電子レンジに入れたお皿が熱くならない?!鍋つかみが不要になる小技を紹介

料理の準備をちょっとだけラクにするひと工夫

1分1秒でも長く寝ていたい朝や、貴重なお昼休みの時間。朝ごはん、お弁当作り、昼ごはんの準備はいつもバタバタになりがちです。そんな準備を少しだけラクにしてくれるひと工夫を4つ集めました。

レンジで温めたお皿を鍋つかみを使わず持てる、おにぎりを握るときの熱さを軽減する、薄焼き卵を失敗せず作る、ゆで卵をむきやすくするひと工夫。朝〜昼に使える料理のひと工夫、ぜひ試してみてください。

レンジに入れたお皿が熱くて持てない

電子レンジで温めた食材を持つ時は、鍋つかみが必要。でも鍋つかみがなくても、ラップのかけ方を工夫すれば、ヤケドせずにお皿をつかむことができるんです。

まずはお皿に冷たい食材を乗せます。ラップをかけるところでひと工夫。ラップを折り返して、お皿の左右に隙間を作ってください。

食材が温まった時にでる水蒸気が漏れないよう、お皿とラップの隙間を押さえて、ふさいでおきます。

この状態で食材を加熱すると、このラップをどけた部分だけ熱くなりません。

お皿が熱くなるのは、温まった食材から出る水蒸気が原因です。水蒸気がかからないようにすれば、お皿が熱くならないのです。

おにぎりを握るとき、手が熱い

おにぎりは雑菌が繁殖しやすいもの。「ラップを使って握る」のが一般的になりましたが、ラップを介して握っても、やっぱり手が熱くてつらい…。

そんなときはラップではなく、クッキングシートを使って握ってみましょう。

クッキングシートはラップに比べて厚手なので、熱さが軽減されます。

クッキングシートの表面にはくっつきにくい加工がしてあるので、米粒やトッピングもくっつきにくく、形の良いおにぎりが作りやすいのもメリットです。

薄焼き卵がうまく作れない

錦糸卵やキャラ弁のトッピングなどに使う薄焼き卵。フライパンにくっついて破れてしまったり、きれいな黄色にするのが難しかったりと、簡単なようで難しい料理です。

そんなときは、レンジを使うと簡単。真っ黄色な錦糸卵が失敗知らずで作れます。

まずは平皿をラップで覆います。

ラップの上に卵1個分の溶き卵を乗せ、500Wで1分程度加熱します。

きれいな真っ黄色の薄焼き卵ができました。

細く切ってそうめんや冷やし中華のトッピングにしたり、キャラ弁でヒヨコなど黄色いキャラクターを作ったり、アイデア次第で使えます!

ゆで卵をむくのを失敗してしまう

作り方によってむきやすさに大きな差が出るゆで卵。何の工夫もしていないと、むいたときにボロボロに…。

むきやすいゆで卵を作るには、ゆでる時のお湯にひと工夫。レモン汁を大さじ1程度加えてみてください。

レモン汁の酸性がタマゴの殻に含まれるカルシウムを溶かしてもろくするため、殻がするっとむけるようになります。

ゆで卵をむきやすくする他の方法

ゆで卵をゆでる前に、卵に小さな穴を開けておくとゆで卵がむきやすくなります。

卵のお尻、ぽってりとした丸い側を画鋲や針などでつついて穴を開けておきましょう。面倒ならスプーンなどで軽く叩いてヒビを入れてもOK。この部分は「気室」といって、卵の構造上もともと空気が入っている部分で、穴を開けても白身が出てきません。

気室に穴を開けておくと、卵をゆでている間に殻と白身の間に隙間ができるため、ゆでた後にむきやすくなります。

ちなみに、小さな穴を開けておくと、ゆで卵を切った時に黄身が必ず真ん中にくるようになります。見た目もきれいになるのが嬉しい!

ひと工夫で食事の準備がラクになる!

ちょっとしたことですが、朝や昼の食事の準備を少しだけラクにしてくれるひと工夫。時短にもつながります。ぜひ試してみてください。

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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