コーヒープレスの魅力とは?上手な選び方やおすすめ13選を紹介

コーヒープレスは、手軽に本格的なコーヒーを堪能できる優れものです。昨今はさまざまなコーヒープレスが販売されており、どれを選べばよいか分からない人も多いのではないでしょうか。コーヒープレスを選ぶ際のポイントについて、詳しく解説します。

コーヒープレスの魅力は?

自宅にいながら手軽に本格コーヒーを味わいたい人におすすめなのが、コーヒープレスです。まずは、コーヒープレスがどういうものなのかを詳しく解説します。

簡単に本格的なコーヒーが淹れられる

プレスは、『圧力をかける』という意味を持ちます。その名の通り、コーヒープレスの中に挽いたコーヒー豆を入れてお湯を注ぎ、プランジャーと呼ばれる棒を徐々に押し下げることで圧力をかけ、コーヒーを抽出するアイテムです。

コーヒープレスの大きな特徴は、金属のフィルターを使用する点です。ハンドドリップに使われるような紙フィルターを使用しないため、コクを生みだすコーヒーオイルが取り除かれることなく抽出され、コーヒー特有の旨味や甘味を味わえます。

また、金属のフィルターは紙フィルターと比較して目が粗いため、わずかなコーヒーの粉も一緒に抽出されます。この粉によって、口の中でコーヒーの味が長く持続し、よりコーヒーの味わいを堪能できるもの魅力の一つです。

このように、本格コーヒーを手軽に淹れられるコーヒープレスは、操作が簡単で誰でも使用しやすい優れものです。いつものコーヒーを手軽にワンランク上のコーヒーに変えてみたいという人は、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

コーヒープレス選びのポイント

(出典) pexels.com

手軽に本格コーヒーが味わえるコーヒープレスはかなり種類が豊富で、どのように選ぶべきか分からない人が多いかもしれません。そこで、コーヒープレスを選ぶ際に押さえておきたいポイントを紹介します。

好みのタイプで選ぶ

コーヒープレスは、フレンチプレス・エアロプレス・アメリカンプレスの3タイプに分けられます。

フレンチプレスは、コーヒープレスの中でも種類が多く、好みに合わせて選びやすいタイプです。コーヒーオイルがコーヒーの中に残りやすい構造なので、コクのあるまろやかな舌触りになるのが特徴です。

エアロプレスは、AEROBIE社で開発されたコーヒープレスです。フレンチプレスよりも抽出時間が短いため、渋味や苦味が抑えられた味わいになります。また、金属製のフィルターはペーパーマイクロフィルターに変えられるため、すっきりした舌触りにも仕上げられるのが特徴です。

アメリカンプレスは、arktrading社が開発したコーヒープレスです。コーヒーの粉がフィルターから出にくい構造になっているため、クリアでさっぱりした舌触りになります。シンプルでおしゃれな見た目から、ファンが多いもの特徴です。

フィルターの目の粗さで選ぶ

コーヒープレスのフィルターは商品ごとに目の粗さが異なるため、チェックしておきたい部分です。コーヒーの味を大きく左右する部分なので、自分に合ったものを見つけましょう。

コーヒーオイル特有のまろやかさ・コク・旨味などがしっかり抽出された濃厚な味わいが好みの人は、粗めのフィルターを選びましょう。反対に、サラサラした舌触りで、クリアな味わいを楽しみたい人は、目の細かいフィルターが向いています。

コーヒーが好きな人の間でも好みが分かれるポイントなので、どのようなフィルターが使われているのか、購入前に確認しましょう。

淹れたい杯数に合わせた容量で選ぶ

コーヒープレスは、自分が淹れようと思っている杯数に合わせた容量を選ぶことが大切です。ただし、一気に1~2杯のコーヒーを淹れたい人が大容量のコーヒープレスを選んでしまうと、かえって淹れにくくなってしまうため、注意しましょう。

コーヒープレスの容量を大きく下回るお湯の量でコーヒーを淹れようとすると、コーヒー豆を押すプランジャーが届かず、しっかり抽出できません。また、お湯が冷めやすくなるのも難点です。

