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蒸しタオルを電子レンジで作る方法と注意点!冷めにくくする方法や期待できる効果とは?

顔や肩などに使うことで、さまざまな悩みを解決できるといわれている「蒸しタオル」。そんな蒸しタオルは電子レンジを活用すれば簡単に作ることができますが、作り方だけでなく「爆発することはないのか」といった安全性も気になりますよね。

今回は、蒸しタオルを電子レンジで作る方法と使用時の注意点、冷めにくくする方法などを紹介します。「温め時間や温度を知りたい」「蒸しタオルはどんなときに使用したらいいの?」といった疑問を持つ人は、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。

電子レンジを使った蒸しタオルの作り方!注意点も紹介

蒸しタオルは、電子レンジを使って簡単に作ることができます

用意するものや作り方、作る際の注意点などを紹介します。電子レンジを使って蒸しタオル作りに挑戦してみたい人だけでなく、これまで自己流で蒸しタオルを作っていた人もぜひチェックしてくださいね。

  • 電子レンジで蒸しタオルを作る方法
  • 電子レンジで蒸しタオルを作る際に気をつけるべき4つのこと

作り方、注意点の順番で紹介します。この記事を最後まで読んで、注意点を理解してから作ってくださいね

電子レンジで蒸しタオルを作る方法

タオルをそのまま電子レンジの中に入れて温めてしまうと、タオルの水分が蒸発し、発火するおそれがあります。必ずラップやジップロックのような保存袋に包んでから温めましょう。

用意するもの

  • 綿100%のタオル
  • ラップやジップロックなどの食品用保存袋

作り方

  1. タオルを水でしっかり濡らす
  2. 水滴が落ちない程度にタオルを絞る
  3. 絞ったタオルをラップに包むか食品用保存袋に入れる
  4. 500〜600Wの電子レンジで30秒〜1分温める
  5. 温まっているか確認する
  6. 温かさが足りなければ10秒ずつ追加して温める

2~3分と長い時間温めてしまうと、タオルが熱くなり過ぎてやけどする危険性があります。まずは30秒〜1分加熱し、温かさが足りないようであれば10秒追加するなど、様子を見ながら温めてくださいね。

電子レンジで蒸しタオルを作る際に気をつけるべき4つのこと

タオルを温めすぎるとやけどを負うおそれがあるなど、蒸しタオルを電子レンジで作る際には、注意しなければならない点がいくつかあります。

  • レンジから取り出す際はやけどに注意する
  • 水道水ではなくミネラルウォーターを使用する
  • 清潔なタオルを使用する
  • 電子レンジ使用可能な袋を使用する

上記を順に紹介します。

レンジから取り出す際はやけどに注意する

ホットタオルを作る際は、やけどしないよう十分に注意しましょう。電子レンジを使った場合、加熱直後のタオルはとても熱くなっています。素手で取り出すのが難しいほど熱い場合は、トングなどを使って電子レンジからタオルを取り出しましょう。

手で蒸しタオルに触れて「温かい」と思って、顔に乗せると「熱い」と感じることもあります。温めたタオルをいきなり顔や肩にのせずに、1度広げて温度調整をしてから使ってください。

水道水ではなくミネラルウォーターを使用する

水道水には、殺菌消毒を目的として塩素という物質が含まれています。蒸しタオルの効果で毛穴が開いている肌は、塩素が吸収されやすい状態です。塩素が肌に刺激を与えないよう、蒸しタオルを肌に使用する場合は、水道水の使用を避けましょう。

浄水器を設置した水道水や真水、ミネラルウォーターを使って蒸しタオルを作ってくださいね

清潔なタオルを使用する

蒸しタオルはお肌に直接触れるものなので、清潔なタオルを使用しましょう。

一度使用した蒸しタオルを再加熱して使うのも避けましょう。肌には目に見えない雑菌が付いており、肌の雑菌が付着したタオルを繰り返し使うと、ニキビなどの肌トラブルの原因になります。同じ箇所をもう一度温めたいときは、キレイなタオルを新しく用意しましょう。

また、肌や肩などいろいろな箇所を温めたいときは、使用箇所ごとに別のタオルを準備してください。

電子レンジ使用可能な袋を使用する

食品用保存袋を使う場合は、電子レンジ使用可能かどうか必ず確認しましょう。電子レンジ対応不可の袋を使ってしまうと、袋が溶けるだけでなく、電子レンジの故障につながる危険性もあります。

