災害時の必需品、ビニール袋
災害時に「避難袋に入れておいて良かった意外なもの」としてよく挙がるのが「ビニール袋」です。
災害時、水は生命線を握ります。雨に濡れて体が冷えれば体力を消耗しますし、飲料水や生活用水が不足すれば脱水を起こしたり、衛生環境が一気に悪化するおそれがあります。
ビニール袋は雨で体や物資が濡れるのを防ぐ、段ボール箱などに二重にかぶせて水を運搬する、節水しながら調理する、簡易トイレを作るなど、水に関わる場面でマルチに活躍するアイテムです。調理にも使えるタイプの小さいポリ袋と、30〜40Lの大きい袋を避難袋に何枚か入れておくといいでしょう。
今回は大きいサイズのビニール袋を使って、雨風から体を守るポンチョを作ります。
ビニール袋でポンチョを作る
まずは袋の底を手前に起き、縦方向に3箇所切れ込みを入れます。
真ん中の長方形を切り落とします。
紐状にした部分の端を切り落とします。
もう1ヶ所の端も切り落とします。
右端を切り開きます。
頭からかぶり、紐状の部分を2ヶ所結べばポンチョになります。
避難袋に「大きいビニール袋」を入れておこう
大きいビニール袋が1枚あれば簡単に作れるポンチョ。子どもなら腰のあたりまですっぽり覆えます。
災害が起きた時に初めて作ると大変なので、平和な時にぜひ一度作ってみてください。
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