  • 1~2杯分:約350mL
  • 3〜4杯分:約500mL

上記の容量を目安にして選ぶと、サイズ選びに失敗せず、正しくコーヒーを抽出できます。

本体の素材で選ぶ

コーヒープレスの素材は、おもにガラス製・ステンレス製の2種類に分けられており、素材ごとに見た目や耐久性が異なります。

コーヒーが抽出される様子をじっくり目で見て楽しみたいなら、ガラス製を選びましょう。見た目も美しく、おしゃれなインテリアにもなるのが美点です。ただし、衝撃が加わると割れやすいというデメリットがあります。

子どもやペットのいる家庭で割れるのが心配な人には、耐久性のあるステンレス製がおすすめです。ステンレス製なら持ち運びやすく、キャンプなど屋外で使うときにも役立つでしょう。ただし、人によっては金属臭が気になる場合があります。

オフィスなどで使いたいなら、タンブラーやボトル形状のコンパクトなコーヒープレスを活用してみましょう。容量は比較的少なめですが、保温性・保冷性に優れており、抽出したコーヒーをそのままの温度でキープできるのが魅力です。

おいしいコーヒーを淹れるポイント

(出典) pexels.com

コーヒープレスの選び方が分かったところで、おいしいコーヒーを淹れるためのポイントも押さえておきましょう。

粉の粗さやお湯の温度に注目

コーヒーを淹れる際に注目したいのは、コーヒー豆の挽き方と、お湯の温度の2点です。

コーヒー豆は、中粗挽きから粗挽きに挽いたものがコーヒープレスと相性がよいとされています。細挽きにすると、細かい粉がフィルターに多くついてしまい、抽出しにくくなるためです。

お湯の温度は、95度前後が適温です。沸騰したてのお湯を注ぐと、苦味や渋味も一緒に抽出されてしまいます。沸騰したお湯を1分ほど冷ましてからコーヒープレスに注ぐことで、苦味・渋味・甘味・酸味のバランスがよいコーヒーを抽出できます。

使用後の手入れを欠かさない

コーヒープレスは、使用するたびに必ず洗うようにしましょう。本体とフィルターを分解し、小さめのブラシを使って丁寧に洗うのがポイントです。

とくにフィルターはオイルのニオイが染み込みやすいため、手入れをしないと酸化してコーヒーの味に影響を及ぼしかねません。

コーヒープレスの内部はコーヒーの黒ずみがつきやすいため、気になる場合はコーヒーマシーン専用の洗剤を使用するのもおすすめです。

フレンチプレスのおすすめ5選

(出典) pexels.com

「濃厚なコーヒーを味わいたい」「豊富な種類の中から選びたい」という人には、フレンチプレスを選択肢に入れてみましょう。とくに人気のある、おすすめの商品を紹介します。

ボダム「ブラジル フレンチプレスコーヒーメーカー」

ボダムが販売しているコーヒープレスの中でも、比較的リーズナブルに購入できるのがブラジルシリーズです。コロンと丸い取っ手がついたフタは、シンプルなデザインの中にもかわいらしい印象をプラスしています。

2人用サイズで350mLのコーヒーを淹れられるため、一人暮らしや、夫婦でコーヒーをじっくり味わいたい人におすすめです。

ボダム「ブラジル フレンチプレスコーヒーメーカー」

税込2057円

※2022年11月29日時点

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ハリオ「ハリオール・ブライトN」

昔ながらの純喫茶で使われているような、レトロなデザインのコーヒープレスです。シルバーのカバーは部屋のインテリアとなじみやすく、テーブルコーデのおしゃれ度をグッと引き上げます。

容量は300mLと、ややコンパクトなサイズ感です。コーヒーに限らず、紅茶などの茶葉も抽出できるため、おうちカフェのメニューを充実させたい人に向いています。

ハリオ「ハリオール・ブライトN」

税込1864円

※2022年11月29日時点

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メリタ「フレンチプレス スタンダード」

おしゃれなガラスの持ち手がおしゃれなコーヒープレスです。容量は350mLで、同じサイズのフレンチプレスと比較して、手を出しやすい価格に設定されています。普段使いとしてはもちろん、お試しで購入してみたい人にもぴったりです。

