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キッチンの「困った!」を一発解決
ビニール手袋がすぐ脱げてしまったり、調味料を使い終わった後のボトルの分別に手間取ったり。ビニール袋の口がすぐ開かなかったり、ビンのふたが固くて開けられなかったり…。
キッチンではものすごく困るわけではないですが、つい「誰か助けて」と言いたくなるような地味な面倒ごとがたくさん起こります。そんな場合に使えるライフハックを4つ集めました。
ビニール手袋がすぐ脱げる
お料理中や掃除中にビニール手袋をする方も多いはず。ただ、ひき肉のような粘度のあるものをこねていると、ビニール手袋がいちいち脱げてしまって不便です。
そんなときは、手首のところを思いっきり引き伸ばしてみましょう。
手首のところにくびれができるので、簡単に脱げなくなります。
ストレスフリーで料理や掃除ができるように!
使い捨て手袋、どう使い分ける?
100均でもよく見かける使い捨て手袋。それぞれに特性があり、用途に応じて使い分けるとストレスフリーで使えます。
上の写真でも登場したポリエチレン手袋は、安価で手に入りやすいのが特徴。食品衛生規格に適合している商品も多く、料理に向いています。内側にパウダーがついていて手にくっつかないもの、表面にエンボス加工がされてくっつきにくくなっているものなど、種類も豊富です。
塩化ビニル樹脂でできたPCV手袋は、手によくフィットするので、お掃除や工作向き。ニトリルゴム手袋は、医療現場でよく使われるタイプの使い捨て手袋で、料理や介護など衛生面への配慮が必要な場面でよく使われます。
調味料ボトルのキャップが取れない
ビンやペットボトルに入った調味料。使い切ったあと、分別のためにキャップを外そうとしたところ、外す前にキャップがちぎれて外れなくなってしまった!
そんなときは、カトラリー1本あれば外せます。
キャップの注ぎ口にカトラリーの持ち手を差し込み、てこの原理でこじ開けます。
キャップがすぽっと外れました!思った以上に軽い力で外せます。
カトラリーの持ち手はこんな時にも役立ちます
プルタブ式の缶詰。開けて食べようとしたら、持ち手をうっかりちぎってしまった!そんな時もカトラリーの持ち手が役に立ちます。
缶詰を開ける時の線に沿って、カトラリーの持ち手をぎゅっと押し込んでみてください。元々プルタブがついているタイプの缶詰なら、簡単に穴が開きます。缶切りがなくても大丈夫!
ビニール袋の結び目がほどけない
一度、口をぎゅっと結んでしまったビニール袋。また開けようとしても、結び目が固くて開けられない!
そんな時は、結び目の先を細くねじってみましょう。
ねじって細くしてから結び目に押し込むと、あっさり結び目がゆるみます。
ビニール袋の口が開けられないときは?
冬場、手がカサカサで新品のビニール袋の口が開けられない!そんなときは、静電気か水気を利用すると楽に開けられます。
まずはビニール袋の口を両手で挟み、拝むように手をこすり合わせてみましょう。何度かこすると、静電気でビニール袋が手にくっつき、口が開けられるはずです。
スーパーにいるときは、食材の水気を利用してみましょう。冷凍食品や冷たいペットボトルの表面についた結露を触り、その手でビニール袋の口を触ると、簡単に開けられるはずです。
ビンのふたが開かない
ビンのふたが固くて開かない!
そんなときはガムテープを使って開けてみましょう。
ガムテープをビンの円周の長さで切ります。
粘着面を表にして2つ折りにしたら、ビンのフタの側面に巻いてください。
ガムテープの粘着力で手が滑りにくくなり、ビンのフタが開けやすくなります。
他にもまだまだ!ビンのふたを開ける方法
お掃除用のゴム手袋が近くにあれば、両手に着用した状態でビンを開けてみてください。ゴムの力で摩擦力がはたらき、開けやすくなります。
もし「ビンを冷蔵庫に入れていた」など、ビンが冷え切っている状態なら、フタをお湯などにつけて温めてみましょう。空気は冷たいと収縮し、温まると膨張する性質があります。ビンの中に入っている空気が冷たいと、ビンの中の空気が収縮して真空に近い状態になり、フタが開きにくくなっていることがあります。空気を温めて膨張させることで、フタが開きやすくなります。
キッチンの地味な面倒、なんとかしよう
そこまで困るわけでもないけど、つい「面倒くさい!」「誰か代わりにやって!」と言いたくなってしまうあれこれ。コツを知っていれば、一発で解決できます。ぜひ試してみてください。