耐熱性の有無を確認できないときは、代わりにラップを使用すると良いですよ

レンジを使った蒸しタオルは火災や爆発のリスクあり!注意点4つを紹介

普段何気なく使っている電子レンジですが、使い方を誤ると火災や爆発を引き起こしてしまう危険性があります。これまで食品しか温めたことのない人や、電子レンジの使い方に慣れてない人は、これから紹介する4つの注意点に気をつけて蒸しタオルを作ってくださいね。

  • 金属や化学繊維が使用されているタオルは使わない
  • ビニール袋やジップロックなどに入れて密閉しない
  • 乾いたタオルを温めない
  • 目安の温め時間を守る

それぞれみていきましょう。

金属や化学繊維が使用されているタオルは使わない

アルミホイルを電子レンジで温めた際に、バチッと火花が散る音を聞いたことはありませんか?これは、金属であるアルミホイルが、電子レンジが放出する電磁波を反射することで起きる現象です。

タオルでも同じことがいえ、金糸や銀糸、ラメ糸などが使用されているタオルを電子レンジで温めると、火災が発生する危険性があります。化学繊維が使われているタオルも発火の危険性があるため、蒸しタオルを作る際は綿100%のタオルを使うと安全ですよ。

ビニール袋やジップロックなどに入れて密閉しない

タオルを袋に入れて密閉してしまうと、温めた際に爆発するおそれがあります。蒸気の逃げ場をつくるために、1cmほど口を開けて温めましょう

ラップを使用する場合は、隙間ができるようにふんわり包んでくださいね。

乾いたタオルを温めない

タオルを濡らさず乾いたまま電子レンジで温めてしまうと、発火する危険性があります。タオルは浄水やミネラルウォーターで濡らし、食品用保存袋などに入れて温めましょう。

タオル全体が均等な温度になるよう、濡れている箇所と濡れていない箇所がないようしっかり濡らしてから絞ることも大事なポイントです。

目安の温め時間を守る

蒸しタオルを作る場合、加熱時間は手動で設定しましょう。タオルの面積、厚みなどによって温まるまでの時間は多少異なりますが、まずは500〜600Wの電子レンジで30秒〜1分温めてください。温かさが足りない場合は、10秒ずつ追加すると良いですよ。

自動あたため機能を使ってしまうと、タオルが温まり過ぎてしまいます。必ず目安の温め時間を守って蒸しタオルを作りましょう。

電子レンジで作った蒸しタオルがすぐ冷めてしまうのを防ぐ方法!

「電子レンジで温めたタオルがすぐに冷めてしまった」という経験をしたことのある人もいるのではないでしょうか。特に冬場は気温が低いので、夏場と比較して冷めるのが早いです。

ちょっとした工夫で、すぐに蒸しタオルが冷めてしまうのを防ぐことができますよ。

  • ラップや薄手のタオルで包んで使う
  • 厚手のタオルを使って蒸しタオルを作る

上記2つの方法をぜひ試してみてくださいね。

ラップや薄手のタオルで包んで使う

温め終えた蒸しタオルをラップや薄手のタオルで包むと、熱が逃げるのを防ぐことができます

ラップを使用した場合、ソファやテーブルに直接置いても濡れる心配がありません。また、薄手のタオルを使えばほどよい温かさになるので、熱いのが苦手な人でも使いやすいでしょう。

加熱時にラップを使用した場合は、一度取り出して新しいラップに包んでから肌や肩に使用すると良いですよ。

厚手のタオルを使って蒸しタオルを作る

タオルが冷えてしまうのを防ぐ方法として、厚手のタオルを使って蒸しタオルを作るのも効果的です。薄手のタオルよりも熱が逃げにくく、温度をキープすることができます

蒸しタオルはどんな悩みを持つ人に役立つ?使い方も紹介

蒸しタオルの使い方は、目や肩を温めて疲れをほぐすだけではありません。その他にも肌や髪の毛などにも使用することができます。

以下のような悩みがある人は、ぜひ蒸しタオルを使ってみましょう。期待できる効果や使い方について紹介します。

  • 毛穴の汚れが気になっている人
  • お化粧のノリが悪いと感じている人
  • 目の疲れや肩こりに悩んでいる人
  • 赤ちゃんや子供の鼻づまりを解消してあげたい人
  • 寝ぐせを直したい人
  • 痛くない髭・毛処理をしたい人