パーツはそれぞれ分解できるため、お手入れしやすいのも特徴です。ただし、薄めの耐熱ガラスを使用しているため、やわらかいスポンジで丁寧に洗いましょう。

メリタ「フレンチプレス スタンダード」

税込1960円

※2022年11月29日時点

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POLIVIAR「フレンチプレス」

千草色の本体と木製の取っ手が合わさった、ナチュラルなデザインのコーヒープレスです。

本体はステンレスでできているため耐久性に優れており、割れる心配がありません。おしゃれなピクニックや、屋外でのコーヒータイムを楽しみたい人におすすめです。

2層のステンレス製フィルターを採用しているため、コーヒーの旨味を引き出しつつも、粉をしっかり取り除ける構造になっています。1Lの大容量ながら、断熱2重構造で中のコーヒーが冷めにくいのもうれしいポイントです。

POLIVIAR「フレンチプレス」

税込4299円

※2022年11月29日時点

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Easyworkz「フレンチプレスコーヒーメーカー」

マットな滑り止めつきの持ち手がモダンな印象を与えるコーヒープレスです。やわらかい触り心地で手になじみ、落としにくいのがメリットです。容量は1Lなので、たっぷりとコーヒーを淹れたい人に向いています。

極細メッシュフィルターを採用しており、コーヒーの粉が混ざりにくく、サラッと滑らかな舌触りに仕上がります。フィルターは分解できるため、スムーズに汚れを落とせるのも魅力です。

Easyworkz「フレンチプレスコーヒーメーカー」

税込1919円

※2022年11月29日時点

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エアロプレスのコーヒープレス

(出典) pexels.com

「さっぱりしたコーヒーを味わいたい」「1~2杯分のコーヒーを淹れたい」という人は、エアロプレスを選んでみましょう。AEROBIE社の商品を紹介します。

‎AeroPress「Go Travel コーヒーメーカー」

約234mL(8オンス)のコーヒーが1分で抽出可能なので、ホットコーヒーやエスプレッソをサッと作りたいシーンで活躍します。

コーヒーが抽出される部分はフタとマグカップになる上、片手で持ちやすい手のひらサイズなので、散歩や旅行に持って行きやすいのが特徴です。

エアロプレスのコーヒープレスは、ペーパーマイクロフィルターを通してコーヒーを抽出するため、すっきりした味わいになります。マイクロフィルターが350枚付属されているのもうれしいポイントです。

‎AeroPress「Go Travel コーヒーメーカー」

税込5280円

※2022年11月29日時点

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アメリカンプレスのコーヒープレス

(出典) pexels.com

「おしゃれなコーヒープレスが欲しい」「クリアな味わいのコーヒーが好み」という人には、アメリカンプレスがぴったりです。

AMERICAN PRESS「コーヒープレス」

高い抽出力と微細なステンレス製フィルターによって、短時間でおいしいコーヒーを抽出できる優れものです。朝の忙しい時間帯など、すぐにコーヒーが飲みたいシーンでも待たずに本格的なコーヒーを楽しめます。

容量は最大414mLで、コーヒーに粉が入りにくい構造なので、すっきりした味わいを楽しめるでしょう。また、コーヒーを淹れ終えたあとは本体に残りカスがまとまって残るため、お手入れも簡単です。

アメリカンプレス コーヒープレス

税込16500円

※2022年11月30日時点

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ステンレス製のおすすめ3選

(出典) pexels.com

「耐久性のあるコーヒープレスが欲しい」「シンプルな見た目が好み」という人には、ステンレス製のコーヒープレスがおすすめです。耐久性と機能性を兼ね備えた、おすすめの商品を紹介します。

Easyworkz「Nandoフレンチプレスコーヒーメーカー」

304ステンレススチールと呼ばれえる、防サビ性・耐摩耗性に優れたスチールで作られたコーヒープレスです。容器は2重構造になっているため保温性が高く、コーヒーの温かさや冷たさを数時間キープできます。

容量のラインナップは350mL~1Lまであり、ライフスタイルに合わせて選びやすいのもうれしいポイントです。無駄のないシンプルなデザインなので、インテリアになじみやすいでしょう。

