Tシャツの首元がよれよれに!これって自分で直せるの?

買い換えるほどではないけど、かっこ悪い

ジーンズの膝の部分が伸びて飛び出てしまったり、Tシャツに小さな穴が開いていたり、帽子がシワシワになっていたり、首元がよれよれに伸びていたり。買い換えるほどではないけど、そのまま着るにはかっこ悪いし、どう直せばいいのかわからない…。そんなシーン、ありますよね。

そんな時にセルフですぐに直せる方法を集めました。諦めて捨ててしまう前に、ぜひ試してみてください。

ジーンズの膝が伸びてしまった

Tシャツなどの素材に比べて、着用時の跡が残りやすいジーンズ。

さすがにこの写真ほど派手に跡が残るケースはあまりないですが、「膝の部分がぽこっと膨らんでしまう」程度はよくあること。特にスキニージーンズのようなぴったりしたシルエットの場合、椅子に座ったり、しゃがんだりした時の跡が残ってしまいがちです。

たいていは洗濯後、乾く時に布が縮んで伸びますが、自然に戻らなくなってしまったらアイロンをかけて伸ばしましょう。水を入れた霧吹きも用意してください。

まずはジーンズを裏返し、洗濯表示タグを確認しましょう。アイロンをかけてOKな素材か、何度が適温かを確認します。

膝の周りを霧吹きで湿らせ、膝の中心に向かってアイロンをかけます。

ある程度シワを伸ばしたら、もう一度霧吹きを当て、プレスするようにアイロンをかけます。

ジーンズについていた歪みがとれ、お店で売られていた時のような姿に戻りました。

Tシャツに小さな穴が開いてしまった

気がつくとTシャツに開いている小さい穴。ファスナーやベルトのバックルなどがぶつかって生地を痛めていたり、虫食いだったり、キャンプ中に火の粉が飛んだりと、さまざまな原因で穴が開いてしまいます。

「小さな穴ひとつで捨ててしまうのはもったいない…」というときは、靴下用補修布を使ってみてください。靴下用なので、Tシャツのような伸びる布にも問題なく使えます。

まずはTシャツを裏返します。

穴に向かって生地を指で寄せ、できるだけ穴周辺の生地の歪みを取ります。

靴下用補修布を適当な大きさにカットして穴にあて、アイロンで固定します。

※わかりやすいよう白い補修布を使っていますが、実際は目立たない色の補修布を使ってください。

穴が目立たなくなりました。

布の帽子がしわくちゃに!

汗やほこりなどの汚れがつきやすい帽子。洗ってみたらシワシワに!複雑な形でアイロンもかけにくく、困ってしまいます。

そんなときは「柔軟剤:水」を「1:3」の割合で混ぜたものを用意し、帽子に吹きかけてみてください。

水洗いせず、そのまま風通しの良い場所で乾かしましょう。

完全にとはいきませんが、シワがだいぶ伸びました。

Tシャツの首元がよれよれに!

「よれ戻し」をうたう製品も多い柔軟剤。Tシャツの首元がよれてしまったときにも役立ちます。

柔軟剤を溶かした水にTシャツを30秒ほど浸し、首元の形を整えます。

すすがず、そのまま脱水します。

形を整えて干せば、首元のよれが元に戻ります。

そもそも衣類の「よれ」は、洗濯や着用を繰り返すことで、服の繊維が歪んだりからまったりすることで起こります。柔軟剤は繊維の表面をコーティングして滑りを良くし、歪みやからまりをほぐしてくれるため、よれを戻せるのです。

氷水を使って直すこともできる

Tシャツの首元のよれは氷水を使って直すこともできます。

Tシャツの襟を細かく蛇腹に折りたたみ、そのまま氷水に浸けて30秒ほどゆらゆら動かします。軽くしぼって干せばOK。氷水の冷たさで繊維が縮み、よれよれの首元が元に戻ります。

「かっこ悪い」はセルフで早めに直してしまおう

伸びてしまったジーンズの膝、Tシャツに開いた小さな穴、シワシワになった布の帽子、よれよれになったTシャツの首元。どれもセルフで簡単に直せます。諦めて買い替えたり、部屋着にしてしまう前に、一度試してみてください。

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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