蒸しタオルの使い方によって、タオルの温度や使用時間は異なります。

毛穴の汚れが気になっている人

「毛穴の汚れが気になってクレンジングを変えてみたけれど、一向にきれいにならない」という人は、ぜひ蒸しタオルを活用してみましょう。

温かい蒸気を直接肌に当てることで毛穴が自然に開き、毛穴汚れが落ちやすくなります。毛穴パックのように肌に負担をかけることがないので、敏感肌の人にもおすすめです。

蒸しタオルを使う際は、まずメイクを落としてから気になる箇所を温めます。メイクをしたまま蒸しタオルを当ててしまうと、開いた毛穴にメイク汚れが入り、さらに毛穴汚れがひどくなる場合があります。

クレンジングをしてから蒸しタオルを使い、その後は化粧水や乳液でしっかり保湿するのを忘れないでくださいね。

毛穴が気になる場合の蒸しタオルの使い方

  • タオルの温かさ:心地よいと感じる温かさ
  • 目安時間:約1分

お化粧のノリが悪いと感じている人

「最近化粧ノリが悪いな…」と感じているときにも、蒸しタオルは有効です。

蒸しタオルは、肌の血行を促進する効果が期待できます。顔全体を温めることで徐々に肌がやわらかくなり、お化粧のノリに変化があらわれるでしょう

目安時間は30秒〜1分です。蒸しタオルで温めた後の化粧水や乳液の浸透具合にも変化を感じられるはずです。洗顔を済ませた後に、蒸しタオルを使ってくださいね。

化粧のノリが気になる場合の蒸しタオルの使い方

  • タオルの温かさ:心地よいと感じる温かさ
  • 目安時間:約30秒〜1分

目の疲れや肩こりに悩んでいる人

蒸しタオルを目や肩に当てると血行が促進され、目の疲れや肩のこりが和らぎます。温めた後にマッサージをすると、蒸しタオルを使わなかった場合と比較してマッサージの効果をより感じやすくなるでしょう。

目元の肌はデリケートなので、ほどよく温めたタオルを使用して目元を癒しましょう。休憩しながら約3分間、蒸しタオルを直接目元に当てると、より効果を実感しやすくなりますよ。

肩こりが気になる場合の蒸しタオルの使い方

  • タオルの温かさ:心地よいと感じる温かさ
  • 目安時間:約15分(冷たくなってきたら新しいタオルを出して温める)

目の疲れが気になる場合の蒸しタオルの使い方

  • タオルの温かさ:心地よいと感じる温かさ(温め過ぎに注意)
  • 目安時間:約3分(休憩をしながら温める)

赤ちゃんや子供の鼻づまりを解消してあげたい人

子供が鼻づまりで苦しんでいると、「どうにかしてあげたい」と思いますよね。そんなとき、さっと準備できて効果的なのが、蒸しタオルを使った鼻づまり解消法です。

仰向けに寝た状態で、蒸しタオルを鼻の付け根あたりにのせます。蒸しタオルの熱で粘膜の血流が良くなると鼻腔が広がり、鼻の通りが楽になります

蒸しタオルが熱過ぎると子供がびっくりしてしまうため、タオルが温まり過ぎないよう加熱時間を調整してみてください

また、点鼻薬を使用している子供にも蒸しタオルはおすすめです。蒸しタオルで鼻を温めてから点鼻すると、薬剤が鼻の奥まで届きやすくなりますよ。

鼻づまりが気になる場合の蒸しタオルの使い方

  • タオルの温かさ:少し温かいと感じる程度
  • 目安時間:約1分(様子を見ながら休憩も挟む)