Easyworkz「Nandoフレンチプレスコーヒーメーカー」

税込3919円

※2022年11月29日時点

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ボダム「コロンビア フレンチプレスコーヒーメーカー」

ボダムの代表的なステンレス製コーヒープレスであるコロンビアは、重厚な見た目とシンプルな使い勝手が魅力です。ステンレス製のコーヒープレスの中ではやや高額ですが、ボダムのブランドを愛するファンから長く支持され続けています。

本体は2重構造なので保温性が高く、コーヒーの温度を約2時間キープできる優れものです。容量のラインナップは350mL~1Lまであり、家族構成に合わせて選べます。表面はクローム仕上げによって耐久性を上げているため、長く愛用できるでしょう。

ボダム「コロンビア フレンチプレスコーヒーメーカー」

税込8118円

※2022年11月29日時点

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BAYKA「ステンレススチールフレンチプレス」

防サビ性・耐摩耗性の高さ兼ね備えた、304ステンレススチールを採用しています。熱いお湯を注いでも、持ち手は冷たいまま保たれるため、やけどの心配がありません。

注ぎ口がU字型をしているためコーヒーが滴り落ちることがなく、テーブルやキッチンを汚さないのも魅力です。

容量は約1L(34オンス)とたっぷり淹れられるため、家族でコーヒーを味わいたい人や、友人とのコーヒータイムを楽しみたい人はチェックしてみましょう。

BAYKA「ステンレススチールフレンチプレス」

税込7940円

※2022年11月29日時点

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コンパクトサイズのおすすめ3選

(出典) pexels.com

「職場で気軽に本格コーヒーを味わいたい」「ピクニックにおいしいコーヒーを持って行きたい」という人には、コンパクトサイズのコーヒープレスが向いています。持ち運びに便利な、おすすめの商品を見ていきましょう。

ボダム「Travel Press フレンチプレスコーヒーメーカー」

化学物質であるBPAを含まないプラスチックで作られた、タンブラー型のコーヒープレスです。容量は350mLで、1度の食事で飲みきりやすいサイズといえます。中は2重構造になっているため、コーヒーの温度を長時間キープできるでしょう。

容器の外側にはシリコンバンドがついており、手から滑り落ちにくいのがうれしいポイントです。スリーブ代わりにもなるので、熱いドリンクを入れてもやけどすることなく持ち運べます。

ボダム「Travel Press フレンチプレスコーヒーメーカー」

税込2805円

※2022年11月29日時点

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エスプロ「ウルトラライトコーヒープレス」

水筒のような見た目をした、フレンチプレスタイプの製品です。ダブルマイクロフィルターを採用することで、コーヒーオイルを含んだコクのある味わいと、サラッとした舌触りが両立したコーヒーを抽出できます。

容量は約450mL(16オンス)ですが、本体の重さは約280gとかなり軽量なのがうれしいポイントです。持ち運びの負担にならないため、キャンプなどでコーヒープレスを気軽に使用したい人はチェックしてみましょう。

エスプロ「ウルトラライトコーヒープレス」

税込5815円

※2022年11月29日時点

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タイムモア「スモール フレンチプレス」

手触りのよい、マットな質感のコーヒープレスです。シンプルなデザインなので、自宅はもちろん、オフィスで使用するのにも向いています。

本体には、耐熱性・耐寒性に優れたホウケイ酸ガラスを採用しており、コーヒーの風味を劣化させません。容量は450mLと数杯分のコーヒーが抽出でき、2〜3人でシェアすることも可能です。

また、V字型の注ぎ口がコーヒーをしっかりと断水して、容器に滴らない仕様になっています。デスクをコーヒーで汚す心配がないため、仕事中においしいコーヒーでホッと一息つきたい人におすすめです。

タイムモア「スモール フレンチプレス」

税込3600円

※2022年11月29日時点

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コーヒープレスで優雅なひとときを

(出典) pexels.com

コーヒープレスは、手軽に本格的なコーヒーを味わえる優れものです。多くのコーヒープレスが販売されているため、どれを選んだらよいのか迷ってしまうかもしれません。自分好みの味わいや、使い勝手のよさを重視して選ぶのがポイントです。

それぞれの商品の特徴やデザインを比較しながら、自分に合ったコーヒープレスを見つけて、優雅なひとときを楽しみましょう。

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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