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手軽でオシャレ。「おにぎらず」の魅力とは?
握らないおにぎり「おにぎらず」最大の魅力は、誰でも簡単に作ることができることでしょう。広げた海苔の上にごはんと具材をのっけて包むだけ。たったそれだけなのに、切ると断面がとてもきれいで、おいしさと共に “萌え断” が楽しめちゃうんです。
SNS映えや萌え断というキーワードで表されることが多いため、「おにぎらず」は新しい食べ物かと思いきや、実は人気料理漫画『クッキングパパ』で1990年に既に登場していたんですよ。意外と歴史があるんですね。
具材たっぷり。「おにぎらず」の作り方
【材料】
ごはん、海苔、お好みの具材
【作り方】
今回はおにぎりの定番「ツナマヨ」を入れて作ってみます。
1. 海苔の上にごはんをのせる
海苔を広げ、中央にごはんをのせます。
2. 具材をのせる
その上に具材をのせます。
3. ごはんをのせる
具材をサンドするように、再びごはんをのせます。
4. 海苔で包む
海苔の四隅を内側にもってきてごはんを包みます。
5. ラップで包む
できあがった「おにぎらず」をラップで包み、しばらく海苔とごはんをなじませます。
6. カットする
ラップごとカットしたら完成です。断面が見えるように盛り付けましょう。
【上手に作るコツ・ポイント】
海苔の上にごはんをのせるとき、ごはんを海苔の中央に四角く置くと包みやすいですよ。ごはんや具の量が多すぎると海苔で包み切れないことがあるので注意してくださいね。ラップごとカットするときれいに切れますよ。
アレンジ自在。おすすめの具材レシピ集
1. BLTサンド風「ベーコン・レタス・卵のおにぎらず」
サンドイッチでおなじみの「BLT」とは、ベーコン、レタス、トマトのことですが、今回は、ベーコン、レタス、卵で「おにぎらず」を作ってみました。卵は卵焼きにしていますが、目玉焼きやスクランブルエッグでも応用できます。赤、緑、黄色の彩りが美しく、見ためにも楽しいひと品です。
2. コロッケを丸ごと!「かぼちゃコロッケのおにぎらず」
コロッケをたくさん揚げすぎて余ってしまった。そんなときは「おにぎらず」に入れてみましょう。こちらはかぼちゃコロッケと千切りキャベツを、ごはんに挟み海苔で包んでいます。千切りキャベツはマヨネーズで和えているので味付けもばっちり。かぼちゃの黄色が鮮やかなひと品です。
3. ピリ辛がクセになる「ナムルのおにぎらず」
にんじん、豆もやし、ほうれん草、ぜんまいのナムルをごはんに挟んで包むひと品です。タレはにんにく、しょうゆ、砂糖、ごま油にコチュジャンをプラス。具材は野菜だけなのに大満足のボリュームです。ピリ辛ダレがごはんに染みて、まるでビビンバを食べているような気分になりますよ。
4. 定番具材もオシャレに「焼き鮭と野菜のおにぎらず」
おにぎり具材の定番である焼き鮭と一緒に、レタスと玉ねぎを挟んで包んでいます。野菜はマヨネーズで味付け。鮭の塩気とマヨネーズのコクが絶妙にマッチした、食べやすいひと品です。彩りも美しく、これだけをお弁当箱に詰めても映えること間違いなしですよ。危ないので鮭の骨はちゃんと抜き取ってくださいね。
5. 夏場は酢飯で「プルコギ風おにぎらず」
高温多湿で食中毒が心配になる夏場は、生ものを避けるのが無難です。さらに、あっさりいただくため白米を酢飯に代えて作ってみましょう。具材は牛肉、玉ねぎ、にんじん、ピーマンをニンニク、しょうゆ、コチュジャンなどで炒めてプルコギ風に。レタスと一緒に挟んで食感をプラスしています。暑い夏の食欲増進にぴったりな、スタミナ満点のひと品です。
のせて包むだけ!簡単「おにぎらず」を作ろう
「おにぎらず」はどんな具材を包んでもおいしそうに仕上がります。ラップで包んでしまうので成型しやすく、切るときにも崩れません。そしてカットした瞬間に現れる断面にきっと感動するはず。昨夜のおかずの残りや、冷蔵庫にあるものをなんでも包んで、自分だけのオリジナル「おにぎらず」を作ってみませんか?