みかんの「有田むき」って知ってる?みかん・玉ねぎ・ニンニクの皮を早くむくテク

手でむけるけど、面倒くさい

寒い時期、ついつい手が伸びる甘いみかん。ただ大量にみかんをむいていると、白いワタが爪にはさまったり、みかんの汁で指先が黄色くなってしまうことも。

みかんの名産地・和歌山県有田の方が行っているという「有田むき」をご存知でしょうか?普通にむくよりも手早くむけて、しかも爪の先に白いワタが挟まらない方法を紹介します。

また記事後半では「むけるけど、手がくさくなってしまう」玉ねぎ・ニンニクを簡単にむく方法も紹介します。

みかんの皮のむき方(有田むき)

みかんの名産地として知られる和歌山県有田で行われているという「有田むき」。多くの方がやっているであろう、みかんを放射状にむく方法よりもはるかに素早く、きれいにむける方法で、別名「和歌山むき」とも呼ばれます。

まずはみかんのヘタを下にして置き、皮ごと2つにパカッと割ります。

さらに2つに割り、計4つに分けます。

あとは皮から剥がすだけ!

薄皮のみかんなら、普通のむき方より早くきれいにむけます。爪の間に白いワタがはさまることもありません。

皮が厚い柑橘類のむき方

甘夏や八朔、グレープフルーツなど皮が厚くてむけない柑橘類。

包丁でむくのが面倒な時は、熱湯で3分煮てみてください。冷水にとって冷ませば、手で簡単に皮がむけるようになります。白いワタまでスルリ!

中まで火が通ってしまわないよう、ゆで過ぎにはご注意ください。

玉ねぎの皮のむき方

玉ねぎの皮は、上下を切り落として真っ二つにしてからむくと、するする簡単にむけるもの。ですが、玉ねぎの丸い形を活かして料理にしたい場合や、刃物をまだ持たせられないお子さんにお手伝いをお願いするときなど、丸ごとの状態で皮をむきたいシーンも出てきます。

そんなときは、玉ねぎを1分ほどぬるま湯につけてみてください。

玉ねぎの頭部から、繊維に対して横方向にぐるぐると回しながら皮をむいていきます。

きれいにむけました。

丸ごと玉ねぎ、どんな料理にする?

もちろん切って使ってもいいのですが、「丸ごと」だからこそ味わえるレシピもあるんです。

・丸ごと玉ねぎのレンジ蒸し
ラップに包み、600Wのレンジで5分加熱。ポン酢をかけてかつお節を乗せれば、玉ねぎの甘さがたまらない「丸ごと玉ねぎのレンジ蒸し」完成です!

・丸ごとオニオンスープ
炊飯器に丸ごと玉ねぎ、コンソメ、薄切りにしたベーコンと適量の水を入れて炊飯ボタンを押すだけ。火を使わず、スプーンで軽く崩せるほど柔らかくなった玉ねぎをたっぷり味わえます。

ニンニクの皮のむき方

手で1つ1つむこうとすると、独特のにおいが取れなくなってしまうニンニク。一瞬でむける方法があるのをご存知でしょうか。

まずはにんにくの根元を切り落としてみてください。

500wのレンジで40秒チンします。

あとはニンニクを持ち、先端を上から押すと、中身がつるりと飛び出てきます!

これだけのニンニクを一瞬にしてむくことができました。

大量にむいたニンニク、どう消費する?

大量のにんにくは、調味料にすると美味しくいただけます。芽が出てしまった、買いすぎてしまったなど、にんにくを大量消費したいときに試してみてください。

・ガーリックオイル
オリーブオイルに漬けてガーリックオイルを作っておけば、イタリアンメニューに大活躍!ペペロンチーノやアヒージョがあっという間に作れます。

・にんにく醤油
醤油に漬けてニンニク醤油を作っておけば、いつもの肉料理の味変に使えます。からあげやソテーの下味に使えば、ガツンとしたニンニクの香りが食欲をそそるスタミナ料理に早変わり!

ささっとむいて、美味しく食べよう

みかん、玉ねぎ、にんにくの皮を普通に手でむくと、指先に色やにおいが残ってしまいがち。この方法なら、においがつく間も無くするっとむけます。ぜひ試してみてください。

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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