レタスに小麦粉をまぶすだけでシナシナしない!?痛みやすい野菜を長持ちさせる技3選

フードロス削減!傷みやすい野菜を長持ちさせるテク

社会情勢などのあおりを受け、食材の値上がりラッシュに頭を抱えている方も多いのでは。

食費は右肩上がりになるばかり。節約したいけど、まとめ買いすると、食材を使いきれずダメにしてしまう…。フードロスを出してしまうと、家計にも環境にも大打撃を与えてしまいます。

長期保存の基本は冷凍ですが、冷凍すると食感が変わってしまったり、下ゆでなどの処理が面倒なことも。

手間をかけず、野菜を長持ちさせるテクニックを3つ紹介します。

レタスを長持ちさせたい

痛むのが早い葉野菜、レタス。冷蔵庫の中ですぐしなびてしまい、切り口がピンク色に変色したりして、「1玉なかなか使いきれない…」という方も多いのでは。

でも、ぜひレタスは1玉で買ってください。上手に保存すれば、約2〜3週間も鮮度を保つことができるんです。

まずはレタスの芯の部分を薄く切ります。

薄く切った部分に小麦粉をまぶしてください。

小麦粉をすりこんだらポリ袋に入れ、芯の部分を下に向けて、冷蔵室で保存します。

使う時は外側の葉からちぎって使いましょう。

小麦粉がレタスの切り口から出る余分な水分を吸収し、レタスの水分が蒸発するのを防いでくれるため、レタスが長持ちするんです。

小松菜を長持ちさせたい

小松菜を冷凍するときは、「必ず下ゆでしてから」と思っていませんか?

小松菜は生でも冷凍できます!小松菜をよく洗って3〜4cmのざく切りにし、冷凍保存袋に入れましょう。

平らにならして空気を抜き、冷凍保存します。

凍った小松菜は、解凍せずにそのまま料理に使えます。

めんつゆを入れて常温で解凍すれば、そのままお浸しになります。下ゆでしていませんが、大丈夫。一度冷凍させたものを解凍すると、しんなりとして美味しく食べられるようになります。

めんつゆを加えて小松菜全体に行き渡るようもみ、室温で10〜20分解凍します。

あとはめんつゆの汁気を切り、ごま油を揉み込むだけ。ごま油が青菜特有のクセを緩和してくれます。

あとはお好みでかつおぶしなどをトッピングすれば、美味しく食べられます!

もやしを長持ちさせたい

数日置いておくだけで、シャキシャキ感がなくなってしまうもやし。水分が抜けて水っぽくなってしまいます。

もやしは買ってきたら、袋を軽く開けておきましょう。袋を軽く開けておくと、密閉された袋の状態より、2〜3日長持ちするようになります。もやしは袋に入っている状態でも呼吸しているので、痛む原因になるガスを袋の外に出し、新鮮な空気を取り入れることで長持ちさせることができます。

もやしは低温を好むので、野菜室ではなくチルド室で保存してください。

もやしをもっと長持ちさせたい場合は、加熱しましょう。生のもやし特有のシャキシャキした食感は損なわれてしまいますが、保存期間をぐんと伸ばせます。

保存容器にもやしを入れ、レンジで加熱して滅菌します。加熱後はお箸や手で触らず、汁ごと冷蔵保存しましょう。

もやしの旨味が出た汁も、一緒にそのまま使えます。

要注意!一緒に保存すると野菜の寿命を縮めるもの

野菜室に「りんご」を入れるのは要注意です。

りんごは植物の成熟や老化をうながすエチレンガスを放出するため、一緒に保管している野菜の寿命が短くなるおそれがあります。野菜室にりんごを入れる時は、エチレンガスが漏れないよう、密閉できる袋に入れましょう。

ただし、じゃがいもは例外です。りんごと一緒に保管すると、じゃがいもの芽が出にくくなって長持ちするので、試してみてください。

野菜を上手に保存してフードロスを削減しよう

「野菜は買ってきたそのまま、野菜室に入れておく」という方も多いのではないでしょうか。ですが、野菜には保存に適した温度や処理があります。少し気を使うだけで、野菜がぐんと長持ちするようになります。

傷みやすい野菜の保存方法、ぜひ試してみてください。

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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