敗を防ぐ鍵となります。

凹凸が大きすぎる場合、歩行時の安定感が失われて転倒の危険が高まる可能性があるため、安全面を重視する人には表面が均一な製品を選ぶことをおすすめします。

サンプルを実際に見る

クッションフロアの購入時は、カタログやウェブ上の画像だけに頼らず、実際に現物のサンプルに触れて確認することが不可欠です。

素材の質感、色のニュアンス、厚み、光の反射具合など、写真だけでは伝わらない細かい部分を自分の目と手で確かめると、イメージと実際の仕上がりのギャップを大幅に減らすことができます

設置するトイレの照明や空間の広さ、雰囲気に合わせた見え方を確認すれば、購入後に後悔するリスクを大きく低減できます。複数のサンプルを比較すると、どの製品が自分の求めるデザインや機能に合致しているかをより正確に判断でき、最終的に満足度の高い選択が可能です。

専門のリフォーム会社に依頼する

クッションフロアの施工を自分で行う場合、知識や技術の不足から予期せぬトラブルに見舞われるリスクがあるため、安心して作業を進めるためには、専門のリフォーム会社に依頼するのが最善の方法です。

経験豊富なリフォーム会社は、現場の状態を正確に把握し、最適な施工方法や材料の選定、さらには細部にわたる仕上げの調整を行ってくれるため、完成後のトラブルを未然に防ぐことができます。

施工前の打ち合わせで疑問点を解消し、見積もりを通じて費用や工程を明確にすると、安心感が増し、結果として高品質なリフォームが実現できます。専門業者に依頼しておけば、万一の不具合やアフターケアにも迅速に対応してもらえるため、長期的に見ても安心して使用できるトイレ空間を手に入れることが可能です。

自分で施工するよりも時間や労力を節約できる上、専門知識を持ったスタッフによる施工は、細部まで行き届いた仕上がりが期待でき、トータルでの満足度が格段に向上するでしょう。

JR神戸駅前のHDC神戸には、トイレのリフォームについて相談できるリフォーム会社の窓口が複数あり、一度に様々な会社に相談ができて便利です。

また、同じくHDC神戸や、グランフロント大阪のHDC大阪には住宅設備のショールームが多く出店しています。最新の住宅設備を見て、トイレのリフォームと同時にキッチンや洗面所といった設備を含めたリフォームを検討してみるのも、リフォーム後が想像できるのでおすすめです。

トイレにクッションフロアを採用した事例

ここではトイレの床にクッションフロアを採用してリフォームした事例をご紹介します。

タイルからおしゃれなクッションフロアにリフォームした事例

ビフォー

アフター

施工会社 ナサホーム
築年数 34年

タイル張りのトイレの床をクッションフロアに変更した事例です。リフォーム前は壁床ともにタイル張りのトイレで、耐久性はあるもののタイルの目地があるためお掃除が少ししにくい印象でした。

リフォーム後はお掃除のしやすいクッションフロアやクロスを採用し、個性豊かで使いやすいトイレに変わりました。

汚れの目立ちやすいクッションフロアから目立ちにくくリフォームした事例

ビフォー

アフター

施工会社 アートリフォーム
費用 128万円(浴室とトイレリフォーム)

もともとは明るいクリーム系の色のクッションフロアが床に採用されていました。そのクッションフロアを暗めのボルドー色に変更し、壁紙も合わせてリフォームしています。

また、将来対応を考えて手すり取り付け用の補強も行っています。

明るめの床材から暗めの床材に変更したことで汚れが目立ちにくく、メリハリのある空間に変わりました。

大理石調のクッションフロアで高級感を実現した事例

ビフォー

アフター

施工会社 住友不動産ハウジング
費用 2000万円以上(フルリフォーム)
築年数 48年

子どもが生まれたことを機にアパートから戸建ての引っ越しを検討していた施主。新築は予算オーバーだったため、中古の戸建をリノベーションしてデザインや機能面での希望を叶えました。

トイレは一般的なタンク付きの洋式トイレで床は明るいクッションフロアでしたが、施主のご希望により壁には間接照明がつき、床には大理石調のクッションフロアを採用して高級感のあるトイレになっています。

まとめ

トイレのリフォームで床に採用されることが多いクッションフロアについて、失敗しないための選び方のコツや施工のポイントについて解説しました。

クッションフロアは、耐水性、掃除のしやすさ、クッション性、豊富なデザインといったメリットがある一方で、明るい色の場合は汚れが目立ちやすい、細かい溝に汚れがたまりやすい、角の浮きや劣化といったデメリットも存在します。

これらのポイントをしっかりと理解し、色選びや素材の質感、実際のサンプル確認、そして専門家のアドバイスを取り入れることで、安心してリフォームを進めることができるでしょう。

自分の使用環境や生活スタイルに合わせた計画と情報収集が、快適で清潔なトイレ空間作りへの近道となり、後悔のないリフォーム実現につながります。

JR神戸駅前のHDC神戸には、トイレのリフォームについて相談できるリフォーム会社の窓口が複数あり、一度に様々な会社に相談ができて便利です。

また、同じくHDC神戸や、グランフロント大阪のHDC大阪には住宅設備のショールームが多く出店しています。最新のトイレの他にシステムキッチンなどを見て、トイレのクッションフロアのリフォームと同時に浴室や洗面所といった設備を含めたリフォームを検討してみるのも、リフォーム後が想像できるのでおすすめです。

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