寝ぐせを直したい人

蒸しタオルは、肌のケアだけでなく寝ぐせ直しにもおすすめです。

寝ぐせの部分に蒸しタオルをのせ、髪の毛がしっとりするまで時間を置きます。その際、なるべく生え際から温めるようにすると、寝ぐせがきれいに直りますよ

髪の毛がしっとりしてきたら、ブラシを使いながらドライヤーで乾かします。髪の毛を直接濡らす方法と違って、蒸しタオルを使えば水滴が垂れることがありません。

「忙しい朝に電子レンジを使って蒸しタオルを作っている時間なんてない」という人もいるでしょう。しかし、決まったタオルであれば温め時間を覚えておくだけなので、慣れればヘアアイロンを使うよりも早く寝癖を直すことができますよ。

寝ぐせが気になる場合の蒸しタオルの使い方

  • タオルの温かさ:心地よいと感じる温かさ
  • 目安時間:髪の毛がしっとりするまで

痛くない髭・毛処理をしたい人

剃りたい箇所に蒸しタオルを当てると毛が柔らかくなり、剃りやすくなります。これまで毛の処理に悩んでいた人は、蒸しタオルを使った髭やムダ毛処理をぜひ試してみてください。

乾燥している肌にカミソリの刃を当てると、肌を傷つけてしまう場合があります。毛を剃る前に、シェービング用のクリームや保湿クリームを塗るのを忘れないようにしてくださいね。

痛くない髭・毛処理をしたい場合の蒸しタオルの使い方

  • タオルの温かさ:心地よいと感じる温かさ
  • 目安時間:約3分

蒸しタオルを使ったケアは温度・時間・頻度に注意しよう

蒸しタオルはさまざまな効果が期待できる一方で、使い方を間違えると肌に負担をかけてしまう場合もあります

例えば、温め過ぎた蒸しタオルを肌に当ててしまうと、やけどをするおそれがあります。他にも、長時間蒸しタオルを当てると、肌にとって必要な皮脂まで落ちてしまうことも。

毎日蒸しタオルを使うと、乾燥しやすい肌になってしまう場合があります。週に1〜2回を目安に蒸しタオルを使ってくださいね

電子レンジ以外でも蒸しタオルは作れる!

蒸しタオルは、電子レンジ以外にも熱湯とタオルウォーマーを使って作ることができます。それぞれ使い方や注意点を紹介します。

  • 熱湯を使った蒸しタオルの作り方
  • タオルウォーマーを使った蒸しタオルの作り方

順にみていきましょう。

熱湯を使った蒸しタオルの作り方

熱湯を使った方法は、熱湯を用意してタオルを浸すだけなのでとても簡単です。

ただ、タオルを浸したり絞ったりする際、やけどには注意が必要です。生地が厚めの防水手袋を付けておこなうなど、熱湯に直接触れないで済む方法を取り入れましょう

熱湯を使った蒸しタオルの作り方

  1. 洗面器などの容器に45〜50度のお湯をためる
  2. タオルをお湯浸す
  3. 全体的に濡れて温まったら、水滴が落ちない程度にタオルを絞って完成

浴槽のお湯を使って蒸しタオルを作るのもおすすめです。お風呂に浸かりながら肩を温めると、ほっと一息つけますよ。浴槽のお湯に抵抗がある人は、シャワーのお湯を使うと良いですよ。

蒸しタオル使用後は、肌が乾燥しやすくなります。目元や顔全体に使用する場合は、お風呂を上がる直前に温めましょう。

タオルウォーマーを使った蒸しタオルの作り方

一番手っ取り早く蒸しタオルを作れるのが、タオルウォーマーを使った方法です。タオルウォーマーとは飲食店などで使われているもので、濡れたタオルを入れるだけで簡単に蒸しタオルがつくれる機械です。

初期費用はかかりますが、使いたいときにさっと取り出せる便利さがあります。育児や仕事で忙しい人や、家族みんなの蒸しタオルを作る手間を省きたい人におすすめです。

まとめ|蒸しタオルを作る際は火事や爆発に注意しよう

蒸しタオルは、電子レンジで温めれば簡単に作ることができます。ただ、濡らしていないタオルや、金属や化学繊維が使用されているタオルを温めると、発火する危険性があります。電子レンジが故障してしまう場合もあるため、全体的に濡らした綿100%のタオルを使って蒸しタオルを作りましょう

蒸しタオルは目や肩が疲れているときに使うと効果的といわれていますが、使い方を間違えると肌に負担をかけてしまうことも。今回紹介したタオルの温度や目安時間を参考に、蒸しタオルを作ってみてくださいね。

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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